言葉にできない』の作文集

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言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/11/2024, 12:27:58 PM

息ができない。

目が見えにくい。

舌が落ちる。

鼻が乾く。

耳だけが動く。優しい声がする。大好きな声がする。いつもみたいに名前をたくさん呼んでくれている。でもおかしいね。声が震えている。泣いているのか。側にいるよ。身体が動くようになったら、直ぐに行くから、泣かないで。

言葉にできないけれど。届かないかもしれないけれど。

起きたら、また遊ぼうね。


────大好きだよ。





“言葉にできない”

4/11/2024, 12:26:42 PM

言葉にできない何かがある

ずっと胸の中にあった何か

やっと正体がわかった

だからそれを口にした

「 」

お題『言葉にできない』

4/11/2024, 12:26:17 PM

300字小説

正義

 魔王を倒したはずの魔王城に魔族や魔物が集まっていると聞いて、勇者の私は仲間と共に、かの地へと向かった。
「これは……」
 そこで見たのは長い長い葬列であった。グレートデーモンからスライムまで、花を持ち粛々と魔王を弔う。その光景はとても言葉にはできない、静かで悲しみにあふれるものだった。
「……正義の反対はもう1つの正義か……」

「……その光景を見た勇者は人と魔族の境界線の地を治め、その生涯を掛けて二つの種族が互いに共存出来るよう尽力しました」
 今は境界も無くなり、人と魔族が共に学ぶ学舎で先生が教科書を読み上げる。
「勇者は後にこう語ってます。『我ら人が悪の権化と呼んでいた魔王もまた民を思う王であった』と」

お題「言葉にできない」

4/11/2024, 12:21:27 PM

もやもやしてるけど言ったら怒られる
機嫌が悪くなるとめんどくさいから言えない

4/11/2024, 12:20:26 PM

桜という花が咲いている。

俺にとっては初めて見るもののはずなのに、何故か懐かしいような、くすぐったい気持ちになる。

この、言葉にできない気持ちが形になったように、ひらり、はらりと、色づいた花弁が風に舞う。

どこへ飛んでいくのだろうか。

あんたの世界にも咲いているのだろうか。

いちばん綺麗な花びらに、そっと瞼を合わせる。

あんたの目にも映りますように。

4/11/2024, 12:16:24 PM

帰国生のあの子が教えてくれた
“I miss you”
「あなたがいなくて寂しい」
そんな気持ちがひと言で言えるなんて
英語は便利だなぁ、って驚いたっけ

でもある時ひらいた辞書に見つけた
「一緒に生活できない人や亡くなった人に
 強くひかれて、切なく思うこと」
それは 『恋』 だった

欠けていることは
寂しくて、切なくて、恋しいことなんだ
そしてその気持ちはほんとうは
言葉以上の思いなんだ



「言葉にできない」

#388

4/11/2024, 12:16:08 PM

言葉にできない

これをどう表現すればいい

だって言葉にできないんだから

なんて言えばいいのだろう

言葉にできないぐらいに

この言葉は難しいよ

それだけが頭に浮かんだ


お題『言葉にできない』

4/11/2024, 12:14:07 PM

言葉にできない

目の前に、私にとって唯一無二の存在がいる。
言いたいことも、聞きたいことも、山ほどある。
でも、言いたいことがひとつも言葉にできない。
私だけじゃない。誰もがそう思うだろう。
だって、この存在、生き物が話しているのは、
日本語じゃない。日本語どころか、
この地球の言語に該当しないんだ。

4/11/2024, 12:14:03 PM

言葉にできない、

自分の本当の気持ち。

彼への想い。

全て本当なのに、

本当じゃないみたい。

言葉にできないって、

こんなにも辛いんだね。

#言葉にできない

4/11/2024, 12:13:33 PM

『お前俺に秘密にしてることあるよな』

なんだ藪から棒に。
やめろそんな真っ直ぐ見つめてくるな、照れる。

「うーん、まあね」

俺だって健全な男子高校生だし、秘密の一つや二つや百つくらいあるぞ。
言葉にできない、いや、しちゃダメな事とか。
今真っ直ぐ俺の目を見てくる、お前だけには特にな。

4/11/2024, 12:13:01 PM

ずっと、ぐるぐると頭の中で沢山のことを考えてる。

 だけどそれらが外の世界へ出ていくことはほとんどなくて、私の中では沢山の言葉にならなかった気持ちが渦巻いている。

4/11/2024, 12:12:20 PM

言葉にできない

心は見えない
雲のように掴みどころ
がないの

つかまえた…とおもっても
何処かに行ってしまう

何も分からないまま
謎のまま

言葉にできない
それが…あなたのやさしさ

そう思えたら…
切ないきもち

4/11/2024, 12:11:53 PM

[言葉にできない]
私は言葉にすることが苦手だ。
だから、誰かと話すことが嫌い。

言いたいことを言葉にできない。
言葉にしようとすると緊張して声が出ない。

どうしてだろう。
どうして話せないのだろうか?

4/11/2024, 12:10:27 PM

「言葉にできない」

言葉にできない、そういう経験を2回経験をしてると思う。2回とも残念ながら、良い方ではなく悪い方で。
衝撃が強すぎて、何が起こったのか一瞬分からなくて、何かを言わないといけないけど、言葉にできない。
私ってそういう時冷静に行動できると思ってだけど、
そうでないことをその時知った。
今日、丁度その時の話を知人と話をしたばかりだったので、ちょっとびっくり。

4/11/2024, 12:10:00 PM

「言葉にできない」

誕生日の夜。
賑やかなバースデーソングに包まれて
ロウソクを吹き消す瞬間に、
この時間が永遠でないことを知り
途端に悲しくなって。

4/11/2024, 12:08:26 PM

口は災いの元。

何度も何度も、自分で自分を戒める。

言霊が宿ったら困るのだ。

死んだ片親に、もう片親が連れて行かれたら困るのだ。


僕がうっかり溢した言葉で
チラッとでも死にたいと思われたら困るのだ。




僕が何度、死にたいと思ったとしても

いつだって僕はそれを喉奥に閉じ込める。



「言葉にできない」

4/11/2024, 12:06:28 PM

言葉にできない

どうしようもない自分の感情を言葉にできない代わりに、僕らは涙を流すようになったのかもしれない。 

日々家

4/11/2024, 12:04:57 PM

言葉にできない

言葉にできない事や感情はたくさんある。

その中でも
言葉にできなくてもどかしいのは、

祭りの中、
ふと心ともない気持ちになる。

周りにたくさんの人がいるのに
自分ひとりぼっちな感じ、
嫌な事があったわけじゃないのに
周りとの間に急に壁を感じる。
楽しい場面なのに
泣き出しそうなくらいの不安。

もしこの感情がわかる人がいれば
どうか言葉にして教えてほしい。

それともこんな感情は私だけなのだろうか。

あとは、
雨が降り始めた
アスファルトの匂い。
これは大好きな匂いなのだが
やはり言葉にできない。

言葉にできないと誰かと気持ちを共有できない。
誰かわかるなら、言葉にしてほしい。
でも言葉になったとして、
それが私の感情と一致するとは限らない。

言葉にできなくても存在する。
あぁ今夜は思考がまとまらない。

言葉にできない。

4/11/2024, 12:04:21 PM

題 言葉にできない

言葉にできない。
一緒にいたいのに、一緒にいるとずっと言葉が出ない。

意識しはじめてからずっと・・・。

「美紗」

私は横にいた那智に声をかけられる。
那智は私の親友だ。横にいてくれると心強い。

で、その横から春斗が顔を覗かせる。

「ボーッとしてたみたいだけど、大丈夫?」

と那智。

「う、うん・・・」

私は頷いて返事をする。

春斗が那智の隣で、

「最近元気ないけど大丈夫か?」

と話しかけてくる。

「あ・・・うん。平気」

私が上ずった声で返事をすると、那智が隣で軽くため息をついた。

那智は、私が春斗のこと好きって気づいたことを知ってる。
むしろ自分で好きって気づく前から、那智には私の気持ち見抜かれてた。

私は、恋愛感情に気づいてから、それまでは春斗にべったりだったのに、急に恥ずかしくなってしまった。

どう接していのか分からない。
だから、こうしていつも那智を挟んで三人で歩く。

春斗には何度もどうしたの?って聞かれるけど、理由は言えないでいた・・・。

「あ、いけない、私学級委員の仕事で先生に呼ばれてたんだった!」

那智が突然声を上げる。
昼休憩後の時間だから、それはありうるかも。
でも、何で今のタイミングで言うの?!

私の抗議の目線に、ちゃんと話しな!って囁いて去っていく那智。

私は春斗と2人で取り残される。

「じゃ、行こうか?」

春斗に言われて、私は無言で頷いた。

と思うと、いきなり春斗に手を取られて、近くのベンチに連れて行かれる。
手を握られたことにドキドキしていると、春斗は、座ってと言った。

もしかして怒ってる?いつもと声色が違う。

「最近どうしたの?僕、美紗に何かした?」

ち、近い、近い・・・。

顔をのぞき込まれて、思わず顔を背ける。
まずいっと思ったけど、どうしようもなかった。

「僕のこと・・・嫌いになった?」

悲しそうな声。思わず振り返ると、春斗は、私をジッとみていた。
とても悲しげな顔で。

私はすぐに返事をする。

「違う、嫌いになんてなってない!」

その瞬間、春斗に見られてるとかどうでも良かった。春斗にこんな顔させちゃうなんて。凄く辛い気持ちだ。

「じゃあ怒ってるの?」

「怒ってないよ」

春斗の質問に、私は何て言ったらいいのかを考えながら答えていた。

「僕、美紗と話すの楽しかったから、いきなり態度が変わってちょっと辛いな」

春斗のしゅんとした表情に、私は気づくと言葉に出していた。

「違うのっ、私も春斗と話すの好きで、好きになりすぎちゃって、どうしていいか分からなくて・・・」

「え、それって僕のことを好きになってくれたって事?」

私はほぼ告白みたいな自分の言葉に気づいて動揺する。

「あ、友達ね!友達としてね!!」

苦しい言い訳。

「そっか・・・僕は友達としてじゃない方が嬉しい」

「え・・・」

ドクンッ

春斗と視線が合わさった瞬間心臓が大きく跳ねた。

そして、その時春斗と私は同じ気持ちだって、私は理解したんだ。

「わ、私も、春斗が好き。ごめん、好きだから、どうしていいか分からなかったから、態度おかしかったの」

「そっか、そういう理由なら嬉しいよ」

春斗が私の手を握る。

私と春斗は視線を合わせて微笑む。

どうしてかさっきまでの春斗へのきまづい気持ちも全てなくなって、幸せな気持ちだけに満たされている自分の心に気づいた。

4/11/2024, 12:03:33 PM

「言葉にできない」

未だに自分の気持ちや感じたことを
うまく言葉におこせない。
だから相手にも伝えられない。

自分の気持ちを言葉にしていいのかなって
思う時もある。
こんな気持ちになっていいのかなって罪悪感を
感じるときもあるし、見たくない感情と向き合わなきゃ
いけなくなるときもあるから言葉にすると辛くなる。

でも、こうやって言葉におこせるように
ちょっとずつやってみてる。
したくない時は無理はしない。
言葉にできない感情も、それはそれで
尊いと思う。

たまーにだけど、言葉にしたら
癒やされるときもある。

言葉って不思議。

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