『言葉にできない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
感謝の言葉、謝罪の言葉、恥ずかしくって、意地を張って伝えられない時がある。
言おう、言おうとしても、思ってもない別の言葉が口から出て、相手に呆れられることはないだろうか。
大人になって成長することで素直に言えることもあるし、絶対に言わない大人だっている。
人間って不思議だね。
言葉にできない
言葉に出来ない
小田和正の歌
高校生の時友達が小田さんの大ファンで、よく一緒にコンサートに行った
あの頃はチケットを取るのに前日から徹夜してチケットをゲットしたものだ、
中野サンプラザや、横浜文化会館?
今では考えられないが、外でただ待つ徹夜だ!
真っ暗な中ただただ並んで待つ
危ない奴らだった
中野あたりは今では夜も賑やかだが、昔の夜は中野でも静かだった
今思うと、あの頃の行動は
言葉に出来ないくらい ヤバかった
言葉にできない
あなたへの気持ちは
どんなに言葉を尽くしても
きっと全て伝えることは
出来ないでしょう
何度愛していると言おうとも
私の心全てを伝えることは
難しいでしょう
どれだけあなたを想っているか
どれだけあなたを愛しているか
どれだけあなたを欲しいのか
言葉にはできないのです
言葉にはならないのです
ウミガメのスープ
私には彼氏がいる。彼は浮気性でいつも浮気している。だけど、そろそろ『仏の顔も三度まで』って言葉があるから、(何度もやってるから3度どころじゃあないけどね)これで許すのをやめて、キッパリ別れることにした。友達には感謝しかないね。
それで今日、デートに行っている。友達がオススメしていたお店で私も彼行ったことがない店。お店についたとき、友達からラインがきた。[彼にトイレはどこか聞いて]っていうライン。私はその通りにした。「トイレってどこ?」すると、彼ったらスラスラと場所を私に教えたの。言葉にできないくらいビックリしたわ!知らない場所で、トイレのマークもないのに!それで私は彼と別れたわ。
どうやら、友達は私の彼氏が知らない女と一緒にこのお店に入ったのを見て、このお店をオススメしたらしいの。そしてラインの送信。友達はウミガメのスープみたいな水平思考問題が好きみたい。それで、私と同じ状況の問題があって、それを参考にして送信したみたい。私は明日、友達に美味しいお菓子をあげないといけないみたい。
『言葉にできない』より
ママは云った。
普通に生きてと
パパは言った。
好きにしろと
お姉ちゃんは云った。
その格好で一緒に歩かないでと
なんて自分勝手なんだ。
お姉ちゃんの様に未だ要求を言ってくれた方が楽
パパに関してはそんなの放任主義だ。
一緒に悩んで欲しかったなんて願っちゃう私が自分勝手とか言えた事じゃ無いんだけどね
只、1人。
怖いくらいに、引き込まれる翡翠の瞳の友人だけが理解してくれた気がした。
あァ、ママもパパもお姉ちゃんもクラスメイトも何もかも要らないから貴方さえいればいいなんて貴方に云えたらどれだけ救われるのだろうか、
この既に酸化しきった世界の孤独に寄り添って
言葉にできない。
長女の辛さ
なんでも我慢
妹、弟がなんかやったら一緒に怒られる
人と比べられる。
「お姉ちゃんだから」で決められる。
姉ちゃんだからってなんでも出来るわけじゃない。
なんですぐに人と比べるのかが分からない。
人には色々な個性がある。
鼻が高い、足が長い、身長が大きい。
本当に色々ある。
だから人と人を比べないで
指先に込める
想い
指先から伝わる
想い
言葉にできない
想いを
繋いだ
掌に
# 言葉にできない (103)
言葉にできない
あなたと過ごした日々は
言葉に表そうとしても
表せられないくらい
濃厚で、親密で、甘い時間でした。
今はもう彼女なんかじゃないけれど
この思い出は忘れることはないだろう。
【言葉にできない】
いつもいつも混乱させてしまう
何かを説明しようとしても,何が言いたいのかが
自分でもよくわからなくなる。
一度整理してからじゃないと説明できない。
だからいつも「落ち着いて」って言われる
すぐ言葉にできないから擬音で説明をする
それでもわかんない時はあるけど、
大体通じる。
社会に出て、そんな説明だと良くないから
気をつけようと思ってる。
少しずつ解消してきてるけど
それでも伝わらない時だってあるから
すぐ整理して説明できるようにしなきゃいけない
だからまだまだ頑張ろう!
言葉にするのって大変だ。
――――すぐに成長はしない。
言葉にできない
(宝石の国二次創作)
ラピスラズリを失った気持ちを、私は言葉にすることができない。こんな想いの名前は知らない。
私はゴーストクォーツが好きだった。だからあの子の想いを意のままにする、ラピスラズリが憎かった。いなくなればいいのにと、いけないことを思ったりもした。振り向かないゴーストがダメなのだと、ゴーストを悪く思ったりもした。
ラピスラズリがいなくなった。これでゴーストは私のもの。そう思ったのに、ゴーストはいっそうラピスを求めた。悲しい。悔しい。寂しい。でもこの想いを、ぶつける相手は誰なのか?分からなくなっていた。
渦巻く嵐のようなこの想いが、ラピスラズリへのものなのか、ゴーストクォーツへのものなのか、もう判別がつかないのだ。
「言葉にできない」
君の想いを言葉にできないから、
行動で示したい。
目を奪われ、心を掴まれ、頭のてっぺんから足の爪の先まで
まるで自分のからだじゃないみたいに
すべてを飲み込んでしまう圧倒的な美しさに
出会ったことがあるだろうかと。
心は感情に溢れ、抑えられず、洪水をひきおこす。
身はときに動かされ、ときに止まらされ、制御が効かなくなって 涙が止まらなくなる。
なのに、言葉は出ない。
私達の心身におおきくはげしく影響を及ぼすのに、
言葉だけは出させてくれない。
そんな鮮烈な美しさを、いつか、私も。
言葉にできない
(……あ、やば…私!今、生まれちゃったわ)
#14「言葉にできない」
言葉にできない。
言葉にできない
この想い。
大好きとか
愛してるよりも
上かも?
言葉にできない想いは
ちゃんと
気づいてくれる?
【言葉にできない】
言葉にできないとは、表現できないほど抽象的だ、という意味だろうか。それとも、言葉を否定されることを怖気付いたからだろうか。
どっちにしろ、言葉とは「共感」の「共有」だ。あの音楽を聞いて悲しくなった、楽しくなった、それは人それぞれの感想である。それを伝え合うのが言葉だ。貴方が怖いと思うなら、怖いと思うことをしなければ、大丈夫だよ。その証明は言葉にできないけど。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第八十一話」
「スノーさん、本当にパズルを離脱しちゃったんだね」
キトンは私服姿のスノーを見て言いました。
「あの時は仕方無かってん」
「スノーさん、これからどうするんですか?」
スモークは、スノーに聞きました。
「うーん、私服じゃまともに戦えんし…かと言って、仲間の大半は二次元国やから会えるかどうか分からんしな……」
スノーは、考えていました。
「……なぁ、正式にお前らフロンティアウォーカーの仲間にしてもろうてもエエか?どの道、パズルは破門やし、行き場があらへんからな」
スノーは、フロンティアウォーカーのメンバー達にお願いしました。
「良いですよ。僕達と共に冒険しましょう」
スモーク達は、快くスノーを迎えました。
「…スマンな。オレの願い、聞いてもろて」
スノーは、正式にフロンティアウォーカーのメンバーになりました。
一方、林檎王子達は、全員集まって会議を開いていました。
「ううっ……俺以外、全員私服だよぉ…」
ガーネットは、涙目になっていました。
「まぁ、僕は警察官の制服ですけどね」
「ラピス、戻って来いやー!」
ガーネットは、ラピスの胸ぐらを掴もうとしました。
「ガーネット、止めなさい!」
「それもこれも全部、セラフィのせいだー!」
アメジストは、暴れるガーネットを制止しました。
「ガーネット、それぞれの事情って物があるぞ」
「別の目的が出来て、脱退する予定だったって人も居るだろ」
「僕は、流星部隊に入ったから、林檎は卒業ですけど……」
「メンバー全員が脱退を考えているってことは、林檎は実質解散だろ?」
アンバーとローズとラピスとシトリンは、次々に脱退や解散を示唆する事を言いました。
「俺は、脱退なんて考えて無いぞー!もう一度、林檎王子作れば良いだろぉー!」
ガーネットは、涙目でした。
「ガーネット、もし、もう一度結成するとしても、ラピスが脱退したから5人になりますが…宜しいですか?」
アメジストは、ガーネットに説明しました。
「ヤダ!6人が良い!」
一方、スノーは、遠くの方で様子を見ていました。
「あーあ、ガーネットのヤツ、駄々コねまくっとるな……パズルに置き換えると、アレは絶対スカイやな。俺の時も、モメるのは必須やな…」
「スノーさん、少し良いですか?」
ラピスは、スノーの所に来ました。
「貴方のお陰で、転職する勇気が出ましたよ。こうして、夢を叶える事が出来ましたから!」
「夢って、林檎の脱退か?」
「警察官になる夢です。貴方が脱退するって意思表示したから、僕も一歩を踏み出す事が出来ました!」
「…良かったやないか。オレはちょうど、あのグループ抜けて旅に出よう思ってたからな」
「旅って、カッコイイですね!」
ラピスは、目を輝かせていました。
「コレからは、オレ達は自由や。それぞれ、夢叶えたんやからな」
「第二の人生、スタートですね」
スノーとラピスは、心からの笑顔でした。
志那とカインドは、憩いの場の様子を見ていました。
「……カインド、本当にスノーさんを仲間にして良かったのかな?」
志那は、カインドに聞きました。
「良いんじゃないか?スノーさんは、フロンティアウォーカーに入りたいって言ってるしな」
「パズルの人達、どう思うんだろう…?逆恨みが怖いとか無い?」
「……あ、スカイさんは、拠点に残ったままだったな。他のメンバーは二次元国に行ったけど…」
カインドは、スノーと一番仲が良いスカイの事を気にしていました。
「スカイさん、一番仲が良いスノーさんが脱退したワケだから…」
「スカイさんにどう説明するかだな……」
二人の会話をこっそり聞いていたガーネットは、
「スノーと一番仲が良いスカイを連れて来れば、考え直すかも!」
パズルの拠点がある2.5次元国に向かいました。
志那とカインドの所にアメジストが来ました。
「志那、俺の頼みを聞いてありがとうございます。お陰で全員助ける事が出来ました」
「ほとんど、アメジストさん達の力じゃないですか…」
「君が居てくれたから解決出来た事も多いんですよ」
カインドは、二人の会話を聞いていました。
「…俺、お邪魔か?」
アメジストは、志那に
「そろそろ、志那を現実世界に返そうと思います」
と、言いました。
「あ…お別れか…」
「ちょっと待って下さい」
突然、志那の目の前にターキーが現れました。
「男に戻って、僕と戦え!」
ターキーは、志那に勝負を挑みました。
「男に戻るって…無理だよ!私、女だもん」
「あの興奮と感動が忘れられない!」
「志那、コイツとは俺が戦う」
ターキーとカインドは、戦闘態勢に入りました。
「本当はあの少年と戦いたかったんですけどね…」
「お前の相手は俺で十分だ」
カインドは、闇覚醒を使ってマーリドを召喚しようとすると、体に異変が起きました。
「ウッ、マズいな…ウワァァ……!」
「魔物化か?」
カインドは魔物化して、ターキーはカインドを攻撃しようとしますが、制止出来なくなる程強力な魔物にターキーは押されていました。
「一気にトドメを刺しますか」
ターキーは、カインドを一撃必殺しようとすると、カインドはどこかへと飛んで行きました。
「ウワ、逃げましたね…」
「カインド…」
志那は、カインドの方を見ていました。
「あの方角だと、夜月島の方角に逃げましたね」
ターキーは、カインドの後を追いました。
「夜月島?」
「空島の事ですよ。空に浮いている島の一つです」
アメジストは、志那に説明しました。
「志那、コレからは危ない戦いになります。一般人の君を危険に巻き込みたくありません」
アメジストは、そう言うと現実世界への入り口を開けました。
「仲間達を助けてくれて感謝しています」
アメジストは、志那を抱き抱えてホールに入れました。
「ちょ、ちょっと!」
志那は、現実世界に帰りました。
「……え?」
志那は、公園に居ました。そして、スマホを見ました。
「全然、時が進んでない。アレって、夢…?」
現実世界は、志那が空想の世界に入った時の時間でした。今までの事が嘘だったかの様な……
―完―
※先日の分との2本立てです
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#16 言葉にできない
言葉にできないことを言葉にして伝えるために、わたしは文章を書くことを練習するし、たくさん読むことを大切にしている。
言葉にできないことをありのまま「言葉にできない」と伝えることこそが素晴らしい場合も、もちろん多くある。
けれど、わたしはなるべく言葉にしたい。曖昧で複雑で矛盾を伴っている気持ちを、誤解や語弊と言った未熟故の犠牲を伴ったとしても、なるべく言葉で表現し、残すでも、伝えるでも、発信するでもしたいのだ。
これがわたしの人間としての心がけであり、わたしの突発的ではない、どこか永続的な、生きている限り続くであろう衝動だ。
獣の動物ではなく、社会の動物である人間として生まれた意味を考える。
そしてこれが人間として大事にしたいことだと、日々を通して、わたしは強く感じるのだ。
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#12 沈む夕日(2023/4/11/1:43:00)
「空木さんはなぜ地球学を?」
「きっかけは8歳の頃に見た“沈む夕日“ですね」
「沈む夕日って……あの?」
インタビュアーは少し驚いた顔をした。
世界的科学賞を受賞した研究者の勉強のきっかけが、あまりに世俗的だったからだろう。
「はい。ぼくはあのデータ化石発見のニュースで、太陽が沈んでいる様子というのを初めて見たのですが、感動しました。実に映えていたのはもちろんのこと、地球から見た宇宙――空と呼ばれたものが、太陽によってこんなにも美しい色に染まるのだなと。これが、ぼくが地球に興味を持つきっかけとなった出来事です」
「なるほど。付けられていた“沈む夕日“というタイトルもいいですよね」
「そうですね。ぼくらにとって太陽は自転しているだけのものですが、地球人にとっては昇って沈むというのが当たり前だったことを、ありありと表している表題ですね」
ぼくは思い出を語るかのように続けた。
「このharuka*324というアカウントの、インスタグラムという当時流行していたネットワーキングサービスのデータ化石発見のお陰で、当時『イマソラ』というハッシュタグが広く利用されていたことも分かりました。これは地球学が躍進を遂げる大きな一歩となりました」
「添えられていた失恋のポエムも若者の共感を呼んで、映画化もされましたよね」
「そうですね。ぼくも中学生になってからですが、観ました。いやあ、泣きました」
ぼくが照れ臭い笑顔を浮かべたそんなタイミングで、インタビュアーは今日のメインとなる、ぼくの地球学研究の論文についてへと話の軌道を変えた。
さすがだなと気を引き締めつつも、ぼくはもう少し“沈む夕日”について話したかったなと残念な気持ちになった。
その物足りなさの所為だろう。
片手間のようにインタビューに答えながら、ぼくの脳はやり取りの間じゅう、久しぶりに思い出した“沈む夕日”へ想いを馳せることに使われていた。
インタビュアーの背後に広がった大きなガラス窓に映る、仄暗い宇宙空間。地球があったとされる宇宙座標の方に、自然と目が向いた。
ぼくは地球学を学べば学ぶほど、自分の先祖が羨ましくてたまらなくなる。そして同時に思う。なぜ、あんなにも美しい地球を、星の寿命が来るよりも遥か前に、あっという間に壊してしまったのだろう。
「ぼくは地球に生まれ、育ち、沈む夕日をこの目で見たかった」
そうぼくは口に出していたようで、インタビュアーに怪訝な顔をされ、取材は一時中断する事態となった。
『言葉にできない』
恋人と別れる時は喧嘩だったり、すれ違いだったりと理由は様々。でも、私はそんな理由ばかりではないと思う。周りからはお似合いと思われても、その2人にしか分からない、言葉にできない思いがある。いや、言葉に表す必要はない。友達も恋人も結局は口約束。あとは、良い方向に行くことを待つだけ。我慢をしない限りどんな事でも良い方向に進むから。
『言葉にできない』
できないの
あなたを想う
この気持ち
難しすぎる
言葉にするの
言葉にできない
君が好きで、大好きで、本当に愛してる。
ゲームに夢中になってる横顔も、映画を見て泣いてる姿も、子どもみたいにはしゃいでる姿も、俺を見つめる瞳も俺の名を呼ぶ声も全部、全部好き。大好き。
誰にでも優しくて、でも俺には人一倍優しい所も、文句を言いつつも結局は俺に付き合ってくれる所も、芯が通っていてきちんと自分を持っている所も好き。
君の全部が好き。大好き。愛してる。
でも、これはきっと愛している以上の感情なんだと思う。
俺じゃ言葉にできない。愛している以上の、何か。