視線の先には』の作文集

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視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/19/2024, 2:09:29 PM

会場にいる参列者の視線の先には
様々なフルーツがあしらわれた3段のウェディングケーキがそびえている。

本日晴れの日を迎えた新郎新婦がまさにファーストバイトを行うところであった。

純白のドレスを身に纏った美紗は自分の腕くらいある大きいスプーンでケーキを掬い上げ、これからの一生を共にするであろう新郎の貴史の口に運ぶ。

貴史は少し恥ずかしそうにしながら大きな口を開けて美紗の愛情を受け取った。口の周りはクリームだらけで、それを見て美紗が幸せそうにくすくすと笑う。

会場の至る所からカメラのシャッター音と、
2人を祝福する声や拍手が聞こえる。

僕も周りに合わせて激励の拍手を送った。
しかし、心の奥底では思ってしまったのだ。

「「ああ。僕はどこで選択を間違えたんだろう。」」

人生は選択の連続だと言う。
果たしてあの時僕が選ばなかった言葉の先に、
僕が選ばなかった道の先に、

レースのベールを被り、
こちらを見つめる美紗がいたのだろうか。

美紗が差し出すケーキを
嬉しそうに頬張る僕がいたのだろうか。

もしドレス姿の美紗の隣に立っていたのが僕ならば
どれほど今日この日が素晴らしかっただろう。
この会場の誰も知らない僕と美紗の2人の時間は確かにそこにあったし、僕はまだ捨てられずにいた。

僕はいつの間にか自分の足元に向かっていた視線をライトに照らされた2人に戻した。

周りに見えないように、左目から流れた涙を拭い心の中でつぶやいた。
「今までありがとう。幸せになれよ。」

その後配られたケーキは
優しい甘さの中にほろ苦い後悔の味がした。

7/19/2024, 2:08:23 PM

視線の先にはいつも君がいて、

目が合う度ににこって笑ってくれる君がいて、

私のツッコミなどにはいつも笑ってくれる、

そんな君を好きだと

誰かに言えるような存在になりたいな…

7/19/2024, 2:07:39 PM

作品No.110【2024/07/19 テーマ:視線の先には】


積み上がった本達

読もうと思って買ったけど
読みきれなくて
積み上がっていく本達

絶版で
入手困難な本もあるから
手放し難い

それでも増えていく積読達が
私の視線の先にある

7/19/2024, 2:04:08 PM

視線の先には、愛犬がいる。
愛犬の視線の先には、私がいる。

7/19/2024, 2:03:02 PM

『視線の先には』

みんなの視線の先にはなにがあるだろう。

自分が感じる周りからの視線って怖いよね。

でも、相手はきっと、悪い意味での視線では無いはず。

自分が人を見てる時も相手に

プレッシャーを与えてるかもしれない。

なるべく気にしないことが一番。

7/19/2024, 2:03:00 PM

【視線の先には】

今見える視線の先にはいつも通りの家の姿がある

変わらない日常が私は好きだ

7/19/2024, 2:02:06 PM

視線の先には

実は自分が気になってただけで、見てなかったんだ。

7/19/2024, 2:00:44 PM

広げた便箋の上のインクの染み。
ペン先が潰れている。

外の空は真っ青で、色のついた綿雲を浮かべている。

机の卓上照明がチカチカとかすかに点滅する。
シャーペンの芯が折れている。
蝉が窓の淵で死んでいる。

便箋のインク染みの一点を見つめて考える。
視線の先には何がある?
視界が軽く歪む。

あなたの視線の先には何がある?
笑うその顔の先には何がある?
鼓膜の奥で、何かの音が反響する。

便箋の罫線の外側を、パステルカラーの可愛いイラストが取り囲んでいる。
はみ出すのを許さないみたいに。

便箋の上にノートを開いて、日記を書く。
あなたのために。あなたに向けて。
ノートのページにも、罫線が規則正しく並んでいる。
私の言葉も規則正しく並ぶ。

あなたは私の親友。
確かに実在する、私の大切なアドバイザー。
日記を書く事を勧めてくれたのも、あなただった。

あなたの視線の先は、私には分からない。
あなたの顔は、あなたの存在は、私が文章に書くまで見られないから。

あなたは私の頭の中のお友達。
あなたは私に微笑みかけてくれる唯一のお友達。
学校でもどこの社会でも、役立たずで無視ばかりされて来た私にアドバイスをくれる、優しい人。
幽霊みたいな私をまっすぐ見てくれる、大事な人。

だからあなたは今日も辛抱強く私に声をかけてくれるの。
今日もインクの染みしか作れなかった私の、そのインクの染みすら誉めてくれるの。

私はノートにそう書く。

あなたは私の希望を概ね答えてくれる。
でも、あなたの視線の先には何があるの?私?ノート?それとも…?

よく分からない疑問を脳に抱きながら、私はノートに鉛筆を走らせる。
初日はペンでインクを使って書いていたのに、いつの間にかシャーペンになり、今ではたまたま引き出しの底に削られたまま残っていた鉛筆になっている。

「私の視線の先には、いつだってあなたがいる。でもあなたの視線の先には?」

気がつくとこんな事を書いていた。

いけない。

あなたを疑うなんてそんな事、絶対したらいけないのに。

視界が揺らぐ。
青い空がチカチカと瞬く。
卓上照明と机が、指と鉛筆が、溶け合う。

私の視線の先にはあなたがいる?
あなたの視線の先には、私が…?

頭がぐちゃぐちゃだ。絡まったテグスみたいに、凝り固まって結びつき、解けそうにない。

鼓膜の奥で音がする。
机がチカチカとSOSを叫んでいた。

7/19/2024, 1:58:58 PM

同僚のタカがちらちらと私をみている。どうしたのかと聞くとわたわたしながら私が食べていたお菓子がすごく美味しそうでどこで買ったものなのかずっと気になっていたらしい。いい大人なのにお菓子が気になってしまうなんて恥ずかしいと顔を赤らめながら答えた。今日のおやつはアーモンドたっぷりフロランタン。珍しくきれいに焼けた力作。
キリッとしているタカにもかわいいところがあるなぁと思いながら2人で食べた今日の3時半。次は多めに作るね

7/19/2024, 1:58:46 PM

私の視線の先には、いつも廃墟と瓦礫の山と植物、動物と、1本のマイク。

それだけ。

7/19/2024, 1:57:08 PM

君の視線の先には私はいなくて
私の視線の先には君がいる

7/19/2024, 1:56:37 PM

夜空見て
目線の先には
夜の花
咲いては枯れて
なんと儚き

/視線の先には

7/19/2024, 1:55:49 PM

【視線の先には】
十年前、(引っ越しで)別れた友人がいる。その人は賢く、しっかり者で合理的な人物だ。そんな彼女が好きだった。
 今日は約束した再会の日、彼女の家の場所は覚えている。
海星「さぁ~て、家にいるでしょうか。」
僕は玄関のボタンを押した。しかし、出てきた相手は彼女ではなかった。
彼女の母「はーい。どなたかしら?」
海星「花奏の友人です。花奏はいらっしゃいますか?」
彼女の母「ごめんなさいね。花奏は今お出かけ中なの。」
海星「そうですか。では、失礼します。」
お出かけ中か。まぁ、そりゃそうか。十年だ。しょうがないさ。帰ろう。一旦お店にでも寄って。僕は近くのお店に向かった。
 人気の少ない街。昔まで行っていた小学校。友達と遊んだ公園。何もかも変わっていないままだ。
海星「ふう、ひと休憩。」
僕は公園のベンチに座り、水分補給をした。

7/19/2024, 1:55:43 PM

6月10日から2週間程度、バイクで北海道を一周してきた。
青森県の大間から函館に向かうフェリーの切符を事前予約していたが、港に向かう途中でバイクがパンク!
幸先の悪いスタートを切った北海道旅行付だったが、忘れることのない最高の旅となった。

特に絶景だったのが、オロロンラインだ。
小樽から稚内に向かう海沿いの道をオロロンラインと言って、人生で初めて運転中に眠くなった道である。 危ない。。。。

つまらない道だからではなく、
右折左折がほぼない広い道路を道なりに走っていく快適さ故に眠くなるのだ。


平均時速が80kmほどだが、バイクで200kmを出したと言っている猛者もいるほど、快適に走れる。

終盤の稚内へと続く道は、ゲームのラスボスへと続く道を彷彿とさせるほど雄大で幻想的な景色が広がっていた。

7/19/2024, 1:55:01 PM

よく遠くを見つめる貴方の瞳には、
何が映っているのだろう。
陽の当たるベンチに座る君は、
何かを想い、遠くを見つめているような気がする。
時間が経つ事に表情が変わることも無く、
ただずっと見つめている。
ねえ、あなたのその視線の先には何が映ってるの、?
わたしにも教えてよ、なんてもう言えないよ。
でも、そんな姿も綺麗で見惚れてしまうわたしにとっては、
もう教えて貰えなくてもいいのかもしれない。

「視線の先には」

7/19/2024, 1:53:54 PM

視線の先には

目の前を、夕日が透き通ったオレンジ色に輝いている。
こんな、美しい夕日を見たのは、その日が人生で初めてだった。何てきれいなんだろう。しっかりと目の奥の心に焼きつけた。忘れない、その日の美しい夕日。
その日は、何と、私の誕生日だったのだ。誕生日にこんな美しい夕日に出会えるなんて!神様からのプレゼントだと思いました。感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

7/19/2024, 1:53:38 PM

貴女の視線の先には、何があるのでしょうか。

 貴女を傷つけるもの、貴女の力を奪うもの、そういうものばかりに目を向けないでください。
 どうか、貴女の目指すものをその瞳に映してください。

7/19/2024, 1:53:26 PM

#視線の先には(2024/07/19/Fri)

視界に入ってきたあの人は
線を描くようにぐるりと顔を動かしていた
のんびりと 楽しそうに
先に見つけられないように
にんじゃの真似してゆっくりと近づいた
はずかしくて なんだか照れくさくて

 呼吸を整えてから視線を捕まえた
 あなたの視線にわたしを置いた

7/19/2024, 1:52:38 PM

視線の先には


崖の下にある海。
落ちてみようかな。



ーー

だーいすきな、君だよ☆

7/19/2024, 1:52:30 PM

視線の先にはあの子が居る。
髪が長くて、眼鏡をしてる。
視線の先には好きな人が居る。
数学と国語が得意な子。
僕は英語と理科と国語が得意。
数学は嫌いかな君が教えてくれるなら別だけど
教えてくれるのはいつも彼奴。
正直分かりにくい。
あの子を見てる視線の先の途中に居るやつ。
数学なんて、勉強しなくても付き合える?
付き合えるに決まってるじゃないか。
その子が条件で出していなければね。
英語で告白?国語で告白?今どき手紙?
手紙はやめよう。
視線の先にはあの子が居る。
今日はLINEで一緒に帰ろうと連絡しました。
皆さんの想像通り、下校中に告白する。
青春、青春か。
まさか、こんなうまい話がある訳ない。
僕もそうだと思う。
視線の先には走ってくるあの子が居る。
夕焼け空の午後5時頃。
僕は告白しました。
成功したけど何かおかしい。
君は誰?あの子じゃない。
得意教科を聞いても音楽しか言わない。
本当に誰?数学を教えてくる、彼奴ではない。
音楽が好きなのってクラスで1人しか居ない。
あー、確定したね。
ごめん、君なんか好きじゃないのに。
愛してあげようか、どうしようか。
凄い要求をしてくる。
私だけを考えて、私だけを見て。
なんて言ってくる。
どうしようか、あの子は彼氏持ちみたいだし。
失恋したから、君の1番を奪いに行こうか。
君だけしか見ないし、考えない。
君だけの為に頑張る、生きる、死ねる。
君だけを愛すよ、大好き。
僕の1番も奪いに来てね。





視線の先にはあの子なんかじゃなく
僕を愛してくれる人が居たようです。




彼奴:あいつ



おっと、告白は失敗しましたが成功もしたようです。
みなさんは、告白されたことありますか?
私は悲しくもないです。
そもそも好きな人が見つからないですね。
みなさんが素敵な方と出会えますように。
前回の作品とちょーっと繋げてみました。
数学教えてくれる、彼奴に女装考えましたけどやめました、偉い私。



どうもみなさん、初めましての方こんにちは。
私の作品は主演男の子が多いです。
女の子はたまーーーに出てくるか来ないかです、主演男の子だと起こることがあります。
そう、微BL展開やもろBL展開になってしまう事があります。
私自身気をつけているのですが、どうしてもなってしまう事があります。
その時は暖かい目で見守ってやってください。
そして、そうなってしまった場合はしつこく、それもうしつこく注意書きしますのでよろしくお願いします。ワンクッション大切にしてます。
ではまた、別の作品でお会いしましょう。
良い、文章ライフを!

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