『視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
セミの音が、ぼくの意識を現実に戻した。
首筋にはじんわりと汗をかいていて、それでいままでなにをしていたか思い出した。
恋い焦がれていた。
ずっと前から、きみを欲していた。
これを青春って言うのかなぁ。
視線の先には、きみの自転車がある。
きみの、面影がある。
ぼくは思わず手をのばしてしまった。
しかし、触れる勇気はなくて、手は宙をかいただけだった。
それを感じたぼくの意識はまた、暗い思考へと落ちていった。
それと同時に、セミの声も聞こえなくなっていった。
君の視線の先に、僕は居なかったんだね。
視線の先には
いつもの時間いつものように始まる
テレビのニュース
政治だ金だ、事故だ殺人だ、
流行もあのウィルスも
僕にとっちゃどれも楽しくないものばかりで
頭の中じゃいつも違う事考えて
いつものようにテレビを消す
視線の先には
消えた真っ黒な画面にぼやけて映る
冴えない僕自身
僕はこんなだっただろうか
最近ちゃんと笑えてない気がする
それこそ今流行りのアレのせいで
とか言ってみる
自虐的にもなるさ
なにかのせいにもしたくなるさ
繋がりはほどけてしまった
大事に大事にしてきたのに
またイチからやり直すのが怖いんだ
画面の奥の僕は
いつか笑いかけてくれるんだろうか
分かってる
この世界は努力した者にしか
笑いかけてはくれない
頑張れるだろうか、やり直せるだろうか
新しい場所で
愛想笑いからもう一度
視線の先には
いつもあなたがいる
好きなあなた
いつの間にか目で追っている
それが恋というもの
早く死ねばいいのに
両親じゃない兄弟でも友達でもない
自分が。
いつになったら死ねる?
いつになったら勇気出る?
死にたい癖に勇気ない。
最低屑の人間もどきなんて
早く死ねばいい
早く死んで
死んで
お願い
死んで
ねぇ、自分
死んで
お願いだから
早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く
死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで
視線の先にはいじめという名の行為が行われていた。
私は見ているだけで助けることが出来なかった。
そんな私もいじめの加害者なのだろうか。
ごめんね
あなたの視線の先には僕はいない
今までもこれからも
「視線の先には…」
分かれ道で立ち尽くしている私‥
「こっちだよ」
どんなに道を照らしても
「こっちだよ」
どんなに呼んでも
分かれ道で立ち尽くしている私‥
「どっちに行けばいいの‥」
そっと耳をすまして…
ほら、聞えてくるよ
心の中のもう一人の私の声が‥
「大丈夫。こっちだよ」
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視線の先にはいつもきみかいた。
そしてわたしが好きだった笑顔を
あの子にみせている姿。
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Theme:視線の先には
視線の先には
あの人
ジーーッとみてたら👀
なぜか
あの人がいる。
大好きなあのヒト
#視線の先には
意欲に満ち活動的な人たちが
眩しく見える
生まれた時から全てが違うのだろう…
また一つ僕は僕を閉ざしてく。
見えているのはほんの一部
表に見せてるほんの一部
辛さを出せない人もいる
無理して素敵に見せてる人もいる
笑っているから
元気にみえるから
仲良くみえるからって
幸せに感じているかは
分からないのに
2022/07/20「視線の先には」
私の視線の先にはいつも君がいる
かっこいい、優しい、ちょっと天然だな
いつも私の視界に君
今日も私の世界に君がいる
いつも通り過ごそう
そう思った時
君と私の視線が交わる
物語が動き出す
視線の先には
迫り来る死
いつも思う
自分の視線の先には
『君』がいればいい。
まるで盲目の恋をしているような
“君しか見えない”状態になっているような
そんな感覚に陥ってみたいだけ…。
他意はない。
#視線の先には
視線のさきには
君に会えて良かった。
そう思うことの方が多くて
でもやっぱり出会うべきではない人間で
やり場のないこの想いを
どこに捨てればいいのでしょう。
あなたにはわかるかもしれない。
あなたの視線のさきは
私だといいな
「視線の先には」
視線の先にはいつも貴方がいた
けれども
貴方の視線の先には別の誰かがいた
永遠に絡みあうことのない
視線の先
切なくも甘い
そんな薫りが漂う空間だけが
歪んでみえた
〈視線の先には〉
無数の人影
自分はずっと口を噤んでいる
彼らには何も言ってはいけない
必ず自分が間違いだからね
皮肉じゃあない。事実。
視線の先、視線の後ろ
無数の人影、無数の人影……?
自分だけが、やはり、間違いなのだね。
何が起こるか・起きてるか分からないからワクワク・ドキドキの連続かな。
‹視線の先には›
今話題アイドル。
可愛くて何でもできる完璧アイドル
年は15歳の少女。俺の妹だ。
よく「あのアイドルが妹!?いいな」と言われるけど。
俺にとってはダメダメな妹。
他人に取っては完璧アイドルなのだろ。
何がダメダメだって…妹は本音が言えない。それがだめなんだよ。
母さんは元アイドルだ。でも別に有名じゃない。父さんは居ない。離婚したらしい。父さんとはたまに合う。俺だけかもしれないけど父さんは連絡をくれる。
今日何してるんだ?
期末テスト大丈夫か?
とちょこちょこ連絡をくれる。
妹は、今日も仕事だ。有名過ぎて半年先の予定まで決まっている。
今日は、母さんが、好きな俳優と共演だからといって一緒に行くらしい
母さんは妹を物として扱う。俺はそれが嫌だ。俺も物として扱われるけど俺は別にいい…だって妹はもう…壊れそうだ。
妹はたまに深夜1時ぐらいに帰ってくる。ろくにと酒も飲めないくせに大人と居酒屋にいく。妹は「付き合いだから笑」と作り笑いをする。
妹は、母さんがよる遅くに帰って来るときいつも俺の部屋に来る。
そして愚痴を言う…泣きながら、枯れる声で。もうやめたい。でも言えない。母さんに怒られる。仕事に行くのが怖い。お兄ちゃん助けて…
そしていつの間にか寝ている。
妹部屋に運ぼうと妹の部屋のドアを開ける。
瓶に詰められた大量の薬
服は散らかりローテーブルの上に…
カッターがおいてある。自分が乗っている雑誌がたくさんある。
それにはどれもカッターで自分の顔を切ってある。
それを見た俺は鳥肌が立つ…妹の腕には切り傷なんて無かった…でも…
どこかないか体を見る。ふと靴下の下に傷が見える。靴下をそっと脱がす。そうするとたくさんの傷があった。俺は妹に仕事をやめさせたかった。でも妹はそれを言っても、ファンがいるから…っていうだろう。
結局俺の部屋で寝かした。俺はソファで寝る。携帯を見る。父さんからメールがはいっていた。
[最近どうだ?]と来ていた。俺は
[普通だよ。今妹のことで困ってるんだ。今度会って話せない?]と聞いて見た。そうすると[あぁ話そう。あと大事なのことを話すよ]と言ってくれた。俺は[明日開いてる?急でごめんね。]と言う
[開ける。何時頃だ?]と言う。
合うのは初めてじゃない。父さんが大事なのことを話すよ。なんて言った事ないから少し緊張する。
父さんと、今から会う。父さんの会社の近くの飲食店で、話すことにした時間は20:00時だ。
「父さん大事なのことって何だ?」と俺が言う。「あのな、妹は父さんと母さんの子供じゃなくて母さんの不倫相手の子供なんだ。」と父さんが、言う。なんとなく納得した。
「そんなんだ…」と俺が言う。父さんは「驚かないのか?」と言って来たが「別に…」と俺は言う。だってあんまり関係ないじゃん。別に誰と誰の子供だろうと関係ない。「そうか、良いなら良いが…。お前も妹の事で悩んでたんだろう。」と父さんがいう。「あぁ。妹がアイドル何だけど、妹はアイドルをやめたいんだ。なのに母さんのプレッシャーでやめれないんだ…」と俺が言う
「えっ。お前が俳優じゃなかったのか。」と父さんが言う。「えっ俺は俳優じゃないよ?」と俺が言う。
父さんは昔から母さんが俺のことをオーディションとかに出させてたから、俺が俳優やってるのかと思ってたらしく。母さんは人に無理をさせるタイプだったため俺を心配してくれたみたいだ。いろいろな悩みや笑い話をして今日は、解散した。
家に帰る。エレベーターに乗り13階のボタンを押す。到着した。
鍵が空いていた。でも、今日妹は、ドラマの撮影で泊まりに行くはずた。そーっとドアを開け、足音をたてずに家に入る。リビングには誰も居ない。見渡していると妹の部屋のドアが空いていた。そーっと妹の部屋に近づく。
視線の先には
窓から乗り出している妹の姿だった
もう落ちそうだった。とっさに「何をしてるんだ!!」と叫ぶ
「あっお兄ちゃんおかえり(泣)」
「お兄ちゃん大好き!!(笑)」
そして窓から落ちた。
すぐに携帯を取り出し救急車呼んだ
でも助からなかった。
このことは速報で流れた。ツイッターでは、トレンド入りした。
皆、なんで死んたのか? とか
幸せで死んだんじゃない笑 とか
馬鹿にする人も入れば悲しむ人、いろいろな人が反応をした。
俺は、なんで死んたの(泣)と言う人に言いたかった。
もう俺の妹は限界だったんだよ…
お前は知らないだろうけど 泣
いつも視線の先にいた妹は
いなくなっしまった。
あんな小柄な15歳の少女を、こんな思いをさせてしまった兄も悪い。
重い重い荷物に耐えきれなくなって
死んでしまった少女
視線の先には
視線の先には
今日も大好きな推しが。
最前列に座ったら
目の前すぎて
ぶつかりそうに
なるくらいの近さで
ドキドキしたなぁ。
本当に普段
推ししか
見てなくて。
瞬きする暇が
ないよね。