『裏返し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「裏返し」
君の嫌いは=好き
言葉遊びのひねくれ者
そんな君に真顔で「好き」なんて言わらたら
僕はどうすりゃいいのやら
たぶん、わたしは
わたしを知ろうとしてくれる人たちに背を向けて
わたしとちぐはぐな人たちに憧れ追い続けている
腕時計を外して裏返す
未来のわたしは今のわたしをどうふり返るのだろう
#裏返し
相対する家電の連続性
砂鉄のぶり返し
じっくりと べっとりと
足の裏で夢を編む
ヒトの居ぬ間に芽が開く
夢魔との対峙
冤罪と許容
ノート一面に描かれた
赤い斑点と肋骨
善と悪
朽ち果てた地上の楽園で
裏が表になり、表が裏になったように眠っている時分のほうが意識が鮮明なのではないかとこのごろは思う
むかしむかし、「蝶の夢を私が見ているのか、私の夢を蝶が見ているのか」といった誰かはもういない
裏の表は世界
表の裏が私
夢から私が必ず醒めるように、いつか私も必ずいなくなる
だから、きっと世界が私を夢見ているのだ
精一杯苦しんで、目一杯遊んでおいで
安心して、おやすみなさい
いじわるするのは
愛情の裏返し
からかうのは
愛情の裏返し
本当にそうなの?
いじわるする人を
好きになれるはずない
からかわれて
不愉快にならないはずない
好きになれる人は
大切にしてくれる人だよ
好きだったら
何を言っても許してくれるなんて
思い上がりだよ
好きな人だって
いじわるされたり
からかわれたり
不愉快な気持ちにさせられたら
嫌いになっていくのは
当たり前
愛情を裏返して表現したら
相手は
離れていってしまうよ
裏返し
よく表裏一体と言うけれど、服や靴下じゃあるまいし本当に愛情の裏返しは増悪なのかしら。
無関心だという説も聞くけれど、それも裏かと問われれば違うように思う。
心を砕いて愛を込めて接してきた相手に裏切られたときなら?
無償の労りの心で世話してきた人に反発されたときなら?
私ならきっと、愛情の反対を「後悔」と書くわ。
『裏返し』
私は、よく物事などを考える時に物事を裏返しにして考える癖がある。なぜなら、裏返しに考えることで普通とは違う考えが出るからだ。私は普通という言葉が嫌いだ。そもそも"普通"とはなんだ?私はそう思うことがある。"普通"なんて言葉はこの世にないと。だってそうだろ?普通の子なんていないし普通の物とかもないじゃないか。みんな個性があったり独特の物があったりするじゃないか。よく"普通は"なんて言葉を使うやつがいるが"普通"なんて言葉はない。存在しないわけではないが"普通"なんて言葉はない。たまに最低な親の中には子供に「なんで、もっと普通の子みたいに出来ないの?」とか「もっと普通にしなさい!」とか言う親がいるけど、それは違うし、もしそんなこと言われたとしても聞かなくていい。自分らしく生きればいい。自分がしたいことをどんどんしていけばいい。"普通"なんて言葉はないんだから。もし言われたらこう言ってやれ「じゃぁ、お母さん(お父さん)は普通に生きてきたの?そもそも普通って何?普通って言葉を説明してよ。普通に生きるって意味は何?お母さん(お父さん)の普通は何?そもそも普通なんて言葉はないんだよ。普通に生きろとか、普通に過ごせとか言ってるけどさ、普通なんて言葉ないんだよ。てか、自分らしく生きてもいいでしょ?お前ら親に束縛される理由なんてないし。確かにまだまだ子供なところはあると思うよ?でもさ、自分らしく生きるのが1番大切でしょ?普通に生きることは大切じゃない。確かに社会にでたら大切なのかもしれないけど、社会に出ている人みんながみんな普通じゃないでしょ?みんな個性を持ってるじゃないか。お母さん(お父さん)今度から"普通に"なんて言葉使わないで。」って言ってやればいい。それから、私は生きる上で大切だと思っているのは物事の考え方だと思う。人は自分の意見などをハッキリ言う人は頭に残るらしい。逆に一般論しか言わない人は頭には残らないらしい。だから面接の時でも一般論を話すより自分の考えなどを話したら受かりやすくなるらしい。その会社が学校が何を求めているのか、どんな人を求めているのかは簡単な話だ。自分の意見をしっかり持っているのか、今の社会をちゃんと見ているのかなどそんなことだ。だが、物事を考える時はちょっと変えて考えた方がいいと私は思う。私はいつも物事を裏返しにして考える。例えば、面接の時に今の日本の社会についてどう思いますか?と聞かれた時に少し違う見方をしていると相手に伝えなければいけない。「私はこんな人間ですよ。だから貴方の会社(学校)に入れなきゃ損しますよ。」というのを伝えなければいけない。だから、なんでも物事は裏返しにして考えていく必要があると私は思う。この、物事を裏返しにして考える事を週間にしていけば、いいことが沢山あるはずだ。私は、まだいい事に出会えたことはないが、友達からは"面白くて好き"とか"参考になる"とか色んなことを言われる。私はそれが嬉しい。だから、みんなも物事を裏返しに考えるといいかもしれない。先生からの評価があるからもしれない。友達からの評価が上がるかもしれない。クラスメイトからの評価が上がるかもしれない。その会社(学校)に受かるかもしれない。物事を裏返しに考えることで何かが変わるかもしれない。人生は自分から変えていかないと何も変わらない。人生は、いつ何が起こるのかわからない。だから面白い。
【裏返し】
海辺を歩いていると亀がイジメられていた。
数人の子供が寄ってたかってひっくり返した亀を棒で叩いたり、タバコの火を押し付けたりしている。
「ガキどもが、、、」
私は人当たりがよく非暴力を推奨している人格者だが、守るべきものがいる場合は別だ。
私は走りながらたまたま持っていたダガーナイフを投擲した。
ナイフは芸術的軌道を描きながら突き刺さった。
亀に。
「あっ」
ミスった。
亀「ぎゃあああー。呪ってやるーヴォォー」
亀は苦しみながら息絶えた。
私は真っ青になっている子供たちに優しく語りかけた。
「まーこんなこともある。しゃーない。亀さんも許してくれるさ」
憎まれ役は私だけで十分だ。
私はそれだけ言うとそそくさとその場を後にした。
ちなみに目撃者が多数いたので後日私は捕まり死刑になった。やれやれ。
裏返し
裏返しの服を見ると思い出す
あ、きみだ
裏返しのポケット右側にリップクリーム
塗ろうとする度
取りづらそうにしてたね
パジャマを裏返しに着ると
恋愛運アップだって!
と、嬉しそうに話してた
ぼくときみは
パジャマは見るけど
将来は語らない関係
来ないかもしれない
いつかを待って
見て見ぬふりして
今を見てる
口をついて出そうになる
本心を
上手く飲み込んで
今日も
裏返しのきみと眠る
『裏返し』
『大好き』の裏は、『大嫌い』でもなく、『無関心』だ。
「裏返し」
私の言葉には裏がある。私の本音を聞いた人は、大抵が私と距離を取る。
そう…私は本音を言葉にして出せないほど、性根が腐っていた。
そりゃあ、誰だって距離を取るよね。
でも、唯一私の本音を、聞いても私と距離を置かなかった人物が居る。それは、幼馴染みの女の子だった。その女の子は
「きっとこれから先に、結ちゃん(ゆい)のこと認めてくれる、素敵な子が現れると思うよ!だって、結ちゃん優しいから!」
などと言ってくれた。
この先の未来は分からないし、私の性格も治る日が来るのかな。
私………思ったんです……なぜ、ハートを送ってくれた人が分からないのか…。それくらい分かったって良いじゃないかぁ~~~!!?
今日も今日とて泣いてる恋でした~
《裏返し》
私は人の本音が見えてしまう。だから、言われた言葉を素直に受け止められなくなった。本音はそんな事言ってないのに…。
だけどある日、とても綺麗な心を持っている人が居たときビックリした。
その人の言葉の裏は、綺麗だった。
その人の本音を聞いていると、自分の心が澄んでいくような気がした。
私は、そんな人と付き合っていきたい。
【裏返し】
目の前には三つの楽譜。文化祭での公演のトリを飾る曲を選ばなければなならないというのに、全く決め手がない。うーんと唸っていれば、ふと誰かの手が楽譜のうちの一つを取り上げた。
「まだ迷ってるの? 下校時刻のチャイム鳴ったよ」
「え、嘘。もうそんな時間?」
慌てて時計を見れば、確かに最終下校時刻を超えていた。下校を促すチャイムに気がつかないくらい集中してしまっていたらしい。バタバタと荷物を纏めていれば、君が手にしていた楽譜を「私だったらこの曲にするかも」などと言いながら渡してくれた。
「やっぱり、君が部長のほうが良かったんじゃないかな」
相変わらずの決断力に、思わずため息が漏れる。公演全体のバランスだとか、部員たちの好みだとか、優柔不断な僕はいろいろと考えてしまって、これだけ時間をかけても何ひとつ決められないのに。
「いや、無理無理。確かに大人しい子が多ければ私がやっても良かったけどさ。こんな個性のぶつかり合いみたいな代、私だったらすぐ反発買っちゃうよ」
快活に笑いながら、君は僕の肩を軽く叩く。まるで僕の心そのものを直接ノックするような、そんな温度だった。
「優柔不断っていうのは、それだけ君が優しくて、みんなのことを考えてる裏返しなんだよ。だから部長は君が良いの。どうにもならなきゃ私に言って、無理矢理押し通してあげるから」
力強い君の声が、いつだって僕を奮い立たせてくれる。自然と頷きを返していた。
「うん、頼りにしてるよ。副部長」
さっきまでグシャグシャだった頭の中が、少しだけスッキリしたような気がする。晴れやかな気持ちで笑いかければ、君は「任せて」と高らかに胸を張った。
人って裏を返せば
何を考えているか
分からない
ポジティブに考えると
それもその人かと
思うが
ネガティブで考えると
その人が嫌になってくる
のは僕だけかもしれない。
裏を返す人と無理に
付き合う必要はないと
僕は感じます。
裏返し
葛葉「誰にも裏は存在する。どんなに優しくても必ず裏はある。
俺は一人だけ裏を知ってる奴がいる叶だ。何百年も一緒にいると流石に分かるようになる。叶は寿命が短い。長くてせいぜい20年くらいだろう、その代わりに何度も生まれ変わる。今回は見つけるのが遅くなり、高校生になっていた。叶は毎回生徒会長になりたがる。何が良いんだか俺にはさっぱりだが叶が生徒会長すると叶の裏が強調される。叶の裏は『裏返し』だ
人が油断したとたんに裏が出る。
俺でも避けることは難しい、さりげなく仕掛けてくるから気づけない。だが1つだけ弱点がある。こちらからの攻撃には弱い。」
「叶俺のこと好きぃ?」
「!?くーちゃんがそんなこと言うの珍しいね」
「好き?」
「好きだよ」
「甘えて良い?」
「いいよ」
ギュー
「んっチュ」
「ん!?んーん」
「はぁはぁ葛葉いきなりやめてよ」
「まだ足りない」
押し倒す
「叶ぇ♡ハァ好きぃ大好きぃ♡ハァ」
「まぁあと4年しかないしいっか」
夢に出てきた君は優しかった。
最近悲しいことがあったって?
いつもの君の笑顔じゃなかったから。
今の悩みの裏を考えてみよう。
きっと、明るい面が見えてくる。
いや、きっとじゃない“必ず”ね。
大丈夫。僕がしっかり見てるから。
朝日の眩しさで目が覚めると
無意識のうちに涙が溢れ、
貴方のいない朝を迎えた。
【裏返し】#24
ふと見た先にびょこりと飛び出たタグ。
そのループに指を探り入れ、突っ込んだ。
くいっと引き寄せると、少し生地が伸びた。けれどその一撃は、あなたの体をも引き寄せるだけの効果はない。
「ん?」
振り返る、まだ寝癖の残る頭。そう、だけどこの一撃は、あなたの関心を引くには十分な効果を発揮する。
「ああ」
感情のこもらない二文字。それから、少し照れくさそうな雰囲気。
あなたはその表情を私から隠すようにしてたくし上げたシャツに顔を埋め、その裏表を正し、また袖を通した。
いつもと同じ、整然とした姿がそこに在る。
意外に、几帳面な人だ。
だからこうやって服を逆に着ることなんてない。
ないと思っていた。
脱ぎ捨てたくしゃくしゃを洗ってしまうことも、ましてそのまま適当に着てしまうことも、この人には無縁の行動なのだと。
でも、そうでもなかった。この人だとてただの人なのだ。
今まで裏だったその生地の表面に手を当てると、ほんのりとあなたの温度が残っていた。
すぐ消えてしまうだろうそれを惜しむように、手のひらはそのささやかな熱を追いかける。
【裏返し】
「裏返し」
酸いも甘いも表裏一体。苦い経験をして塩っぱい思いをしてこそ旨味ひきたつ。
嫌なことが続けば些細な喜びに気づける。
わたしは、これがいいことだとは全く思わない。
ただ、暗い気分も長くは続かないと思えば励みになる。
裏と表どっちを選んでも
きっと答えは変わんないよ
そんなものに囚われなくても
君は君だし僕は僕だ
『愛情の裏返し』ってやつだろ? 知ってる知ってる。
だから俺はいくらでも受け入れる。
君が俺のことを悪く言ったって。
君が俺のことを避けたって。
君がどれだけ俺に素直に接しられなくても、俺はちゃんと許すよ。
でも、他の男と仲良くして気を引こうとするのはやめてほしいな。
そんなことしなくても、俺はもう君のものだから。君には敵わないんだから。
そういえばこの間の返事はまだかな? さすがにそろそろ何か一言くらい欲しいよ。
しょうがないから今日は会って直接話そうか。たまにはこっち見て会話してくれてもいいだろ。
その顔は何だ? その目は何だ? もっと笑えよ。楽しそうにしろ。嬉しそうにしろ。いい加減に、逃げるなんて許さない。いくら愛情の裏返しといっても、少しくらい「愛してる」の言葉を聞かせてくれ。ああわかってる。ちゃんと俺のことを愛してくれていることくらい。だから、俺にそんな態度を取ってしまうんだもんな。
俺は優しいから、いくらでも君を許すし、それ以外の愛情表現してくれるのを待ってあげる。
囚われた君のその表情も嫌いじゃないしね。
『裏返し』
裏返し
いつだって
どんな時だって
ほんとの気持ちは言わないで
ばか
嫌い
好きじゃない