『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
かつて、街として栄えていたこの場所。
今では立派なシャッター通り。
当時は沢山の飲食店や服、インテリア屋さんがあった。
しかし今となれば、シャッターは閉まりっぱし、アーケードの中を歩いても人はいない。
店の入り口と思われる所にはスプレーで落書きも多々見受けられる。
開発土地だ、なんて、囃し立てられて、たくさんの店が建った、よくわからない政党の事務所とかもあった。
でも今は治安が悪いと言われるくらい落ちぶれて、色んな人がこの街を出ていった。
あの時の活気はもう戻ってこないのだろうか、たくさんの人が行き交い、色んな買い物をしたり、それぞれの生活があったあの街は。
吹きさらしになったアーケード、今は管理者もいなく廃れていく一方のこの街で、私はまだひっそりと暮らしています。
【街】
街って都会のイメージあるね。
都会に住みたいとは微塵も思わないけど、好きな美術館とか舞台とかイベントとかライブとか全部都会だからその点羨ましいね。
【街】
イルミネーションのチカチカと瞬く並木道を、足早に歩いていく。吹き抜ける風が冷たくて、首のマフラーをぎゅっと巻き直した。
恋人や家族と楽しそうに語らいながら、歩道を歩いていく人々。立ち並ぶ街灯の橙色の光と白色に輝くイルミネーションとが、彼らを明るく照らしている。この時期の街の姿が、私は一番好きだった。
(でも今日からは、君がいない)
いつも隣を歩いていた君の温もりを思い出すと、枯れたと思っていたはずの涙がじわりと視界を歪めた。出張中に電話を受けて、慌てて新幹線に飛び乗って帰ってきた時にはもう、君は病院のベッドの上で息を引き取っていた。
君ひとりいなくなっても、この街の景色は何一つ変わらない。穏やかに日々は続いていく。当たり前のその事実が、妙に胸に痛かった。立ち止まってしまった私を、人々は迷惑そうに避けていく。ごめんなさい。そう謝りたくても、私の喉から漏れるのは嗚咽ばかりだった。
君のくれたマフラーに口元を埋める。その優しい温もりも、私の心を包んではくれない。ひとり取り残された街の片隅で、私はただ涙をこぼし続けた。
小さな工場のある辺鄙な街があった
そこには働き者のエドリックというオーストラリアから来た人間が毎日、毎日鉄板に穴を開ける仕事をしていました。
そんなことを毎日続けていたらもちろん飽きてしまいます
エドリックもたったの3日で飽きてぼーっと窓の外を見ながら作業をするものだからある日穴を開け忘れた鉄板が3つも出来てしまったのです。
街はいつも灰色。
コンクリート、鉄パイプ、私の心。
いつか巨大な怪獣が現れて
会社も電車も私も、ぜんぶ壊してくれるのを待ってる。
「街」
街ですれ違ってきた人たちの中で
明日には存在が消えてしまう人がいると思うと
#街
街
もう彼とは会えないのかなぁ…
時間とともに記憶から消えちゃうんだろなぁ…
考えてる時間も少なくなりつつある毎日
気持ちに蓋をしよう‼︎と思った矢先
何でこのドラマに似つかわない、
この街が出て来るんだよ‼︎
しかも私たちが待ち合わせしたこの場所
彼目線からはこう見えていたのかなんて思いながら
ビックリした
本当に待ち合わせたその場所でのシーン
まだ忘れるには早いと言う事かな…
私達が街中で偶然に出会う。
その確率はどのくらいのものなんだろう。
「街」
#街
綺麗なところだ。ここは。
俺の生まれ育ったこの街は、海の近くにある、小さな街だ。
小さいけれど、活気があって、賑やかな街。
こんな街が、俺は好きである。
もし、また、戻ってこれる事ができるなら、
俺はその日を楽しみにしていよう。
街は都会。田舎でのらりくらりと過ごす私は街なんて他人事で。日焼けした野球坊主に、恋なんてする。
何とか連絡先を知って、割と頻繁に会話できるくらいに近づけた。今度の彼の野球試合の日は、私の誕生日だった。なんだか、運命とまでは言わないけど、嬉しかった。もちろんその試合には行く。
夕方に試合が終わって、私は帰ろうとした。「おーい!」って聞き慣れたのに胸が高鳴る声がして、私はすっごく嬉しかった。
振り返ると、汗だくで砂まみれの彼がいた。かっこいいな、ってこれでも思う。
「来てくれてサンキューな!てか俺汚ねえよな、すまん」
「ううん。勝ったね。おめでとう」
「おう!」
彼はニカっと笑う。私は、彼とかあの人としか呼べない。名前さえ呼ぶのにも緊張するからだ。陸斗(りくと)と呼ぶにはまだ早いから、まずは岸本(きしもと)くん。って呼ぼう。
「あのっ、岸本くん!」
「ん?なんだ」
「えと、あの……私、たち」
「うん」
「友達、でいいんだよね?」
「……まあ、そうかな」
よかった。私は岸本くんの視界にちゃんと入ってる。友達として認識されている。まずは友達、次は、あわよくば交際したい。
<街>6.11
No.13
街に関係あるの最初だけやんか。
私の投稿見てくれている方は気づいたかな?見てない人は6月4日の小説を読んでみてください。
さすがに難しいかも。岸本陸斗くん、6月4日に投稿した小説の中の主人公の親友・岸本美久瑠の弟です。
美久瑠ちゃんもボーイッシュな感じで学生時代ソフトボールとかやってそう(実は思いつきでたった今姉弟にした)。
この今回の主人公の女の子の名前はまだ考えてない。
昨日の読んでくれた皆さん、
あれはまったくもってできそうにありません笑
今朝から親に
死ね 消えろ 二度とその顔見せんな
と言われ さすがに笑えない誕生日となりました
ある意味凄い今日この記念日に
命を絶ってやろうかとも考えましたが
あんな糞人間を差し置いて
この身を捨てるのは勿体ないと思い 先延ばしにしました
今宵は まちをぶらついて
黄昏れる夜にしようと思います
瞼が腫れぼったいのがとてもウザイです
素敵な夜を。
_ ₇₂
循環
水は周りのきめが細かくなるにつれ綺麗になる
人は周りが密集するにつれて濁る
この濁りは、付加価値だろうか
※街
『 街 』
街と言うと華やかなイメージ。
昼は昼の賑わい。
夜は夜の賑わい。
人が沢山集まって毎日が巡っている感じ。
映画やドラマ、物語の中にあるものみたい。
だから、街に出掛けるって
ドラマがあるようなワクワク感を覚える。
その街は不思議な街だったと今でも思う。
僕は旅をしていたんだ。その頃ね。
どう不思議かと言うとね、ん〜そうだね。
まずみんな元気がなく、排気もなく、無なんだよね。
お店の人もそうだったよ。何とも言えないような...ね
で、僕は少し怖かったんだよね。
いつもは、三泊を二泊に変えたんだ。
あとは、食べ物は冷たかったな。お店のもだよ。
果物なんて甘くもなければ不味くもないんだ。
何とも言えなかったよ。
まあ、長くなってしまうからこのくらいにしよう。
まあ、ここが僕がいちばん不思議で、直した方がいい
そう思った街さ。
ガラスの手
ガラスの手に
負った傷を金で繕う
手に走るひび割れは
流れる星の軌跡のような
美しいタトゥとなった
でも、もう、これ以上
傷ついてほしくない
大切な大切な
僕だけのガラスの手
もう居ない
君から作ったガラスの手
#シロクマ文芸部
お題「ガラスのの手」から始まる小説・詩歌
街。
そこは情報にあふれている。
逃げ場のないほどに、溢れている。
だから、ひとりになれない。
窓を開ければ看板、看板。
新しい街に来た。
スーパーは
ここが一番近いらしい。
コンビニは?
病院は?
駅にはどの道が
近道?
どの電車に乗ったら
いいのかな?
何か
習い事でもしてみようかな。
誰かと
友達になれるかな。
#街
「うーん、どんな街がいいかなぁ…」
今は図工の時間で、理想の街を思い浮かべ
画用紙に描く授業だった。
少女は、どんな街にしようかと胸を
ワクワクさせていた。
「うーんと、えっと…あ!」
少女は理想の街を思いつき、早速
鉛筆を持ち出した。
「ふふっ…」
少女は速やかに鉛筆を画用紙に走らせた。
1時間経つと、少女は理想の街を描き終え
画用紙を見つめてニコニコと笑っていた。
少女の描いた理想の街は、とても美しく
綺麗な海が広がっている街だった。
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| 題名「ma belle ville maritime」 |
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訳:私の美しい海の街
# 1 街
【街】街は、都会のイメージ。町は田舎のイメージ。
街は、大雑把なことをいえば、ヨーロッパのイメージ。
町は、日本のイメージ。
街に住んでないなぁ−、町に住んでるなぁ−
そして、それを聴いて思い出すのは
《街はまたいくつものとまどいをなげかけている・・・》
という歌詞。懐かしい。
街っていう漢字がそもそもシャレオツなんだよねぇー。
そ~思えるのはなぜなの??(笑)
3年後のpure
テーマ:街 #210
街中で彼にあった。
隣には知らない女の子。
もう新しい彼女をつくったのね。
そう思いながら遠目で二人を見る。
もう会いたくない、
見たくないと思っていた相手だったのに目が離せない。
その時気づいた。
胸の奥のモヤモヤと
下唇を切れるほど強く噛み締めていたこと。
その時知った。
あぁ、私嫉妬しているんだって。