『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小さな工場のある辺鄙な街があった
そこには働き者のエドリックというオーストラリアから来た人間が毎日、毎日鉄板に穴を開ける仕事をしていました。
そんなことを毎日続けていたらもちろん飽きてしまいます
エドリックもたったの3日で飽きてぼーっと窓の外を見ながら作業をするものだからある日穴を開け忘れた鉄板が3つも出来てしまったのです。
街はいつも灰色。
コンクリート、鉄パイプ、私の心。
いつか巨大な怪獣が現れて
会社も電車も私も、ぜんぶ壊してくれるのを待ってる。
「街」
街ですれ違ってきた人たちの中で
明日には存在が消えてしまう人がいると思うと
#街
街
もう彼とは会えないのかなぁ…
時間とともに記憶から消えちゃうんだろなぁ…
考えてる時間も少なくなりつつある毎日
気持ちに蓋をしよう‼︎と思った矢先
何でこのドラマに似つかわない、
この街が出て来るんだよ‼︎
しかも私たちが待ち合わせしたこの場所
彼目線からはこう見えていたのかなんて思いながら
ビックリした
本当に待ち合わせたその場所でのシーン
まだ忘れるには早いと言う事かな…
私達が街中で偶然に出会う。
その確率はどのくらいのものなんだろう。
「街」
#街
綺麗なところだ。ここは。
俺の生まれ育ったこの街は、海の近くにある、小さな街だ。
小さいけれど、活気があって、賑やかな街。
こんな街が、俺は好きである。
もし、また、戻ってこれる事ができるなら、
俺はその日を楽しみにしていよう。
街は都会。田舎でのらりくらりと過ごす私は街なんて他人事で。日焼けした野球坊主に、恋なんてする。
何とか連絡先を知って、割と頻繁に会話できるくらいに近づけた。今度の彼の野球試合の日は、私の誕生日だった。なんだか、運命とまでは言わないけど、嬉しかった。もちろんその試合には行く。
夕方に試合が終わって、私は帰ろうとした。「おーい!」って聞き慣れたのに胸が高鳴る声がして、私はすっごく嬉しかった。
振り返ると、汗だくで砂まみれの彼がいた。かっこいいな、ってこれでも思う。
「来てくれてサンキューな!てか俺汚ねえよな、すまん」
「ううん。勝ったね。おめでとう」
「おう!」
彼はニカっと笑う。私は、彼とかあの人としか呼べない。名前さえ呼ぶのにも緊張するからだ。陸斗(りくと)と呼ぶにはまだ早いから、まずは岸本(きしもと)くん。って呼ぼう。
「あのっ、岸本くん!」
「ん?なんだ」
「えと、あの……私、たち」
「うん」
「友達、でいいんだよね?」
「……まあ、そうかな」
よかった。私は岸本くんの視界にちゃんと入ってる。友達として認識されている。まずは友達、次は、あわよくば交際したい。
<街>6.11
No.13
街に関係あるの最初だけやんか。
私の投稿見てくれている方は気づいたかな?見てない人は6月4日の小説を読んでみてください。
さすがに難しいかも。岸本陸斗くん、6月4日に投稿した小説の中の主人公の親友・岸本美久瑠の弟です。
美久瑠ちゃんもボーイッシュな感じで学生時代ソフトボールとかやってそう(実は思いつきでたった今姉弟にした)。
この今回の主人公の女の子の名前はまだ考えてない。
昨日の読んでくれた皆さん、
あれはまったくもってできそうにありません笑
今朝から親に
死ね 消えろ 二度とその顔見せんな
と言われ さすがに笑えない誕生日となりました
ある意味凄い今日この記念日に
命を絶ってやろうかとも考えましたが
あんな糞人間を差し置いて
この身を捨てるのは勿体ないと思い 先延ばしにしました
今宵は まちをぶらついて
黄昏れる夜にしようと思います
瞼が腫れぼったいのがとてもウザイです
素敵な夜を。
_ ₇₂
循環
水は周りのきめが細かくなるにつれ綺麗になる
人は周りが密集するにつれて濁る
この濁りは、付加価値だろうか
※街
『 街 』
街と言うと華やかなイメージ。
昼は昼の賑わい。
夜は夜の賑わい。
人が沢山集まって毎日が巡っている感じ。
映画やドラマ、物語の中にあるものみたい。
だから、街に出掛けるって
ドラマがあるようなワクワク感を覚える。
その街は不思議な街だったと今でも思う。
僕は旅をしていたんだ。その頃ね。
どう不思議かと言うとね、ん〜そうだね。
まずみんな元気がなく、排気もなく、無なんだよね。
お店の人もそうだったよ。何とも言えないような...ね
で、僕は少し怖かったんだよね。
いつもは、三泊を二泊に変えたんだ。
あとは、食べ物は冷たかったな。お店のもだよ。
果物なんて甘くもなければ不味くもないんだ。
何とも言えなかったよ。
まあ、長くなってしまうからこのくらいにしよう。
まあ、ここが僕がいちばん不思議で、直した方がいい
そう思った街さ。
ガラスの手
ガラスの手に
負った傷を金で繕う
手に走るひび割れは
流れる星の軌跡のような
美しいタトゥとなった
でも、もう、これ以上
傷ついてほしくない
大切な大切な
僕だけのガラスの手
もう居ない
君から作ったガラスの手
#シロクマ文芸部
お題「ガラスのの手」から始まる小説・詩歌
街。
そこは情報にあふれている。
逃げ場のないほどに、溢れている。
だから、ひとりになれない。
窓を開ければ看板、看板。
新しい街に来た。
スーパーは
ここが一番近いらしい。
コンビニは?
病院は?
駅にはどの道が
近道?
どの電車に乗ったら
いいのかな?
何か
習い事でもしてみようかな。
誰かと
友達になれるかな。
#街
「うーん、どんな街がいいかなぁ…」
今は図工の時間で、理想の街を思い浮かべ
画用紙に描く授業だった。
少女は、どんな街にしようかと胸を
ワクワクさせていた。
「うーんと、えっと…あ!」
少女は理想の街を思いつき、早速
鉛筆を持ち出した。
「ふふっ…」
少女は速やかに鉛筆を画用紙に走らせた。
1時間経つと、少女は理想の街を描き終え
画用紙を見つめてニコニコと笑っていた。
少女の描いた理想の街は、とても美しく
綺麗な海が広がっている街だった。
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| 題名「ma belle ville maritime」 |
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訳:私の美しい海の街
# 1 街
【街】街は、都会のイメージ。町は田舎のイメージ。
街は、大雑把なことをいえば、ヨーロッパのイメージ。
町は、日本のイメージ。
街に住んでないなぁ−、町に住んでるなぁ−
そして、それを聴いて思い出すのは
《街はまたいくつものとまどいをなげかけている・・・》
という歌詞。懐かしい。
街っていう漢字がそもそもシャレオツなんだよねぇー。
そ~思えるのはなぜなの??(笑)
3年後のpure
テーマ:街 #210
街中で彼にあった。
隣には知らない女の子。
もう新しい彼女をつくったのね。
そう思いながら遠目で二人を見る。
もう会いたくない、
見たくないと思っていた相手だったのに目が離せない。
その時気づいた。
胸の奥のモヤモヤと
下唇を切れるほど強く噛み締めていたこと。
その時知った。
あぁ、私嫉妬しているんだって。
街が新しくなる
年月が経ち生まれ変わる
人もそう
いつまでも同じでなく変わっていくのに
何故か、変わったことに馴染めず
あの時は、と過ぎたことを懐かしむ
街は新しくなることに馴染もうとするのに
切り替えよう
年月が過ぎたのだから
舞
「千夏はさ」
ピンクのベットに腰をかけ、真っ白い天井を眺めながら明菜が話はじめる。
「大人になったらさ、街に出ようとか思うん」
「思わないよ」
シャーペンを動かす手を止めずに答える。教科書の擦れる音がする。
「なんで?」
「...」
シャーペンの音がコツコツと響く。
「春翔くんやろ」
思わず手を止めた。明菜の勘の鋭さにびっくりしたのだ。いや、これはただの勘では無いのかもしれない。私の隅から隅までを観察して、そこから出た推測かもしれない。明菜は昔からそう言うところがあった。人の僅かな変化にもすぐ気がつくし、何を考えているかも察せる。明菜の観察眼にはほんと驚かされる。魔法みたいだねと昔喩えたことがある。
「なんで」
「なんでわかるん」
もう春翔は死んでいるのに、まだ想い出を捨てきれずにいるのを、なぜ彼女は察したのだろう。
「なんでって、千夏。ほんとに好きやったやないの、春翔くんのこと」
「でも、春翔は...もういないんだから」
「いないからこそでしょ、想い出はこの町にしか残っとらんのやから」
ベットの頭側の窓を見つめる。もうすでに日が暮れていた。横顔に夕陽がかかる。
「いつまでも囚われてちゃダメだよ」
明菜の声だとすぐに気づかないほど、低く、そして、どこか悲しい声だった。まるで自分に言い聞かせているように...
「私もう帰るね」と、乱雑に散らかった教科書やらを片付けて、足早に出て行ってしまった。机の上のオレンジジュースを入れたコップが、汗を流した。私もキリがついたからもうやめようと思い、片付け始める。
片付けが終わり、ベットに腰をかけて夕日を眺める。遠いあの日々を思い出す。
鬼ごっこをした日も、バッタを捕まえた日も、365日、この赤い夕日が見えだすと家へと帰った。暗くなってから帰ると、親からこっ酷く怒られるからだった。窓の外を蜻蛉が通り過ぎる。夕日に向かう蜻蛉は赤く染まって見えた。とんぼのめがねと言う童謡を昔歌ったのを思い出した。いつなのだろう?幼稚園か小学校か...。歌詞を口ずさんでみる。案外覚えているものだ。合っているのかどうかはわからないが。
青い空 ピカピカ光る太陽 優しく燃える夕焼け雲
おんなじとんぼなのに、時間帯によって変化する。不思議に思えるが、実はほとんどがそうなのだ。
この町だって、春翔も...
廊下でふざけ合っている時も、授業を聞かずに真剣に窓の外を見つめている時も、帰り道を一緒に歩く時も、放課後いっしょに遊ぶ時も、全部違って見えた。ただ一つ同じなのは角ばったその指先だけだった。
春翔....。
窓にもたれかかる。
夕日がまた顔を照らすのだった。
「きて、明菜、千夏」
「なあにー?」
桃色のワンピースの少女が駆けていく。半袖短パンの少女が後を追う。
「とんぼだよ」
「やだー、こわい」はなしてあげなよ」
ワンピースの少女が叫ぶ。
「こんくらい大丈夫だよ、さわる?」
「さわらないよぉ、ねえ明菜」
うんうん、と半袖の少女が頷く。「噛まれても知らないから」
「かわいそうだからもう逃してよー!」
「そうだよ春翔、羽が折れちゃったらどうするの!」
「ちぇっ、お前ら、バッタやダンゴムシなんかは捕まえるくせに嫌いな虫は触ろうとすらしないんだ」
「わかったよ、」と少年は不服そうにとんぼを逃す。トンボはゆらゆらと夕日に浮かんだ。少年に捕まれるほどに弱っていたのだから当然だが、数m進んだあたりで落下した。羽を必須に動かし地面を這っている。ジジジジと音がする。
「春翔のせいじゃん!」
ワンピースの少女が怒鳴る。
「おれじゃねーよ、元からきっと弱ってたんだよ!」
「あーあかわいそう、お墓ぐらい作ってあげてよ」
半袖の少女がわざとらしく言う。
「めんどくせー!お前らがやればー?」
少年は道路と垂直に交わる砂利道を走った。
「待てーっ」
目が覚めた。外はもう暗い。1時間ほど寝てしまったようだ。「千夏ーっ」
「ご飯できてるわよ」
「今行くー!」
街
今日は親友の花と一緒に地元に帰ってきていた。
「ねぇ、ここ超懐かしくない?
ゆなここで浮気してた彼氏を私の前でビンタしたよね
ー!覚えてる?」
花は懐かしむ顔で当時のことを笑っている。
「覚えてる、覚える!あの時はちょームカついたわー」
そう笑って、当時のことを思い出していた。
あれは高校生2年生の時。
中学3年生の時から高校2年生の時まで付き合っていて、あっちから告白してくれてもちろん私も好きだったから喜んでOKした。
だけど、ちょうど、花と遊んでる時に女とキスしてるのをみて浮気だってことに気づいて思いっきりビンタした。
「ふざけんなよー、私のこの時間返せー」
あの時はすごいムカついて自分の感情を抑えきれずについつい手を出してしまった。
後から思い返してみれば私にも悪いところはあったのかなーって思ったりしたんだよね。
「あの時ゆなが鬼みたいな顔して思いっきりビンタして
て、その後もずっーと、私に愚痴ってたから宥めるの
に必死だったもん!」
「その節は申し訳ありませんでした!笑笑」
笑い合いながら歩いた。
しばらくすると、公園が見えてきた。
公園といえば、ここにも嬉しい思い出がある。
「そういえば、ここで花に助けてもらったよねー」
「あー、あったねーそんなこと」
この日も花と一緒に遊んでて、少し花がトイレに行って、1人で公園で待っている時何人かの男子にナンパされたんだよね。
連れられそうになったのに怖い気持ちはなくて、
めんどくせぇな、はやく散れよー
ぐらいしか思ってなくて男子達を睨みつけていた。
私はそんなやわじゃないから。
早く消えろよー。ぐらいに思ってたら花が助けに来てくれた。
「おらぁー、お前ら私の大切な親友に何しとるんじゃ、ボケ〜、覚悟はできてんだろうなー」
って、怖い顔して、あっという間に倒していった。
花は空手やってたから強いんだよねー
相手倒す時だけ顔変わって怖すぎる。
けど、嬉しかったなー
もう、男子のナンパしてきた人、ピクピクしてめっちゃ怯えてて逆に可哀想だったもん。
「あの時はちっと、手加減してやったってのにすぐ倒れて私達の前から退かないんだもんなー」
いや、あれが本気じゃなかったら怖いわ!
親友の私でさえ、身震いするような出来事だった。
私達はそんなふうに時折楽しかったことを思い出しながら地元の街を歩き回った。
ちなみに中学校にも行って昔の先生達とも会ってきた。
いつも、ドラ○もんみたいな喋りかたをするからドラ尾
(どらお)先生って呼んでばかにしてた先生とも喋ってきた。
そんなふうに色々なところに行っていたらもう夕方だ。
楽しかった一日も終わり、明日はこんなゆっくりする時間はなくてまた、東京に戻らなければいけない。
あー、楽しかったな〜
「楽しかったね、花!また一緒に来よーねー!」
そう言って私は花に笑いかける。
「うん!また来よ、来よ!」
やっぱり東京とか都会も便利だけど、楽しいけど、田舎の地元も最高だ。
日が暮れる空を見ながらしみじみとそう思ったゆなであった!
おしまい。