『街』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昨日の読んでくれた皆さん、
あれはまったくもってできそうにありません笑
今朝から親に
死ね 消えろ 二度とその顔見せんな
と言われ さすがに笑えない誕生日となりました
ある意味凄い今日この記念日に
命を絶ってやろうかとも考えましたが
あんな糞人間を差し置いて
この身を捨てるのは勿体ないと思い 先延ばしにしました
今宵は まちをぶらついて
黄昏れる夜にしようと思います
瞼が腫れぼったいのがとてもウザイです
素敵な夜を。
_ ₇₂
循環
水は周りのきめが細かくなるにつれ綺麗になる
人は周りが密集するにつれて濁る
この濁りは、付加価値だろうか
※街
『 街 』
街と言うと華やかなイメージ。
昼は昼の賑わい。
夜は夜の賑わい。
人が沢山集まって毎日が巡っている感じ。
映画やドラマ、物語の中にあるものみたい。
だから、街に出掛けるって
ドラマがあるようなワクワク感を覚える。
その街は不思議な街だったと今でも思う。
僕は旅をしていたんだ。その頃ね。
どう不思議かと言うとね、ん〜そうだね。
まずみんな元気がなく、排気もなく、無なんだよね。
お店の人もそうだったよ。何とも言えないような...ね
で、僕は少し怖かったんだよね。
いつもは、三泊を二泊に変えたんだ。
あとは、食べ物は冷たかったな。お店のもだよ。
果物なんて甘くもなければ不味くもないんだ。
何とも言えなかったよ。
まあ、長くなってしまうからこのくらいにしよう。
まあ、ここが僕がいちばん不思議で、直した方がいい
そう思った街さ。
ガラスの手
ガラスの手に
負った傷を金で繕う
手に走るひび割れは
流れる星の軌跡のような
美しいタトゥとなった
でも、もう、これ以上
傷ついてほしくない
大切な大切な
僕だけのガラスの手
もう居ない
君から作ったガラスの手
#シロクマ文芸部
お題「ガラスのの手」から始まる小説・詩歌
街。
そこは情報にあふれている。
逃げ場のないほどに、溢れている。
だから、ひとりになれない。
窓を開ければ看板、看板。
新しい街に来た。
スーパーは
ここが一番近いらしい。
コンビニは?
病院は?
駅にはどの道が
近道?
どの電車に乗ったら
いいのかな?
何か
習い事でもしてみようかな。
誰かと
友達になれるかな。
#街
「うーん、どんな街がいいかなぁ…」
今は図工の時間で、理想の街を思い浮かべ
画用紙に描く授業だった。
少女は、どんな街にしようかと胸を
ワクワクさせていた。
「うーんと、えっと…あ!」
少女は理想の街を思いつき、早速
鉛筆を持ち出した。
「ふふっ…」
少女は速やかに鉛筆を画用紙に走らせた。
1時間経つと、少女は理想の街を描き終え
画用紙を見つめてニコニコと笑っていた。
少女の描いた理想の街は、とても美しく
綺麗な海が広がっている街だった。
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| 題名「ma belle ville maritime」 |
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訳:私の美しい海の街
# 1 街
【街】街は、都会のイメージ。町は田舎のイメージ。
街は、大雑把なことをいえば、ヨーロッパのイメージ。
町は、日本のイメージ。
街に住んでないなぁ−、町に住んでるなぁ−
そして、それを聴いて思い出すのは
《街はまたいくつものとまどいをなげかけている・・・》
という歌詞。懐かしい。
街っていう漢字がそもそもシャレオツなんだよねぇー。
そ~思えるのはなぜなの??(笑)
3年後のpure
テーマ:街 #210
街中で彼にあった。
隣には知らない女の子。
もう新しい彼女をつくったのね。
そう思いながら遠目で二人を見る。
もう会いたくない、
見たくないと思っていた相手だったのに目が離せない。
その時気づいた。
胸の奥のモヤモヤと
下唇を切れるほど強く噛み締めていたこと。
その時知った。
あぁ、私嫉妬しているんだって。
街が新しくなる
年月が経ち生まれ変わる
人もそう
いつまでも同じでなく変わっていくのに
何故か、変わったことに馴染めず
あの時は、と過ぎたことを懐かしむ
街は新しくなることに馴染もうとするのに
切り替えよう
年月が過ぎたのだから
舞
「千夏はさ」
ピンクのベットに腰をかけ、真っ白い天井を眺めながら明菜が話はじめる。
「大人になったらさ、街に出ようとか思うん」
「思わないよ」
シャーペンを動かす手を止めずに答える。教科書の擦れる音がする。
「なんで?」
「...」
シャーペンの音がコツコツと響く。
「春翔くんやろ」
思わず手を止めた。明菜の勘の鋭さにびっくりしたのだ。いや、これはただの勘では無いのかもしれない。私の隅から隅までを観察して、そこから出た推測かもしれない。明菜は昔からそう言うところがあった。人の僅かな変化にもすぐ気がつくし、何を考えているかも察せる。明菜の観察眼にはほんと驚かされる。魔法みたいだねと昔喩えたことがある。
「なんで」
「なんでわかるん」
もう春翔は死んでいるのに、まだ想い出を捨てきれずにいるのを、なぜ彼女は察したのだろう。
「なんでって、千夏。ほんとに好きやったやないの、春翔くんのこと」
「でも、春翔は...もういないんだから」
「いないからこそでしょ、想い出はこの町にしか残っとらんのやから」
ベットの頭側の窓を見つめる。もうすでに日が暮れていた。横顔に夕陽がかかる。
「いつまでも囚われてちゃダメだよ」
明菜の声だとすぐに気づかないほど、低く、そして、どこか悲しい声だった。まるで自分に言い聞かせているように...
「私もう帰るね」と、乱雑に散らかった教科書やらを片付けて、足早に出て行ってしまった。机の上のオレンジジュースを入れたコップが、汗を流した。私もキリがついたからもうやめようと思い、片付け始める。
片付けが終わり、ベットに腰をかけて夕日を眺める。遠いあの日々を思い出す。
鬼ごっこをした日も、バッタを捕まえた日も、365日、この赤い夕日が見えだすと家へと帰った。暗くなってから帰ると、親からこっ酷く怒られるからだった。窓の外を蜻蛉が通り過ぎる。夕日に向かう蜻蛉は赤く染まって見えた。とんぼのめがねと言う童謡を昔歌ったのを思い出した。いつなのだろう?幼稚園か小学校か...。歌詞を口ずさんでみる。案外覚えているものだ。合っているのかどうかはわからないが。
青い空 ピカピカ光る太陽 優しく燃える夕焼け雲
おんなじとんぼなのに、時間帯によって変化する。不思議に思えるが、実はほとんどがそうなのだ。
この町だって、春翔も...
廊下でふざけ合っている時も、授業を聞かずに真剣に窓の外を見つめている時も、帰り道を一緒に歩く時も、放課後いっしょに遊ぶ時も、全部違って見えた。ただ一つ同じなのは角ばったその指先だけだった。
春翔....。
窓にもたれかかる。
夕日がまた顔を照らすのだった。
「きて、明菜、千夏」
「なあにー?」
桃色のワンピースの少女が駆けていく。半袖短パンの少女が後を追う。
「とんぼだよ」
「やだー、こわい」はなしてあげなよ」
ワンピースの少女が叫ぶ。
「こんくらい大丈夫だよ、さわる?」
「さわらないよぉ、ねえ明菜」
うんうん、と半袖の少女が頷く。「噛まれても知らないから」
「かわいそうだからもう逃してよー!」
「そうだよ春翔、羽が折れちゃったらどうするの!」
「ちぇっ、お前ら、バッタやダンゴムシなんかは捕まえるくせに嫌いな虫は触ろうとすらしないんだ」
「わかったよ、」と少年は不服そうにとんぼを逃す。トンボはゆらゆらと夕日に浮かんだ。少年に捕まれるほどに弱っていたのだから当然だが、数m進んだあたりで落下した。羽を必須に動かし地面を這っている。ジジジジと音がする。
「春翔のせいじゃん!」
ワンピースの少女が怒鳴る。
「おれじゃねーよ、元からきっと弱ってたんだよ!」
「あーあかわいそう、お墓ぐらい作ってあげてよ」
半袖の少女がわざとらしく言う。
「めんどくせー!お前らがやればー?」
少年は道路と垂直に交わる砂利道を走った。
「待てーっ」
目が覚めた。外はもう暗い。1時間ほど寝てしまったようだ。「千夏ーっ」
「ご飯できてるわよ」
「今行くー!」
街
今日は親友の花と一緒に地元に帰ってきていた。
「ねぇ、ここ超懐かしくない?
ゆなここで浮気してた彼氏を私の前でビンタしたよね
ー!覚えてる?」
花は懐かしむ顔で当時のことを笑っている。
「覚えてる、覚える!あの時はちょームカついたわー」
そう笑って、当時のことを思い出していた。
あれは高校生2年生の時。
中学3年生の時から高校2年生の時まで付き合っていて、あっちから告白してくれてもちろん私も好きだったから喜んでOKした。
だけど、ちょうど、花と遊んでる時に女とキスしてるのをみて浮気だってことに気づいて思いっきりビンタした。
「ふざけんなよー、私のこの時間返せー」
あの時はすごいムカついて自分の感情を抑えきれずについつい手を出してしまった。
後から思い返してみれば私にも悪いところはあったのかなーって思ったりしたんだよね。
「あの時ゆなが鬼みたいな顔して思いっきりビンタして
て、その後もずっーと、私に愚痴ってたから宥めるの
に必死だったもん!」
「その節は申し訳ありませんでした!笑笑」
笑い合いながら歩いた。
しばらくすると、公園が見えてきた。
公園といえば、ここにも嬉しい思い出がある。
「そういえば、ここで花に助けてもらったよねー」
「あー、あったねーそんなこと」
この日も花と一緒に遊んでて、少し花がトイレに行って、1人で公園で待っている時何人かの男子にナンパされたんだよね。
連れられそうになったのに怖い気持ちはなくて、
めんどくせぇな、はやく散れよー
ぐらいしか思ってなくて男子達を睨みつけていた。
私はそんなやわじゃないから。
早く消えろよー。ぐらいに思ってたら花が助けに来てくれた。
「おらぁー、お前ら私の大切な親友に何しとるんじゃ、ボケ〜、覚悟はできてんだろうなー」
って、怖い顔して、あっという間に倒していった。
花は空手やってたから強いんだよねー
相手倒す時だけ顔変わって怖すぎる。
けど、嬉しかったなー
もう、男子のナンパしてきた人、ピクピクしてめっちゃ怯えてて逆に可哀想だったもん。
「あの時はちっと、手加減してやったってのにすぐ倒れて私達の前から退かないんだもんなー」
いや、あれが本気じゃなかったら怖いわ!
親友の私でさえ、身震いするような出来事だった。
私達はそんなふうに時折楽しかったことを思い出しながら地元の街を歩き回った。
ちなみに中学校にも行って昔の先生達とも会ってきた。
いつも、ドラ○もんみたいな喋りかたをするからドラ尾
(どらお)先生って呼んでばかにしてた先生とも喋ってきた。
そんなふうに色々なところに行っていたらもう夕方だ。
楽しかった一日も終わり、明日はこんなゆっくりする時間はなくてまた、東京に戻らなければいけない。
あー、楽しかったな〜
「楽しかったね、花!また一緒に来よーねー!」
そう言って私は花に笑いかける。
「うん!また来よ、来よ!」
やっぱり東京とか都会も便利だけど、楽しいけど、田舎の地元も最高だ。
日が暮れる空を見ながらしみじみとそう思ったゆなであった!
おしまい。
僕と彼女は
それぞれ
別の街で生まれ
同じ街で出会った──
彼女の生まれ育った街は
とても静かな街だったそう
都会だけど
ひっそりとした街
僕が生まれ育った街は
とても賑やかな街だった
大都会の近く
人の流れの多い街
そんな僕らが出会った街は
ちょうど真ん中
静かでもなく、賑やか
賑やかでもなく、静か
僕らが程よく溶け込める
これから僕ら二人
この街で一緒に
人生を共に歩んでいく──
(2023.06.11/街)
今日、この街を出る。
都内の大学に受かり引っ越しを終えて後は電車で向かおうとした時、この街には二度と戻らないということで
せっかくなら最後に見て回って行こうと思って記憶に
残る場所へ行ってみた。まずは駄菓子屋が近くにあった
公園へ行くとそこはもう荒れ地で駄菓子屋もやっていなかった。中学校からは疲れてすぐ帰っていたのでこの道を通らなかったからやっていなかったなんて。
少し切ない気持ちになりながら、また歩き出す。
そういえば、通っていた小学校は人数が少ないためあと
1年したら廃校になるらしい。もうあの小学校を見ることもないのだろう。
その他にも色々な場所が潰れていたり、なくなっていた
ためもう見に行く場所はなくなり時間がきた為駅へと
向かった。待っている時、会話が聞こえた。
「ねぇ、この駅もう少ししたら廃駅になるんでしょ。」
「そうなんだ。もうこの街も寂れてきたわね。」
電車が来たので乗り込む。そうか、もうすべて無くなるのか。どうしようもなく苦しくなる。
小さかったあの頃、私にとってこの街は世界の全てだったのに、ここ以外にも街はありこの場所はちっぽけなのだと知った。そして今思い出の場所はすべて消えてしまった。でもそれはよくあること。皆いつかは寂れて消えてしまうものなのだ。
電車の窓から見える景色は酷く色褪せていた。
「さよなら、私は二度と帰らない。」
思い出に別れを告げて私は眠った。
『街』
『街』
夢と希望を胸に訪れ
一握りの人は
大輪の花を咲かせ
多くの人は
挫折し 夢敗れ
姿消す者 帰郷する者
出会いがあれば
別れも またしかり
もがき 苦しみ
笑って 泣いて
悲喜こもごも 繰り返し
孤独も
人の温もりも
善や悪すらのみ込んで
今日も この街は息をする
「街」と聞くと整備の行き届いたちょっと都会なところをイメージするけど、「町」だと盆地とかにある村とまではいかない人の集まった場所、みたいなイメージがある
この違いはなんだろう?
街。
この言葉、いるんだろうか。
町でいいじゃないか。
「町で済ませりゃいいのに」
と、悪態をつく俺に、優しい恋人はくすっと笑った。
「そしたら、私の苗字、一文字になっちゃうじゃないの」
確かに。俺の恋人の苗字には街が入ってる。
「…じゃあ、俺の苗字、やるよ。そしたら新しい苗字になるんじゃないか?」
彼女はギョッとしている。
…あ、
「…え、確かに私達、付き合ってから長いけど、」
「…俺と、結婚、してください」
「…こんな私でよければ、末永く、よろしくお願いします」
…まだ指輪も買ってないけど。あの街にあるジュエリーショップで、一番綺麗なヤツ、買うか。
街。
僕とは無縁の輝いてる場所。
そこにいる皆がきらきらして見える。
無意識に顔を下げ、足速に抜け出す。
あぁここに僕の居場所があるわけなかったのに。
お題『街』
調理担当のロノから買い出しを頼まれた。主様はその話を聞きつけ、一緒に行くと言われたので馬車で街までやって来た。
食材を調達する前に、主様には新しい児童文学書を、自分には気になっていた小説を購入するためにいつもの本屋に入る。真新しい紙とインクの香りにワクワクしていると、主様も同じ気持ちなのか「フェネス、あっち」と言いながら俺の手を引っ張った。
連れて行かれた先は児童文学ではなく美術のコーナーだ。
「フェネス、この本がほしいの」
エスポワールの街にある美術館の模写を集めた本だ。しかしそれを買ってしまうと完全に予算オーバーで食料品の店に辿り着けそうもない。
「次に街に来ることがあればそのときに必ず買うので、今日は我慢していただけませんか?」
主様に提案すれば少し渋い表情をしたものの首を縦に振ってくださった。
そうなると自分のだけというわけにもいかず、俺も今日は手ぶらで本屋を出た。
買い出しを済ませた俺の荷物を持ちたいと主様が言い出されたので、焼き菓子の入った紙袋をお願いする。上機嫌の主様の手を再び取れば、ふふふっと嬉しそうに笑っている。
「こういうの、デートっていうのかな? 楽しい」
唐突なおませ発言に「あ、主様!?」と言った俺の声は上擦った。
「今度来るときは本屋さんデートよね。楽しみ」
慌てる俺と楽しそうな主様を見た肉屋の店主が微笑ましそうに相合を崩す。
「いいねー、お父さん。いつか手を繋ぐのも嫌がるようになるから、今のうちに堪能しとくといいよ」
そうか、街の人たちからしてみれば俺は主様の父親に見えるのか。
嬉しいような、そうでもないような不思議な気持ちに包まれたまま馬車までの少しだけの道のりを一緒に歩き、街を後にした。