『街の明かり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
街の明かりが眩しく感じられるのは
世界を『見る』ことができている証拠
人々の声に心がざわめくのは
世界を『聞く』ことができている証拠
引っ掻いた足裏に痛みを感じるのは
世界に『触れる』ことができている証拠
色々な「証拠」にふれる度に
生きていることを実感する
街の明かり
高台にある自宅からは、山を隔てた向こうの街明かりが見える~
暗い街を照らすほのかな光
横で歩いてる貴方は頬を赤く染めながら
僕の手をそっと握った
就寝前。歯ブラシを片手にボロいアパートの窓をそっと開けた。真夜中とも言える今の時間、駅チカとは程遠い住宅地に人の気配はない。
三階建てのアパートの最上階からは建ち並ぶ一軒家の奥にぼんやりと繁華街の明かりが見える。色々な色が集まっているそれは遠くから見れば大きな一つの光の塊で。真っ暗な住宅地の平原にぽつりとある灯火のように、眠らぬ街は今日も煌々と光を放っていた。
今あの場所では人々の声で溢れている筈なのに、こちらには声ひとつ届かない。そんな静寂の中で遠くの喧騒に思いを馳せるこの時間が好きだ。
カシュ、と惰性的に歯ブラシを動かす。明日の予定をぼんやり脳内で確認していると、遠くの方で帰宅途中の酔っぱらいらしき意味のない笑い声が聞こえた。
不快なそれを遮るように窓を閉めて、次いでゆっくりとカーテンも閉める。布に覆い隠されて視界から消えるその瞬間も、遠くの街は変わらず光を放っていた。
/街の明かり
街の明かり
私は思い出す。小学生の頃、ゲルマニウムラジオで聞いた流行歌を。
私は好きだったが、今では懐メロとしても聞くことはほとんどない。
ブルーライト横浜
街の灯りちらちら
キミに恋を囁く
星空に…
愛が芽生えそうな
胸を熱くする時よ…
君を愛へ誘い…
街の灯りちらちら…
キミへ熱く囁く…
愛が芽生えそうな
胸が弾む時よ…
ミチャアキ&ムッシュ村山
街の明かり
遠くから見ると良いね
近くからでも悪くない
街の規模にもよるんだろうけど
明るさの分だけ必要とされていて
暗いと困ってしまうけど
その分だけ不自由でもある
明るさにも色々あって
賑やかさよりは静けさの方が好き
派手さより暖かさが好き
夜の街にはあまり近寄りたくない
居酒屋では
お酒よりも音楽と人達で悪酔いする
夜は夜でも深夜から早朝が好き
お祭りなら
準備段階と店じまいがいい感じ
ほどよい距離感が大切で
近すぎたら判らないかもしれない
街の明かりを
何処から見てるかによるんだよね
私達を生きやすくしてくれてる
その一端で
生命線の1つ
そうゆうシステムで
私達もその一部であるんだけど
何故か色々な職に優劣をつけたがる
けれどそれらが無くなったら
はたして
あなたは生きていけるのだろうか?
簡単な答えは
たぶん死にはしないだろうけど不自由
優劣ってのは
劣が多いからこそ
優が劣を生かせることで
お互いの為になる
そんなところではないだろうか
決して下卑することではないと思う
いつでも、どんな道でも、
明かりのない道はない。
今は影でも、いつかは明るくなる。
そう信じて諦めなければ
きっと光が差すはず。
街の明かり
帰り道に、あちこちから見える街の明かり
オフィスやマンションや家から見える明かりは
一人じゃないんだな、と思わせてくれる
私の灯す明かりは、誰かに寄り添っているのかな
街の明かり
結局、何も知らなかったんだ。表面的なことばかり話をして、知った気でいたんだ。わかったつもりになっていたんだ。
今もこうして気まずい沈黙が続く中、君の表情が曇るのがよくわかった。
ああ、せめてもっと暗いところだったら、よかったのに。
真夜中に程近い時間なのに、街が明るすぎるから。読めもしないその表情を見つめながら、別れを告げた。
街の明かり
街の明かり。
消える頃。
何かが終わって
何かが始まる。
ドキドキする。
遠いようで、意外と身近。
平穏と不穏が混在していて。
幸せも、不幸せも、綺麗に飲み込んで灯し続ける。
”街の明かり”には、どれだけの幸福と不幸が灯っているのかな?
なんて、ろくでもないことを考えている自分も、その灯りの1つでしかないんだ。
街の明かり
夜のこの街の明かり好きだな。
少し離れた公園の丘の上から見るこの景色が好きだ。
なんか落ち込んだりする日は見にきたりする。
「晴れの日は本当最高、、」
失恋、、、
今日は会社の先輩に想いを伝えたけど
フラれてしまった。
「まぁしょうがない」
先輩には好きな人がいた。
、、、わかってた。
でも伝えたかったのだ。
幸い部署が違うから、そんな気まずくは、ならない。
「はぁ、、」
まぁ大丈夫。今日だけ、この感じで夜景も見て浸るけど、
明日にはまた元に戻って、私頑張る。
プシュっ
ごくごくごく
「かーーーーっ!」
「お疲れ私!!頑張れ私!」
大丈夫、
大丈夫。
街の明かり
2023年7月8日土曜日東京都
この日週末が…いや、世界が終わろうとしていた。
隕石が近づいてきて日付が変わる頃にはもう「地球」という惑星はなくなってしまうと言われた。助かる確率はほぼゼロに等しいとも言われのとだ。かなりの巨大隕石のようで、街中にに終わりの明かりが届いた。告白をするもの、万引きする人、女性の服を脱がす人、とにかく無法地帯状態で、みんな「どうせ今日で地球が終わるならヤりたいこと全部してやる」みたいな精神でとにかく街が荒れ、ついに人を殺そうとしている人まで見かけた。ある声が響いた「隕石が逸れました!」その瞬間街から聞こえた絶望の悲鳴から希望の声で溢れ始めた。
夏蒸れて ネオン瞬き
三角の グラスの縁に 雪の積もれる
#短歌 #書く習慣 20230708「街の明かり」
『綺麗だなぁ』
あの子は言った。
『人工物じゃん』
私は思った。
あの子は少し驚いてから、
『それもそうだね』と笑った。
……………チッ、
今日も私は、言葉を間違えた。
今回のお題も、私とあの子の境界線だった。
[お題]街の明かり
帰る場所。
こんな私に、帰る場所なんて、ずっとないと思ってた。
でも、待っててくれたのかな。ただの妄想かもしれない。
でも、そんな感じがするんだ。
ヒールで足が痛いけど、街の明かりを見るとそんなのどうでもよくなってきた。
引っ越して正解だったかも。
ただいま、私の街。
*街の明かり*
街の灯り
「ココロオドル」反面
「ふっとした時に寂しい」
#街の明かり
やっと明るいところが見えた
たくさん辛いこともあったけどやっと、
自由な人生が送れるのかな、
ビルの群れ
光が川面に揺れる
缶ビール片手に
煙を吐き出した
点滅する街灯が
今にも消えそうだ
―街の明かり