行かないで』の作文集

Open App

行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/24/2024, 2:26:41 PM

『行かないで』

大切に思う人ほど、

私を置いて行ってしまう。


あなたは、何年も、近くに居たくせに

最後は、あなたが

何者だったのかを教えてはくれなかった。

急に、居なくなると知っていたのなら

私は、

あなたの名前も、

あなたの好きな事も知りたくなかった。


私が、階段で転けそうになった時、

とっさに、あなたが手を差し出さなければ、

私は、あなたの手の感触も

その温もりも知らなくて済んだはず。


置いて行くあなたの気持ちは、

知らない。

けど、

置いていかれるこの気持ちは、

私の中に、今でも生きている事を

あなたに届いて欲しい。



ふと、あの時を思い出しては、

不思議だったあの時間は、

何だったのだろうと考える。



どうして、あなたは

私に名前を置いて行ったの。

そのせいで、

私は、これからも、

あなたの名前を探してしまうんだ。

10/24/2024, 2:24:34 PM

だいじょうぶだよ、心配ない
寂しいわけないじゃん

いろいろとやる事多くって
忙しくしてるし 犬もいるし

用事があればLINEする
そんなに用もないと思うけど

元気で頑張れ
うん、お互いね

振り向かずにバイバイ
背中を瞼に残さぬように




「行かないで」

#491

10/24/2024, 2:23:28 PM

嫌いって言ってごめん

    別に本心じゃないんだ

    ただ、少し寂しくなったから

    私は好きだよって言って欲しくて

    思ってないけど気づいたら声に出てて

    言い訳だってわかってる

    悪いのは僕だから
   
    ひとりにしないで

    天邪鬼な僕でも好きだよって

    そばにいて欲しい





                  行かないで

10/24/2024, 2:20:47 PM

心揺れる、揺らぐ
行ってしまうのならば待っていよう、そう決めたはずなのに

騒ぐ心は止まらぬまま
行かないでと呟いた

10/24/2024, 2:20:38 PM

どうか考えてみてほしい、あの時ああすればもっと幸せだったのかと後悔することはないだろうか。俺はある、まぁまぁ後悔してることが。それはひいおばあちゃんの家に泊まらなかったこと。俺は幼い頃から両親の仲が悪しなのよ、俺の親権を巡って。結果、離婚もせずなぁなぁの状態で母と二人暮らしそれが10と何年か。そして20代になり、頭の中に大人の色が入り始めた頃、度々地元に帰るたびに離れて暮らしてるひいばあちゃんに会うんだわ。日帰りで。長くいると母親もしんどいんだろうな、まぁ気まずさは半端ないだろう。そんなことから夕方頃には帰るんだけど、必ずばあちゃんは「もう帰んのかぁ、泊まってけー」と言う。俺は毎回次はそうすっからなぁと言う。それが何回も続いた。そんなこと言わず一日でもいいから泊まればよかったのだ。

ばあちゃんは今年の春頃に死んだ。長い事看病してくれた親戚の叔母は強く優しかった。

葬式はばあちゃんの若い頃などの写真を実家で見つけた。大分前に死んだ曾祖父ちゃんとの写真。その時代では珍しく爺ちゃんが嫁ぎに来たそうだ。愛に包まれてる、シワシワの優しさが幾重にも重なってできた二人だった。やっと向こうで会えるやんけ、ええやん。

だがごめんよ、泊まらなくて。震災以降、避難先の家など環境も目まぐるしく動いて地元の友人もあまりおらんなか寂しかったんかな。でも顔を変換するアプリでとった写真を見て笑ってたから良かったのかな。

俺も愛してる。申し訳ない、今は何もしてなくて。俺も長い休みは終わりにして頑張るよ。だが、まだいかないで欲しかった。話すことがあったから。

まぁ数十年後にくたばったらよ、たっぷり土産持って行くからなばあちゃん。

ご苦労さん



ラブリーちゃん

10/24/2024, 2:19:58 PM

よく目が合う人がいた。そっから意識し始めて私は恋を自覚した。目で追っちゃうから、今日は見ないようにしよう。掲示が見たくても彼がいる方向なら見ないようにしよう。そしたら全然目が合わなくて、やっぱり自分だけだったんだな。相手が自分に好意を持ってくれてるかもって自惚れて始まった恋なのに、離れて行っちゃったみたいで悲しかった。自分で視界から遠ざけてるくせに、私を見ててよだなんて思っちゃう、

10/24/2024, 2:18:37 PM

過去の出来事を思い出しながら散歩をしていると僕は急に不安になった。はっきりとした理由があるわけではないのだが、漠然と不安になることがあった。自分だけが自分を見ている。周りの音が全部入ってくるのに、身体は音を受け入れてくれない。
一刻も早くどこにでも良いから座って、地面に身体を着地させたい。大きく口から息を吐いた。
行かないでと風にこびりついたコンビニの前の旗が、はたはたと大きく手を振っていた。

10/24/2024, 2:13:05 PM

行かないで遠ざけて
消えないで近づけて
遠くに見る山はどれも死んでいて
生きてるのは僕だけだった
死んだ山は僕を見るように
生きた山に生まれ変わったのだ
やあ君なら分かるでしょう
生きた山の輝きを
山の主人を
行かないでと遠ざけて
消えないでと近づける

10/24/2024, 2:12:36 PM

私より5年早く生まれた君

追いつきたいのに追いつけなくて

隣に並びたいのにいつも私の少し前を歩く

隣を歩くあの子が羨ましい

年の差が埋まらないことなんて分かってる

せめて傍で見守らせて欲しい

どうか私の知らない場所には

#行かないで

10/24/2024, 2:12:08 PM

【行かないで】
 
 春は人事異動の季節だ
 
 お世話になった上司が別部署へ異動の通達があった
 
 周囲からは、
  寂しくなりますね~
  残念です~
  いつでも来て下さいね~
 いくつもの惜しむ声に上司はご満悦だ
  
 私は、両手を胸の前で握りしめ
  ビックリしました、行ってほしくないです~
 声を張り上げた
 
 手を開くと冷たい汗でぐっしょりと濡れていた
  行かないで、か…ははっ
  ホント、世話になったよ…

10/24/2024, 2:08:19 PM

声に出したときには
きっともう遅すぎて

追いかけたい背中が
ただ遠ざかっていく



行かないで



もっと早く言えたら
なにか違っていた?



そう思うのはいつも
誰かを 失ったあと



【行かないで】

行かないで
行かないで
行かないで

いつからか
もう声にも出せなくなったな。

10/24/2024, 2:05:19 PM

行かないで

お願い
私を置いて行かないで

あなたのいない人生なんて
意味が無い

お願い
行かないで……

10/24/2024, 2:03:35 PM

「行かないで!!」

思いっきり息を吸い込む。そこは馴染みのある自分の部屋のベッドだった。瞬時にあのことは夢だと悟る。

最近はこういうことが多い。額に脂はベッタリだし気持ち悪い。手術中に麻酔が切れるでもしないとこんなに気持ち悪い目覚めはない。

何よりも死に別れた人の事を思い出して気分が落ち込む。

私が13歳の頃、学校への行き渋りが激しく不登校になった。親は私を心配し世間の目を考えてフリースクールに通わせた。フリースクールには色んな人がいて、正直私が馴染めるような雰囲気ではなく吐き気がしていた。
そんな中、一人の女の子が話しかけてきたのだ。

女の子は化粧をして犬のような見た目。身長が高くスタイルがいい。彼女の第一印象は、コミュ力が高いだ。

「何歳?」
「中1です」
「へぇ、かわいいね。大人っぽい!」

返答に困っていると次の質問が飛んでくる

「なんて名前?」
「美鈴です。」
「ええ、かわいい。なんて呼べばいい?」
「えっと、友達にはすずって」
「じゃあすずちゃんね!すずちゃんはさぁ、どこから来たの?」
「えっと、埴輪公園の近く」
「えーっと、そこあんま行った事ないかも。他になんか目印とかない?」

普通に言われれば少し気まずくなる内容たが、明るく早口な言葉でよく馴染んでいた。

「あんまり他の目印はないかも」
「あー、そっかぁ。てか後で大富豪するんだけどすずちゃんもする?ルール教えるよ」
「...一回だけ」

コミュ力は高いと思われたが、実際は噛みまくって滑舌も良くなく、意味不明な語彙、早口で偶に何を言っているのか分からないこともあった。

しかし、一人でいると話しかけてくれる。私はそれだけでよかった。

彼女に会うため気軽に通い始めたフリースクールも一年間通い、先生や皆んなとも馴染めるようになれていた。
彼女とは色々あったが、唯一無二の親友と言い張れる仲だった。唯一彼女だけに心を開いた。

そんな中、彼女はある日からフリースクールに来なくなったのだ。先生に聞いても少し気まずそうに悲しそうな顔をして教えてくれない。
私は彼女の家に直接訪問した。すると気力がなさげな彼女の母が出た。 

「あの、〇〇ちゃんはいますか。」

私は彼女の母の顔を見て只事ではない何かがあったのだと察した。彼女の母親の頬は痩け、目元にはクマ、唇なんかは乾燥して顔面蒼白。

目なんかは死人のように生気が感じられなかった。

彼女の母はあぁ、と一言だけ呟いて中に入るように言われた。彼女の部屋には何度かお邪魔したことはあったがリビングは初めてだった。
今から何を言われるのか緊張で心臓がものすごい速さで鳴った。

リビングに上がって少し部屋を見渡すと、写真を見つけた。黒い小さな祭壇の上に大きな額縁が飾ってあって彼女の笑顔が水色の背景に貼り付けられている。

これじゃ、正に遺影だ。私が目を開けてジッとその写真を見ていると背後から声が掛けられた。心臓がそのまま飛び出しそうなほど驚いたが、私が後ろを振り向くとそこには彼女の母が居た。

彼女の母と向き合って話を聞く時、私は頭痛がして耳鳴りがして吐き気がして、心臓が火傷するほど激しく動いた。彼女は自殺したと聞いた。

咳き込みながらも私は彼女との思い出を思い出していた。彼女の笑顔や、微笑み、面白くない冗談。全てに霧がかかったような気がした。

これ以上の絶望は恐らく後にも先にももうない。喉が掠れて熱くなって声が出ない。

私は返事もせずに席を立った。私は早歩きで彼女の部屋へ向かった。足が忙しない。彼女の部屋を見ると既に少し片付けられていた。私は大きく息を吐いた。

私は涙が出なかった。
悲しみというよりあまりに唐突な死に、ショックが勝った。それと同時になぜ自殺だという怒りが湧いて来た。
この感情は彼女に対してもだし、気づきすらしなかった私に対してもだし、彼女の周りの人たちに対してもだし、死という概念自体も対象だった。

私はその後一ヶ月の記憶はない。その間何をしていたのかも分からないし、何を考えていたのかも分からない。
ただ何もしていなかった。

そして、一年が過ぎ、未だ彼女の悪夢を見続けるのだ。
こんな事ならばフリースクールになんて行かなければ良かったと思うほどに、私の人生の中で最も最低最悪な記憶だ。

10/24/2024, 2:02:46 PM

「行かないで」


おや?

私の人生に無かった言葉かも?

娘も行って欲しくなかったとしても

行かないで…とは言わなかった

自分で自分を否定しちゃうけど…


私の周りにいる人は

『いいよ』って言ってくれているんだなぁ

感謝

10/24/2024, 2:02:21 PM

行かないで
未練?悔恨?怒哀?哀惜?寂寞?
それとも、、、

#行かないで

10/24/2024, 2:02:20 PM

#10 行かないで

ねえ、指先が冷たいよ
ねえ、夜が寂しいよ
ねえ、泣けないよ
ねえ、笑えないよ

痛いよ、なんて何度も叫んで、自分の感情だけあなたにぶつけていた。あなたもきっと辛かったのに。

それでも、それでも
ねえ、行かないで

行かないでよ

10/24/2024, 2:00:52 PM

昔々とある村に、いつも提灯を持っている男がいました。
 彼は、提灯が役に立たない昼間でも提灯を持ち歩き、片時も離すことはありません

 とはいえ、彼も生まれた時から肌身離さず、提灯を持っているわけではありません。
 数週間前、彼は突然提灯を持ち歩くようになったのです。

 彼は村では『勉強好きの変人』と有名でした。
 なので村人たちは『勉強のし過ぎで狂ってしまったのだ』と噂し、彼を憐れみました。
 そして『落ち着くまで放っておこう』と、彼から距離を置きました。

 ある日の事です。
 村の男の子が男の元を訪れました。
 少年は、自分の中にある疑問を男にぶつけます
「あなたはなぜ、提灯をいつも持っているのですか?」


 男は答えます。
「近い内に世界が暗闇に覆われる。
 その時にコレが役に立つのだ」

 この話を聞いた少年は、他の子供たちにも伝えました。
 そして子供経由で、話を聞いた大人たちは『やっぱり彼は狂っているのだ』と疑念を確信に変え、男からさらに距離を置くようになりました。


 ある日のことです。
 その日は、気持ちのいいほど良く晴れた日でした。
 見渡す限りどこまでも続く青い空。

 『こんな気持ちのいい日に外に出ないなんて損だ』と村人たちは外に出てきます
 普段村の仕事で忙しい彼らも、今日ばかりはゆっくり過ごしていました。

 そして提灯の男も、他の村人たちと同じように外へと出てきます。
 もちろん提灯を持ってです。
 しかし他の村人たちとは違って、ソワソワしていました。

 明らかに挙動不審でしたが、村人たちは気にしません。
 そんな事が気にならないほど、いい天気だったのです。

 ですが信じられないことが起こりました。
 先ほどまで明るかった空が、突然暗くなったのです。

 『太陽を隠すほど厚い雲は無かったのになぜ?』
 人々は不思議に思い、空を見上げます。
 そこで彼らは見ました。
 太陽が徐々に欠けていく様子を……

 そう日食です。
 現代に生きる我々にとって、日食は説明できる自然現象。
 しかし、当時の人々は何も知りません。
 彼らは何が起こっているかもわからず、不安に駆られて大騒ぎし始めました。
 提灯の男の予言通り、世界が暗闇に包ました。

 そこでポオっと、ある一点が明るくなりました。
 提灯の男が、提灯に火を灯したのです。
 不安に押しつぶされそうな彼らは、光を求める虫の様に、提灯の男に集まります

 救いを求めるように、男に集まる人々。
 ですが、そこでも信じられない物を見ました。
 提灯の男が不可解な行動をしていたからです。

 男は、提灯の灯りを頼りに、欠けていく太陽をスケッチしていました。
 彼の鬼気迫る雰囲気に、村人たちは声をかける事も出来ず、ただ見ることしか出来ません。
 そして、なぜそんな事をするのかも分からず、村人たちはさらに混乱しました。

 村人たちが大混乱していると、周囲がだんだんと明るくなっていきました。
 空を見上げると、なにも無かったかのように空は晴れ渡っていました。
 日食が終わったのです。

 男は提灯の火を消すと、満足した顔で立ち上がり、自分の家へと帰っていきます。
 村人たちは、それを呆然と見送ることしか出来ませんでした。

 しばらく時間が経った後、村人たちは気を取り直します。
 そして、こう思いました。
 『寝て忘れよう』と……

 村人たちは、各々の家に戻っていきました。
 誰も何も話すことなく、バラバラと解散していきます。
 そうして出歩く人は誰もいなくなりました。

 そして残されたのは、どこまでも続く青い空だけ。
 雲一つない、気持ちのいい青空でした

10/24/2024, 1:59:16 PM

引き留めて引き留められるは若い花
 去る者追わず温度差に散る



♯行かないで

10/24/2024, 1:58:01 PM

【行かないで】
目の前に無くなってしまった彼女がいる。
話しかけても返事をくれない。
あれ、離れていく。
「待って待ってよ。置いてかないで」
なんで、なんで行っちゃうの?まってよ、置いていかないで
〝行かないで〟
ここで目が覚める。あぁ、と今日も思う。
〝また夢か〟

10/24/2024, 1:57:55 PM

お題《行かないで》






ありふれた言葉では何も叶わない、届かない。



常識なんてものは滑稽だ。


言葉にしなきゃ何も伝わらない、だって人は、そんなに優れた生き物じゃない。




愚かさでいい。



その、愚かさがいい。

Next