『行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
行かないで
これ以上遠くに行かないで
私から離れないでよ
ねぇ
大好きなのに
なんで居なくなっちゃうの
もう私の声は
彼には届かない
彼は手の届かない所へ行ってしまった
行かないで
そう叫んだ私の声は
霧のように消えていった
Don't go
That word is the beginning of the shock. If I had been interacting with different people like this, I might have been able to hear those words earlier. Don't go, right? Have a nice day, smile at those words. You're with me. Don't go, it's lonely.
It may be a word made because it's sad and scary. That means you can say your own opinion.
ある夢を見た。
他界した友達の夢。
友達が私とは正反対の方向へ行ってしまう。
「行かないで、行かないで!!」
でもその夢は叶えられない。
はっと目が覚めた。
(あの時、守れなくてごめんね)
行かないで欲しかったな、、、
なんで私なんか守ったんだろ、、、
(フィクションです)
じゃあね、と告げる君。
その君の瞳に僕は映っていない。
それを知っているから、わかっているから。
情けない期待を隠した「またね」を僕は返すんだ。
〝行かないで〟
オメデトウ。
それが
ここでの
適切な言葉だから。
なるべく
表情に
声に
ホンネが出ないよう
気を付けて
笑うようにした。
親友の
結婚
妊娠。
そういう年齢だし
周りだって
どんどん
その道を辿ってるから
【話したいことがある】
って言われて
ピンと来た。
これから
旅行とか
ごはんとか
気軽に
誘える人が
また一人
居なくなっちゃう。
どんどん
置いていかれる、
わたし。
#行かないで
彼の手を強く握った。
そうでもしないと、彼はすぐどこかに行ってしまう。
だからどうか。
私の傍に、ずっと居て。
"行かないで"
えっ!
追加公演⁉︎
東京ドーム!
行かないでいられない
#行かないで
#9
____________
独りにしないで
自分が要らない存在だって
わかるような行動を
みんなしないでよ、
____________
Theme:行かないで
汽笛がぽ―っと鳴った。
8番列車が最後の駅に向けて出発した。
線路に沿って建てられた柵の奥は、沢山の人でごった返している。
カタカタ進む列車。
『さよなら列車』
旗はいつまであるのだろうな。
行かないで
親友が転校した。そして、ある日経ったら、同級生も転校した。同級生は、友達だった。
1周間経ったら、おばあちゃんが亡くなった。
私の周りには誰もいなくなった。
栞
行かないで
行かないで、置いてかないでと
何度も何度も何度も泣いてたけれど、
結局その声は誰にも届いてはいないんだよね。
行かないで
どうしても行くなら
わたしも連れて逝って
置いて行かないで
//行かないで
行かないで
幼少期は
ずっと親のこと追いかけまして
行かないでって言ってたな
今でもいい思い出だ
もしかしたらその親が遠くに行くのかもしれない
それでも頑張って生きていきたいな
袖を引いたらいつも立ち止まってくれるのに、
もうそんなことしないんだよね。
分かってるけど袖に手を伸ばしてる私、馬鹿だなぁ。
まってまって
黄色いランドセルカバーの男の子が
お兄ちゃんを追いかける
ねぇ、まってってば!
泣きそうに、おこり顔の男の子
ホントにランドセルに、背負われてるようだった春
まだかよって顔で
でも、待ってくれてるお兄ちゃん
あっという間だね
カバーが、とれて
キズもいっぱいついて
先頭を歩いて追いかけられる
ランドセルになった
春には『まってまって』って言われた?
次の春には中学生
通学班での登校ももう少し
ホント、早くて『まってまって』だよ
『行かないで』
行かないで
また同じ夢を見た。
あの日と同じ星空の下で会話をする夢。
幸せだった。
彼に触れようとした途端、悲しげな顔をし背を向けて歩き出してしまった。
待って行かないで、行かないでと何度も叫んだ。
星空も彼も遠く離れていった。
「行かないで!」
自分の泣き叫ぶ声で目覚めた。そこに星空はなく。
見慣れた自室がそこに広がっていた。
「何度目だろ、この夢」
気持ちを落ち着かせるため、白湯を飲む。
いつになったら、気持ちに折り合いをつけられるのだろう…。
その問いに答えてくれる人はどこにもいなかった。
今際の際に人は、何を思うのだろう。
願わくば、穏やかに。眠るように。
〉行かないで
〜行かないで〜
この病院に来て15年
1人病室のベットに座り外を眺める
青空と白い雲
季節は夏
入道雲がモクモクと漂ってじんわりと汗をかく
自分は重い心臓病と白血病をもっている
どちらかで手術が成功しても片方が間に合わなければ死んでしまう可能性もあると言う
学校はリモートで参加し少しだけ病院の中に設置されている庭を歩く
軽い運動を経て病室に戻ってきたところだった
昼食は喉を通らない
薬を飲むためにゼリーは流し込む
そして薬を水で流し込んで飲み込む
ゴポッ…
と喉がなり急激な吐き気に見回れる
ゔぐ…ぅ、げぇ…
床にびちゃびちゃといまさっき流し込んだゼリーや小さい薬が落ちる
またやってしまった……吐きそうになったら袋に吐かないといけないのに…怒られるな、これ
そう思いナースコールをする
予想通りこっぴどく叱られ、外してしまっていた点滴のチューブを付けられる
【汚ねぇな】
そうモヤのかかったような声が窓の外から投げかけられた
なんの姿かは分からないが侮辱された
誰…だよ、あんたは…
【俺か?ここの病室に住み着いてる幽霊だ、驚いただろ〜泣き叫べぇ!!】
アホくさい
なんだかとってもアホくさい
幽霊なんてこの世に存在するわけない
理由は?根拠は?姿見せてくださいよ…!!
問い詰めると【ゔっ…】と息を詰めるような音をさせて答える
【お前のすぐ横に俺いるんだぞ、見えないなら姿見せろとか無理だろ】
そ、それは確かに……
へっと鼻で笑われよりいっそうカチンとくる
15年間この病院にいるがこんな子見た事もない
だからといってイタズラにしては度が過ぎている気がする
ここは10階で木の先があるだけ
そこも乗ろうとすればボキッと折れてしまうはずだ
そんなことを考えると背筋が凍る
やめやめ…考えたら、まけだ…
不思議な少年と出会って少し経ったがなかなか話せるようになった
あの疑問はもう頭に浮かび上がってくることは無かった
【なぁなぁ~お前好きな人でもいるの?毎回毎回勉強も頑張るし、病気治すのに必死だし】
す、きなひと?…居ないよ、学校行ったことないから…今行ってもきっとハブかれる…
1度も言ったことがないと伝えると申し訳なさそうな声色で【ごめん、聞かなけりゃ良かったな】と言い返してくる
別に嫌な話じゃない
元々人付き合いが苦手で学校に行くことを酷く恐れていたから今のこの生活は楽といえば楽だ
薬を飲んで毎回戻すのは辛いけれどそれを抜けばオールOKだ
「最近1人でブツブツ何言ってるの?窓の外に向かってさ」
え…?
聞くと何も聞こえないし、1人でブツブツ言ってるだけらしい
「あぁ、もしかしたら幽霊かねぇ~w昔ねここに入院してた男の子がいたんだけどね、その子があと少しで手術の日になるって時に飛び降りしちゃったのよ」
「あったな、頭から落ちたから原型も分からない状態で、可哀想だったよ、きっと手術が怖かったんだろうな」
そ、うなんだ……
【……聞いたんか?どうやった…無様やろ】
手術ごときで怖がって死んだなんてカッコつけらんないし家族に合わせる顔もないわ、物理的にもなと悲しそうに言う
あぁ、1度だけでいいから姿を見てみたい
もっと近くで関わりたいと初めて思った気がする
色んな人と距離を取ってきてこんな感情は初めてだ
【もう、ここにいる意味ないんよね、お前と話せて楽しかったし、そろそろ行こうかな】
え……待って、行かないで…
【ありがとうな、お前は頑張るんやで俺はほかのとこから見てるから、まだこっち来んなよ】
ふわっとカーテンが舞う
青い空を彼は満面の笑みで昇っていく
蛍のような暖かい光をひとつ両手に包み込みそれを天に送り出す
それが初恋でありひと夏の思い出だ
最後の別れな気がしたんだ。
けど結局言えなかった。
#行かないで
行かないで
言えたらいいけど、言えない
言っても意味がない
「今」しか見えてない私
「楽しい今」が全てな私
最低でも4年は家族でアメリカへ
「前しか見てない」彼を笑顔で送り出すけど
私がココから去れば忘れられるんじゃないかって
そんな不安ばかり
「一生会えない訳じゃないねんから」
って笑顔で言うけど、笑顔で返事したけど…
この間も「特別やで」って、言ってくれたけど
忘れられるのが一番怖い
なりふりかまわず
「行かないで」って、胸に飛び込めたら
『Thinking Out Loud』
歌ってくれたの、忘れないよ