『落下』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
落下。
君は笑っていた。
とても綺麗な朝日を背にして
まるで幸せの権化かのように
僕はただ見とれていた
君は特別美しいわけじゃない
だけどただ目は君だけを見ていた
ひと目見た時から
君は僕の心を独り占めしていた
きっと僕はその時落ちたのだ
君以外の何もない落とし穴に
何もないその場所で
君だけが輝いていたんだ。
落とし穴から出る術はなかった。
その術を探そうとも思わなかった。
ただ君だけで良かった
だけど
僕は突然その落とし穴から
引き上げられた
僕は泣いていた。
とても暑い日に炙られながら
まるで不幸の権化かのように
君はただ動かない
君は特別美しいわけじゃなかった
だけどただ目は君だけを見ていた。
落ちたのは
重力から開放されるその瞬間
やっと笑える気がした
# 落下
かっこいいね
って言ったら
なに今更
って返してくれる人に魅力を感じて、
好きだよ
って言ったら
知ってる
って返してくれる人を好きになって、
片想い期間はとても短くて
すぐ進展して、
ありがとうもごめんねも
私の方が多くて、
返信速度は
いつもバラバラだけど
そんな人を好きになる。
だけどね、きっと
かっこいいねって言ったら
ありがとう。貴方も可愛いよって言ってくれて、
好きだよって言ったら
俺も好きだよって返してくれて、
片想い期間は長くて
中々、お互い誘えなくて、
ありがとうもごめんねも
お互い半分半分で、
返信速度はいつも一定で、
私より優しい人の方が幸せになれる。
分かってる。
分かってるのに、なんで好きになれないんだろう。
もっと大人になれば、
好きより幸せを選ぶようになるのかな。
好きになりたいって何度願っても
好きになれない自分が嫌いで、
好きになっちゃいけないって分かってても
好きになって期待しちゃう自分が醜い
もうそろそろ若さだけでは言い訳できなくなるけど
まだこんな自分を
「若さ」のせいにしていいですか、
試験の日に見た夢は、高い空から落ちる夢。真っ青な空と、あちこちに浮かぶ雲。その中をどこまでも落ちていく。不思議と恐怖は無かった。
受験戦争、なんて言葉がしっくり来てしまうくらい、ここ数年はピリピリしていた。母は生真面目で一生懸命な人だから、私のために痛々しいくらい必死になってくれた。
「お母さん、自分が行きたかったあの学校にあなたが受験を決めてくれたこと、本当に嬉しいの。あなたならきっと素敵な娘役になれるわ」
ことあるごとにそう言って、私を励ましてくれた。日々の振る舞いや言葉遣い、食事の管理も、常に母は気を配り、一切妥協がなかった。
「大丈夫、あなたならできる」
精一杯の笑顔を貼り付けた試験日を過ぎてからは、私よりも結果を気にして落ち着かなかった。気にしたところで結果は変わらないのに。
私にはやりたいことがある。受験勉強の最中に芽生えた感情が、あの過酷な戦禍においても進み続けられる私でいさせてくれた。それを叶えるためにも、絶対に志望校に合格したい。
そしてついに、私は奇跡を手にした。合格通知を受け取った時は、嬉しくてどうにかなりそうだった。あぁ、これで私は私のやりたいことが出来るんだ、って。目の前に広がる晴れ晴れとした空は、夢の中より美しく見えた。
部屋には母に宛てた手紙を置いてきた。面と向かって上手く伝えられなかった思いを、改めて文字にして伝えたくて。
――ねぇ、お母さん。
「聞きました?あそこのお嬢さん、自殺だって」
「どうしてかしらねぇ。志望校に合格したって、お母さんすごく喜んでらしたのに」
――私の人生は、私のものだよ。
〉落下 22.6.18
落下した?!
したのは
僕の
ときめきか
恋か
それとも
今日の晩御飯か…!
あぁ…。
しょんぼり(´・ω・`)
#落下#ちょっとふざけましたスンマセン(╯︵╰,)
by唐揚げ弁当(五月雨深海魚)
愛の不安に押し潰され
いまにも溢れ
零れそうな
その涙に誓うよ
“いつも優しい光と共に君を愛していく”、とね。
落下した林檎の実を持ちながら
アダムはきっとイブにそう呟いた
…そんな気がする、
甘くてやわらかな薫りがする
こんな初夏の夜には。
#落下·裏投稿
助かるはずの自らの手を放してしまった私ーアナター
掴み 救えるはずだったその手を放して堕としてしまった貴方ーワタシー
落下
ずーっと話すのに
今日やっとフォローしたら
目の前で、
ビックリしてた。
あの2人の顔見るのが
楽しみで
行ったと言う事は
ふわふわしてる
気持ちが
落ちて行ったのか?
心って
止められないね。
今世の私の人生は沈みが強い
好転したと思った矢先に急落下
心臓に悪い人生だ
だから私は今生には何も期待しないことにした
ただただ今よりも悪い事態にならぬようにと
そう、思っていきている
落下
卵が落ちそうになった。
案の定落下した。
少し見た後、
やっぱり元には戻らないので、
床掃除を始めた。
ふと唇が切れるたびに
貴方の柔らかい項の感触が過る
未だ残る貴方の面影と
じりじりと痛む傷口をつぎはぎで埋め尽くすように
小指でリップクリームを塗る
するりとこぼれ落ちるときの、臓器の浮遊感が心地よくて、もう這い上がることさえやめてしまった。それでも平等に空が掲げられていることを、嬉しくも悔しく思うよ。
いつからかは覚えていないけど
バンジージャンプを体験したいと思う様になった
高い所から飛び降りたい
とても高い所から
けれども命綱無しで飛ぶのは...
後始末する人が気の毒だ 申し訳ない
落下した後の自分の姿も酷いものだろう
美しくない それはまだ避けたい
バンジージャンプは私にとって
言うなれば仮想〇〇
スリルを味わいたいとか 度胸試しなどではない
ジャンプ台に立った時 足が竦むのか
あっさりと飛べるのか
その時の自分の感覚を知りたい
落ちていく間
自分が何を思うのかを知りたい
その時間を長く感じるのか短く感じるのか
それも知りたい
根拠などないのだけど
わたしの求める答えのヒントが
そこにあるような衝動にかられる
《 落 下 》
空に落下していく。
全てが落下していく。
自分も一緒に落下していく。
落下
落ちていく。
あの人の愛に、
私の求めていく欲に、
都合のいいことに、
色々なものの中に落ちた私は、二度と這い上がれない
気づかないままどんどん落ちて
いつのまにか抜け出せなくなっていた
落ちる 落ちる 落ちる
なんで?
そうだ、落とされたんだ
僕の好きな人に
この高さから落ちたら死ぬかな
でも、僕の最期の世界に
君がいるのは嬉しいな
「落下」
落ちても
その訳を悟らないまま
泣き続けるのは
愚か者のすること
あの日からずっとそう
落下
神に背いて
闇に堕ち
孤独な道を歩んだあの日々が
今の自分を生み出したのなら
落ちてみるのは間違いじゃない
というのは
人は生来
光に反応する遺伝子を持っている
そう思えてならないからだ
何度落ち込んでも
光に向き直る
そんな自信が
きみにはあるかい
#落下
「落下」
人生急落下中
もう上がること不可能