『落ちていく』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
心が落ちていく
とことん落ちるところまで
そしてゆっくりと這い上がって、今がある
あの時の苦しみを言葉にするのは、とても無理がある
だけど言葉にできないからこそ
自分にしかできないことがあるんだよね
忙しい毎日は気が紛れる
今日も頭の片隅に君はいない。
1日が終わって電車に揺られながら帰宅する…。
いつもの光景。
夜になる、思い出の君が頭の中をぐるぐる
かけめげる。
涙する…。
涙を流しながら夜に落ちていく。
『落ちていく』
もうこんな時期か
白い息を吐きながら歩いていた足を止め、目の前気を眺めた
この季節は 緑樹が 色を変え 葉を落としていき、
イチョウの木は綺麗な色に染まり
紅葉の葉は オレンジや赤になり 夜を照らす
そんな季節が私は 好きではない
理由?
寂しくて辛くて 、ただ 消えたくなる時期だから
なんとなく この時期を嫌ってる。
目の前で落ちていく葉をみて
私の人生もこんなもんだ と思いながら
また1歩歩き出した。
『落ちていく』
目を閉じる。
落ちゆく感覚は引っ張られる感覚に似ていると気づいた。
今私は、限りなく空に近い。
うわぁぁぁぁ!不吉!今日は習熟度テストの問題を解きました。高校受験に向けて、頑張っています。そんな時に、このお題。落ちていく、みるみる落ちていく。
僕は専願。一つ落としたらもう、おしまい。やめて、落ちていくなんて。ただまぁ、このお題について何か書いた所で学力が落ちるって訳でもないので。この時期、落ちていくと聞くと、理科を思い出す。苦手な理科。自由落下だか、等速直線運動だか。イオンだか岩石だか梅雨前線だか南中高度だか。理科で得意な分野といえば生物くらい。動物、植物の分類とか。
落ちていく、落ちていく、、、
受験生が一人、受験生が二人、あぁ、その中には僕も。悪いことしか思い浮かばないので、今日は早く寝て、いい夢でも見ます。
これは夢だ。
色彩はあっても音はない。
感情はあっても感覚はない。
真っ赤な空。
腕時計の針は放課後を指している。
ものすごい勢いで昇っていく窓ガラスたち。──違う。
俺が落ちてるんだ。
真っ赤な地面。
時計の針は動かない。
──
────
──────
目が覚める。
「また、この夢……」
頭を抱えながら脇のデジタル時計を見やる。まだ深夜と言っていい時間が、ひとつ進んだ。
出演:「サトルクエスチョン」より 仁吾未来(ジンゴ ミライ)
20241123.NO.105「落ちていく」
落ちていく
一瞬で落ちていく
油断したら落ちていく
だから登っていく
現状維持じゃなく登っていく
落ちないように
お題『落ちていく』
ふと、上を見上げると
ビルについているポスターには
TRIGGERのセンターである九条天が写っていた
大嫌いで、憎くい九条天。
あいつさえ、あいつさえいなければオレは…。
でももうそんなことどうでもいい
今はあいつをスターの座から引きずり落とす
それだけのために生きているようなもんだ。
九条天と九条鷹匡を絶望の底に叩き落とすことさえ
できれば、なんでもいい。
オレ達がどれだけTRIGGERにとって
悪い事を記事にするために色々しても
世間の人々はTRIGGERを見ていた、
TRIGGERを待っていた
ŹOOĻだって人気が出ていた。
だけど何かが違う。
TRIGGERを信頼しているファンがいて
TRIGGERもファンを信頼していた。
でもオレたちはどうだろう
ファンの事もろくに見なくて、信頼しなくて
ゴミのように見ているオレたちは
TRIGGERと同じ目にあっても
信じてくれる、着いてきてくれる人が
いるのだろうか。
「オレ、間違えちゃったのかな…」
気づいた時にはもう遅い気がした。
もう戻れない。
このまま落ちていくことしか出来ない。
絶望と、後悔のどん底まで
静かに落ちていくことしかもうできない。
バカだな……オレ…。
これは二次創作です
落ちていく
視界いっぱいに広がる
青い空
なにも感じない
今、わたしはなにを思っている?
親への怒り?世界への絶望?友達への嫌悪?
どれも違うような気がする
これらは
ほんの1秒もないぐらい前の私の気持ち
今は、ただ
この世界から解放される、自由になれる
とても楽な気分…、
最後に
この青い空を見れてよかったかも
落ちていく選択を後悔しそうなほど
綺麗だなぁ
ああ…
自分の体がどんどん落ちていく
美しい空から徐々に離れていく…、、、
奈落の底へ落ちていく,ここはどこだ?誰もいないどうすればいいの考えている時も落ちていく。
(これは思いついた物語です。あまり信じないでください🙇♀️)
日が落ちていく
なんだか寂しい。
1日やり残したことを振り返って後悔。
明日は、後悔のないように、やりたいことやり残さないようにしよう。
夕方は、寂しいけど、夜は、楽しい面白いテレビがあるのが少し楽しみ。
「落ちていく」とかけまして
「ピーナッツ」と解きます。
その心はどちらも「落下せい!/落花生」です。
落ちていく
落ちていく
夫の腕に落ちていく
眠気とともに落ちていく
落ちていく
落ちていく
静かにスヤスヤ落ちていく
紅葉が落ちていく
秋から冬に移り変わる
それは分かりやすい風景だった
一緒に見たかったと思った
感傷はそれひとつ
瞼を伏せて白い息を吐く
変わらないものなどないのだと思っていた
去年の今頃から今
私は何が変わったのだろう
問いかける相手はだれ?
ただ秋の終わりが美しいと思った
落ちていく
車が崖から落ちた。
死ぬ時は時間がゆっくりに感じると聞いたことがある。
本当のようだ。
ゆっくりと落ちていく。
身動きは取れない。
崖の高さからして助からないだろう。
せめて痛みを感じるのが一瞬である事を願う。
落ちていく
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.11.24 藍
落ちていく
人生は舞台に例えられることが多い
セリフや演出の違いで、全く違った世界観になるように
その人の選択や出会う人によって全く違う人生になってしまうからだろう。
私も少し前まで舞台上で演じられていたと思う。
でも、ある日奈落に落ちていくような感覚があった。
周りの舞台はどんどん展開が進んでいく。
自分だけが落ちていく恐怖に支配されてていく。
どうしよう、次の展開が思い描けない。
軌道修正するため、一旦裏に回って頭を冷やすことにした。より自分に合った舞台を作るために考えなおした。
演じる時に無理していないから、表情にゆとりを持てるようになった。
いつか、他の誰かに手を差し伸べられるそんな舞台にしたい。
久々の再会にギクシャクしていたのは陽菜(はるな)ばかりで、一彰(かずあき)は以前と変わらず、落ち着いていた。
むしろ、年齢が性格や見た目に追いついたといったところか。
私服で出かけた時には、歳上の陽菜のほうが妹に見られることもあった。
さっき、店に入った時も店員は陽菜だけに年齢確認を求めた。陽菜があたふたしていたところ、さっと一彰の方が学生証を出してきて「お互い飲めない年齢で」と説明していて、恥ずかしい思いをしたところである。
ノンアルコールで乾杯してなんとなく近況報告やら、昔話やらしているうちに、陽菜もようやく、学生時代のように、自然に話せるようになってきた。
こんなに、穏やかに人と話すのって、いつぶりだろう。
陽菜はふと思った。
職場での人間関係は悪くない。仕事量が多すぎることを除けば、和やかな雰囲気で、それなりに雑談もするものの、なんとなく、深く踏み込んではいけない、暗黙の了解があるような気がして。
一人暮らしで、誰かとゆっくりご飯を食べるのも、そういえば久しぶりだな、と、思わず顔が緩んだ。
目が合った一彰は同じく微笑んでいた。
「…どうしたの?」
「いや、変わんないなと思って、安心した」
グラスを揺らすと、氷がカランと回った。
「本当は、連絡するか迷ってたんだ。便りがないのは良いことって言うしさ、なんかあったら連絡くるだろって、思ってたけど……」
「なに、心配してくれたの?」
「いや、俺が会いたくなっただけだよ」
予想外の返答に、陽菜は息を呑んだ。掴んでいた唐揚げがコロンと皿に戻った。
「お前は俺が心配しなくたって、どこでもなんとでもやってるんだろうけど、こうやってこっちから聞かないと、教えてくれないんだよなって」
一彰は目線を逸らさない。
陽菜は、目を逸らすことができない。
「俺のこと、たまには思い出してくれてたか?」
そうだった、こいつはそういうやつなんだ。
なんの躊躇いも狙いもなく、私を甘やかすんだ。
陽菜は一彰が誰にでも優しいことを知っている。
知っているのに。
深く息を吐いて、陽菜はニッと笑った。
「たまーにね」
「これからは頻繁に思い出してもらえるように、連絡する」
「ほんとー? 休みの日も遊びに行こうよ! 私友達いないから、大体家でダラダラしちゃう。私にも学生の遊び方教えてよ〜」
「俺も言うほど友達いないけど…まあ、行き先は考えとくわ」
笑って誤魔化すことが、癖になっていた。言葉を軽く受け取ったような態度をすることで、深く関わることを避けてきたのかもしれない。
暗黙の了解を作ってきたのは、陽菜自身なのだ。
「忘れる隙も与えないから、覚悟しとけよ」
友達であろうとする気持ちと反比例して、陽菜の心の深いところへ、一彰のコトバが落ちていく。
「ま、やってみな」
ずいぶん薄まったオレンジジュースを、陽菜は一気に飲み干した。
「落ちていく」
落ちていく
落ちていく、落ちていく
どん底までいったらまた這い上がってくればいい。
「落ちていく」
布団にもぐり、まぶたを閉じれば落ちていく。
深いふかい、まどろみの世界へ落ちていく。
今日あった嫌なことも、嬉しいことも、
全部振り払って落ちていく。
落ちて落ちて、まだまだ落ちて、
気づけば現から離れ、夢の世界。
憧れた初恋の人との甘酸っぱい恋模様から
サスペンスのようなスリリングな体験まで何でもござれ。
人の空想でできた世界に限界という言葉はない。
まばたきの一瞬のような、永遠に続く一生のような、
そんな夢から落ちていく。
落ちて落ちて、また落ちて、
現の世界に舞い戻る。
さあ、今日も今日が始まる。