お題『落ちていく』
ふと、上を見上げると
ビルについているポスターには
TRIGGERのセンターである九条天が写っていた
大嫌いで、憎くい九条天。
あいつさえ、あいつさえいなければオレは…。
でももうそんなことどうでもいい
今はあいつをスターの座から引きずり落とす
それだけのために生きているようなもんだ。
九条天と九条鷹匡を絶望の底に叩き落とすことさえ
できれば、なんでもいい。
オレ達がどれだけTRIGGERにとって
悪い事を記事にするために色々しても
世間の人々はTRIGGERを見ていた、
TRIGGERを待っていた
ŹOOĻだって人気が出ていた。
だけど何かが違う。
TRIGGERを信頼しているファンがいて
TRIGGERもファンを信頼していた。
でもオレたちはどうだろう
ファンの事もろくに見なくて、信頼しなくて
ゴミのように見ているオレたちは
TRIGGERと同じ目にあっても
信じてくれる、着いてきてくれる人が
いるのだろうか。
「オレ、間違えちゃったのかな…」
気づいた時にはもう遅い気がした。
もう戻れない。
このまま落ちていくことしか出来ない。
絶望と、後悔のどん底まで
静かに落ちていくことしかもうできない。
バカだな……オレ…。
これは二次創作です
11/23/2024, 10:08:37 AM