『色とりどり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【ウルフムーン】
昨日は今年初めの満月だった。雨で見ることが出来なくて残念に思った。
貴方は今日、自分のベランダから見える月の写真を送ってくれた。
その写真と一緒に
「今日の月はウルフムーンって言うんだって〜!」
「せっかくなら同じものを見たいし〜」と。
要はこの美しい満月を私と共有したかったらしい。
そう聞いて私は思わず美しいと思った。たった1枚の美しい満月の写真に込められたその純粋な心が。
満月は今日じゃないけれど、貴方が満月を見たのだというのなら、私も貴方と同じ満月を見よう。
私はふと、写真ではなく空に浮かぶ本当の月を見たくてカーテンを開けた。
それは貴方と同じ月を見る為に。
ベランダの手すりに反射した月が揺れる。
いっそ、貴方の心も揺れてしまえばいいのに。
推し様の声聞くと
推し様の声聞くと眠くなる
安心して眠くなる
寝落ちしたくないのに毎回寝落ちしちゃう
目覚めてスマホの画面見るとオフラインになってて
寂しくなっちゃう
―色とりどり―
今日、花屋を見た
軒下から店の奥まで、
所狭しと並んだ花、花、花…
それは、水やりをする店の人が
埋もれて見えなくなってしまうくらいの数で、
影の色なども含めれば、
この世の全ての色がここにあるんじゃないかと
思えてしまうくらい、色とりどりだ
こんなにも、色も形も様々な花達の中から
幾つかを厳選するなんて、
その花々の在り方を踏み躙るようで
無礼な気がしてならない
あの花は花弁の形が悪いだとか、
この花は色が綺麗じゃないだとか、
その花は新鮮さに欠けるだとか、
そうやって善し悪しをつける人もいるけど、
足りない部分も含めて、それぞれの個性なのに
…と、私は思うんだ
人もそれぞれ違う色をもつ
ひとつとして、同じ色はないし、
自分の色を作れるのは自分自身だけ
それなのに、
人と違うから、
人より劣っているように見えるから、
そう言って人を区別して、
拒絶したり、罵ったり、時に痛めつけたり
それはちょっと違うんじゃない?
どれだけ統一感がなくたって、
色とりどりだって、
混ぜれば全部一緒
同じ色になるんだから
色とりどり
色は無限にある
全部ちがう色
絵の具でも、同じ色は二度と作れない
人間も、一緒。
「色とりどり」
世の中に溢れる
色
いろいろ
だけど
惑わされない
私のイロ
あなたのイロ
私があなたを
見つけるから
あなたが私を
見つけるから
例えば世界が
セピアに褪せて
モノクロに染まっても
私のイロと
あなたのイロ
個性が
いろいろ
滲みでてる
色とりどり
色とりどりの銀テープが舞う。
あなたはライトを浴びてとてもかっこいい。
一言だけ言わせて。
好き。
色とりどり
思い浮かんだのは花
春は桜やたんぽぽ、チューリップ
夏は向日葵やあじさい、ラベンダー
秋はコスモスや薔薇、桔梗
冬は梅や椿、スイセン
四季を通じて
色々な花が見れる
日本は素敵だなと思う
人にはそれぞれの色がある。
あの子は茜色,この子は桜色,その子は空色。
同じ色などひとつもない。
全部違う人々の色。
お題〈色とりどり〉
皆様,大変遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます(ᐡᴗ͈ ̫ ᴗ͈ᐡ)
今年も不定期でやっていきますが、
それでもいいよという方は、
どうぞよろしくお願い致します。
by amane
何も浮かばないが、色とりどりってどんな場面なんだろう?雨の日に色とりどりの傘を眺めるのが好きだ。若い頃は派手な色の傘が気恥ずかしかったのだが、今はむしろ派手な色を選ぶ。しかし好みで選ぶ訳ではない。100%身の安全の為だ。相手の車に見つけて貰いやすい色を身に付ける年頃という訳だ。
そこは、夜になると色とりどりのランタンが並ぶ街だった。毎日がお祭りで、観光客が溢れていた。思いがけず、その街のはずれで暮らすことになって、いろんなことを学んだ。子どもたちに日本語を教えたり、市場で買い物をしたり、お年寄りとシェア暮らしをしたり。洪水で停電が続く経験もした。
日本という国を客観視できたこと、心地よく暮らすための人との距離感、これまで当たり前だった価値観が当たり前でない世界、集合意識の影響なとなど。
体験に勝る学びはないっていうのは本当で、そこでの経験は、わたしの人生をいろどり豊かなものにしてくれた。
最初に思い浮かぶものは折り紙…その時の自分に合った色を選ぶことが多い。好きな色、明るくしたいから明るい色…でも暗くしたい時はないし暗い色が余る事が多い。色とりどりなのは最初だけ
色とりどり
我が家のお箸はパステルカラー
淡い桜色、淡い水色、淡い藤色などなど
その時の料理、その時の気分で選ぶ
一色だと悩まなくていいが
色とりどりだと、わざわざ選択することになる
何を食べよう、何を着よう
何をしよう、何処に住もう
すべては選択肢の繰り返し
色とりどりの中から選択し
その先に進み出会っていく
色とりどり
目を瞑ると色がたくさん見えてくる
真っ暗の中に目をこらすと色とりどりに見えてくる
色はうまく言えないけれど
外の世界は分からないけれど
私にとって色とりどり
色とりどり
この世界には色々なまとまりがあるがある。
すぐに思いついたのは、
最近社会で言われているLGBTQ。
他にも細かく言えば、
好きなことや得意なこと、
苦手なこと。
それらには稀に"色"で分けたりすることがある。
誰しもが何色かに染っていて、、、
それこそ十人十色。
だからこそ色に染まれない不安が怖い。
好きなことも得意なことも苦手なことも無い僕は、
まさに無彩色だ。
こんな僕は、
一体何色に染まることか出来るのだろうか。
色とりどりのゴミ
色とりどりの食器
色とりどりの洗濯物
パフェは美味しかった
よし家事をしよう
あ、そうだったそうだった
君にはこれだったよ
今日の夕食はカレーライス
北海道からの贈り物
ニンジン、おくら、ブロッコリー
さつもいもからのトマト缶
そうだ冷蔵庫空けたなら
奥に先週買った豆腐
冷奴はちょっと怖いけど
カレーにしちゃえばわかんない
おや、お肉は無いようだ
まあいい、そんな日もあるさ
煮詰めてぐつぐつぐっつぐつ
ぐつぐつぐつぐつぐっつぐピー
さんきゅ、ナイスだ炊飯器
ご飯がほかほかぴっかぴか
リズムに合わせていただきます
ファビュラスセクシーホットボディ
#色とりどり
「この世に色なんて必要ないよ」
彼はそう言った
色が見えないまま 観察した太陽
色を感じないまま 歩いた海
色を手にしないまま 贈った草花
色を心にしないまま 食べた蜂蜜
色を殺せないまま 浮かんだポラロイド写真
全てがそのまま消えてしまえば
楽になれたのだろうか
雨の後 虹 空に
そこに 彼は いない
お題 色とりどり
本棚には所狭しと色とりどりの本が並んでるのに
全てが無機質なインテリアにしか見えないのはきっと
摂取し過ぎた酸素と窒素と二酸化炭素に焦燥した
私の体がそう見せているのだろう。
読みくたびれたドッグイヤーのページ達には
そんな事ひと言も書いてないのに。
『色とりどり』
雑談
何か上手いことを言おうとしても、お題がすんなり落ちていかない。
何を連想しても「それは面白くない」「それはスマップの歌じゃん」「それ本当に思ってる?」なんてもう一人の自分、おそらく理性的な自分がジャッジメントを下すのだ。
そんな声を振り切るためには耳を塞いで走り切るしかないのだが、今日は小説を書くにはSAN値が高すぎるのかもしれない。
まぁそんな日もあるさ。
とりあえず目の前にある本棚にならんだ背表紙の色が「色とりどり」だとおもう。
右から
『冬の犬』
『悲しむ力』
『スタープレーヤー』
『ストライク・ザ・ブラッド 1』
『ガルキーバ 下』
『ガルキーバ 上』
『大河の一滴』
『ウォッゼ島 籠城六百日』
『円生と志ん生』
なんだろうね、このラインナップ。真面目なんだか馬鹿なんだか。
『ガルキーバ 下』はプレ値で万したはず。読みやすくて面白かったのは『スタープレーヤー』『円生と志ん生』は戯曲で台詞の勉強になった。でも一番おすすめなのはマクラウドの『冬の犬』だろうか。スタインベックも好きだ。ストブラちゃんも好きだけどね。
はい、終わり終わり。
もう寝る。
#色とりどり
色とりどり
色とりどりに並んだ
パワーストーン
ピンクは恋愛
紫は癒し
それから それから…と
目を輝かせながら
選んでいく
貴方の願いを 叶える為に
沢山の中から選ばれた
貴方だけの 特別な色