『良いお年を』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「それじゃあ、お先に失礼しますね」
先輩が立ち上がったので、私も合わせて席をたつ。
もう会社には私たちしかいなかった。残業大好きな先輩と、年始の仕事を減らしたい私しか。
先輩が帰ると言うのだから、本来なら私も一緒に帰って節電に貢献すべきなんだろうけど、まだ仕事が終わらない。
「お疲れ様です。今年もお世話になりました」
とりあえず、挨拶しながらお辞儀をする。
「こちらこそ、ありがとうございました。来年もよろしくお願いしますね」
「はい、お願いします。良いお年をお迎えください」
「あなたも、良いお年を」
ふ、と微笑んで、先輩は私の手に飴を握らせてきた。
「無理しないで、早めに帰るんですよ」
「はぁい」
そういうところだぞ、先輩。
ぐ、と飴を握りしめ、良い子の返事をする。
先輩が見えなくなったのを確認して、もう一度席に座った。
「よし。あともうちょっと」
飴を口に放り込む。
先輩の飴があれば、きっと良い年を迎えられる。そう思いながら。
・良いお年を
今年こそは、今年こそは、
この世界にさよならしよう。
何度も思った。
でも結局出来ずに終わるんだ。
中途半端な人間は中途半端な人生しか送れないから。
そしてふと気づいた。
_努力をしなければ生きていけないこと。
好きだったことが好きじゃなくなって。
大切に思うべき人を大切に思えなくなって。
何のために生きてるのか分からなくて。
理由もなしにいきなり泣きたくなって
自分なりに色々頑張って努力しても認められる、
褒められること無く期待が上回って。
自業自得なのにしんどくなって。
来年も、きっと同じ。中途半端に生きてるから。
死にたいのに死ねない。
この世界は大嫌いだ。
笑顔は作れるけど希望なんて無くて。
誰かを、自分を憎んで。赦せなくて。
暗闇の中に沈んで這い上がれない。
そんな時は、
自分と同じような人がいるかもしれないと考える。
"今にも消えそうな弱くて小さな光が灯る蝋燭を
たくさん並べて皆で温め合いたい。"
_少しでも優しい夜明けを迎えられることを願って。
先輩たちとレギュラーになる事ができて
ほんとに幸せです
自分たちの第は大変なことばっかりでしたが
先輩たちに出会い同期に出会い
とても幸せです
ほんとに良かったです
来年も楽しい一年になりますように
良いお年よ
良いお年を
来年、私は厄年です。
悪いことが起こるとは限りませんが、私に『良いお年を』と言われたところで幸せは届けられないかと思います。
なので、こう考えるのはどうでしょうか?
来年は私が厄年。
あなたは良い年になる。
あなたの厄、私がもらいます。
いい考えでしょう?
良いお年を!
年越しそばは、インスタントではなくお店で。
と、息巻いていたのだが、連日の歳末に向けての予定を組み過ぎたせいか何もやる気がなくなってしまった。
なので、今年は某インスタントそばで。
まあ、せめて実りある一年にしよう。
来年もよろしくお願いします。
大晦日ともなると
もう気持ちは殆ど次の年に向いている気もしますが
どうか皆様が良いお年を迎えられるようにと
お祈りさせていただきます
家族は遅くまで起きるつもりだそうなんですが
私は早く寝て来年も元気に迎えたいなと思うところです
来年もどうぞよろしくお願いします
題 : 良いお年を
年越しには、いつも蕎麦を食べる。今年もまた、母が湯掻いた蕎麦と祖父が揚げた天ぷらを食べた。
かぼちゃの天ぷらに大きな大根を削って作ったおろしをのせ、醤油をかけて頂く。大根の甘みと醤油のなんとも言えないあの味が大好きだ。
「明日は正月だし蟹を食べるぞ。」 祖父が言った。
あぁ、明日はお年玉に餅、おせちや蟹、楽しみな事が沢山ある。待ち遠しくて仕方ないな。
皆さん、どうか良いお年をお過ごしください。
良いお年を
前回からの続き
彼と別れた原因は、彼が私にとって良き理解者じゃなかったんだ…と思ったからだった
私がしたい事を反対した、ただそれだけだった
だから、彼の事を嫌いになったわけではない
良き理解者でありたかったし、理解者でいて欲しかった
そうじゃなかったんだ
私の勘違いだったんだ
ひとりよがりだったんだ
そして、私自身が彼に伝えきれてもなかったんだとも思う
と同時に好きと言う感情はあるものの、熱い気持ちから熱が奪われてしまった
サーっと冷めていくのが分かった
昔も今も彼には好きと言う感情しかない
ただ関係が変わっただけだ
数日過ごしてみて、ずっと一緒にいてもこんなに気を使わずにいれる人って親友以外にいたんだなと驚いた
私は家族でさえ気を使う
唯一気を使わず、会話がなくても成り立つ人間が親友だけだった
そして、私が苦手なんだろうな…って思うものを見抜くのもすごかった
苦手だって言えばいいのに、これ苦手なんでしょ?
何故分かる!?
苦手だとは言わないないけど、言ってる言葉で分かる
これ苦手なんだろなって
昔からそうだったよ?と
誰にも見抜かれた事がないのに…
彼と私は隣同士の部屋だった
すごくない?と彼は言ってたけど、
まぁ確かに別にホテルとって何十階とあるホテル、ワンフロアで何十室とある中で隣同士はすごいか…?
結局、寝るのも一緒で一部屋は無駄になった
何もなかった
抱きしめられて寝ても、ドキドキすらしなかった
ただ安心とか落ち着く
と言うか、元いた場所に戻って来ただけ
が正しい表現かも知れない
ちょっとはドキッとしたかった笑
この瞬間、お互いの両親には見られたくないなぁ…
結局今も仲良いなら、何でずっといなかったの⁈と言われそうだ…何て事をぼんやり考えた
(お互い両親には紹介し合って、長く付き合ってるのは知っている)
別れてから、頻繁に連絡をし合ったわけじゃないけど
歩いていて、目につくものが同じ
テレビを見れば言う事も同じ
美味しいと思うものが同じ
ちゃんと違う事もあるけど、こんな楽な奴だったっけ?
としみじみ思った
お互い楽しいねと言う事を幾度となく言い合い、
最後に実はちょっと不安だったけど、
ずっといても苦痛だなと思う時間なかったねと同じ事を思っていたのが分かった
正直、もっといたかったな…
皆さまはどう言う年末を過ごされてますか?
私は今年最後に1番ショックを受ける言葉を聞きました
彼とはとりあえず何も変わらない関係でしょうが、
体調がよくないみたいなので頻繁に連絡はするようになると思います
1人になって、仕事をバリバリこなしていると益々自分に気を使ってあげないでしょうし
彼をずっと応援する身とすれば、元気でいて欲しいので
では良いお年を…♡
幸多い一年になるように願っています
今年はジョギングや筋トレ
頑張りました
コロナには感染しましたが
大事には至らず
無事でした
今年を表す
私自身の漢字は
運動の『運』です
運がよくなる思いも
込めて
来年も健康一番で
運動や食事に
気を使おうと思います
常に当たり前のことに
感謝できるように
します。
#92 良いお年を
一緒にいよ、来年も
そろって生きよ、この先も
良いお年を
今年も一年あっと言う間でした。もうすぐ、歳が明けます。さっき、年越し蕎麦美味しくいただきました。
子供の頃、一晩開けて歳を越すと、ひとつ歳を取るのよと母に言われました。今は、そんな事言いませんが。ひとつ歳を取るのは皆んな平等だけど、それをどのように取るかは人それぞれ。そのがミソだと思っています。
来年もこのアプリへの投稿は、気を負わずにのんびりと続けます。
良かったらわたしの投稿、来年も読んでくださいね。
では、皆さま良いお年を。
♯良いお年を
やぁやあ皆さん
今年はどんな一年だったかな?
笑みをこぼし、涙をこぼし、幸せだった?
今年は残り数時間
やり残したことはない?
でも、大丈夫!
やり残したことがあっても
新年にやればいいさ!
あぁ楽しみだ
新しい一歩を踏み出す瞬間
大切な人たちと一緒に祝うのさ!そう、
「パッピーニューイヤ‼︎」ってさ
さぁ、これからは新しい年
新しい目標をもって進んでいく
そんな皆さんにどうか幸あれ
では、皆さま良いお年をお迎えください
良いお年を
師走最終日の街はひどく混んでいて
皆景気良さそうに年末の買い物を楽しんでいる
晩御飯に並べるだろうオードブル
実家に持って行くであろう菓子折り
年末の準備に勤しむ家族のためのお弁当
思い思いの買い物だけど
その思いは皆同じだろう
せめて一年を締めくくる今日だけは
全て忘れて贅沢をしたい
大きく膨らんだ袋を抱えて
人々は帰路につく
楽しく一年を締めくくるために
新しい一年を始めるために
昨日も書いたけれど、この習慣を始めて一年弱が経ちました。
いろんな話を書いてきました。いろんなお話を読ませていただきました。
いろんな世界を見せていただき、また、たくさんの🖤をいただきました。どうもありがとうございます。
来年も、いろんな話を書いていきたいと思います。
まだまだ寒い日が続きます。どうぞご自愛ください。それでは皆さま、良いお年を。
「良いお年を」
【良いお年を】
今年も残り数時間
大変な一年だった
過ぎた事は終わった事
変える事はできないので
前を見て進んでいく
新しい年は何があるだろ
ゆっくりでも進んでいけると良い
牛のように進めると良い
どうぞ良いお年をお迎えください
たくさん文章を書いた一年
たくさん物語を読んで戴いた一年
スマホの向こう側にいるひと達に
「良いお年を」と
面と向かって感謝を込めて届けたいのに
届けられないジレンマ
#良いお年を
《良いお年を》
あ、あー
これ、聞こえてますかね?
おーい、聞こえます?
まあいいか、聞こえてるってことにします。
えっと、何言うんだっけ。
忘れちゃったな。
うん、そうですね。
取り敢えず今年も終わりですね。
お疲れ様でした!
笑顔で終われたらいいです、多分、きっと。
それでは!
みなさま、良いお年を〜!!
初日の出を見るんだ、と早々と寝てしまった君を起こさないように、キッチンでおせちの準備。
君の大好きな翡翠色の餡がたっぷりの栗きんとん、蒸したサツマイモを裏漉しするのが重労働だった。
甘さ控えめの黒豆、湯通ししてから甘酢に漬けた柚子皮入りの紅白なます、ケシの実がたっぷりとついた松風焼きにカリカリ食感のしょっぱいチョロギ、既にいくつかつまみ食いの跡がある。
悪い子だなあ、とクスクス笑いながら人参に包丁を入れた。
どんこ、花こんにゃく、クワイ、たけのこ、花の形に飾り切りをした人参を甘めの汁でクツクツと煮る。
キッチンいっぱいに広がった出汁の香りを嗅ぎながら、ぼおぉん……ぼおぉん、と遠くで鳴っている鐘の音をひとり聴く。
テーマ「良いお年を」
【良いお年を】
雪の降り積もった駅までの道を、慎重に歩いていく。大晦日の夜に転んで怪我でもしたらたまらない。
年の瀬ギリギリまで働いて、ようやく仕事納めだ。小さく息を吐けば、少し前を歩いていた先輩がこちらを振り返った。
「お疲れさま。年末までごめんね」
「いや、先輩が謝ることじゃないですから!」
会社や上司に多少の不満はあれど、俺以上に忙しなく働かされている先輩に謝罪をされると、むしろ俺のほうが申し訳なくなってくる。慌てて首を横に振れば、先輩は困ったように眉を下げた。
「休ませてあげられなくて、本当にごめん。これ、良かったら少しだけどもらってくれる?」
差し出された紙袋を反射で受け取った。中を見ればそこには缶ビールとチョコレート。どっちも俺が好きだって言ったメーカーのものだ。
「良いお年を、ね」
にっこりと優しく微笑んだ先輩の顔を見たら、吐きそうなくらい忙しかった年末ではあったけれど、それだけで良い一年だったなと思ってしまった。
年の暮れはいつも忙しくて、
あんまりいいこと無かったなって思うこと多いけど
思えば、普段何気なく過ごしているだけで
小さな幸せを見つけることをしなかった。
嫌なことは印象に残りやすいから、
意識しなくてもすぐ見つけられるのにね。
毎年良いお年をって新たな気持ちで迎えるけれど
結局同じことの繰り返し。
だから、
来年は良かったことを探してみよう。
どんな小さなことでも感謝できることや
ちょっとでも嬉しかったことを見つけよう。
それが、自分の抱負。
皆様も、良いお年を迎えられますように。