『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
脳裏に浮かぶのはあの人の笑った顔。
脳裏に浮かぶのはあの人の驚いた顔。
脳裏に浮かぶのあの人の嬉しそうに泣く顔。
脳裏に浮かぶのはあの人の寂しそうに笑う顔。
脳裏に、嗚呼、脳裏に浮かぶのは。
──なんだったかな。
写真立てに飾られている写真を見つめて首を横に傾ける。
若い男女が二人、結婚式だろうか着物を着て笑みを浮かべて立っている写真。
さて、この人は誰だったろうか。
脳裏に浮かぶあの人の顔のような気もするし、違う気もするしわからない。
そんな写真を見て目を閉じて、暖かな陽気に身を委ねてうたた寝をしていると脳裏のあの人がにこりと笑った気がした。
「脳裏/20241109」
脳裏の奥に眠る悔恨。
もはや幻のように、あの時代は遠ざかる。
言葉も行動も未熟な、あの頃の自分。
誰かを悲しませたり、自分を信じられなかったり。
だけど、きっとうまくいくと思ってた。
何もかもうまくいくと。
六畳一間のアパートで、お互いに罵り合った。
心にも無い罵詈雑言が、次々と口をついて出る。
こんなにも自分の中に、憎悪の固まりが作られていたとは。
あなたに渡すつもりじゃなかった。
あなたに見せるつもりもなかった。
こんな世の中への怒り、嘆き、悲しみ、そして憎悪を。
終わりゆく時代は、二人の関係を冷やし続けたまま、あの部屋の記憶を曇らせてゆく。
私の人生に必要のない時間だったのだろうか、あなたと過ごした日々は。
出会わなければ、交わらなければ。
二人の男女の悲劇など、この世界に満ちあふれているのに。
だが、脳裏の片隅に残る、あなたの笑顔。
幸せな時間をもたらしてくれた、あなたの笑顔。
これだけは、いつまでも心を離れずに、あなたとの綺麗な思い出として残り続けるだろう。
時が経てば、それだけが事実。それだけが真実。
美化された過去のあなたに、今、惜しみない賛辞を送る。
そして、新しいステージへと。
人は、前に進むことが出来る。
部屋は広くなり、罵り合うことは無くなっても、世の中への怒り、嘆き、悲しみ、そして憎悪は消えやしない。
だけど、きっとうまくいくと思ってる。
何もかもうまくいくと。
そうして人は、すべてを乗り越えて成長してゆくのだから。
脳裏に浮かぶ君の顔。
小学生の君。中学生の君。高校生の君。大学生の君。社会人の君。そしてもう年老いていく君。
どれも私が見たかった君だ。
でも私の記憶は赤ちゃんの君で止まったままだ。
だから私は想像する。
君と笑い合い幸せそうにする姿を。
それがいつまでも続く日々を。
[脳裏]
自分よりも他の人の方が自分を知っている
ってよく言う。
僕はその言葉の通りの人間だろう。
いつも自分よりも他の誰かの方が
僕のことを知っている
だからみんな離れていってしまうんだろうな…
いつも自分の考えてることを言って
人を驚かせてしまう。
自分は変な人間だとわかっているから
それは別にいいやって思っているけれど
それで人が離れていくのは少し悲しい
自分を否定された気がして
たったそれだけで自分の全てを嫌いになる。
みんなはどうやって自分を知っているのだろう
やはり周りの評価だろうか。
なら尚のこと自分が分からなくなるな
多分私は、自分が嫌いだ。
でも好きなんだ。
いや、嫌いになりきれないというのが正しいかもな
嫌われるとわかっていながら
やめられないことが幾つかある。
やめたら自分じゃなくなる気がする。
他の誰かにとっては迷惑な事だ。
自分を犠牲にしてでもやめなければならないはずだ
でもその迷惑な事が違う誰かはそれが好きだという。
本当に分からない。自分が。
他にも自分にしか自分は分からないとも言うらしい。
僕はその反対にいる人間だろう。
本当は自分の中に全てがあるのかもしれない
自分を自分が1番知っている人もいるからね
僕は見たくないだけなのかもしれない
本当の僕はずっとずっと卑怯な人間で
ただただ偽善を振りまく人でなし
孤独を嫌うのに孤独に好かれる寂しがり屋
人に嫌われるのは嫌なのに
人に嫌われることしか出来ない天邪鬼
誰かを信じたいのに信じられない臆病者
此処じゃなきゃ自分を自分と言えない意気地無し
そんな人間じゃないと言われて嬉しくなってしまう
罪を理解していない極悪非道な罪人
案外自分が頭で考えてる事は
他人向けなのかもしれない
本当は心の奥底では
違うことを考えているのかもしれない
それが世の言う"本性"というものなのだろうか。
かの親友は僕にこんなことを言った。
僕は自分より他の人の方が僕を知っている と。
ある友は私にこんなことを言った。
私は優しすぎる。心が広い と。
僕は優しいのか、僕は心が広いのか。
そんなの言わなくてもわかる。
騙されているだけなのだ。
おっといけない、いけない。
書きたいことばかり書いてしまった
遅くなったね。
やあ、元気かい。
昨日、書くつもりだったんだけど
いつの間にか違うお題になってしまって
書きたいことただ書いてしまった。
やっぱり、自分のことは自分じゃ分からない
書きたいなら今日書けば良かったのに
分からないものだね、自分のことでも
そろそろ終わろうかな。
君もゆっくり休むといいさ。
少なくとも明日くらいは休日だろう?
仕事かい?それともなにか予定があるのかい?
休むのも難しいものだね。
やはり僕は幸せ者なのだろうな。
いいや、こっちの話だ。気にしなくていい
脳裏
僕は今頭の中で
やりたいことをすぐやること
それは生き物の世話や遊び
やりたいことや楽しいことやればいい
でも簡単にはやることはできない
仕事や予定は誰でもある
やりたいことは大切な時間
─── 脳裏 ───
焼き付けられた記憶
生まれてきた意味
作られた理由
全て記憶の底
脳の奥深く
うっすらと
でもしっかりと
刻まれている
題名 脳裏
ふと脳裏によぎった
私は何をしているんだろう
家ではゲーム
学校では授業中爆睡
全く私の将来が
とても心配だ
マジでやばい
(全部事実)
脳裏
左脳、右脳、脳裏…どこにあるかわからない。
風船で例えるなら空洞(内側)の部分が脳裏かな?
普段、何気なく使っている、「あの日の事は脳裏に焼きついている」。
遥か昔の記憶が存在する場所だったりして。
「脳裏」
後回しにしたくて、思い出さないように他ごとを頑張っているのに人に言われたり急に思い出したりしてしまう。いつか向き合わなきゃいけないのは分かっている。早めに解決した方が不安もなくなるし快適に過ごせることも心の底から理解している。だけど私の性格上、すぐに行動する、嫌なことに耐えるという行動が不可能なのだ。治せ、と言われて簡単に治せるものではない。治したいとは思っていても脳や身体が動かないのだ。
昔はこんなことなかったから、いつかは治るんじゃないかと期待を寄せたり寄せなかったりしたいが、それも含め自分次第なのは理解している(こういう言い訳している自分もダメなんだろうな)
何をするにしても努力が必要なんだろうな。すぐには無理でも、少しだけ、ほんの少しだけ頑張ってみよう。まずはご褒美をネット時間にして…
楽しい事だけが脳裏に浮かぶ
そんな最期を目指したい。
【脳裏】
『ぇ?、、あ"あ"あ"あ"あ"ッ』
今でも昨日起こった事のように思い出せる。
僕が、、恋人を殺して(病ませて)しまった事を。
僕の恋人は恋人なのに少しよそよそしい。
理由を聞いても交わされる。
だから強行手段で恋人の1番嫌いな言葉、僕も言いたく無い言葉。
“別れる“
を言ってしまった。
『教えてくれないなら別れる。』
すると恋人は。
狂ったように泣き崩れてしまった。
僕は恋人が大声で、狂ったように泣き崩れている様子が脳裏にベッタリとこびりついている。
百物語🕯️
まやかしの杜に招待された。私、陽葵ちゃん、夏音ちゃん、木田太一君、高橋悟君、そして、谷川れいん君。リハトに、かすみさん、しのぶさん。
主催者は、リハトのお師匠さん。百物語をするとか。横型の白い封筒に、意外とカワイイ文字で(^_^;)
今宵🌒、百物語🕯️を開くことにしました。この招待された方にはとてっおきの怖い話しをしてもらいます。怪談やリアルにホラーでも、皆さんが怖いと感じたことを語ってもらいます。
拒否は、認められません。皆さんの参加を心より楽しみにしております😊それから、アフターハローウィン🎃👻としてのイベントなので、それぞれ、仮装をして来て下さいませ。
仮装の指定は、致しません。ご自由に。
夕刻の時刻に、トビラは開くことでしょう。🌘
尚、皆さんには、豪華な夕食とデザートを用意しております😊どうぞ、楽しみにいらして下さい。
尚、谷川れいん様に、おいては高橋悟様からご両親さまに承諾をとって頂くように宜しくお願い致します😊
あなたなら、ご両親に信頼されているとしのぶから、聞いております。
ーーあなたたちの住む所より、半日時計が遅く回っております。
此方は、もう雪❄が降っているために、仮装は必須ですが、暖かい装いを宜しくお願い致します😊カゼを引かれると困ります。
心より、楽しみにしております。此方のセカイの零時に、百物語がスタートになります。
場所は、まやかし村の外れにある、まやかしの杜が会場になっております🙇
では、失礼します。敬上 リハトの師匠の伊藤メゼルより🌃
放課後、教室の一室の片隅で、私高橋悟君をはじめ、招待状を見せあった。みんな、眉間に皺を寄せていた。
『一方的だよなぁ〰️、許せないけれども、豪華な夕食って何にか気になる!( ・ิω・ิ)』と、木田太一君は、的を得たような外れているような。
……ハッ!? 『でも、れいん君が可哀想だよ!!』と、陽葵ちゃんが叫んだ。
『苺さんに、オレから連絡するから。ーー伊藤メゼルさんのこの会の意図は、何か🤔、だな。』
高橋悟君の顔に、逆光で半分陰になった。まるで、何かが手招きしているような予感がした。
『高橋君、もうちょっとしか時間ないね。』と、夏音ちゃんが言った。
私は、不意に泣きそうになった。
『あんずちゃん、れいん君より先に泣いちゃダメだヨ。私たちがしっかりしないとね!!』と、陽葵ちゃのが声を大にした。
『不安だろうけれども、あんずを追いて逃げることは絶対にしないから!!大丈夫だから。』と、高橋悟君は私に約束した。
『いざとなったなら、オレがあんず、背負ってやるから!!安心しろ。』と、木田太一君は、力こぶ💪を作ってみせた。
『私たちしか、出来ない、使命がこの度には、裏にあると想う。』と、夏音ちゃんが口を開いた。
『おっ、夏音。鋭い❢オレもそう想っていた。』
『今年は、何時も行っている学祭が行けなかったりしたから、オレたちは、ストレス溜まっているから。リハトなお師匠さんをぎゃふんと言わせようぜ。
ーーとりま、ハイ!!』と、木田太一君は、手を前に出した。ぎゃふんかぁ〜ソレもイイかも。と、高橋悟君は、木田太一君の手の上に手を置いた。
夏音ちゃん、私、最後に、陽葵ちゃん。 教室のドアがガラリと開いた。
『みんな、まだいたのか。暗くなるから、早く帰った方がいいぞ。』
『想先生、さよなら。』と、私たちは、急いでカバンを持って、想先生の横通った。
『あんずちゃん、ほら、手を繋ごう🎵』と、陽葵ちゃんが私の手を繋いでくれた。
『想先生、さよなら。』と、私と陽葵ちゃんはペコリと一礼をした。
終わりーー続く。
のーぷらんさ なんて事を
うそぶいて あてもなく歩いてるつもりでも
りろーどされる記憶が行手に見えてくる
焼き付いて離れない哀しみの
#脳裏
脳裏ってどういう意味??
やばい意味知らんかも、
調べてみよ~!
脳裏
私の頭の中
普段は考えたことはない
いざ考えると
思いつかない…
例えば、
迷宮 森 海
どれだけ考えても
分からない
だって今から作るんだから
気になる人ができた
好きになりたい
脳裏にちらつくアイツがいつも気持ちの邪魔をする
「見合ってない」「幸せにできない」「お前じゃ駄目だ」
振り切れるほど強くはない
弱い私は今日も曖昧に縋ろう
「明日は運命を感じるか」
脳裏
まっくらに
しらないこ
あのこ
こっちむいてて
おくちぱくぱくして
えんえんしてるの
まっくらな所に
見たことがない子がいます
その子は
こっちを見てて
わたしに
“ころして”
?
って言ってます
なんでかな
いっぱいないてて
かわいそうです
暗く小さな場所に
よく見ると私に似た
小さな女の子がいます
その子は
“殺して”と言いながら
泣いています
殺せないから
困っているのに
泣きたいのは
こっちなのに
暗い夢の中で
私の弱い部分が
具現化した子が
問いかけます
“どうしてあの時
何もしなかったの”
“どうしてあの時
殺してくれなかったの”
“殺して”
“殺してよ”
“貴方のために”
泣きながら喚くその頭に
いつまでも
いつまでも
銃口を向けたまま
引き金は
ひけないまま
脳裏で
その子に
お別れを言えたのは
私の灯火が
消える時でした
私は結局
あの子を
この手で
殺せませんでした
私は負けたのです
私の弱さに乾杯を
私の怠惰に讃美歌を
どうか安らかに
脳裏
或る言葉を
言いかけてやめた
ううん
言えなかった
貴方の影が
遠く
遠くなってしまったから
頭の中で反芻したひとつの言の葉
ぐちゃぐちゃに丸めて
仕舞った
誰でも良い、
俺の頭蓋を開けて脳に焼き記してくれ!
死の代償なぞこの光景だけでいい!
‹脳裏›
恋を出来ないけど好意くらいは分かった
愛の認識は無いけど慈しむくらいは出来た
区別を理解しないけど平等くらいは成せた
ひとの育て方なんて何にも知らなかったけど
知識と環境を整える余裕はあった
ひとでなしだってできることだった
ここに正しさが在ったかは
最期に至っても解答は無いけれど
‹意味がないこと›
脳裏をよぎるっていう感覚が自分にはあまりない。
ただ、脳裏によぎったこともないようなすっかり忘れていたこと、不思議なことがよく夢に出てくる。
これは、思考を越えてるんじゃないかと恐ろしくさえ感じる。
みのる