脳裏』の作文集

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脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/9/2022, 11:54:04 AM

よぎる。
いつも。聞こえないのに。
頭に流れたり。
現実も上手くいってるのに
上手くいってないことばかり目を向けて
謎に出てくる絶大なる自信

11/9/2022, 11:48:01 AM

あなたの激情を抱えながら怯える顔が、今も脳裏に焼き付いています。
あなたは強かった筈です。実際、この村の長たる地位につき、村の決め事の決定権を持っておられましたし、遠方からわざわざやってきた盗賊を軽々と摘み出せるくらいの身体の強さもあったと記憶しております。強いあなたのおかげで、村の争いごとはめっきり減ってしました。
そして何より、家の中でのあなたの強さは揺るぎようがありませんでした。あなたは、気に入らないことがあると、よく鍛え上げられた腕で私の母の薄い腹を殴っていました。まだ幼かった私は、その意味を咀嚼できずに、部屋の隅に蹲り、浮かび上がった恐怖と戦っていました。それに必死でした。いずれ標的が私になるんじゃないかとか、母は無事なのかとか、今考えると、そんなことをまず考えたくなるような状況ですが、そんなことは全く頭にありませんでした。ただ、恐怖と戦っておりました。
そのような日々を過ごしていましたが、ある日の朝、珍しくあなたが母を呼ぶ声で目が覚めました。あなたは変な声で言いました。母がいないと。私の胸には、激しい焦燥感が浮かび上がりました。そして暫く経って、優しく私の頭を撫でてくれた母の白い手を思い出して、あなたに気づかれないように、静かに泣きました。先程の焦燥感はもう、ありませんでした。ふうと息を吐き、母がいないことに、納得しようと試みました。そうしないと、私という人格が津波にのまれるように消えてしまう気がしました。母が殴られていたのはよく見ていましたから、母が逃げたのは必然だったのだと、そう思うことにしました。
それから当然と言うべきか、あなたの標的は私になりました。ただ、母の腹を殴るとき、あなたは言葉一つ発さなかったのに対し、私の腹を殴るあなたはぶつぶつとなにかを呟いていました。そして母の前では真っ黒に凪いでいたあなたの瞳は、大嵐の中の海のように荒れているように見えました。母の美しく整った顔とは違い、私の顔は醜く歪んでおりましたから、始めはそれが原因なのかと思っていましたが、それは全くの見当違いであったことに途中で気が付きました。あなたは、煮えたぎる想いを持ちながら、捨て犬みたいに怯えているようだったからです。
あなたがそれから10年後に突然死ぬまで、あなたは私の腹に随分ご執心の様子でした。あなたが本当に私を見ていたのかは今では分かりようがありませんが。
私は大人になりました。ですので、あなたが私の腹を殴ったあのとき、あなたは母を見ていたのだとか、そんな見当くらいは付けられるようになりました。大人になっても私は物を長く覚えるのが苦手なままでしたので、あなたのことも、腹の痛みも、すぐに忘れてしまうだろうと、思っていました。でも、そんなことはございませんでした。今も脳裏には、あなたの顔が居座っています。忘れんぼの私があなたを今でも忘れられないのは、血の呪いのせいなのでしょうか。見当を付けたものの、確信を持てないからなのでしょうか。
あほらしいですね。こんな話よしましょう。ああでも、あなたと楽しめる話題はこれくらいしか思い浮かびませんでしたので、つまらない話も許して頂きたいものでございます。



脳裏

11/9/2022, 11:45:34 AM

「私のことなんてどうでもいいんだ」
「私よりも、前の彼女がよかったんでしょ」
別れ間際に言われた彼女の冷たい言葉が脳裏に浮かぶ。

11/9/2022, 11:33:57 AM

脳裏

瞼を閉じているのに、「脳裏」に宿る光。
それはもう見ることのできない、君の残像。
笑っていてくれることが救いだ。

11/9/2022, 11:32:43 AM

#脳裏


脳裏に浮かぶ…

それは

たいがい忘れたい黒歴史…

封印した出来事ほど

リアルに脳裏に浮かぶ…

あの時の黒歴史が蘇り

頭の中でエンドレスで再現されている

完全デジャヴ!

あ〜 嫌だ嫌だ…

黒歴史の再演は

惨めで

悲しくて

消えたくなる程の苦痛…


封印をわざわざ破り

引きずり出した過去は

心を凍てつかせる程のマイナスオーラに彩られ

懐かしさの微塵もない…



🌈黒猫のつぶやき🌈

黒歴史…
思い出したくもない過去…

11/9/2022, 11:12:18 AM

脳の裏側
馬は夢みた
海を駆け
無人島に金木犀の種子を零す夢
涙薫る風となり
どこまでも駆けていく夢

11/9/2022, 11:08:59 AM

テーマ“脳裏”

夜、布団に入り
ふと、脳裏に浮かんだのは
ガスの元栓切ったっけ
という不安だった。

布団から抜け出し
ガスの元栓が閉まっていたことを確認し
布団に潜り込む。

そうして
次に脳裏に浮かんだのは
玄関の鍵閉めたっけ…
と言う事。
いつもは、帰宅してそのまま閉めるのだが
今日はトイレに行きたくて
鍵を閉めずに
トイレに向かった気もした。

仕方なく、再び
布団から抜け出し
玄関を見てみる。
鍵が閉まっていたことを確認し
布団に戻る。

だが、ふと
布団に戻った瞬間
トイレに行きたくなり
またしても、布団から抜け出さなければならなくなる。

トイレに行ってから
手を洗い、今度こそ
眠りにつこうと布団に入る。

そうして、また脳裏に浮かぶ
不安。
トイレの電気消したっけ…。

気が付けば、いつも眠る時間より
随分遅い事に気が付いた。
一度に済ませられたら
こんな事にはならないのに…。

そんなことを考えながら
眠りにつこうとする。

が、しかし。
目覚ましのアラームをかけたか
と言う不安が脳裏に浮かぶ…

私はいつになったら
眠りにつけるのだろう。


(多分、意味合い的にはあってるはず…)

11/9/2022, 11:08:49 AM

薄暗い六畳の部屋。その三分の一を占める本棚の整理をしていると、時々、ものすごい不安が脳裏をよぎる。
俺の末路は、いつかこれに押し潰されるといった物ではないだろうか、と。

小説やら辞書やらがぎっしりと積められた四つの本棚は、どれも壁に固定されておらず、なおかつ一つ一つの段がばらばらでただ重ねただけになっているので、本をさしこむ度にくらくらと揺れる。地震が来れば真っ先に倒れるのではないかと思う程に目に見えた危険だ。

布団で寝ている時も、書斎机で仕事をしている時も、ただ、この部屋にいるだけでも。本が増える度に段を組み立て、天井ぎりぎりまで成長してしまった四つの本棚が倒れてきた時、そこに逃げ場はない。

大好きな本に押し潰される最期……俺としては、幸せな部類の末路な気がして……。

……いや、危険な状態を放置する訳にはいかないだろう。今度、良さげな固定方法を考えなければ。

脳裏

11/9/2022, 11:07:35 AM

脳裏に浮かぶのは、幼い頃の記憶。

なんにでも興味を持てて、夢もたくさんあって、毎日が楽しかったっけ。

悲しいのは人との別れくらいだったな。

けど今は、これといった趣味もなくて、夢もなくて、毎日がしんどい。

…そんな中でも私は生きる。

私を必要としてくれる家族のために。

絶対この世界で生き抜いてみせるから、見ててね。

11/9/2022, 10:58:40 AM

【脳裏】

「言葉って刃物。使い方ひとつ間違えれば
厄介な凶器となる。」

何気ない映画のワンシーン。

何年も前だけど、今でも脳裏に残ってる。
知ってる人もいると思う。



この言葉は、当たり前だけど当たり前だと人は忘れる。

絶対が来る明日なんて誰にも分かんないように。

だから、大切に今に焼き付けておこう。

11/9/2022, 10:55:35 AM

朝起きた瞬間、パッと脳裏に「ドレスを作りたい」
その文字が浮かんだ。
昨日の夜にドレスの制作動画を見てしまったのが原因だとすぐにわかった。昨日の夜もその事を考えて眠れなくなっていたのに。
自分でも着たくなってしまった。起きてからもどんなデザインにしようか、必要な物はなにかとスマホの画面に打ち込みたくなってしまう。
どんなに大変かなんて昨日の動画でわかっているけれど、なんの目的もなしに作りたい。
どうしようか、そんな思いで友達や兄弟、祖母にまでも聞き、無謀すぎるといったのが2人、自由にやればいいといったのが2人と半々になってしまった。ああ、どうしよう。
「脳裏」

11/9/2022, 10:53:47 AM

#31 脳裏に、日々の出来事が浮かぶ。色々な事を考える。

秘密を隠すために、多くのことを計算して行動する。
だから、いつも頭の中はいっぱいいっぱいだった。それでも、秘密がバレてしまうから絶対にミスはできない。

……倒れ、崩れそうな身体と心を必死に保ってきた。

___脳裏

11/9/2022, 10:41:19 AM

『脳裏』

腫れた夢、追い返し
孕んだ愛、不意に堕ちる
熟れた憂い、泡になり
歪んだ想い、脳裏に滲みる

11/9/2022, 10:37:35 AM

あの日見たあなたの。
腹を決めたあなたの。

盛大に滑ったアドリブが
脳裏に焼き付いて離れない。


#脳裏

11/9/2022, 10:26:11 AM

みんな、

目立ちたくて仕方ないって言葉を使う。

でも、

普段つかわない言葉はね

偽物だってすぐバレちゃいそう。

きっとそういうものだよね。


─ 


ねぇ

脳裏って、

人が死ぬ時に使う言葉みたい。

このアプリを作った人は

今日は悲しい気持ちだった、?

ふふ 、

考えすぎ。だよね。

11/9/2022, 10:24:40 AM

私の脳裏に浮かぶものはいつだって…なんて言うの?
辛さとか周囲の人から貰うストレス、親、先生からもらういわゆる心のナイフ、素で笑ったことなんて最近なくなったの。このせいかな?

11/9/2022, 10:22:56 AM

脳裏
  
  脳裏に浮かぶことと
  口に出すことは
  いつも噛み合わなくってさ
  あなたに迷惑ばかりかけててさ 
  どうしても素直になれなくってさ
  ごめんねって言葉が脳裏に浮かぶのに
  やっぱり天邪鬼でさ

11/9/2022, 10:18:43 AM

浮かんで
よみがえって
焼き付ける

消えない
離れない
戻れない

#脳裏

11/9/2022, 10:17:31 AM

脳裏

1日の始まり
昨日と明日を
ごちゃ混ぜにする
過ぎ去った事実を
知りながら
明日への
選択をする
そんな1日を
想像しながら

何を選び
どう伝えるか
それで明日を
変えれるなら
答えを知ろうと
知らなくとも
言葉の1つひとつで
全てを変える
そんな可能性すら
考えてしまうんだ

そんなことを
思い浮かべて
なんの事実も
知らない今日
何を選び
どう伝えるか
知らないからこそ
今を悩み
今を生きる
価値という
言葉に辿り着く

全てを知れれば
いいのにな
そんな事を
思う時もあるけど
全て知らないから
おもしろい

おもしろう価値
そんな言葉が
脳裏をかすめて
怖がっているのに
少し笑えた

11/9/2022, 10:16:45 AM

「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十八話」

志那の部屋は、築年数はそんなに経ってなくても、壁は傷やシミだらけで、キッチンは水道の蛇口をひねっても、すぐには水が出て来ません。お風呂はカビだらけで、トイレは水が流れにくい状態です。全体的に傷だらけの部屋です。
「どうやって住めって言うのよー!まるで、ゴミの無いゴミ屋敷じゃーん!」
床は当然の如く、ホコリとシミで汚い状態で、土足で歩くしかありませんでした。
「チクショー!あのババァに文句言って、
修繕費請求してやる!」

志那は、寝室に行きました。
「こんな所で寝ろって言うの?オマケに壁に人みたいな大きなシミがあるし、幽霊とか出ないでしょうね…?!」
志那は、壁にあるシミの方をじーっと見ていました。すると、ピエロみたいな人魂の幽霊がヌーっとシミから出て来ました。
「うらめしや〜…あなた、誰ですか?」
「ゆ、幽霊が住んでるの…?!」
「あ、大声はあげないで下さいね。怪しい者ではありませんから…」
幽霊は、すぐさま薄いベージュの肌、緑色の目、金髪のショートヘア、細身寄りの中肉中背で紫のパーカーを着た礼儀正しい道化師の人間の姿に戻りました。
「私、ピエロと言います。この部屋、女の子が住む事になったんですね。どうしよう…」
「ピエロ…君?ちゃん?」
「普通にピエロで良いですよ。私、体は男ですが、心は女です」
「そ、そうなんだ…この部屋に先客が居るってあのバ…」
「この部屋、あと二人住人が居るんです。紹介しますね」
ピエロは、志那を連れてキッチンへ移動しました。
「確か、ここに居るはずです。おーい、住人さんが来ましたよ!」
ピエロが呼んでも、返事がありませんでした。
「…?キッチンに隠れてるの?」
志那は、キッチンを探し始めました。志那がアイランドキッチンの扉を開けると、水色の猫が飛び出しました。
「ニャー」
「この部屋、猫が住んでるの?」
「彼も仲間です。キトン、人間に戻って下さいね」
キトンは、ピエロに言われると薄いベージュの肌、くりくりした黒の猫目、水色の寝癖ヘアー、標準体型で小柄の水色のパーカーを着たフワフワした猫耳少年の人間の姿に戻りました。
「初めまして、キトンだよ。君の名前は?」
「斎藤志那です…この部屋の住人って、みんな何かに変身してるの?」
「そうだよ」
「この部屋の住人はあと一人居ますので…もうすぐ帰って来るはずです」
ピエロはそう言うと窓を開けて、遠くの方で飛んでいる一羽の黄色いカモメに向かって叫びました。
「ガバードー!部屋の持ち主さんが来ましたよー!」
「ピエロかー?すぐ行くぞー!」
ガバードは、志那の部屋に向かって勢い良く飛んで来ました。
「へー、この女の子が部屋の住人か。あ、俺はガバードって言うんだ」
ガバードは、ベージュの肌、焦げ茶の目、黄色いメッシュが入った黒髪のショートヘア、やや筋肉質で高身長、黄色いパーカーを着た貫禄のある大人っぽい少年の人間の姿に戻りました。
「コレで全員だね」
「全員そろいましたね」
ピエロは、少し悲しげな顔をしました。
「…?」
志那はピエロの方を見て、何かあったんだなと思いました。

「僕達、この部屋を基地にしてるんだ」
「基地?拠点みたいな?」
「まぁ、そんな所だ。旅するから基地は変わるけどな」
「つまり、フロンティアウォーカーみたいな旅人って事?」
「そだよ。仲間が減って心細いけど、世界各地転々としてる」
「あ…カインド達も仲間一人が回帰光玉の犠牲になったんだよね…回帰光玉ってそんなに流通してる武器なの?」
「銃程ではありません。フロンティアウォーカーも回帰光玉の犠牲になってたんですね…」
「ピエロ達も仲間を失ってたんだね…」
志那は、悲しげな表情をしました。
「あ、そうそう!あの管理人、住人が居る部屋の鍵渡しやがって…まったく、文句言ってやる!」
「志那、管理人は気を付けた方が良い。呪いが掛かってるぞ」
「呪い?あ、極地の呪いってやつ?」
「うん。正確には、極地の呪いを受けた誰かの呪いだけど」
「志那、管理人には気をつけて下さい。あと、私達は借り暮らしの様な物です。」
「…あ、内緒で住んでるんだ」

「このマンションに来てから何だか心細かったけど、ピエロとキトンとガバードに会えて良かった!心強い仲間が出来た気分!」
志那は、笑顔になりました。
「志那の仲間の正気を取り戻さないと」
「…え?みんな、変になってるの?」
「多分、豪華な内装の部屋の住人は、管理人の術に掛かり始めてるな」

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