『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#脳裏
産まれてから現在の事までをしっかり覚えてる人って少ないよね
けどその中で、ふとした時に思い出す、もしくは忘れられない出来事、
脳裏とは脳の裏(めっちゃそのまま笑)
思い出す時って脳を使う気がする…
わたしなら、脳裏にくっきり染み付いてることは沢山ある
思い出して幸せになること
恐怖で苦しくなること
結構覚えてるよね(笑)
目を伏せるといつもある。笑顔も泣き顔も悔しそうな顔も、それと、他の奴には見せないあの顔も。目を開ければすぐ傍には無いが、確かにそれを向けられたことを覚えている。
私の脳裏に浮かぶのは
誰だろう
自分の心のままに
自分と向き合う
脳裏に浮かんだ貴方の顔は
どんな顔だったか思い出せない
きっと優しい顔だった
きっと素敵な顔だった
もういないから、見ることは出来ないけどね
いつでも頭の中にあなたがいて
目を閉じると夢であなたに逢う
#脳裏
いつも脳裏ではあなたと一緒にいるあの時間が残っている
今すぐあなたの所に行きたいけど臆病だから行けないや.
しばらく待たせちゃうけどまたあの世で沢山話して沢山遊ぼうね...
それまで待っていてね.
いまも
僕の脳裏に焼き付いて離れないのは
あの日の君の笑顔
もう二度と見ることも叶わぬ
あの日あの時の
楽しそうな
幸せそうな
君の
#脳裏
月日は流れる
私を置いて
脳裏に焼きついた
きらきらした笑顔
今でもそこにあるのに
手は届かないままで
時と共に忘れるなんて
きっと思い違いだね
すべてがあの日のまま
止まったままなんだ
忘れることさえできたなら
愛してるのひと言を伝えれたなら
届かぬ願いを
ただ抱きしめているだけ
脳裏って何があるか気になっちゃうな、、、
脳裏に過ぎったのは、
きっと多分
記憶の遠くにいる
誰か。
記憶から、貴方が出てくるのは
まだ先の話かな。
沢山の恋をしてきたけれど、
沢山の失恋をしたけれど、
忘れられないのは、
初恋の貴方なんだ。
はじめての
胸がときめく瞬間
顔の火照り
ときめきと共にやってくる苦い思い
全て貴方が教えてくれたから。
ふと、私の脳裏に浮かぶこと
『男女の友情って本当に無いのか?』
蘇る。鉄臭い302号室、物が散乱としたリビング、血溜まり、目元に涙のあとが残っている母、ナイフが刺さったままの妹、血だらけの父、小さく呼ばれた私の名前。嘘だと思いたかったが、まだ体に馴染んでいないセーラー服に染み込む家族の血がそれを阻んでいた。汗と涙と血がごちゃごちゃに混じっていく床を呆然と見つめていた。目を背けたくなるくらいの惨状に涙をぼろぼろと流し続けた高校一年生の春。今も尚、脳裏に鮮明に焼きついて離れない過去の記憶が私を噛み殺す。もっと早く家に帰っていれば?私の帰りを待たずに、家の鍵を閉めておくようお願いしていたら?たらればを並べたって何も変わるはずがない。心の中の後悔は拭えず、ただその悪夢を繰り返すばかり。
お葬式の日、私に哀れみの目を向ける大人や、こそこそ何かを話している大人が嫌だった。察しのいい友人に連れられてトイレで吐いた。家族との思い出をぜんぶ有耶無耶にしてしまいそうなほど曖昧な色をした吐瀉物にまた涙を流した。
家族との最後の記憶ばかり脳内では再生されていた。あんなに私を苦しめる記憶が、家族で行った水族館だったりとか、夕ご飯の時の他愛もない会話とか、そんな些細な幸せすらも見失ってしまうくらいの記憶だと思いたくない。
逮捕された男までも、私を見るなり哀れむような目を向けた。やめて、見ないで、見ないでよそんな目で。なんで、なんであんたがそんな顔をするの、私の家族を苦しめたのはあんたのくせに。あんたのせいで私は…………
───「起きて、起きて」
はっと目を開く。横では心配そうな顔をした彼が座っていた。私の右手を優しく握って、私の目覚めを待ってくれていたようだ。
身寄りのなくなってしまった私を引き取る役を買って出てくれた、高校の化学の先生。容姿端麗、しっかり者の彼は本当に優しくて、私がこうやって魘される度にずっとそばに居てくれる。
「せ、せんせい…」
私は先生に抱きついた。先生の服がシワになってしまうかもしれないくらい、強く強く。先生も抱きしめ返して、そっと背中を摩ってくれた。
「先生、わたし、わたし……」
「よしよし、大丈夫、お前はよく頑張ってるよ」
私をダメにする甘ったるい言葉にまた甘えてしまう。私は彼なしでは生きられないかもしれない。
「ずっと離れないでね、先生、大好き」
彼は微笑んで、
「うん、ずっとそばに居るよ、絶対に離さない」
と言いながら私の頭を撫でた。
「脳裏」
脳裏にやきついてる
あの日の笑顔
二度と戻れない
あたたかな時間
『脳裏』
脳裏に浮かぶのは、いつでもあなたのことです。
脳裏
私の脳裏は
もちろん
あの人が隠れてる。
背が高いから
隠すのが大変。
何をしてても
寝る直前には
ある事をしてるなんて
やっぱり好きしかないな。
いつもいつも、先々の事を考えてる。
たまには夢心地とか、考えてもいいモノを、
生真面目な自分は、現実的な事しか考えない。
アレ、遣らなければ……。
アレ、忘れた……。
アレ、したっけな……。
次は、アレやって、その後、アレをして……。
いつも、こんな事ばかり。
せっかく、様々なことを考えられるのだから、
夢の時くらいは、夢みたいな事を、考えたいものだな。
[脳裏]
脳裏
澄んだ空気が漂う朝「どうか、ご無事で」俺の手を震えながら握るあいつは今にも泣きそうだった、「おう、お前の飯が一等美味いからな、お前の飯食うためにちゃんと帰ってくるぜ」なんて軽口を言ってもあいつは笑わずただ伏せた目から大粒の涙を零すだけ。頬を少し掻き「……なぁ、最後くらいお前の笑った顔見てぇな…」言ってるうちに恥ずかしくなって声が小さくなる。ちらりと彼女の顔を見ると涙を貯めた目を見開き笑う「そうですよね、ごめんなさい」泣きながら笑う彼女が愛しくなって静かに抱きしめる、彼女もまた泣きながら俺に抱きしめ返す、あぁ行きたくない、逝きたくないな。
ヒグマに投げられ自分の体が壊れていくのを僅かに感じる。脳裏に浮かんだのは最後に見た泣きながら眉を下げ笑うあいつの顔。
n
脳裏
脳裏に焼き付くはハッピーイデア。
たいてい
脳の表が現実と接していて、裏は逃避している
気がする。
─脳裏─
ちらつく蝋燭
割れた陶器の皿
仮面を被った子供たち
何もかもが霞んでく
ごめんなさい。
ごめんなさい……
許してなんて言わないから
だからそばにいさせて…