『胸の鼓動』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
胸の鼓動。
それは恋かもしれない。
それは緊張かもしれない。
それは生きている証かもしれない。
それは死んだら無くなるものなのかもしれない。
胸の鼓動は生があるからこそ分かるもの。
たまには、胸の鼓動を聞いてみるものいいかもね
70bpmで拍動してるあなたの心臓
測定された数字でしか、
私はあなたの鼓動を知らない
69、67、…。
少しの変化を恐ろしく感じて、
ずっとモニターを見つめている
いつか、元気になったら、
あなたの心臓の鼓動を
直に感じてみたい。
だから、早く目を覚ましてね。
言われるはずのない台詞に
思い巡らし夢を見る
届かぬ思いと高まる胸の鼓動
胸の鼓動
自分で自由自在に変えれそうで変えれない
変えれたらどれだけ楽だろうか
助手も帰った夜の研究室。
検査結果の入力をしていると、一通のメールが届いた。
送り主は、本社の総務部からだ。
件名には「研究所の今後について」と書いてある。
その端的な件名を見た瞬間、僕の左胸は一瞬停止し、次いでバクバクと嫌な音を立て始めた。
体の芯は熱いのに、指先は凍えるように冷たくなっていく。
心臓の音がうるさい。
その一方で頭は、淡々と状況判断していく。
この研究所は、古い施設だ。
耐震性やら免震に不安がないと言ったら嘘になるくらいボロい。
来るべき時がとうとう来てしまった。
そういうことなのだろう。
解体の二文字が脳内で踊っている。
人事部からのメールはまだ届いていないが、この後内示も届くだろう。
好きな事と思い邁進してきたが、上というのは数字を見る。赤字は出ていないが、不要と判断されれば切り捨てられるのが定めだ。
彼女ともこれで…。
そう思った瞬間、ズキリと胸が痛んだ。
彼女との思い出が走馬灯のように浮かんでくる。
3時の休憩、楽しかったな。
休憩があんなにも楽しいだなんて、知らなかったんだ。
いつも怒られる事が多かったけれど、内心嬉しかったんだよ。君の優しさに触れているようで。
あぁ、流れ星を見た時に約束したお給料アップ。叶えてあげられなかったな。
楽しかった思い出と、果たせなかった約束に胸がどんどん苦しくなってくる。
ズルい心が、メールを開かないという選択肢もあるぞと耳打ちしてきたが──それは一時の逃げだ。
事実を知るのが、少し遅くなるだけに過ぎない。
一度決まったことからは、逃げられない。
研究所の長として、覚悟を決めなくては。
僕は、震える手でマウスを操作し、未読の件名にカーソルを合わせる。
カチリと鳴るマウスの音が、嫌に響いた。
クリックと同時にメールの本文が開かれると、そこには──研究所老朽化による解体の文字が…無かった。
代わりに、新しい検査機導入の知らせが入っている。
以前個人的に培地の検査をお願いしていたものが、新商品の開発に役立つと判断されたらしい。
新しい検査機の導入日と時刻の下には、古い検査機の回収と検査調整の要請が書いてある。
その後ろには、会社の今後の展望と研究所に求められることも書いてあった。
そこも隈なく読んだが、解体や異動の文字は見受けられない。
詰めていた息を大きく吐き出す。
それと同時に、胸に安堵が広がっていった。
まだ僕にやれることはあるらしい。
今できることは、検査の日程調整を考えることだ。
僕は早速取り掛かることにした。
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胸の鼓動
ラボ組──博士の場合
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最近、「勿体ない」という言葉と出会う回数が多い。
いつものように受け取るのを拒否していたが、それも難しいくらい目に付いている。
勿体ない。
意味がわからないくらいに、繰り返し繰り返し出会う言葉。
けれど、届くことには何か意味があるのだろう。
向き合うしかない。
胸に手を当てると、心臓は静かな音を立てている。
その音に耳を澄ましていると、脳裏に浮かび上がってきたのは可能性の光景だ。
今とは異なる環境の世界。
光って見えるその光景に心惹かれる自分がいるのは、確かだ。
手を伸ばし、求めても良いのだろうか。
本当にその価値が自分にあるのだろうか。
求めた瞬間、手を振り払われたらと思うと怖い。
?…脳裏にオセロの駒が出てきた。
白黒表裏一体の駒。
価値がないの反対は、価値がある。
勿体ないの反対は、勿体ある。
なるほど。
ゲームのようにひっくり返せば良かったのか。
これなら気弱な自分でも出来る。
そうと決まれば、勿体ないをひっくり返して、光って見える光景に手を伸ばしてみよう。
振り払われたら、ひっくり返れば良いや。
胸の鼓動
もう目が離せない。
全速力で、わたしの片恋は駆け出した。
鳴り響くこの胸の鼓動を、
いつかあなたにだけ届けたい。
お題:胸の鼓動
あなたのことを考えるとドキドキするの。
あなたに会いたいな。
君に触れる
やめてくれ
僕はぐちゃぐちゃな頭で必死に
ああ
だめだ
冷たい君の鼓動はひとつも感じられなかった
胸の鼓動
好きな鼓動なんて1度もない
生きていることに好き嫌いなんてなくて
鼓動はずっと意味なく騒いで
私を弱く苦しくする
もっと
もっと
もっと強く
もっともっともっともっともっともっともっともっと
強く強く強く
苦しくなりたい
命の灯火なんか比にならないくらい
愛を超えた感情を持って
幻を掴みたい
アナタに会ってから
全てが変わった
こんなことは初めて
「胸の鼓動」
明日は貴方に会える日
そう思うと少しだけ
胸の鼓動が早くなる
恋…かな。
鼓動が早くなれば早くなるだけ
時間も早く過ぎて欲しくなる
早く会いたい
恋…だね。
当日は本当に大変で
緊張と嬉しさが混ざりあって溢れて
胸の鼓動の回数だけ
会いたかった!大好き!って叫びたくなる
恋…だよ。
「胸の鼓動」
とめられない、とまらない。
まだ、とまらないでね。
まだ、やりたいことあるからね。
夢であの人が出てくるたびに
胸の鼓動が鳴り止まない。
私、まだ好きなのかな。。
胸の鼓動に気づかれないよう、精一杯強がっていた、若き日。
遠く懐かしく温かい。
※ネタ回※
《犬の健康診断》
「はい、じゃあ聴診器あてますねー」
「ワン」
……dog dog dog dog────
2024/09/08【胸の鼓動】
あの日 トクンと鳴って
あの時 ドキドキ打って
今日は キュンと縮んだ
【胸の鼓動】
君と重なっていたらいいのに
─── 胸の鼓動 ───
初めて知る感覚
自分の時が止まっていく瞬間
血の流れが穏やかになり
心臓がゆっくりと停止していく
脳が、思考が、止まる
死んでいく時間は
それほど恐ろしくなかった
君の幸せそうな顔を見つめ
涙が頬を伝ったのを感じた気がした
胸の鼓動
鼓動きこえる静かな夜は孤独なのか独語多い
ふーちゃんです( *ˊᵕˋ*)♡
競走だぁ!
鼓動をドクドク言わせながら独走するドキンちゃん
ふーちゃんだぉ(˶ฅωฅ˵)
あなたを目の前にすると胸の鼓動がはやくなる
嬉しいから 大好きだから 幸せだから
でももうあなたを食べれなくなるの……
ありがとうマック🍔🍟
ふーちゃんだもん((꜆꜄•௰•)꜆꜄꜆»シュッシュッ
ー胸の鼓動ー
今とてもドキドキしてて
これはきっと君のことを考えてしまうから
ずっと好きだと思ってた人がいた
でもそれはちがうのかな
君は「推し」だから ずっと
ある程度の距離で満足できる自分がいた
これ以上なんてなにも望んでない
そのはずだから
でも君に出会ってから
優しくされる度
私の隣で笑ってくれる度
ドキドキして胸の鼓動が早くなる
もっとずっと近くで きいていたい
これはわがままなのかな
少しの鼓動からはじまった
気づいたら追いかけてた
この胸の痛みがなにかなんて
分からないフリなんかできなかった
これはリアルのお話。
これから始まるノンフィクションの恋だ。
この鼓動 もう少しだけ 早ければ
晩年までも 猫と一緒に
毎日を生きるために聴く歌の
四つ打ちドラムが私の鼓動
打ち上がる 花火が心臓を揺らした
夜空に巡る 赤は鮮やか
#胸の鼓動