『胸が高鳴る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「分かれ道」
これをしている時は、ワクワクする。
これを見ている時は、癒される。
そんな気持ちでいいんだよ。
君が何かで迷うなら、それは人生にとっての分かれ道。
誰にだって迷うことはある。
そう考えるだけで自然と心が軽くなる。
深く考えなくていい。
自分の人生という長ーい道のりの1つでしかないから。
選ぶ道がある。
それだけで十分じゃないか。
もっと、楽しく生きよう。
君は君のために生きている。
何かに迷える喜びを噛み締める。
どうしても、不安が君を襲ってくるのなら、
胸が高鳴る方へ進むんだ。
この高鳴りに答えは無い。
君の中に眠る心を覗いてごらんよ。
君の心はいつもすぐ側に生きている__。
「胸が高鳴る」
「おかえりなさい」
いつもの何気ない彼女との日常。毎日が不安で安定のない今だからこそ僕にとってはこの何気ない日常が大好きだ。そんな日常を少し変えようとしてる今。僕の胸は高鳴っていった。君という大切な人と永遠の幸せを共にしようという言葉を伝えるすこしまえ。
むねがたかなる たかなる たかなる
はやく はやく とどけ
胸が高鳴る
先月260万ドルが当たる夢を見た
その日にジャンボ宝くじを買った
きっと高額当選するに違いない
胸が高鳴る
お題 胸が高鳴る
初めて見る風景。初めて出かける場所。
一人旅はいつだってドキドキする。
誰かと一緒じゃないから、自由気ままに観光する。
行きたいところへ行き、食べたいものを食べに行く。
気の向くままに行ければ良い。
自分が満足する旅であればそれでいいのだ。
退屈な毎日を離れて旅に出る。
そう、それこそ胸が高鳴る瞬間。
非日常を求めて出かけよう。
朝起きて学校に向かう。
靴箱に向かうと、上履きを取り出す後ろ姿が見えた。
声を掛けようか迷いながら、そっと自分の上履きを取り履き替える。
不意にポンっと肩を叩かれて振り返ると、朝日に負けないくらいの眩しい笑顔があった。
「おはよっ!」
たった三文字の会話なのに、胸が高鳴るのはどうしてだろうか?
春キャベツ
練乳氷
秋は梨
あんこう鍋に
胸が高鳴る!
お題☆ 胸が高鳴る
胸が高鳴る
(本稿を下書きとして保管)
2024.3.19 藍
"胸が高鳴る"
今日は医院の休みの日。昼間の街中を、ハナをジャンパーの中に入れて歩く。
街に出ると、どこを歩いても路面が出ている。『もう少し暖かくなったら地面歩かせるか』と考えながら歩いていく。
「……ん」
数十メートル先のベンチに腰掛けている人物を見つけた。
──あいつがここに居るの、珍しいな。
ベンチに近付いて、顰めっ面をしている人物に声をかける。
「よぉ」
「……あぁ、貴方か」
こちらを向いて俺を認識すると、いつもの顰めっ面が一瞬で綻び、端につめて隣に座るよう促す。
「午後からだって聞いてはいたけど、ここに居んの珍しいな」
「ボールペンを買いに」
「あぁ、確かこの辺だったよな。お前お気に入りの文具店」
小さく頷くと、人差し指をハナに近付けてハナの匂いチェックを受ける。数秒後「みゃん」と鳴いた。
「けど、なんでまだここに居んだ?用事は済んだんだろ?」
そう聞くと、ハナを撫でていた手を止めて口を開く。
「久しぶりに、この辺の空気を吸いたくてな」
息抜きだ、と答える。
こいつはCRのドクターとして日々奔走していると同時に、外科医としての功績に見合った忙しさを持っている。
以前程ではないが、スケジュールが分刻みの時が少なからずある。
ジャンパーのファスナーを開け、「ほれ」とハナを飛彩に託す。慌てて両手で受け取ってハナを抱き留める。
「みゃあん」
飛彩の腕の中に収まったハナが喉を鳴らす。
「抱き方はこれで良いのか?」
「気持ち良さそうにしてんだから大丈夫だ」
「そうか」
視線を落として「また大きくなったな」とハナの顎の下を指で掻くと、『もっと』と言うように顔を上げる。
その様に、飛彩の口角が僅かに上がる。
トクン
その綺麗な横顔に心臓が跳ねる。
やはり俺は、面食いな所があるのかもしれない。
好きな理由の中に『顔』があるのかもしれない。
「そろそろ行く」
と言いながらハナを渡してくる。両手で受け取って抱き留める。
「もう行くのか?時間はまだ先だろ」
「あぁ。だが、もう大丈夫だ」
ありがとう、と柔らかく微笑みながら片手を上げる。
また、トクン、と心臓が跳ねた。
手を上げ返すと背を向けて離れていく。その背中を見送りながら、ハナをジャンパーの中に入れてファスナーを閉める。
心配するように俺の顔を覗き込んでくる。
「はぁーっ……」
大きな溜息を吐きながらハナの頭を撫でる。
ハナのゴロゴロに、早くなってきた拍動を和らいでいくのを感じた。
こんなに胸が高鳴るのはいつぶりだろうか。
まだこんな人が存在していただなんて信じられない。
あぁ、長く生きているのはやはり素晴らしい!
胸が高鳴る
希望や期待すると、裏切られるのだから、初めからしない方が良い。だから、人生の時間の中でそうした感情の高まりとは無縁の生活を長いこと過ごしてきた。
YOASOBIやONE PIECE FILM REDや葬送のフリーレン…"推し"のある生活にようやく慣れてきて、気付いたら胸の高鳴りがそこにあった。
あの時みたいに
急に寂しくなって
誰でもいいから
そばにいて欲しくて
好きでもない人
必死で追いかけたり
嫌いな人を
必要以上に嫌ったり
気持ち悪くてダルくて
全てが嫌だった
でもそれってたぶん
血が薄かっただけなのね
血が足りなかったから
誰かの心で補おうとしてたんだ
どっちも大切さ同じくらいなんだ
胸が高鳴る
鼓動が鳴り止まない。
昔から緊張にはめっきり弱かった。
深呼吸しても肺がまだ震えてる。
大丈夫、歌えば緊張も晴れるって心の中で何度も唱えて誤魔化す。
「間もなくです。出番は次の───」
舞台袖は想像よりも暗くて孤独だ。
でも寂しいなんて言うのはきっと違う。
ステージに立てば、そこには私以外誰もいない。
小さい頃に考えていたものとは全てがかけ離れていた。
お客さんの顔は自分へのスポットライトで見えなくて、どこまで入ってるのかも分からない。
目の前は淡白な光だけに包まれている。
私の中に一つだけ鮮やかな記憶があった。
「歌はいつもあなたのそばにある。それに不思議な魔法の力を持ってるんだよ。たとえあなたが一人でも、歌えば誰かと繋がれる。その曲を作った人、その人の人生を彩った人、あなたが曲に重ねる人。想いは言葉にしなきゃ伝わらないけど、伝えようと努力すればそれはいつか伝わるんだ。伝わらなくていい想いなんて、ひとつもないからね。」
あなたと歌うとき、目の前にたくさんの人たちが思い浮かんだ。
どの人も私の空想の中の人だった。
たった一人を除いて。
歌詞や曲調のイメージだけで想像した、曲を作った人、その人の人生を彩るたくさんの人たち。
そして、私の想いを伝えたいあなた。
空想の人たちでも、彼らはそれぞれの人生を歩んでいて、一人ひとりが伝えたい大切な想いを持っていた。
誰か一人でも欠けてしまったらこの曲は生まれない。
なにより、あなたがいなければ歌にはならない。
あなたに想いを届けたいという気持ちが生まれて、初めて歌になった。
あなたの歌はどこまでも自由で、輝いていて、たくさんの想いが伝わってきた。
私はそんなあなたの歌が大好きで、いつかあなたのように歌えたらと思っていた。あなたの歌に救われていたから。
「一人じゃない…」
はっとした。私は今まで大切なことを忘れていた。
ステージの上は確かに孤独かもしれない。だけど、歌うことで私は一人じゃなくなる。
あなたが教えてくれたんだ。
この曲が背負ってきたたくさんの人たちの想いを歌にするのは私。
伝わらなくていい想いなんてない。
届いてほしい。
いつもと変わらないステージのはずだった。
けれどそれはまるで違うものだった。
目の前に広がるのは淡白な光などではなく、暖かくて柔らかい色の光。
希望という言葉を色で表すことができたら、きっとこんな色なんだろう。
お客さんの顔は見えなくても、この曲に思いを乗せるすべての人たちがいた。
その想いが伝わるべき人たちがいた。
そして、あなたがいた。
胸が高鳴る。
私も伝えたい想いを乗せて歌うよ。
あなたへ。
好きな人、所謂"推し"のフォトブックの発売は夏。
今日はそのフォトブックのお渡し会参加券付き先行予約が始まった。
このところあまり元気がなくて、好きなものへの興味関心より疲れや不安が勝っていたこともあり、購入を悩んでしまったのが、心境の変化かなんなのか。
少し前なら、会えるなら行くしかない!と意気込んで即購入していただろうになぁ。
休み取れるかなぁ?時間間に合う?とか、余計な悩みごとが増えたからってのもあるんだけど。
でも。
会えることが決まっちゃったら、急にドキドキというか、わくわくというか、楽しみな気持ちが溢れてしまって。
私の人生には、大きな目標がないから、短期目標を作るようにしている。
いつかビッグに!なんて夢を持てるほど、自分には力がないと自覚してしまったから、今年中に、とか、何歳までに、とか、名探偵コナンの最終回を見るまでは、とか。
なので今日は、その短期目標が新たにできた日。
「7月14日まで生ききる!!!」
できれば少し痩せて自信もって会いたいので、半身浴でもしますかァ〜といった22:58
《胸が高鳴る》
風が心地良い。
一歩先には道がなく、はるか下にはアスファルトを走る車の列。
ああ、ワクワクが体から溢れだしそうだ。
ここまで来るのに、たくさんのことがあった。
たくさんに我慢して、時に戦って、負けても進み続けた。
頑張ったよ。
嬉しいことも、楽しいことも、悲しいことも、嫌なことも、いろいろあった。
この手には、そんないろいろを書いた紙飛行機。
ここで今まで積み重なったいろいろを捨てて、また歩き出そう。
新しく歩きだす。新しい私を始めるんだ。
考えるだけで胸が高鳴る。
さあ、飛び立て!
昨日は【不条理】で、今日は【胸が高鳴る】。
テーマの寒暖差で風邪引きそうだ。
胸が高鳴る…。
感覚的な解釈では、
「胸が高鳴る」は、まだ体験したこと無いものをこれから体験するという時に起きている気がする。
「わからない」または、「知らない」からこそ期待値が高く、未知を知る喜びのようなものもそこには加味されているのかもしれない。
既に体感してしまったものの場合では、自分の好ましい、または快感をなぞる事に喜びを感じる為、期待値という感覚は意外とない。
胸が高鳴る=未知を知ることの喜びであるならば、その中心にあるものは人間の好奇心なのだろう。
人の本質とは、「知りたがり」なのかもしれない。
気にしてないと言いながら
あなたを探している
あなたが視界に入るたび
胸が高鳴っている
そうか、
これが恋というものか
自分に正直に
どんな時
そう感じたのか
もう一度よく
思い返してみて
「胸が高鳴る」
話すだけで緊張して
姿を見るだけで気分が上がる
月日が経って
今では胸が高鳴ることもない
ただ私の隣はこの人で
この人の隣は私で
平穏な日々がただただ愛おしい
「胸が高鳴る」
胸が高鳴るときってどんなとき?
家族や友達、大切な人たちと笑い合うとき。
特別な日に幸せで心が埋め尽くされるとき。
テストでいい点数を取ったとき。胸が高鳴る。
もっともっと小さなことにも目を向けてみると、毎日かもしれないよ。ご飯を食べれる、愛してくれる人がいる、生きている。
胸が高鳴っている。ありがとう。