『胸が高鳴る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『胸が高鳴る』 115
「最近胸が動悸動悸して、頭がクラっとしちゃうんだ。
……これは恋かな?」
「 ……ねぇ大丈夫?凄く心配だわ。
病院に行った方が良いんじゃないかしら?」
「冗談だよ!
君がそんなに心配してくれるとは思わなかった。僕は優しい友人をもてて嬉しいよ……!」
「それは……あんな事言われたら誰でも心配するわよ。本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だって!
見てよ、顔色だって良いでしょ?
昨夜もよく眠れたしね!」
「あぁ、そっちじゃなくて。
あんなにつまらない冗談を、恥ずかしげも無く言えるだなんて……頭、大丈夫?」
「…………最近、僕の扱い酷くない?
胸が痛くなるんだけど気のせいかなぁ?」
「それは故意ね」
私が見る景色は数年前から変わっていないようで、
日に日に変わっていくようにも見えた。
外の空気はもう吸えない。
首のみが動かせる毎日。
もうすっかり慣れてしまった。
人を呼ばない限りは、ずっと1人。
でも私が呼んだら嫌がるはずだ。
自分では何も出来ない私は、
今日も1人同じ景色を眺めた。
外の空気も、風も、何もかもわからないが、
日付を見ればもうすぐ春である。
だからかわからないが、
今日はいつもより胸が高鳴る。
もうすっかり慣れてしまっていたこの高鳴りも、
今日はいつもよりひどい。
苦しい。
早く人を呼ばないと。
自分では何も出来ないんだから。
でももういいか。
もうこんな景色飽き飽きだ。
もう一度外の空気を吸いたかった。
そして、静かに私の胸の高鳴りは止まる。
「胸が高鳴る」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というLINEのオプチャでは、
オープンチャット初めてやでって人も、
雑談したいなって人も、
とりあえず暇つぶしたいって人も、
誰でも大歓迎です!!
ぜひ来てください!!
/胸が高鳴る
どん・どん・どん・どん
ノックみたいなそれは
わたしの胸で震える血と肉の音
どん・どん・どん・どん
いつのまにか
ほんとうにいつのまにか、だ
わたしはスタートラインに立っている
どん・どん・どん・どん
ウソだろ こんなの
ただの線だと思ってた
道路工事のチョーク
アスファルトの継ぎ目
そのくらいにしか見えていなかったのに
跨ごうとしたその向こうは急な下り階段
(ほとんど崖、)
後ろからはもう人が来てるし
見てるし
どん・どん・どん・どん
ものごとってこんなふうに始まるの?
爽やかな朝とかに始まるんじゃないの?
ねえ、
ひとりぼっち
フラッグも振られず
ピストルもなしに
なし崩しに跨ぐスタートラインから
風が吹き上げ目に入る
悲鳴をあげながら
わたしはもうなんだか笑いだしている
【胸が高鳴る】
もうずっとこんな気持ち感じてなかったと思う。
大人になるってそういうことだ。色んなことを諦めて、色んなことを確かめもせず、ただただ「ってWikipediaに書いてあったよ」って言うだけになる。周りの友達がそうなってって、会社でも大体はそんな感じで、だからもしかしてこのもやもやはとても子供っぽいんじゃないのかなって、お酒も飲めないから、布団の中でずっと抱え込んできた。
本当にたまたま開いたウェブサイトの、トラッキングで現れただけの、あるデバイスの広告。今買えばゲームソフトが無料で付いてくるとうたってる。価格はまぁそれなりだけど、少し食費を抑えればなんとかなりそう。分割払いも対応だったから、私はすぐにそれを注文していた。
それが届いてすぐ書かれたとおりに設定をして、サイトの案内通りに登録をして、部屋を片付けて安全エリアを作って、ああ、疲れたなんて言ってる暇はなくて、すぐにヘッドマウントディスプレイとコントローラーを身に着けてチュートリアルを始める。
バッと広がったその空間は、リアリティには欠けているけれど、確かに、そこに、大きく広がって、まるで自分の部屋ではないようだった。
「すご……」
ドキドキと胸が高鳴っている。こんな小さな機材で一つ世界が作られた。そういうものだってWikipediaにも書いてあったのは知ってる。でも、胸がドキドキするなんて、誰も教えてくれなかった。
コントローラーで案内をしてくれるキャラクターにハイタッチする。キャラクターが教えてくれたシューティングゲームで遊んでみる。本当に私の部屋なのだろうか、驚くほど遠くに的があって、それを撃つのが楽しい。
少し疲れて一旦デバイスを外す。そこにあるのは何の変哲もない、いつもの自分の部屋。だけど、その白い機械を見るだけで、また胸が、ドキンと脈打った。
お題 『胸が高鳴る』
自分が死んだら、友人は悲しんでくれると思う。もしかしたら、自分のことなど忘れて笑って生きていくかもしれない。
想像するだけで、胸が高鳴って仕方ない。
さあ、いつ死んでやろうか。
春になると
胸が高鳴る
わけなんてないけれど
寒かった冬
雪かきから解放され
暖かくなり
冷たい土から芽吹く植物や、動物が動きだす
何とかなくワクワクする
新しい事、頓挫した事にチャレンジしたい
心も体も軽くなる
そんな季節
お題
胸が高鳴る
部活が終わり、帰ろうと校門へ向かっていた。
(あ、、)
先輩が門のところに立ってる。
私の好きな人だ。
「先輩!お疲れ様です!」
『あ、おぅ!お疲れ!!』
(誰か、待ってるのかな、、)
「帰らないんですか?あ、もしかして私のこと待ってたり、、笑(やばい自分で言って恥ずいやつ)な、なーんて、そんなわ、
『そ、そーだよ!』
「へ?」
『一緒に帰ろうと、、思ったんだ、、ょ、』
顔を赤くする先輩につられて自分も赤くなる。
先輩、それ、期待しても良いですか?____
気にしてない。
そう思ってるのに。
あなたが
近くを通るだけで
こんなに胸が高鳴るなんて。
最近胸が高鳴る事が少なくなってきた。
歳のせいだろうか。
ある程度生きてくると経験したような体験ばかりになってくる。
幼い頃は、全ての事に胸を高鳴らせていた。
毎日が冒険だった。
今はどうだろうか?
生きる事がただの作業になっていないか?
そうだ‼︎冒険に出よう。
どこかに行くのではなく、今まで見てきた以外の物を見るようにしよう。
まだもう少し人生が楽しめそうだ。
「胸が高鳴る」
情熱が溢れて躍る
限界までの到達点
全てをかけて臨む
意気込みを観る
目撃者で有りたい
テディベア
「胸が高鳴る」
貴方からの返信を待ってる時間が
すごく楽しくてすごく切ない
今日は占いで胸が高鳴るようないい日ですと記載がありました
お題が胸が高鳴るでドンピシャだ!
そう思い今日1日を振り返ってみると
わくわくするような楽しかったことどきどきするような嬉しいことは特にありませんでした
あれ、おかしいな
1日忙しいお店のレジ打ちをひたすらこなして終わってしまいました
あと5時間を切っていますいい日にしたいところです
何かいいこと転がっていないかな
もう少し探してみます
気温も高くなり、生物が、動き出した。
市場へいけば、胸高鳴る思いだろう。掘り出しモノ
出店。たこ焼き屋。とても楽しい(≧∇≦) 過ごしやすい
季節に胸高鳴るひと時。
お題 胸が高鳴る
あなたと言葉を交わすよりも
ただ抱きしめて欲しい夜もある
あなたを見つめてる時だけ
胸が高鳴るこの想いを
いつか届くと願いながら眠る夜
胸が高鳴る
リンリンリン
トントントン
キュンキュンキュン
ドクドクドク
アドレナリン!
嗚呼、君、これが恋といふものだ!
これまでのぼくは死に体だったに違いない!
今ぼくは生まれ落ちた!
君、君という雷鳴が堕ちた先がこんなにも矮小な人間であったことを心から憂いているけれど、嗚呼、君、それ以上の悦びだ!
案ずることはない、ぼくがすべてうまくやろう。
泣くことはない、ぼくがぜんぶかくしてあげる。
だから君、ずうっと傍にいておくれ。
#胸が高鳴る
踊り出すような
弾んでいるような
なんだろう?
胸に何か有るみたいだ
これがなんなのか
教えてくれるかい?
朱光
哀しげな香り
刹那に吹く風
何故か涙溢れ
纏う心地良く
天を見上げ 嗤った…
両手を拡げて
擦り抜けてく
優しく縁取る
揺られ美しく
地を求めて 謳った…
装飾した
朱の雫
彩られた
黒の涙
傷みさえも
苦しみさえも
儚ささえも
哀しみさえも
「瞬堕ノ 愛シササエ…」
あなたを思うと
胸が高鳴る
あの素敵な笑顔を見るたびに
胸が高鳴って
心臓爆破しそう
言葉を得るたびに、気持ちに名をつけるたびに
胸が高鳴ることがなくなっていく