『絆』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
手を取ることを選んだ日のことを思い出す、振り払わなかったことで何が変わったのかは、きっとまだわからず、登りきった頃に振り返ってようやくわかるのだろう。雪が溶けることが悲しくなるのと同じように、人を愛することを覚えていく。悲しみも、恐れにも歩み寄れるのだと、今、小さな手を引きながら思う。
『絆』
🌟絆🌟
永遠に変わらないもの
血のきずな…
離れていても
二度と会えなくても…
あなたがどこに居ても
何をしていても…
愛する気持ちは
ずっと変わらない
いとしき我が子よ
どうぞあなたが
無事でありますように
幸せでありますように
✨🌟✨🩵✨✨🌟✨
絆
差し伸べられた手を握り返すのが怖かった。
握り返したら信用してしまう。
信用して、また裏切られてしまう。
でも、それでも。
俺は手を握り返す。
見えなくてもそこにある。
テーマ『絆』
いつも『見捨てられる』って思ってた。けど実際、私が見捨てられなかったのも事実なんだ。
絆。このテーマを見て、まず最初に頭に浮かんだのは「物語」だった。
これまで読んできた本には、たくさんの絆があった。コンプレックスを受け入れながら、協力して何かに立ち向かう『絆』。喧嘩をしてぶつかり合いながら、悲しみを乗り越えていく『絆』。満たされた者と飢えた者が出会い、互いに惹かれ合うなかで生まれた『絆』。
思いつくものはどれもキラキラしてて、彫刻品みたいに緻密なイメージがあって、私には書けそうにないなって。……正直、気後れしてしまう。
だから、物語を書くのは諦めた。いや、いつかは書くかもしれないけど、今日は自分の内面を覗くことにする。
絆という言葉が現実にあるとしたら、やっぱりいちばん身近なのは家族だろう。
冒頭に書いた通り、私には『見捨てられるんじゃないか』って不安が常にあった。その感情が辛くて、色々と本とかインターネットで調べた。
色んな人の色んな意見があった。そのなかで、あーでもない、こーでもないって考えて、いくつか自分に合う考え方を見つけてきたつもりだ。
例えば、自分の感情を素直に感じること。怖かったり不安になったりすることがあっても、自分のなかで「あぁ、自分は怖いんだな。不安なんだな」って認める事ができれば、それだけでだいぶ違う感じがした。
そのために大切なのは「自分の素直な気持ちを出しても平気な相手を見つけること」だった。
幸いなことに、僕はそういう相手に出会えた。最初から素直に気持ちを出せるわけじゃなかったけど、お互いに少しずつコミュニケーションを重ねていって、そういう関係になれた気がする。
別に、心理学講座をやりたいわけじゃないんだ。ただ、私のなかにある「絆」っていうのは、物語みたいにキラキラしてるわけじゃないなって、ふと思った。
家族に対しては、今でも「あぁ、この部分は分かりあえないんだな」っていう悲しさがある。
けれど「この部分は分かりあえなかったけど、こっちのここは楽しかったな」っていうのが、以前に比べたら多少は認められるようになってきた。
……気がしてる。
それだって、絆なんだなって。今日のテーマをみて、気づくことができた。
もちろん、素直に感情をやりとりできることも絆だと思う。
素直に感情を表せるっていう意味では、この「書いて」のアプリだって、絆なのかもしれない。
その日思いついたことを文字として昇華していくことが、なんだか最近楽しくなってきているんだ。
これからも、思いついたことを小説なり、こういう日記的なカタチなんかで書いていこうと思う。
本音を言えば毎日、誰かに楽しんでもらえる物語を書けたら理想なんだけど。……まぁ、こんな日もあるよねってことで。
(「絆」をテーマにした小説を書くなら、人間とロボットの友情物語なんていいなって、ぼんやりと妄想してました。妄想だけで止まっちゃうこと、たくさんあるよね笑)。
心のつながり
温もりの広がり
優しさがふんわり
絆の糸は
つむいだら
大きくて
あったかくて
強くなるね
#絆
絆ってなんだと思う?
誰かとの繋がり?
大切な友達?
考え方は人それぞれで良いと私は思う
絆って必ず繋がってるみたいな言い方するけど、本当は繋がるはずだったのに途絶えられた絆だってあるんだよ?
……例えば、私とお兄ちゃんみたいにね
~絆~
いつまでも暖かな記憶があります
東京の河川敷です
桜並木の河川敷です
1年前くらいから数回訪れました
訪れた瞬間的には
当時の記憶は無くて…
忘れていたのか?…
その後の電車の中で
気持ちがザワザワして…
思い出して…
思い出せなかった理由は
当時の河川敷の記憶は深夜の記憶でして…🍀(笑)
平成3年頃…🍀(笑)
配達中の記憶
助手席の記憶
深夜働く事の大変さを知った記憶
人がしたくない仕事が大切な事を知った記憶
親友が眩しくて…
1つ上の親友…🍀いつも彼がする事を全て憧れてた…🍀
久しぶりに訪れた時は朝9時前
遠い記憶とは違うけど…
あの日々は俺を暖めてくれる
思い出した私に乾杯🍶(笑)✨
そんな気持ちになる
暖かな記憶です🍀(笑)✨
今年も3月末に訪れます
桜を見れればと思ってます🌸🍀
古い友の記憶
亡き友の記憶
大切な記憶
大事な思い
憧れた友
悪友?親友!!
希望も挫折もくれた友
ここへきた思い
君は愛そのものでした
今も✨
大切な絆
きずなです🍀
スポーツ好きな人🍀
スポーツ指導者 指導員の方々に感謝して🍀
居酒屋に感謝して🍀
音楽に感謝して🍀
汗水して働くあなたに感謝して🍀
これから生まれる命 進む命にありがとう✨🍀
ゆっくり大きく進めよ🎵🍀
中学の時分に絆を永遠と嘯いた女の瞳が私を見下ろしていることに、今更ながら皮肉な因果を感じていた。
そこまで仲良くならなければ、こんな結末は避けられただろうけど、当時の私にそんなこと、予測ができるわけもなくて。
どうしてこうなってしまったのか。
逆光で見えづらい瑞稀の表情を見上げながら、他人事みたいに考えていた。
瑞稀と出会ったのは中学2年の冬。
6人だけの寂れた塾に新しく入ってきた。
それまで女子は私だけだったので、すぐに話しかけ、仲良くなった。
3年に上がった頃には、2人で遊ぶことが増えていた。
校区は別だったので、駅で待ち合わせて、色々なところに行った。
卒業後、私は県外の高校に進学した。
祖母の家が近くにあったので、そこに住んでいた。
高校でも中学の頃から続けていたバドミントン部に入った。
沢山友達もできたので、高校に入ってからは徐々に瑞稀とは疎遠になった。
久しぶりに連絡をとったのは、高校2年の秋。
「久しぶりに遊びに行かない?」と連絡が来た。
会いたい気持ちがないわけではなかったが、その時は部活のキャプテンを引き継いだばかりで忙しい時期だった。
それに初めての恋人もできていて、正直、瑞稀と遊ぶよりは恋人とデートに行く方が楽しそうに思えた。
その後も、何度か誘いがあったが、何かしら理由をつけて断っていたら、そのうち連絡は来なくなった。
瑞稀は勉強もできるし、結構明るい子だ。
きっと向こうでも楽しくやっているだろうと勝手に思っていた。
その後、私は大学に進学し、税理士を目指して、忙しい日々を過ごすうちに瑞稀のことはすっかり記憶から消えていた。
思い出したのは地元に就職して2ヶ月後。
新しくできた恋人の高校のクラスが3年間、瑞稀と同じだと聞いた時。
そこで聞いた瑞稀の話は想像と大きく違っていて、私は愕然とした。
1年の頃は和やかに過ごせていたらしい。
吹奏楽部に入り、同じ部活の子達と上手くやっていたようだ。
状況が変わったのは2年の頃。
クラス替えで仲良くなった人が私の知り合いだったらしい。
名字を聞けば、すぐに浮かんだ。
中学で同じ部活だった子の名前だった。
あまり喋ったことはなかったので、さしたる印象はないが。
瑞稀はその子にいじめられていたのだと、彼は言った。
9月の下旬に差し掛かり、瑞稀が学校に来なくなり、先生がそのことをHRで発表してようやく知ったらしい。
友達を悪く言われて、それを咎めたことがきっかけらしい。
同じクラスにいて、気づかなかったのか、止められなかったのか、と責める言葉が喉まで出かけて、飲み込んだ。
自分もそうじゃないか。
ましてや私は瑞稀と1年以上友達をやっていたのに。
瑞稀と話さなきゃ。
散歩してくる、と外に出て、LINEを開く。
まだアカウントはそのままだろうか。
メッセージは私の「予定合ったら、また今度ね」という文で終わっていた。
文字を入力して、消して、入力して、消してを繰り返す。
今更何を言えばいいんだ。
今の状況も私は知らない。
苦しんでるかもしれないし、憎んでいるかもしれない。
案外覚えていないのかもしれない。
最適な言葉が見つからず、何度も打ち直す。
打って、消して、考えて、打って、消して、考えて。
いつの間にか公園まで来ていた。
通っていた塾のすぐ近く。
ここでブランコに乗って遊んでいたな、と思い出す。
誰もいないのを確認して、ブランコに座る。
夕焼けに背中が焦がされているような気がした。
薄いシャツの長袖を捲る。
瑞稀は知っているのだろうか。
私がこの街に戻ってきたことを。
私はインスタにも載せているから、見てれば知ってるだろうけど。
瑞稀からフォローされた覚えはない。
申し訳程度に足を漕いで、前に伸びる影を追う。
すると、何者かの影が私の足の影を飲み込んだ。
「見つけた」
囁く声はひんやりと冷たい。
直後、肩の深くを刺す感触。
声の主には覚えがあった。
身体からずぶりと刃物を抜かれて、そのまま前方に倒れ込んだ。
痛い、痛い、痛い、熱い。
「久しぶり、由乃ちゃん」
悶絶しながらも、声の主を確認する。
あの頃のまま、歳を重ねた。
一言で説明すると、そんな風貌だった。
前髪は分厚く、でも短い。
襟足は揃っていて、サイドも長さが均等。
ニキビが多く、化粧もしていないようだ。
それでいて、前より遥かに太っている。
その姿だけで、瑞稀が過ごした時間がどのようなものだったかが、想像できた。
そして私のことをどう思っていたのかも。
「知ってたんでしょう?私のこと。それでも無視してたんだよねぇ!?」
叫ぶ瑞稀の声は裏返っていた。
違う、聞いてと言おうとするが、出るのは言葉にならない呻き声ばかり。
ただ、声が出ていたとしても、きっと届かなかっただろう。
逆光に薄く見えた双眸は、私の目と明らかに合っていなかった。
きっと瑞稀に見えているのは、私じゃなくて自分の過去だ。
どうしてこうなってしまったのか。
答えは多分、私のせいだ。
絆
君が遠くへ行ってから。
もう10年以上経つね。
大好きだった君の手。
赤ちゃんみたいにツルツルしてたんだ。
帰ってこないのかな?
ねぇ僕たちの絆って何だっけ?
テーマ:絆 #114
世界中の人々が絆を結べたら、
戦争しないで助け合えるのかな
差別しないで
みんな一緒のものを食べて
みんな一緒のものを勉強して
みんな一緒の平和な生活ができるのかな
きっと無理な話だろう
戦争はなくならないし
その戦争で亡くなる命の数だってたくさんある
その失った命のために人は戦う
その命が亡くなる
その繰り返しで生まれた負の連鎖は
止まることを知らない
どの国も自分の国が一番正しいと思っている
どの国も自分の国が一番強いと思っている
だから負けたくない
だから戦争を続ける
もし負けを認めたら一気に攻撃されるのではないか
もし負けを認めたら多額のお金を払わないといけない
もし負けを認めたら戦争しているときよりも
酷い生活が待っているかもしれない
差別されたり
強制的に連れて行かれる拉致が起こるかもしれない
平和な世界なんて来るはずがない
みんなそう思っている
平和を望んでいる
でも
平和を信じられない
誰もが皆 苦を感じない世界なんて
存在しないんだって
だから世界が絆を結ぶだなんて
ただの空想でしかない
ただの小さな人間一人の思考でしかない
絆って何?僕と君を結びつけるもの?
でもそれは絶対ではなくて
なんらかの拍子で崩れてしまう
ずっと絆で結ばれてるよなんて言っても
きっと忘れるんでしょ?
絆って何?仲良いアピール?
どうせわすれるくせに
絆って口からでたでまかせでしょ?
君はその言葉を簡単に言うけど
責任取れる?
未だに分からない。
親族間の愛も分からないから
仕方ないと思っています。
ただ、、
束縛では無い
お互いに手を取り合って行くものだと思う。
束縛したら犯罪だ。
絆って沢山似た苦労を重ねた人に
それを乗り越えた人
知ってる人にしか分からない
簡単に言えないから
簡単に言う人は信じない。
早く自分も絆を深めたい
分からないのが1番嫌。
2023/03/06 「絆」
ずっと腐れ縁だと思ってた。
顔を合わせれば
毎日の様に喧嘩するから。
「嫌いだ」
「大嫌いだ」
顔を合わせるたび、互いを嫌いだと言う。
だけど…
落ち込んでる時、ずっと傍に居てくれる。
いつもみたいに言い合う訳でもなく
静かに寄り添ってくれる。
ずっと腐れ縁だと思ってたんだ。
いつからか「絆」になっていた。
絆。
存在すればいいのに。
私の世界には存在していない。
Byそこら辺の中学生
「絆」
私は絆ほど壊れやすいものはないと思っている。
私は信じた人にはすべて裏切られるし、
もう何もかも信じたくないと思っている。
人を自分が同じように裏切りたくはないから、
人と離れ、1人になるようにした。
けど人を好きになってしまうのは
なぜだろう。決してあなたを信じようとは
思わないけれどあなたの顔を見るだけで
心が安らぐので、ずっと私の近くで笑っていてほしい。
私は決して触れないから。
私は決して騒がないから。
あなたが私を見ているのは知っているけれど
怖くてその気持ちには気づかないフリをしているの。
勘違いだったらとても恥ずかしいし、
何よりもあなたを裏切りたくないし裏切られたくない。
ずっとこのままでいて。
私はあなたの近くにいることだけ許して。
身勝手だけれど。
〜絆〜
田舎なので
犬が放し飼いにされている事が
度々ありまして
今までの人生で4、5回ほど
犬に追いかけられた事があります。
そのうち一匹はトイプードルで
トイプードルってこんなに早いんだと
驚いたのを今でも覚えています。
田舎なので
ほぼ全ての家の犬が番犬と化しています。
先輩の家に行ったときは、
チワワに全力で吠えられました。
チワワってこんなに歯茎むき出しで
威嚇するんだ…こわぁ…。って思いました。
犬のいる家の前を通ると必ず
マリオのワンワンみたいに
リールのギリギリまで詰め寄って来て
全力で吠えてきます。
そんな、すべての犬が狂犬と化していた
田舎に住んでいたので
昨今の動物系の番組を
酒を飲みながら見ていると
「かわいい〜」とか、言いつつも
心の隅っこでは
(でもこいつら腹の中では
何考えてるか分からないんだよなぁ…)
とか、考えてしまうのです。
動物と人間の間に絆なんか
あるわけないんです……けれど……。
猫と人間にはきっと絆があるはずです。
だってかわいいもん。猫飼いたい。
にゃー。
私には友がいる。
誰にでも平等に接し、器用で、勉強もある程度できるので、憎む人はおらず、クラスから人気である。
対して私は対角線上の存在である。人によっては性格から変え、教室の隅で絵を描き、誰か気を遣って話しかけてきても、思っていない言葉が出て(といって悪いことは言っていない)、自分を人から遠ざけている。孤独を感じることはない。もう慣れたことだ。
そんな私に彼女はなんの躊躇いもなく話しかけてくる。私と彼女はただの見掛けの友でありなんの愛も友情もない。某ヒーローもがっかりの関係である。周りからどんな目で見られているかわからない。なのに彼女は私の肩に顎を乗せ、楽しそうに話す。私はそんな彼女が嫌いだ。大嫌いだ。どこか胸がときめいてしまうその笑顔も、大して高くない身長なのに一生懸命私の肩に顎を乗せようとするその姿も。なぜか一緒にいると笑ってしまう私の心も。全部全部大嫌いだ。
お題《絆》
祈るように、慈しむように織る。
互いを繋いだあかし。
「約束を違えたとしても消えはしない――けっして」
強くもないし弱くてもないけど、それが俺たちだ。
清い絆もあれば
危うい絆もある
美しい絆もあれば
醜い絆もある
新しい絆を結ぼうよ
もうどうせ戻れないんだし
人と人との断つことのできない繋がり。
離れ難い結びつき。
絆とは、そういうものを言うらしい。
今は、固い絆で結ばれていると思う人は
残念ながら、いない。
友人でも恋人でも、そう思える人がいるのは
きっと大事で素敵なことだ。
「絆」