『終わりにしよう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「だからね、終わりにしよう」
僕は彼女にそう言った。
ファミレスのとあるテーブル席で僕は僕の最愛の人と向かい合って座っていた。
「僕たち、別れよう」
彼女にそう伝えると目に涙を浮かべた。
彼女は静かな声で、なんで? と一言。僕は一度も思ったことのない僕にしてくれた優しさを、彼女への不満みたいに言った。
「家に来て勝手に洗濯するところが嫌いだった。
冷蔵庫の中を見て勝手に料理するところが嫌いだった。
ご飯を残した時、気にしなくていいよって言ってくれたところが嫌いだった。
本棚の小説を読んで勝手に感想を言うところが嫌いだった。
風呂に入ったあと、勝手に掃除するところが嫌いだった。
一緒に出かけた時、お洒落して、気が付かなかったら不貞腐れるところが嫌いだった。
少し歩いただけでバテてしまう僕のために自販機で飲み物を買ってくれるところが嫌いだった
君のすべてが嫌いだった。
だからね、終わりにしよう」
伏せ見がちにそう言った。目を伏せてないと言えなかった。
彼女の涙を押し殺した声が聞こえる。
「分かった。私たち、別れましょう」
そう言うと彼女は席から立って出ていった。
彼女の『おもり』にはなりたくなかった。
彼女には僕よりも他に相応しい人がいる。
余命宣告を受けて何も食べられなくなった僕は席から立つ前に一言、もう一度だけ彼女の作った肉じゃがが食べたかったなぁ〜と呟いた。
会う度に笑顔がなくなるこの関係
どうしようもなく ふるみもなくて
もう終わりにしよう。
何かによりかかるのは。
誰かのせいにするのももうやめよう。
自分のせいにするのももうやめよう。
全ては必然で偶然なんだ。
全部決められていた事なんだ。
過去は変えられない。
失敗から目を背けない。
だから今、今日一日を生きるんだよ。
力まず、それでいながら精一杯生きるんだよ。
終わりにしよう。その一言を口に出来なくて、ただ立ち尽くしてる。
【終わりにしよう】*38*
食後のアイス笑
真面目な話…終わりにするべきだけど今は自分にとって必要で無理なこともある
終わりにするかな〜この1杯で♪
考えてみると…
これからもっとやりたいこと、やってみたいこと、継続したいことはいっぱいだけど
終わりにしたいことって浮かばないな
終わりにしよう
スマホを触る時間
終わりにしよう
後ろを向く時間
受験まで2ヶ月をきった
時間はもう戻ってはこない
君と出会って
世界が明るくなる。
君と出会って
幸せを知った。
君と出会って
愛情を知った。
君との日々は幸せ。
ときが経ち君の幸せは辛いに
変わっていた。
僕ができることは1つだけ。
私の名前は田中理恵。
仕事帰りの25歳。
身長は高めで体重は軽めで、よくモデル体形だと言われる。
顔は普通だ。
でも昔からよく食べる。
仕事のストレスから最近は爆食に拍車がかかっている
今日は少し大きめな仕事が成功したためちょっと高めな中華料理にしようと思う。
美味しそうな匂いにつられ初めて見るお店へ入った。
中はカウンター、ターンテーブルがある広めのお店。
仕事で疲れすぎてなのか何を頼めばいいか分からなかったのでとりあえず盛り合わせの大盛りを頼んだ。
定番のエビチリや、餃子、チャーハンなどたくさんの料理が運ばれてきた。
盛り合わせは思ったらよりも品数が多かった。
だから事前に席をターンテーブルへ移動させられたのだろう。
一つずつ平らげていく。
周りがすごく注目しているが私の視界には入らない。
精一杯皿を一つずつ減らしていく。
そしてすべてを完食した私には何か足りない気がして追加注文をした。
注文したものが来たときには
『これで終わりにしよう』
と思った。
執着というのは、どうにもこうにも、面倒だ。
諦められず。手放せず。前を向けず。
どこにも行けなくなってしまう。
どこにも行けないものたちは。
どこにも行けず、滞る。
濁って、沈殿して、留められる。
泥の様に沼の様に、新たに落ちてきたものを呑み込んでいく。
どろどろとでろでろとしたモノが、べたべたとぐちゃぐちゃと混ざっていく。
「なぁ、きっとこんな所にいてはいけない」
知ってるよ。
「明るい場所にいこう?最初は慣れないかもしれないがいつかきっと、大丈夫になる日がくるから」
それっていつだよ。
「きみは綺麗だ、美しい。君は私の言葉を否定するだろうけれども、」
わかってるなら言うなよ。
「私は君を尊いと思う」
お前に何がわかるんだよ。
「君の優しさが君をこんなふうにするのなら、私はその優しさを否定しよう。君が自己犠牲を続けるならそんなのは間違っていると断罪しよう。君が他人に許しを得たくてそうしているなら、他ならぬ君自身が君の生存を守りなさい」
生きている事を許されたいと思うようになったのはいつからだろうか。
生きていてごめんなさいと思うようになったのはいつからだったろうか。
「終わりにしよう」
そんなお題が来るとは思わなかった
そろそろじゃなくて
良かった
安心した
各自それぞれ自由に!
お疲れ様
ありがとう❣️
終わりにしよう
そう心の中で呟くときは
終わりにしたくないと思っている
終わらないで欲しい
いつまでも続いてほしい
矛盾していても
願いはいつまでも
"終わりにしよ"
彼女からふと言われたその一言は
ぼくの頭を何度も巡った
付き合い始めてから4年。
今まで別れるなんて選択肢なかった
だからこそ、その言葉を聞いた時
耳を疑った
どんなことを言えばいいのか
フリーズしたが
結局別れるということになった
数年後彼女ががんだったことを知った
あなたは後悔したことはありますか?
自分はこうだって決めつけるのはやめた
こだわりを捨てたら他人にも寛容になった
水や風のように柔らかく清々しく生きよう
変わらないことに固執する生き方は
疲れるから終わりにしよう
#終わりにしよう
「終わりにしよう」
気付かないフリをしながら、
君が、その言葉を口にしないよう、
懸命に言葉を繋ぐ。
聞きたくない、知りたくないよ。
友達になんて、戻れない、から。
あと少しだけ、その瞳から逃げさせて。
「終わりにしよう」というのも言われるのもお互い傷つく場合がある。
「終わりにしたい」というのはまだどちらかが躊躇っているニュアンスがあると思う。
「終わりにしよう」は完全にジ・エンドで「終わりにしたい」はまだちょっとだけ可能性は非常にゼロに近いけど薄い期待はあるような気がする。
"終わりにしよう"
成功して、関係を終わらせるのは、俺の役目だと思ってる。
あの日告げられて、答えようにも、色々な理由が頭を駆け巡った。
了承するのはその後に続く言葉は何となく想像できた。俺のせいで周りからどう見られ言われるか分からない、怖い。
断るのは自分の心を殺す行為。そんな事をすれば見抜かれ、どうにかこうにか本音を引き摺り出そうとする。
どう答えるのが正解か分からず黙りこくっている俺の心を読んだかのように言われたのが、《条件》。
答えを言えずにいた俺の為に出してくれたものだから、その時が来たら、俺が終わりを告げる。
終わりにしようと彼氏に言われたのが、確か午前11時ちょうどくらいで、彼の人生が終わったのが午前11時8分。彼の遺体をダッフルバッグに詰め終わったのが午前12時過ぎごろ。彼の好きだった焼肉屋で一緒に昼食を取り終えたのが午後1時40分。市内で一番大きな橋に着き終えたのが二時半といったところで、私の人生が終わるのがたぶんいまから3秒後、つまりは午後1時42分35秒前後。そして今日7月15日が終わるのは、おそらく午後の12時00分。
終わりにしよう
ついこの間、これまでずっと、ってお題あったじゃん!被ってませんか!?
言うことがないな…。
終わりにしよう。って実際に言う人は個人的には好きじゃないなーとか。
絶対それ、〜しようっていう希望じゃなくて、一方的な突き放しでしょ?
それならいっそ、終わりにする。っていうほうがいいな、潔くって。
一択しか無いくせに相手に選択させようっていうのが、責任負いたくない!みたいな感じがして気に入らない。
終わりにしませんか?とか説得ならわかるけどね。そも説得が必要なのやら…。
うーん、いや、自分の書いた文面を見て改めて思うけど、こいつホントモテなそうだよな。
「終わりにしよう」
いつも、自分の気持ちを隠していませんか?
いつも、自分の想いに蓋をしていませんか?
貴方は、本当にこのままで良いのですか?
変なプライドも、周りの視線も、
自分を締め付けていませんか?
どうか、貴方のしたいこと
想っていること、願っていること、
忘れないで下さい。
もっと言うなら、やってみませんか?
1度だけの自分の人生なのです。
自分を隠し蓋をするのは終わりにしませんか?
この文章を読んで、貴方は
「"終わりにしよう"」、そう思いましたか?
どちらでも良いのです。
このままの自分で良いんだ。
ちょっと自分をさらけ出してみようかな。
どちらを選んだってそれは貴方の気持ちです。
ちょっとした質問を幾つか。
今日の空は綺麗でしたか?
嬉しいこと、悲しいこと、
何も思わなかったこと、何かありましたか?
こんなことをしたい、これはしたくない、
そう思う出来事はありましたか?
ここでどんな解答をしたって貴方は正解。
何も思わなくても正解。
"終わりにしよう"そう思っても思わなくても正解。
どうか、他人の人に気持ちを伝えなくてもいい。
自分の想いに蓋をしてもいい。
ですが、どうか自分には素直に
なってみては如何ですか?
1度だけの人生____ですから。
_________________________
終わりにしよう
7月、友達の彼氏が出場する中体連のバスケットボールの試合を観について行ったのが始まりで。
ありがちな、出場選手の一目惚れした私。
友達の彼氏とやらは、キャプテンで1学年上。
私の一目惚れの男の子は背番号17番の同じ歳。
私が観戦した試合には一度も出なかった。
ただそこにいる17番がキラキラして見えて、心臓がバクバクする。ただそれだけ。
一度も勝ちのないまま終わった弱小バスケットボール部。
中高一貫校の私立なんてそんなもん。
とは言え、キャプテン含め選手は一生懸命に走り、シュートをうち、勝ちを捕まえに行く姿はかっこよかった。
スポーツっていいね。汗くさな男子は遠目で見るに限る。
『ありがとうございましたー』
と、涙流しながらコートや保護者、対戦相手に頭を下げる姿は、弱小とは言え、勉強の間、みんなが遊んでる間に頑張っていたんだろうなってちょっと胸が熱くなった。
私の一目惚れ、背番号17は、先輩達の背中を支えて一緒に頭を下げていただけだった。
目立つ…わけでもなく。イケメンキラキラって訳でもない17番は、そっとそっとみんなの側にいて、誰も気がつかないような、でも誰かがやらなきゃならないような事をさも当たり前のように、黙ってそっとするような人なんだと思う。
ベンチで応援する時に大きな声は出さないけれど、なんのかわからない秒数を選手に伝えてた。
試合中、何か紙に書いてた。
みんなが体育館から出た後に、忘れ物ないか確認して、体育館にしっかり頭を下げて最後に退出した。
中体連が終わって二学期。17番は隣のクラスにいた。体育で一緒になる事もあるけれど、名前も知らない話した事もない。
じっと観察してしまうのは惚れた性だと思う。
中学生の一目惚れ。大人になったら違うのかな?
一週間前の事は過去の事ってくらい時間が早く進むし、流行りを知ったらすぐに古いと言われる速度。
だけど、1か月前の一目惚れを忘れられずに17番を見つけて、心がキラキラしたから惚れたんだと思う。
友達にも誰にも彼の良さを教えたくなくて、独り占めしたいけれど、誰かに知ってほしい気持ちと喧嘩中。
隣のクラスの前を通る時はゆっくり歩いちゃうし、知られてもいないのに前髪なんか気にてしまう自分が可愛い。
しかしながら、期待は禁物で、17番に彼女がいるかもしれないから、『私は17番推し』と自分に言い聞かせる。
握手はいくらですか?
って気持ちを忘れちゃいけない。
17番は、私の観察してる限り常に男子といる。
休み時間、お弁当の時間、朝も帰りもいつも男子と一緒。
1人でいるところを見ていない。
さすがです。ガードが硬いのも素敵です。
女子といるところを見ていない私は運がいいだけかもしれない。
キラキラな気持ちはこのまま保てる。
なんてファンサービス溢れる17番。
当番を理由にして、友達に先に帰ってもらってこっそり体育館を覗く。もちろん男子バスケ…17番を見る為に。
17番はふわりと笑って部員と話したり真剣にシュート練習したり、ダッシュで汗をかいたりで、眼福。
少女漫画的には①17番が怪我して私が手当てしてから恋が始まるパターン。②覗いてるところを見られて叱られるパターン。③帰りにばったり出会うパターン。
を想像…妄想を3周くらいして帰宅。
んな簡単に友達になれたら、世界は恋で溢れてるよね。
出会いがないって大人が言ってるんだもん。
学生の出会いは美形か目立つ何かを持ってるか合コン。
恋愛講習って授業あってもいいと思う。
少子化対策に。
17番を推し活中の私に思いを寄せてくれてる人もいないようで、さもしい中学生活。高校も同じメンバーなわけだから、進学の安心を買い、出会う機会を売ったようなもんだ。
翌日、クラスで友達と話してると、17番がやってきた!
プリント持ってきただけみたいだけど…
もしかして!?少女漫画コース入りました!?
友達のどーでもいい話を聞いてるフリしながら頭も耳も心も17番に集中!
ってしていると、どーでもいい話していた友達が、小声で
『あ!あの人カッコよくない?』
17番を視線で伝える。
は?
…え?は?
「17番の同担無理!」
心の声は、リアルマイマウスから発せられました。
「17番?」「怪人?」「アイドル?」
って他の友達が口々に何のこと?って聞いてるけれど、
17番がこっち見てバカにしたようなフッて笑ったような口角あげたのが見えて、聞かれた!?ってパニックになった。
推し活は終わりにしよう。17番。
「17番。お名前教えてください 泣」