『突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の君の訪問
笑顔でキラキラ✨
素敵な笑顔ですね
お部屋の中
色取りの笑顔のお花
君のまわりには
いっぱい咲かせいますね
「 突然の君の訪問 」
にゃあ〜お
足元には一匹の黒い猫
また来たの?
そう言って笑う私に君は頬を近づける
君は私が出掛けると
その旅先でいつも会う
── 私は貴方と居るのが好きなのです
黒猫は私に語りかける
───うん、私も好き
きっとこの子が私に会いに来てる訳じゃない
私がこの子に会いに行っているんだ
突然の君の訪問 と 突然の私の訪問
【突然の君の訪問】
そんなに嬉しい事ってある?
そんな事が本当にあったら
嬉しすぎる
会いたい
会いたい
会いたい
どしたの??
何かあった?
これが精一杯だった。
来てくれて嬉しい
ありがとう
言えたら可愛いよね。
素直……
憧れる
「せめて来る時は一言欲しいかな〜って思うんだ」
「わりィ。ちょうど相棒の家の前通ったからさァ」
突然、家に来たこの男は†13†(サーティーン)だ。同じ学校に通っている親友だ。
「突然来てもいいけどさ、最低限10分前とかに連絡ちょうだい。」
「わかったわかったァ。次からは気ィつけるよ。ほらよ、相棒の好きなお菓子買ってきたぞ。」
本当にわかってるんだろうか…。突然来られると普段は、Tシャツにパンツといった超がつくほどズボラな格好だから困るんだよ…!
とりあえず13が買ってきたお菓子を見る。私の好きな物をしっかり理解している…!お菓子ひとつで機嫌をなおしたチョロい奴と思われかねないが、ここはひとつ手を打とうじゃないか。
「まぁ今回はこのお菓子に免じて許そう。」
「ありがとな。ところで相棒、話変わるんだが…。」
「その、家だとずっとそうなのか…?」
改まって何を言われるんだ…!と、思わず身構えてしまったが案外呆気のないものだった。他のやつなら「ちゃんとジャージとか履いてるよ〜。」なんて言うのかもしれないが、相手は気心の知れてる13だ
。「いや、むしろ履いてないよ。パンツだよ。」なんて言ったら、「は?!」と驚いて固まってしまった。
「他のやつ来てもそんなんなのか…?」
「いや流石に服を着る。」
そう言ったら13はえらく安堵して「そーかよ。」とぶっきらぼうに言った。
「いいか?俺以外のヤツにそんな格好見せんなよ?」
「なんでさぁ?見せるわけないじゃん。」
次の瞬間13の顔が見たことないほど赤くなった。
「そりゃ…、相棒の事が…好きだからだよ…!」
「?!」
ほぼ告白のようなものを言い放った瞬間に13は逃げるように出た。追いかけようと考えたが、驚きすぎてそれどころじゃなかった。まさか両思いなんてね…!
そんな感じの夏によくある話。
【突然の君の訪問。】
突然の君の訪問
本当にいつも突然だよね
何にも相談もなしに
いきなりやって来る
できればひと言、言ってほしいよ
色々準備があるんだから
神出鬼没っていうのかな
びっくりするから、やめて欲しいな
何が目当て?
ごはんの残り?
水分補給?
雨宿り?
ずっと昔から変わらないね
うちに来るのは当分いいです
(親愛なるGへ切実なお願い)
災難だった。
寝坊して、朝手抜きメイクになった。
お気に入りのヒールが折れた。
上司のミスをカバーしてお昼食べ損ねた。
出先で突然の豪雨、洋服も鞄もずぶ濡れだ。
行ってみたかったカフェはいつの間にか潰れてた。
後輩とぶつかって、自分のデスク珈琲まみれ。
豪雨で帰りの電車は遅延の激混み。
そして、今植木鉢に躓いた。
あぁ、掃除機壊れてたんだ。
どうすんだ、この土。床に吸収されないかな。
あぁ、本当に今日は災難だった。
あと、3時間は今日の災難エピソード出せるよ。
聞かせてあげたいけど、ぬいぐるみしかいない。
ん?
突然聞きなれない音がする。なんでだ?
ネットで買い物してないよな。誰だ?
あ、とどめの不審者だ。それだ。間違えない。
モニターは掃除機と君。いつも君は突然だな。
会いたくなかったよ。泣いちゃうじゃん。
「はい、プレゼント!」
私はバレないように彼の胸に飛び込んだ。
いつも突然に現れる君は
いつも私の胸をかき乱す
それはあたかも本当に目の前に
現れるが如く
突然いろんな場面を思い出させては
高鳴る胸と息をするのも苦しくなる
時には寄り添い
時には貶し合い
あの時私は本当に君が好きで
君に傷つき
君を傷つけた
君への意地で
素直になれなかったことだけが
後悔として残る
今更君に戻るつもりもないけれど
ただ時々今も君は突然現れる
024【突然の君の訪問】2022.08.28
家の中にトンボが入ってきた。布団でも干そうと網戸をあけたすきに、すっと、オニヤンマが。
ヤンマは部屋の中をしばらくぐるぐるしていたが、そのうち、あけたはなしたままの網戸から出ていった。
これは、亡くなった人がこの世を懐かしんでやってきてるんだよ、と親からは習ってたけど……そうだ。今日は君の命日だったか。
突然の君の訪問。おいかけるように、ベランダに出る。
はるかな青空。そして、一片の白い雲。
突然の君の訪問―――
ザーザーザー。突然降り出した大粒の雨。
部屋の中にいても聞こえるその大きな音は、
絶賛課題中の私の集中を乱す。
「あぁもう…。」
ボスっ。と、ベットにダイブする。
それからしばらく、何となく携帯を弄っていると――
ピンポーン。インターホンの音が響いた。
モニターを覗くと、そこに写るのは、隣の席の
気になる男の子。
ドキッと音を立てた心臓。恐る恐る扉を開ける。と、
「ごめん。雨宿りさせて。」
気まづそうに訪ねる君。
そんな君を見て、燻る私の恋心。
深夜、突然の君の訪問。
突然の君の訪問。
もう2度と会う事なんて無いと思ってたのに。
心の準備なんて出来てないよ。
どうして君はこういう時に
必ず1番駆けつけてくるの?
勘違いしちゃうじゃない。
こんなに沢山の食べ物や薬を買って。
寝てて。
何も言わないで?
僕がしたいだけだから。
そう残して去った君の後ろ姿に
言葉をかけることもできなかった。
何だかクラクラして熱いのは
なんでだろうな、なんてネ。
中々寝付けずに布団の中でぼんやりと天井を眺めていると、控えめに扉を叩く音がした。
扉を開けると立っていたのは彼で。
突然の君の訪問。
それでも冷え切った心は温度を取り戻していった。
ホットミルクと特別なクッキーで、まどろみまで二人で明かす夜。
【突然の君の訪問。】
突然訪問してくれる人など存在しない。
君はいつも突然やって来る。
なぁに?来ちゃ悪いかしら?
悪びれずすぅ~と入って来る。
まるで自分の家。家主は僕だよ?
ころんって、子供みたいに寝転んで、
どぅしたの?と言わんばかりの大人な顔で、
僕を誘惑してくる。
その手にのらないからね。
僕はそっぽ向く。
さぁ、どう出るか?
大抵君は、構ってよと、体を寄せてくるか、
あ、そ。と、こっちが驚くくらい冷淡に、帰るか。
しかし、今夜はやけに静か…って!?
君を見るとすやすや寝ている。
かっ可愛い!じゃ、なくてっ。
ちょっと何寛いじゃっているわけ?
君の家じゃ…家じゃないんだぞ。
ハァー。
僕はため息つき、君の頭を撫でた。
ふわふわ、タンポポの綿毛みたい。
ペット可能なアパート探さないとな。
「にゃぁ~?」
おやおや、お姫様起きましたか?
お題
突然の君の訪問
君が家に来たことは一度もありませんでした。この先もきっとありません。
でも
あなたが私の家の前を通るだけで嬉しい。
行った後、わざわざ外に出て後ろ姿見てたの知ってる?笑
知らないよね。
私の目にはあなたが、
貴方の目にはあの子が、
あの子の目にはあなたが。
両思いなんだっけ?笑
悔しいけどあの子に勝てるはずない。
わたしには、あの子の服装や仕草を真似することしかできません。
もう私にこんな思いさせたなら、いっそあの子と貴方で絶対幸せになりなさい。
インターホンが鳴る
ドアを開けると君がいた
心の準備はまだなのに
君の顔を見ると安心する
「久しぶり。」
#突然の君の訪問。
『 突然の君の訪問 』
数年前、怒らせてしまってからは、もう繋がることは無いのかなぁと思った方がいました。
同じ空間にいても、会話もなく
以前よりも距離感を感じていました。
もう仕方ないのかもなぁと
自分の中にある思いを閉まって、過ごさなきゃな…と、心の整理がつき始めた頃
ある日突然の君の訪問。
動揺しまくった。
なんで今?…とね。
自分の中の想いが溢れそうになる。
でも、なんで、突然?
その人にも理由はあった。
自分の溢れそうになる想いも持ちながら聞いてみた。
そして、それを知った。
人との繋がりの整理をすること。
その後しばらく訪問は続いたのだけど
さらに、繋がりのことも思い切って聞いてみた。
繋がりの整理だけど、これからもこの先も、自分は繋がっていたら嬉しいと思うけど、あなたはどう?…って。
そうだね。
どっちにも取れる言葉のように聞こえたのだけど、繋がり続けいくから、今回の突然の君の訪問があったのだと思うし、そう信じたい。
人の人生において、必要な人とは、必要なときに出会えるようになっているんだと思う。
とても貴重な人との繋がり。
え?あっ!?えっと…
散らかってるからあまり見ないで
別に、ただの風邪だから
来なくて良かったのに
…嘘、ありがと
うん、もう大丈夫
だから明日、家で待ってて
今度は、私が会いに行くから
天気予報が嘘をついた。
土砂降りの雨に、どうどうと唸る凄まじい風。
雨の兆しはないと画面の中で皆口をそろえていたのに、当日になってみればこれだ。
到底外に出られるはずもなく、
家の窓ガラス越しに荒れすさぶ景色を眺めている。
本当は、知り合いがうちに泊まりに来る予定だったのに。
本来とは異なった来客に、私たちはまた頭を悩ませているのだった。
突然の君の訪問。.
みっともない所を、見られてしまいますね。