『突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然の別れ
爽やかでふんわりしていて
シュワっとしている
大好きだったのに
どうしていなくなってしまったのか
私は今も生ラムネが再生産されるのを待っている
別れとは突然にやってくる。
意図せず急にやってくる。
なんの前触れもなく。
けど、後になって気づく
前触れはあったのだと後悔をする。
ただ、自分が気づかない振りをして
目を背けていただけだということに。
だから、当たり前の出来事に感謝しながら
毎日を過ごそう。
そしたら、突然別れが来たとしても
少しは、前向きになれるかな。
ホワイトベージュの夏用のベレー帽を買った。
自分らしさを纏えた事にとても嬉しくて、値札を切ってもらいそのまま被って帰った。
さよならをして半年。君のSNSをやっと見た。
誰と一緒とは書いて無かったけど、分かれの話をした2日後に旅行に行ってた。
「とっくのとうに、君は吹っ切れてた」
私は、自分に未練を感じてて欲しくて、恋愛系の動画や無料コンテンツの占いを見漁ってたのに。
笑っちゃった。
自分を。
私は今、ホワイトベージュのベレー帽を被る。
君に、褒めてもらう為では無くて。
自分の為のベレー帽を。
今の私は、少し誇らしい。
題:突然の別れ
「突然の別れ」
題とまったく関係ない
人との距離感がわからないって話を知り合いとしていたら
「自分のダメなところを隠さないで接するようななったら
、なんだか1人の自分という人間で、色んな人と居られるようになった。ダメなところを隠して人といるときは、自分の中で整合性がとれないというか、人といるうちに、自分の辻褄が合わなくなっていって辛かった。」
と言っていた。すごく納得する話だった。
別に嘘ついてるつもりも騙そうとしてるわけでもない
けど、これ言ったら嫌われるかな、受け入れて
もらえないかも…って思いながら会話してると
自分の本音をごまかしながら付き合うことになる。
そうすると、なんか自分で居られなくなってきて辛い。
このモヤモヤを言葉にしてもらえて良かった。
#突然の別れ
サヨナラも言えなかった
愛してるさえ伝えられなかった
明日がある
あたりまえなんて無いことを
神様なんていないって
思い知らされた
それでも
貴方に出会えたこと
貴方との思い出
愛することの意味を
抱きしめていくよ
サヨナラからまた始まる
新しい物語の為に
突然別れを告げられた
追っても追っても君はいない
撮った写真にも君はいない
突然の別れだった。
君が亡くなった、と君のご両親から連絡があった。
事故だったらしい。
受け止めきれなかった。受け止めたくなかった。
君がいないことを実感してしまうから。
2年目のお祝いしてないじゃん。
まだ、一緒にお酒も飲んでないのに。
勝手にプレゼントだけ渡していなくならないでよ。
空が泣いていた。
私はとても臆病だから
その時がいつ来てもいいように
さよならのイメージを持って誰とも付き合ってきた
悲しみがやけに膨らまないように
しがみつかなくていいように
自分可愛さに心に保険をかけてきた
その日を想像もできないほどの人に出会った時
どんな手立てを講じるか
今の私には計り知れない
突然の別れ
彼氏から急に誰もいない教室に呼び出された
急に何かと思えば彼氏が
「好きな人出来た。別れて」
3年付き合っていた彼氏から急に別れを告げられた
「なんでなの?」
言い返したら彼氏は腹たったようで「なんでもねぇ」と言いながら去った
翌日__
彼氏は病院で亡くなった
突然の別れ
急に連絡が途絶えて
電話したら
もういない
突然の別れ
仲良くしてたのに
寂しかった
今でもあなたと
いた日々を
思い出す
なな🐶
2024年5月19日1285
突然の別れ。
言い残したことしてあげられなかった後悔を残さないように。
今日一日を大切に共に生きていく。
突然の別れ
あの日僕のかわりに
空が泣いた
突然の別れ
お題:突然の別れ
眠くなって朝まで寝ました
貴女も昨日の深夜に寝ました
私は起きて朝の光を浴びました
霜柱は日があたりきらきらと
軒氷柱からは水がぽたぽたと
皆の座ってる畳の上にも、ぽたぽたと、、、、、、
しかし貴女は起きてこない
何度ゆすってもなにもない
ただ穏やかに寝ているのです
お昼になりました
私は汁とご飯なんかを食べました
お腹がなって、皆が昼になったことに
さっき気づいたばっかりです
しかし貴女は白米に手をつけない
困ったものですね、本当に
ああ本当に
水くらい、飲んだって良いじゃ、ないですか
このまんまでは、灰色の、煙に、なっちゃいますよ
貴女が運ばれていきました
綺麗な衣に身を包んで
綺麗なお花に囲まれて
貴女は空に溶けていきました
灰色の虚しいものになって、、、、、、
もうあの日常が戻ってくることは無い
廊下に立てと怒られたあの日
理科の実験中に3ばか娘と命名されたあの日
高校受験を背中いっぱい押してくれたあの日
私の心の支えだった。
単純だからさ
大好きな先生の科目のテストはいつも高得点だったんだ
高校2年生の春。
大好きだった中学の担任の先生が朝起きてくることは無かった。
寝ている間に心臓が止まってしまっていた。
あまりにも突然すぎる別れに心が追いつかなかった。
【どんなに辛くても夢のために頑張る】
ねぇ。その約束私が守らなかったから?
辛くて逃げたくて、学校サボったりしてたから?
守れなかった約束は今も私の足にまとわりついては絡まってやがて解くことさえ忘れていった。
#突然の別れ
『突然の別れ』
(男性同士の恋愛を匂わせていますので、苦手な方はお逃げくださいませ)
「おかしいなぁ、この辺や思てんけどなぁ」
「もうエエやん。みうちゃん、諦めぇや」
這いつくばるようにして探す俺に、漣はのんびりした声をかける。
俺は、榊原美優人(みうと)
そして、蓮のフルネームは古澤漣。
漣のおばあちゃんはスイス人とかで、漣も『染めてません』って文書を学校に提出するぐらいの天パな茶髪なので、女子達は陰では『ふわふわ王子』なんて呼んでいる。
ふわふわは髪の毛のこともあるけど、性格もふわふわでポヤ~としてる。
なので、小学校からの付き合いの俺は、ちょっとした保護者気分?
と言いながら、漣に近づくヤツを威嚇してるだけだけど。
で、さっきから何をしてるかっていうと、一時間程前、学校が終わって2人でチャリで遊びに行く途中、俺がトラックの左折に巻き込まれた。
とはいえ、いなか道だから、横はちょっと広めの用水路だし、トラックも軽トラに毛のはえた位の大したこと無い大きさだけど。
結局、バランスを崩して用水路に落ちただけで、怪我のひとつも無く、トラックの運チャンは何度も謝りながら行ってしまって無地終了と思ったら、漣から貰ったアイスのアタリ棒が無い!
漣は諦めろって言うけど、折角、漣がくれたのに!
使わずに俺の宝物にしようと思ってたのに!
なんて俺は諦めきれず。
「もうエエやん。また当てたらあげるし」
「ちゃうねん!漣に貰ったいうのが大事やねん。折角くれたのに」
「アタリや思てあげたけど、みうちゃんがトラックに当たりそうになるなんてなぁ。なんか、縁起悪いからもうエエて。ホンマ、みうちゃんが無事で良かったわ。なんかあったらと思うと」
確かに、無事やったから良かったと思ったほうが良いのかな。
俺もちょっとそう考え直した。
うん。
なんかあるより、漣と一緒が一番やもんなぁ。
私は視覚障害があります。今は作業所で働いていますが、将来保育の仕事がしたいです。
『じゃあ、明日いつもの場所ね!!』
『うん、また明日』
そう言って何度も約束し続けた明日は、
ついに今日の私たちに来なかった。
いつもの時間にいつもの場所
いつもの景色といつもの小言
全部いつもと一緒だったから、
異変なんてものは特別目立ってしまう。
「ねぇ、どうしたの…その格好」
開口一番に出てきたのは『おはよう』じゃない。
「ごめん」
「ごめんって…ごめんじゃないよ!!
なんで、なんで男子の制服なんか着てんの!?」
「だって、僕は『男』だから」
そんなの、知ってるけど
でも、そんなの知らないよ
昨日までの君はちゃんと女の子だったのに
〜突然の別れ〜
【突然の別れ】
どんな言葉も告げられないまま、顔も見られないまま、突然の別れがやってきたとしたら……
やはり自分は後悔するだろうか。きっと実感がわかず、信じられないと嘆き、しばらく落ち込むかもしれない。
でも、別れる際に、決して言葉を交わす必要はないし、顔を合わせる必要もない。
どのような別れ方を望むのかは、全て当人次第なのだ。
大事なのは、自分が納得する別れ方ができたかどうか、ではないだろうか。だからこそ、自分にとって不満足な別れ方になってしまった時に、取り返しがつくように、少しでも自分が納得できるようにするために、人々は、遺書を残すのかもしれない。
――突然の別れ――
「ブロック」
震える指はその文字の前で止まってしまう
自ら友達になりたいと言った人を
自らの手で切ってしまうことが
果たして許されるのか
ずっと
ずっと
誰かにとって
「都合のいい自分」
後悔して後悔して
心をえぐられながら
無視されても無視されても
作った自分は話し続けた
これは愛だと押し付けられ
幸せなんだと思い込み
愛すことすらままならないまま
別れを望むようになった
貴女はそんな気持ちでしたか
心無い私を切り離したいと
思い続けていたのでしょうか
もしまた会える日が来るなら
ただ
この荒れ狂った世界の中で
言葉も交わさず一緒にいたい
余命は嘘であってください
【突然の別れ】
先日、突然父が死んだと告げられました。
自尽だそうです。
父にはあまり会ったことがありません。離婚しているから。
3歳になる頃には既に父という存在はなく、母親と自分と妹で生きてきました。
そんな事だから悲しくないはずなのに、死んだことを聞いたとき、なぜか頬を冷たいものが流れました。
今日も、明日も、明後日も。ずっと父は知らないどこかで生きている。たまに私のことを思い出してくれているかも__
なんて、意味無い妄想をしていたのですが、やはり妄想で終わりました。
父は私たちのことなんてどうでも良くて。自分が楽になりたいだけで。
私たちのことなんて考えず、借金を作り自分から進んで死んで。
これがまだ、5歳や6歳の頃ならこんなに落ち込まずに済んだだろうに、ここまで成長させておいてから死ぬなんて。
本当に興味がなかったんでしょうね。
私はまだ、貴方の事を父だと思っているのに。
○
亡くなった人に色々言うのもいけないですね。
あまりにも突然な別れすぎてむしろ悔しいですが、ひとつ聞きたいことがあります。
「母や私、妹のことを愛していましたか」