『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
久しぶりの投稿となった。
〝空模様〟が今日のテーマだそうだ。
私は空を見るのが好きだ。
時に青く、時に赤く。
季節、時間で違う空が好きだ。
小さな頃は雲で何かに例えるのが好きだった。
〝龍〟、〝犬〟、〝大きな魚〟
などなど。
夏の今はより一層に青く澄み渡る空が見える。
北向きの部屋で空を眺めては、アイスを食べていた昔の記憶。
とある昔の話でもしようか。
その日はとても暑かった。
その家は2階の1部屋で、
窓を開けて涼し気な風が入っていった。
その風は優しく私を撫でて通り過ぎていく。
私は好きな音楽をぽつりぽつりと呟くように口にする。
〝この世から存在ごと消えてしまいたい〟
そう願いながら。
そう思った理由も原因すら誰も知らない。
死にたいかと問われれば別に死にたいとも思えず、
生きたいかと聞かれてしまえば何も答えれず。
そんな淀んだ心は次第に私を蝕み、
何も出来ずにただ呼吸するだけの生き物と化した。
親に帰ってこないかと言われ、帰り支度する余裕もなく、
泣いて帰れなかったことを謝罪する。
親も只事ではないと思い、車で5時間。
私の住むアパートにきた。
久しぶりに外に出た時には空や外の光景なんか覚えておらず、
治療して自分の意思でやっとの思いで外に出られても足元しか見れず、
常に下を向いて歩いていた。
今は前を向いて歩いて行ける。
今日の空も青かった。
今日の心の空模様は真っ黒。
家族で仲良く話せなかった。
仲直りもできなかった。
また明日から黒い空が広がるのだうか。
なんかもしかしたら辛いのかも。
明日は綺麗な空模様でありますように。
そう願って僕は眠りにつく。
青い空と大きな白い雲。
夏の空。
とても綺麗。
夏の空が好き。
空模様
さっきまでカラッと晴れて眩しいくらいだった
だけど、もう現在≪いま≫はどんよりして
泣きそうに見える
彼女の表情≪かお≫は空模様より変わりやすい
空模様
カンカン照りの青空に、モクモクと湧き上がる入道雲…田圃の向こうに見える山並み…見慣れた景色だけれど、何となく魅せられる…暫くして、遠くからゴロゴロ雷が鳴り出した。そして、向かいの山上に、雨雲が見えて来た…夕立が近いのだろうな…段々と近づく雷鳴と、雨雲に慌てて車を走らせた…
私はアイスクリーム屋。
私のアイスは特殊で空の色を取ってアイスにするの。
今日は雨。雨が一番アイスの色が綺麗じゃない。
でもね。一番雨がワクワクするの。
虹色のアイスが作れるかもしれないから。
空模様
一時として
同じ空模様が
無いように
誰一人として
同じ心模様は
ないのでしょうね
だからこそ
人と人は
出会う
そしてまた変化する
色んな形になっていく
そこには何があるの
それはどこまで続くの
猫の目。
くるくる変わる空模様のように、
ご機嫌を映し出す。
まんまるで可愛い上目遣い。
お尻ポンポンされてうっとり閉じた目。
外から来たお客さんに興味津々な目。
おこな荒んだ目。
は?あんた誰よ?けっ、
みたいなやさぐれた目。
嫌いな家族にとっ捕まって絶望的な目。
あれ、不機嫌が多い?
うちのにゃんこは世界一!
*昨日のお題、鏡は、
「不思議の国のアリス」の続編である
「鏡の国のアリス」を下敷きに書いたつもり
なんですが、分かりにくかったですよね。
反省。
山の天気は変わりやすい。
噂には聞いていたものの、
実際それなりの頻度で訪れてみると、これがなかなか…
今日もそう。
朝から日の光が差し、今日も真夏の灼熱地獄かと思えば、
午後になって突然の大雨。雷まで落ちてくる始末。
こんなことが今年は何度か起きている。
如何せん、最近遊びに行く場所が大体山間の地域なので、
何度かやらかされている。その変わり方も激しい。
この天候が神様の感情によるものだとしたら、
山の神、とんだじゃじゃ馬である。
私なんかは一介の観光客に過ぎないが、
こういった地域に住んでいる方々はどうやって折り合いを
つけているのだろうか。
……車を運転中、土砂降りの雨がコンクリートに跳ね返り、
車線が上手く見えない。そうこうしていたら山の深い緑色に向かって、稲光が落ちたのが見えた。
あーあ…
山が癇癪起こしながら号泣でもしてるんだろうか……
そして山を降りた途端、雲から晴れ間が覗いていた。
空模様。
今日は、晴れ晴れとした空でした。
そんな空を見ていたら、涙がひとつ。
頬を伝っていきました。
薄暗い部屋から見える空が、
自分にはあまりにも明るすぎたのです。
〜空模様〜
あなたが私のもとを去ったのは
雲一つない快晴の日でした
あまりに眩しい青空が
憎くて憎くて悔しくて
涙も拭わず睨んでた
あなたの理解者になりたかったけど
私では役不足だったようね
その事実が少し寂しいけれど
他の人に譲るとするわ
今眺めているこの空を
あなたもどこかで眺めているかな
この空を見上げているあなたが
笑顔でありますように
空模様
君の表情のようにコロコロ変わるものではないけれど、ゆっくりと変わる空模様がまるで君の心情を表しているみたいで。
だから、今日も雲ひとつない晴天だといい。
雲の中で鰯雲がもっとも好きだ。都市程の大きな胸鰭が空を飾るのが見えるからだ。
『空模様』
疲れが溜まっているのか、ブレインフォグ真っ只中です。
ブレインフォグは、そのまま「脳の霧」で、頭の中が霞がかったようにはっきりせず、ぼんやりしているため、集中力低下や記憶障害に繋がります。
新型コロナの後遺症でも有名。
と、いうことで、今の、心の空模様は霧です。
愚詠ですが「霧」の詩を残します。
『夜霧』
柔かな香りに誘われて
鼓動に耳を当てました
軽やかな声が心地よく
そっと瞳を閉じました
髪とく指に頬染まり
そっと唇寄せました
あなたの香り
あなたの美声
あなたの瞳
あなたの あなたの あなたの 全て
ああ 朝日で消える夜霧のように
私はあなたに溶けてゆく
今日の空模様?
明るかったけど。
え?
心模様?
暗いよいつも。
まあ明るくなるように頑張ってる
#空模様
夏の空模様は不安定。
雨が降ったかと思えば、次の瞬間にはカラッと晴れる。
晴れてたかと思えば、狐の嫁入りや夕立にあう。
ジメジメした日にカラッとした日。
移ろいゆく空模様に私はてんやわんやと転がされる日々。
毎日カラりと晴れてくれれば、過ごしやすいのに。
行ってきます。今日はきっと晴れますように。
そう独りごちて、私は今日も家を出る。
空模様
天気が良くなるときも悪くなるときも、空模様というようだ。
比喩として使うときは、人間関係の空気に対してで、あまり良い意味では使わない。
空模様とぱっと聞いて考えを巡らせる。
小さい頃は、空を見て、ドーナツみたいな雲だなぁと何もないなりに工夫して楽しんでいたのを思い出した。
けれど、少し違うみたい。
空を見て、天気を考えるのは、だいぶアナログなことな気がする。天気予報の情報から傘を持っていくか悩み、雨粒を視認して傘をさす現代。
私にとって、空模様をうかがうのは、あまり得意でない。
…最後の1文は、比喩ともとれるのだろうか。
空が泣く
私も同じように
心の奥で泣く
ふと思い出した人は
私が過去に捨ててしまった人
後悔しても
懐かしんでも
戻ってこない時間なのにね
空が泣く
太陽を探しながら
空が泣いた
仕事のプレッシャーでストレスをとても感じる。今日の心はどんより曇り模様。昨日は澄み渡る青空のような気分だったのに、台無しだ。最近の私の心は空のように変わっていく。空模様。
『空模様』
「空模様」
太陽を隠す一面の雲も
空を覆い尽くす真っ黒な雨雲でさえも
私の隣りにいる
あなたの表情を隠すことはできない。
晴れていても
曇っていても
雷雨であったとしても
空模様がどうあったとしても
揺らがないのは
私のこころ模様。
あなたの表情をみるに
あなたのこころ模様も
きっと わたしとおなじ。
黙って見つめ合って ゆっくり微笑む
ふたりの こころ模様
「空模様」