久しぶりの投稿となった。
〝空模様〟が今日のテーマだそうだ。
私は空を見るのが好きだ。
時に青く、時に赤く。
季節、時間で違う空が好きだ。
小さな頃は雲で何かに例えるのが好きだった。
〝龍〟、〝犬〟、〝大きな魚〟
などなど。
夏の今はより一層に青く澄み渡る空が見える。
北向きの部屋で空を眺めては、アイスを食べていた昔の記憶。
とある昔の話でもしようか。
その日はとても暑かった。
その家は2階の1部屋で、
窓を開けて涼し気な風が入っていった。
その風は優しく私を撫でて通り過ぎていく。
私は好きな音楽をぽつりぽつりと呟くように口にする。
〝この世から存在ごと消えてしまいたい〟
そう願いながら。
そう思った理由も原因すら誰も知らない。
死にたいかと問われれば別に死にたいとも思えず、
生きたいかと聞かれてしまえば何も答えれず。
そんな淀んだ心は次第に私を蝕み、
何も出来ずにただ呼吸するだけの生き物と化した。
親に帰ってこないかと言われ、帰り支度する余裕もなく、
泣いて帰れなかったことを謝罪する。
親も只事ではないと思い、車で5時間。
私の住むアパートにきた。
久しぶりに外に出た時には空や外の光景なんか覚えておらず、
治療して自分の意思でやっとの思いで外に出られても足元しか見れず、
常に下を向いて歩いていた。
今は前を向いて歩いて行ける。
今日の空も青かった。
8/19/2023, 3:09:51 PM