『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空模様
♪空模様のかげんが悪くなる前に
ゆくあてのない旅に出よう♪
今はもういない天野滋さん。
彼の象徴的な詩に、
Charさんの歌とギター。
カッコイイ〜!
頭の中で曲が流れてる!
お題
『 空模様 』
『あ、うろこ雲だ』
「え、ひつじじゃないの」
『しらね』
『ま、なんでもいいんじゃね?』
綺麗だし
空模様
空はあおい。雲も少しあって、この後は曇予報らしい。
空が何故青いのか、小さい時よく考えていた。
空は本当は白だけど、宇宙の色で青に見えるんだとか、本当は宇宙なんてなくて青い屋根があるんだとか。
まぁ、中学生にもなるとちゃんと現象として認識し始めるんだけど。
なんだったかなぁ。
そこから高校に上がって、大学に行って、就職して、なんでもない日々を送っていた。
何かあったかと言われれば、職場の上司のパワハラがすごくて、俺の事を異様に嫌ってて、仕事を押付けられて、タイムカードは勝手に切られるから、サビ残は当たり前で。
同僚は飲みに行っていたが自分だけ行けなかったから、どんどん差が生まれていって、とうとう昨日仕事を辞めた。
ありとあらゆることから逃げ出したかった。最低限の荷物をキャリーケース1つに詰め込んで、家を飛び出した。行くあてもなかったから、地元に帰ったけど、もう実家もなかったから、よく居た落ち着く公園に行って、キャリーケースの上に座って、空を眺めている。完全に空が雲で覆われてしまった。
色々思い出していたけど、なんでもない日々ではなかったなぁ。
中学の時は好きなやつに好きバレして散々いじられたし。
高校の時は文化祭の準備に参加しないのに文句ばっか言ってる奴がいてクラスのヤツらで喧嘩になった。段ボール泥棒とか画用紙泥棒もいたなぁ。あの時確か、話の通じない女子が多すぎて周りの男友達がこぞって女嫌いになってたっけ。
大学なんて講義は一人で受けてたし、何度かイケイケの奴らに絡まれてめんどくさかったなぁ。
あはは、懐かしい。何気に中学時代が一番、運動能力も成績も高かったなぁ。全盛期そこだったか。
ああそうだ、思い出した。レイリー散乱だ。
赤い光は波の幅が広いから粒子にに当たんないけど、青い光は狭いから粒子にあたって反射するから青く見えるーみたいな。
教科書の発展内容だったっけな。
空も俺も似たようなもんか。物事にぶつかって、すぐ曲がって、またぶつかって、またすぐ曲がってたな。
そろそろ、あおい自分に別れを告げなきゃな。散々曲がってきたんだ。情熱的な赤さで、まっすぐ前に進んだって、撥は当たらないだろう。
立ち上がって、キャリーケースを持った。
「ハロワ、行くか。あと引越しもしよ。」
雲が晴れて、夕焼けが見えていた。
空に眩しい太陽に白昼夢な月の残影…
俺が言うべきことは…
まだまだ そっち行かないから
首永くして待っててくれ
お前の居なかった時間は永いよ…
それもまだ しばらく続くらしいし…
お前の笑顔の分もニヒルな分も
生きてやろうとか
そんなことは…
少しも思ってねえから…
安心してくれ…
この坂道の大翔の下で会うことはないけど
またいつか何処かで会えるまで
-BYE-
「空模様」
私の心は空模様と同じ。影響されやすい。
明るく晴れていれば元気でポジティブになれる
曇りなら何だか気分が上がらない
雨なら完全BAD状態
でも私は雨が嫌いな訳では無い。
自分の本音を唯一聞ける雨はむしろ大好きだ。
自分も本音を聞けるのは自分だけだから、その雨を大切にしなきゃね
"空模様"
「あ、ここ…」
散歩がてら街を散策していると、見覚えのある場所に来た。
「懐かしいなぁ…よくここに来て勉強してたっけな…」
俺が高校生の時よく勉強に使ってたガラス張りの室内テラスだった。あの時と同じ景色を見たくなってテラスに入って、あの時よく座ってた席に座りコーヒーを頼んだ。外の景色に目をやると、綺麗な青空が広がっていた。
「……あの時と同じだ。」
つい嬉しくて笑顔になって、テーブルの反対側にあの時の自分を投影する。もくもくと勉強しながらも手を止めてコーヒーを啜り、また手を動かして勉強を再開する。あの時の自分を思い出してまた笑う。コーヒーが来たので、今の自分もコーヒーを啜る。コーヒーの味もあの時と何も変わってなくて、また嬉しくなった。分からない問題にぶち当たった時とか、散々やった問題の答えをテストで間違えた時とかはイライラして、何で何で、って自分を責めながらもがいてたなぁ。その度にここに来て、こうやってコーヒーの良い香りと共に空を見て心を落ち着かせてた。そして自分への苛立ちをバネに変えて、このまま夢を終わらせたくない、って半ば意地になって勉強を再開してた。あの時の自分をまた思い出しながらコーヒーを啜り、また外を見る。あの時と同じ感覚になり、何だかじっとしてらんなくなって残りのコーヒーを飲み干し、お代を払って外に出て、足早に廃病院へと帰った。
やはり僕では、君に勝てないのか。
酷い土砂降りの中、僕はそう呟いた。離れてゆく君の姿は、水の壁に阻まれてもう見えない。
もう何時間もここにいるような気がする。膝を着いた足を鎖で繋がれて、動くことが出来ない。
思えば、最初から僕に勝ち目なんてなかった。ただ、君が少し残酷だっただけだ。勝ち目のない僕に、この小さな戦いから逃げることを許さなかった。
「お前が逃げないことを選んだんだ。誇りに思うといい、まだまだこれからも、私たちは共に歩む」
ふと顔を上げると、やはりいつものように君は不敵な笑みを貼り付けて僕を見下ろしている。
太陽が、湿気た空気を全て吹き飛ばした。
…勝ち目のない戦いを、僕はまた始める。
僕は笑って、君の手を取る。
空に虹などかかっていない。
もしかしたら、雨など降っていなかったのかもしれない。
【空模様】
『雪だ!雪!』
近所の子供が騒いでいる。
正直僕も驚いたし嬉しかった。
雪が降るなんて1年…いや2年振りかもしれないから。
でもなぜだろう。
昨日の空は冬の割には晴れていた。
どうやら驚いているのは僕だけではなかった。
TVアニメを差し置いてニュースに切り替わったりしていた。
…………さて久しぶりの雪だ僕も思いっきり騒ぐとしよう。
空模様、私を気持ちを表さないで。
そんな天気は散々で。
空模様は必ず失う
何時もこの空模様が見えるとは限らない、
私はには空を見る理由などなく、それは
限られた時間だけであって、必ず失う
手に入れたいと願ったとしても人には届きあしない。
それは、良く考えれば分かる事であって
私は、その事を不快に思った時など一度も無い。
「じゃあ、雨にならなかったら行くね」
僕の誘いに、君は困ったようにそう言った
空にはどんよりと灰色の雲が垂れ込めているし、天気予報は午後から雨だと言っている
ああ、それが君の答えなんだと思った
それでも僕は、こうしてカフェの窓際の席で君を待っている
ふと窓の外を見ると、通りを行く人があわてたように走り出した
雨が降り出したのだ
「空模様」
ほぼお天気の表現として使われる「空模様」。けれど、事のなりゆきとしても使われる。お天気も事のなりゆきも、ままならない。そういう言葉である。
今夜、夫といろいろな話をしていて、人々が求めるのは、安全ではなく、安心なのだという結論に達した。「安全」と「安心」の言葉の差異をよく考えると、そこにあるのは明白な人々の感情である。
いろいろな社会問題も、人々は、完全に論理的で科学的に立証された結果を求めてはいない。対応すべき最善の方法があったとしても、それを実行するのが不可能な場合が、かなりこの世界には存在している。私はようやく未来とは人々の感情、また人々が何を求めているのかで、決まるのだという思いに至った。
悪い予測は、確かに感情的には、なかった事にしたい。そんな未来は想像したくない。しかしデータ予測は冷酷である。対応しなければいけないけれど、未来予測のために努力する人は決してヒーローには、なれない。
いまのこの世界の空模様は、さまざまな国の価値観があまりに多様で、ひとつの(地球全体の)危機的な共有すべき価値観に、なかなか気がつけない国は多い。今はそういう空模様である。
ただ、こういう事に国や民族、宗教など、さまざまな違いをこえて「協力しなければいけない」という、一人一人の意識の目覚めが、地球の未来を変える力になると微かな希望を抱いている。
『空模様』
は心の在り方によって見え方が変わる
穏やかな気持ちならどこまでも澄んで見えるし
悲しい気持ちの時は悲しそうに見える
空模様だけでなく
世界そのものがそう見えるのかもしれないが
空模様は1番自分の心のバロメータを測るのに
いいような気がする
空を眺めていると
自分の存在は関係なくそこに居てくれる事に
少し安堵する
あと何日見ることが出来るかは分からないが
見られる間は空を見あげようと思う
人の心と空模様は似ている
嬉しいことや楽しい事を晴れた空
悲しい事を雨模様
心が荒んでいる時は雷雨や強風
きっと空にも心があるんだろう
今日の空模様は最悪だ。
なんで今日に限って…今日は親友の結婚式があるっていうのに。
…あーあーあーあー、雨強くなってきたな。
これじゃ外でやる予定だったブーケトス、中になるか中止かな。
いや、こんなこと考えるからお祝い気分も薄れて暗くなるんでしょ、考えるのやめた。
私には感情によってある程度の地域の天候を変えられる能力を持っている。何故だかは知らない。
例えば、泣いた時。外を見たら雨。
例えば、怒った時。外を見れば雷雨。
今日の結婚式だって、私の片想いの人、好きだった彼を奪った…と言えば言い方が悪いか。親友が選ばれて、私は悔しくて泣いている。
今日の親友の結婚式をぶち壊してしまったのは、私だ。
ごめんなさい。こんなことにするつもりじゃなかった。ごめんなさい、晴れて、晴れて、お祝いしなきゃ、___ちゃん。
_2023.8.19「空模様」
空模様
今日は晴れかーっ。
私は晴れが苦手。日焼けするし夏は暑いし
雨はなんか落ち着くし匂いが好き。
明日の空模様はなんだろうな___。
青い空を見ると
気持ちがいい。
ほんとは
早起きして
田舎に来て
まだちょっと
眠たいけれど
狭い空じゃなくて
広い空を見たら
疲れも吹き飛ぶ。
ここで
毎日
生活
はできなくても
たまになら
こんなふうに
自然の中で
色んなことを忘れて
ただ
空を見る
生活も
悪くないかな。
#空模様
親は子を家政婦の様に扱う。
子は、家政婦に扱われてる事に気づかず、
それを愛情と受け取る。
だが、親は愛情とは反対に暴言、暴力で
子供を支配する。
子は、その暴言、暴力を愛情と受け取ってしまう。
そして子は、自分の痛みに気づかずに
涙を零すことも無く、親に好かれたいが為に
笑って過ごす。
「ねぇ、空模様が綺麗だよ。」
デートの途中、愛しくてたまらない彼女が言った。
「そうだな。でも、綾と見てるから綺麗に見えるんだと思うな。」
そう言ったら彼女は嬉しそうにクスッと笑った。
「何それ。私と一緒にいるから?」
「そう。正解。
どんなところでもどんな景色でも綾となら楽しいし、綺麗に見えるんだよ。」
そう言って幸せな時間を過ごす。
綺麗な空模様を見て、
俺の心も綺麗な色と模様をした温かい色と形になっていた。
川に笹舟流しても
海に小石を投げても
焚き火の煙が空にのぼっても
虫採りしても
花を摘んでも
大きく豊かな自然に影響なんてない
そう思ってたけど
80億人の好き放題は
お空模様をも大きく変化させてる
わたしたち、力だけを持ってしまった
幼いままで
「空模様」
#199