『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日は、理沙ちゃんとイザベラおばあさんとイケメン猫の僕との3人で"鎌倉海の散歩道マリーナ"へおでかけしたよ。
そこのオーシャンビューカフェで、蒼い海と空を眺めながらマリンランチを楽しんだの。とってもおいしかった。
理沙ちゃんは将来の進路について悩んでいるようだったけど、僕たちと一緒に空を見ていたら、本当にやりたいことが見えてきたと言っていたんだ。
空を見つめると、自分自身と向き合える気がするよね。
みんなで美味しそうな雲を見てたら食後のデザートにバニラアイスを注文しちゃった。
「空を見上げて心に浮かんだこと」
空っぽの窓枠を赤に塗り潰す
明るい天井に荒い黒布を張る
縫いぐるみの綿を水色に染め
硝子の破片に七色を映した
綺麗なのだと語られた
あれだけ壮大に語られた
こんな紛い物がゴミになるくらい
美しいのだと語られた
あれだけ、あれだけ語られた
皆が夢に見た天上の景色が
こんなモノであるものか
‹空を見上げて心に浮かんだこと›
最近、空をじっくり見ることがないなぁ。
星って、今どのくらい見えるのかな。
年をとったから、前より見える数減ったのかな。それとも街が明るくなってみえないのかなぁ。
飛行機って、どのくらいの間隔で見えるのかな?
見えたら、ラッキーなのかな?
雲って、いつもどんな形かな?季節ごとの雲ってどう違うのかな?
いつでも見れる空なのに、空のことって結構見てないし、知らない。
今日は、雨なので、明日はしっかりと空を見てみようかな
作品No.107【2024/07/16 テーマ:空を見上げて心に浮かんだこと】
夜に包まれようとする、夕暮れの空がすき。
オレンジと青のグラデーションが、とても美しいと思う。
あの色を見ると、つい写真に収めたくなって、スマートフォンのカメラを向けるのだけれど、どうにもうまくいかない。満足できない。
実物に勝る色は無いのだと、あの空を見る度に思い知る。
空を見上げて心に浮かんだこと
月って
食べたらおいしそう
星は痛そう
"空を見上げて心に浮かんだこと"
「いい天気だな」
「雨よりはいいが、暑い」
なんでほぼ無風なんだよ、と続ける。
中庭のベンチで横並びになって、お互い空を見上げながら言葉を交わす。
「あ」
空に浮かぶ一つの雲に目が止まり、思わず声が漏れる。
「なんだ?」
反応して、不思議そうに聞いてきた。
「いや、その……なんでも──」
ねぇ、と続けようとしたが、向けてくる回答を待つ純粋な目に声が詰まり、言葉が途切れる。
この目は答えるまで離してくれない目だ。
観念して、口を開く。
「……あの雲。湯船に浸かってる時のハナのだらけた格好にそっくりな形してんなって」
雲を指しながら説明する。
恥ずかしさで僅かに声が震えた。説明を終えた後、みるみる顔が熱くなってくる。
ちらりと横を見るとすぐ近くに綺麗な横顔があり、俺が指した雲を見つけると「あれか」と至近距離で呟いた。心臓が、トクン、と跳ねる。
「お前はあの雲の形で、入浴している時のハナの姿が浮かんだのか」
「……だからなんだよ」
「確か、形状から何を連想したかで心理を分析する性格診断法があると、前に聞いた事があったのを思い出してな」
「ふーん」そんなものがあるのか、と思いながら相槌を打つ。
「ただ『そんな方法がある』と聞いた事があるだけで、どのような診断法かまでは知らない」
「だろうな」
自分の専門外のものには殆ど興味を持たない。今はだいぶマシになったが昔はもっと極端だったから、存在だけ聞いて具体的な事までは耳に入れていないのは当然だと思った。それが言葉となって唇の隙間から漏れた。
言ってしまった、と咄嗟に片手で口を覆う。だが苦笑しながらこちらを向き「当然の感想だ。なんとも思わん」と、まるで昔の自分に呆れた表情を見せるように言ってきた。
「そろそろ時間だ。行くか」
腕を持ち上げ、その手首に巻かれた腕時計を覗き込みながら立ち上がった。
「ん、あぁ。もうこんな時間か」
俺も自分のスマホの時計を見ながら呟き立ち上がり、どちらからともなく歩き出した。
空を見上げて心に浮かんだこと
あぁなんも思いつかん、おやすみ
#15『空を見上げて心に浮かんだこと』
晴れの日の空はなんだか穏やかな気持ちになる。
雨の日の空はなんだか寂しい気持ちになる。
曇りの日の空はなんだか不安な気持ちになる。
私は思った。人間の気持ちと空って捉え方によればなんだか似てるなって。
今日の朝
家を出て見上げた空がキレイだと感じた。
朝日は雲に隠れていたけど、雲の端から見える陽の光は虹色で 今日は良い日になる様な気がした。
そして、いま
多幸感を感じながら晩酌を楽しんでる。
空の向こうに消えていきたい。
お前はいつの日か、そんなことを言った。
「…あ、うみさん」
消えそうな背中の隣に腰を下ろす。
無意識なのかぽろりと零れたらしい、何かを待っていたかのような、沈んだなかから水面にゆっくりと出てくるような、そんな声色に安心した。
すぐ目の前には透き通る青が広がっている、この岬。
空の向こうに行きたいと思えば簡単にできてしまう、この岬。
世界が通ずるのは、どうやらこの岬だけらしい。
「こんなに晴れてると自分が浮き出ちゃうから俺は曇りが好き、です。自分が霞んでうまく溶け込めるのって曇りだけじゃないですか。…って、何言いたいんだろ俺───…えっ、うみさん…?」
「眠い。ちょっと肩借りる」
「……ちょっとは俺のこういう話も聞いてくれればいいのに。どこまで自由人なんですかうみさん」
掴もうとしてもこの手をすり抜けていく温もりを引き寄せるようにして肩にからだを預けた。
泣いた跡があったから。
声が震えていたから。
話して楽になるんだったらそれでいい。けれど、話して、それが自分を余計に苦しめるくらいならなにも話さなくていい。
こいつが高校一年生。俺が大学生。
五歳の差でこんなにも変わるのだと思うとすごく不思議な感覚だった。
「お前はまだましな段階だろ。俺なんかお前に会う前が一番やばかった」
「…起きてた」
「空見上げるだろ?そのときの俺が無意識のうちに心に浮かべてたこと絶対当たんないから当ててみ?」
「…当てさせる気ないじゃないですか」
うみさん、というのはこいつが勝手につけた俺の呼び名だ。
俺はこいつの名前を知っているが、こいつは俺の名前を知らない。
「大雨になって、世界が吹き飛んじゃえばいいのに、とか」
「ふは、はずれ。俺が思ったのは、“この空を飛ぶための翼がないんだったら、空を降らせろ”」
「……ほえ」
ずり落ちそうになったからだを持ち直して、果てしなく続く青に目を細める。くらくらするほどの潔い青だった。
「で?さっきなんでお前は雨がいい、じゃなくて曇りが好き、って言ったの?」
「えっ、ちょ、普通にそこ戻るんですか。てかそれ聞いてたんですか。さっきの、意味分かんないんですけど、どういう」
「雨のほうが暗くて自分が目立たなくなるだろ。なんで?」
「えぇ…」
そのうち分かるよ。お前は。
最初は自殺するつもりでこの岬に来たのに、“うみさん”のせいで毎日ここに来て他愛もない話をして結局生きている。
大学生になってまたうまくいかなくなって、この岬に来たら“過去の自分”のせいで結局生きている。
すぐ分かるだろうよ。
「“雨に洗い流されて忘れてはいけない過去も綺麗に流されるのが怖い”、だろ?」
「…なんで、俺が言おうとしたこと分かったんですか」
「同じ、だからかな」
─空を見上げて心に浮かんだこと─ #4
もう死んでもいいんじゃないかな。
….それだけだよ。
【空を見上げて心に浮かんだこと】
そっと瞼を開けてきみと描いてきた空を今日も見上げる
過ごしてきた日々の中できみが僕を照らしてくれた光が
宙一面に広がって今ではこんなに明るい場所に変わった
初めてきみの声を聴いた時に視界に広がっていった
あの星空をどうしても描きたくて
きみが僕に与えてくれた全てを
表現できる力があればいいのに
きみと僕で創り出したこの場所の塵になる前に
まだあの時のままで微笑む
手が届かない場所に居るきみに届けられる何かを
2024-07-16
「空を見上げて心に浮かんだこと」
ウユニ塩湖のたくさんの星が散りばめられた空
イエローナイフのオーロラがたなびく空
ハワイ島の2重の虹がかかる空
飛行機から見た夜から朝に変わる広い空
ビニール傘越しの雨粒のついた暗い空
蝉の鳴き声に囲まれた白い入道雲が立ちはだかる空
電車の窓から見た雲に埋め尽くされた四角い空
家から眺めるあっという間に色が移りゆく時間の空
空を見るは好きだ。
様々な表情を見せてくれる。
特別な空も、いつもの空も。
今日は空を見た?
どのくらい見た?
どんな空だった?
覚えてる?
おやすみ。
また明日。
部屋の窓から見える、鮮やかな夕焼け
“逢いたい”
叶わない願いだけど、確かな願い
今どこにいるのだろう
怪我や病気をしてはいないだろうか
気になることはたくさんあって
でも、今の自分には知る術がない
ただ、無事を願うばかり
鮮やかな夕焼けは、あの人を思い出す
「─……」
小さく、誰にも聞こえない声で名前を呼ぶ
もう1度、空を見上げる
わたしは、こんなにも、あなたに…あいたい
─空を見上げて心に浮かんだこと
・1『空を見上げて心に浮かんだこと』
朝の通勤で自転車を漕いでいたら
後ろから来た自転車に追い抜きざまに後輪あたりを蹴られた。
ギョッとして見るとまだ小学生くらいの男の子だった。
声も出せずバランスを崩して自転車ごと倒れてしまった。
少年はどんどん遠ざかっていくし
自転車の下敷きになった足は痛いし
今日はもう仕事行くのやめよう、となった。
なんでこんな目に?
空を見上げながら少年に天罰が下ることを願った。
会社に電話するのも億劫だなと思いながら。
【続く】
『空を見上げて心に浮かんだこと』
夕暮れ時の空の色。昼間は蒼いのにこの時間になると茜色になる。
空というおっきな布の端っこに誰かがマッチで火をつけたみたい。少しづつ炎は布のふわふわな部分に燃え広がって、やがて紫色やピンク色、さまざまな炎色反応をおこして、一瞬のうちに消えてしまう。
理科の実験で、この空の色を試せたらいいのに。
幾万にも空が表情を変えるように
生きるものも また
幾万にも色を変えるのだ
〜空を見上げて心に浮かんだこと〜
空を見上げて、手のひらを太陽に当ててみる
僕は生きている。
例えば、人生 80年、
80年の人生が一日と換算すると
今50歳の僕は何時何分にいるのだろう?
一日は、1,440分。それを80で割ると18,
つまり一歳年をとると18分進む時計に
生きている。
今僕は50歳だから、人生時計は900分
進んでいる。あっと言う間だ!!
900分割る60分は、15、つまり15時だ。
ちょうど現在の本当の時刻が15時だから
これから日が沈み、深夜0時までが僕の
人生時計のタイムリミット。ひぇ〜!
改めて、1分、1秒、大切に生きよう。
空を見上げて心に浮かんだもの
それは些細なことで
青空がきれいだなぁとか
あの雲の形は〇〇だとか
あっ虹だとか
雨雲だとか
人それぞれ心に浮かぶものがある
それは彩り豊かで
ひとつひとつに色がある
みんなの心の空は
多彩に輝いて見えた
空を見上げて心に浮かんだ事ねぇ。
まるで、空想を持たない現実的な私は、入道雲を見て、うわーまた、暑くなりそう。とか、鰯雲かな?あれは。イワシねぇ。骨が多いんだよね。とか、。あっ、でも、飛行機雲あれは、好きで、ちょっと遠い目をして見てしまうかな。一時期流行った雲の本📕という、カラーの本をなんと!2冊も買っている私。もちろん安価で。
見たのは、最初のパラパラと数ページのみ。雲の名前を覚える事もなにもなく、買い損の私。
今、空を見上げて心に浮かぶのは、やはり、とりとめのない事。つくづくロマンチストではないのであった。