『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雨が降ったら「空が泣いてる」って言うなら
晴れた時は「笑って」て
曇りの時は「涙をこらえて頑張って笑おう」としてるの?
台風の時は「号泣」かな?
私なりの解釈だけどね。
「空が泣く」
Q空が泣く
A比喩表現ですね。
Q泣くを比喩表現しよう。
A尿が漏れた。
Qきったな。じゃあ漏れたを比喩にして。
Aダムが決壊した
Qそれどう比喩するんだ?
A限界を突破した。
Qそれ比喩じゃないじゃん
Aダムが決壊も比喩なの?
Q分からないよ、バカだから。
Aこのお題汚くね?
Qお前が汚いんだよ。
A伝わるのかな、尿が漏れたで
Q伝わったらやばいだろ。尿が漏れた、違う解釈をして
A涙が出る。あ、やっぱこれやめよう。何も思いつかない。
Qそうだね。無理だ。
A空が泣く、雨じゃない可能性も!
Qオゾン層が壊れた?
Aなんで泣いてんだよ。隕石が降ってきたんだよ。
Q隕石が涙なの?物騒だな。
A銀河が見えたのか?銀河を涙で例えたとか。
Q幻想的すぎ。やっぱ雨が降ってるんだよ。
A飛行機が動いてるのを見て思ったのかもしれない。
Q空が泣く、結局はどういう意味?
A空には雨が降ってたんだ〜
end
空が泣く
ぽつん、ぽつんと地面に雫が落ちる。落ちた場所は、色が変わる。
また、ぽつん、ぽつんと。そして、一気に降ってきた。
何か悲しいことでもあったのか、それともどこかが痛くて我慢できないのか、あとは嬉しいことでもあったのか。
どれかはわからないけど、空が泣いている。傘に空の涙が当たると音が鳴った。
その音でわかった。嬉し泣きかなと。
「いいことあったのー?」
空に向かって声をかけた。すると、応えるように傘に涙を落としていく。
「よかったねー、空さーん」
傘をクルクルと回しながら、空を見つめる。
今日は嬉し泣きでよかった。でも、悲しい時の空さんも好き。
変だと思われるけど、好きなんだ。
滝のように激しく空から降ってくる涙。音も大きな音で、嘆いているように聞こえる。
傘に穴が空きそう……。と思うけど、良いんだ、別に。
空さんが泣いた後に出る、七色に輝く美しい虹。
空さんが泣いた後の贈り物。これは本当に美しくて、見惚れてしまう。
だから、悲しい時の空さんが好き――
空が泣く
見渡せば海
コンビニも自販機もない
閉鎖的な場所だった
潮風の匂いにも飽き飽きする
ここから逃げて
一緒に島を出ようと約束したのに
「やっぱり行けない」と伝えられた言葉を思い出す
「何で」の理由も聞かなかった
答えは分かってたから
動き出した船のデッキには雨が降り出していた
霞んで行く景色の中
桟橋を走って
「ごめんね 一緒にいけなくて」と叫び泣く君の姿を見つけた
空が灰色の雲に覆われて重苦しい
僕の心と同じように空が泣く
泣いてお前の気が済むのなら
心が解けていくのなら
どうかそのまま
心ゆくまで泣いておくれ
その涙が溢れようとも
この目に見えなくとも
お前が泣いていることには変わりないのだから
お前らしくそのまま泣けばいい
嬉しいときも
寂しいときも
どんなときでも泣けばいい
私はここから仰ぎ見る
時々だけど許しておくれ
「空が泣く」
空が泣く前に貴方に会いに行こうと思って、貴方はきっと空が泣くと不安になるだろうから近くで支えようと思って。
電車に乗ろうとした。
あと少しで乗れるところだったのに、誰かが私の背を強く押して落ちてしまった。目の前から迫る強い光が妙に安心して最後に誰が押したのか後ろを見た。
後悔した。
後ろを見なければ良かった。
人生最後に見る景色が貴方のそんなにも嬉しそうな顔だなんて。
その瞬間確かに顔が濡れた。
空が泣いた。
空が泣く
それは雨
人が泣く
これは涙
体から水が出てくる。
奇妙ですね。
雲が増えて、濁り、黒くなって、それが広がり、もうどうしようもなくなったら、空は泣く。
人間の心と同じように思う。
空が泣く
今日も空が泣いている。
号泣よりも飲泣という感じだ。
ただひたすらに、静かに泣いている。
何がそんなに悲しいのさ
そんな言葉をかけたくなる。
…でも、ちょっと分かる気がする。
何もなくても泣きたくなるときは
誰にだってあるものだ。
もちろん私にも。
…しかし、このことは忘れないでほしい。
『流した涙は無駄ではない』ことを。
空の涙は
人の心までも悲しくさせることもある。
だが、この涙によって
「相合い傘」という言葉も生まれたのだ。
それに涙は草木にも染み渡り
生命の源ともなっている。
それと同じ。
私達が流した涙だって決して無駄ではない。
だから泣くことは悪いことではないのだ。
泣きたいときは泣いてもいい。
赤ん坊のころは親がうんざりするほどに
みんな泣いてきたのだから。
…辛いことがあるのなら、まずは悩む前に
思いきり泣いてみてほしい。
空と一緒に泣くのだ。
秋の空だな と思う
ねえ、みんな
去年の今頃さ
そんな話をし始める私に
みんなは
苦笑いしながら
また始まったなんて
顔して
付き合ってくれて
今 笑えるのは
みんながいるから
毎日 気が狂いそうなほどに祈り続けた春
雨が降れば、誰かの涙にならないことを祈った
どうか この晴れの日が続くように
誰も泣かないように そんな迷信にもすがり
誰も涙を落とすことなく迎えた 満点の星空に
快哉を叫んだ夜を思い出す
雨ひどいね
そんな会話も 今は ほんのりとやさしい
きっと私は また 必死に祈る
そのときが来たら
だから 今は このやさしい雨を
愛そう と思うのだ
『空が泣く』
おはよう、空ちゃん。
今日はいい日だね!
おはよう、空ちゃん。
どうしたの?大丈夫?おばあちゃんが倒れちゃったのね…
おはよう、空ちゃん。
おばあちゃんが亡くなったんだね…。たくさん泣いて泣いて、その後たくさん笑おう。
たくさん雨が振ったあとの晴天はいいよね
晴れは、上機嫌。
曇りは、不機嫌。
あめは、ぴえん。
お分かり?
空が泣く
長年の相棒、愛犬が天に旅立った。
あいつの墓を作ってやって、お供え用の花を買いに行って、いざ家に帰ろうってときに。
雨が降り始めた。
霧雨のような細かい雨粒がパラパラと降る。すぐに上がってしまいそうな雨だ。
こういう雨を涙雨と言うらしい。
「あいつのために空も泣いてくれるなんてね」
家に着く頃にはすっかり上がってしまった涙雨。
雲間から見える青空の向こう側で、あいつが元気に走り回っている気がした。
とある日の男と涙雨の話。
空が泣いている時は、
この世界のどこかで誰かが悲しんでいるとき。
空が笑っている時は、
この世界の誰かが喜びに満ち溢れているとき。
笑って、泣いて、怒って、楽しむ。
そんな美しい感情を持つ人間を世界が愛しているから、空が感情を持っているのだと。
私はそう思ってやまない。
『空が泣く』
今朝、早く目覚めた。
休日にも関わらしず 早く目覚めた。
疲れた身体は怠いが 早く目覚めてしまった。
窓を開け 空を見上げた。
まだ、薄暗く時折、自動車の動く音がする。
暫くぼ〜と眺めていると徐々に明るさが増していく。
【空が泣く】
雨上がりの日に君と出会った。
とても美しくて、綺麗で魅力的だった。
でも数分した頃、また雨が降ってきた。
君は姿を消してしまった。
あー、もう…これ以上雨が降らなければいいのに…
空にも疲れが溜まっているみたいに
長時間、空が泣いていた。
─空が泣く─
日直が挨拶をする。
教室に椅子を引く音や、
クラスメイトの声が響く。
廊下を歩き、階段を降りる。
下駄箱から靴を取り出す。
灰色が気になり、上を見上げる。
しとしと、と空が泣く。
傘をそっと開く。
駐輪場まで歩く。
水溜まりが音をたてる。
自転車を動かし、雨も気にせず帰路に着く。
嗚呼、この退屈な日々はいつ終わるのだろうか。
退屈で、窮屈で、繰り返す日々を、誰か終わらせてくれよ。
この生活が変わるなら、命だって賭けるから。
だからさ、早く、助けてくれよ。
#空が泣く
真っ赤に腫らしたような表情が
空に浮かぶ
そんなに泣かないで
守りたいのに手が届かない
もっと近くで もっと大きな力で
あなたを守れるようになりたい
#空が泣く
夏雲が秋に追い立てられ
色を変えカタチを変えてゆく
いつの間に
私たちも変わっていたんだろう…
あの日
永遠だと誓った思いさえ
少しずつ 少しずつ
変わることを許せなかった若さ
今なら笑えて受け入れられたのにね
でも今だから
貴方にありがとうって言える
この空の下
見上げながらほんの少しだけ
センチメンタル
色を変える街の中でひとり
心の中も雨模様
空が泣いている。正直泣かないで欲しい。
毎日傘を持ち歩いてる訳じゃないし、
スマホが濡れて壊れたらどうしてくれようか。
小学生のころ、雨の中泥遊びをしていたクラスメイトがこう言っていた。雨はかみさまの涙だって。
こんなにいっぱいの水を流すなんてかみさまは泣き虫なんだな。梅雨の季節とかは毎日泣いてるのか。
神様がいるのかは知らないし、
雨の原理だって理科の授業で聞いた。
でも天気予報が当たらない日は泣いてるんだろう。
晴れたら話を聞いてやるから
今はティッシュのてるてる坊主で勘弁してくれ。