『秋晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題《秋晴れ》
爽やかな秋香る星雫の花
遠くまで伝える季節の便り
秋晴れ
夏が終わり、秋がやってきた。
熱帯夜から解放され、私は喜びを隠しきれない。
私の家はそこそこのお金持ちで、夏になれば北半球に行き、冬になれば南半球の国にいることが多い。
これから始まる短い秋の空を見ながら、私は今日も元気に過ごしていけるように祈る。
柔軟剤のいい香り
パンパン
ピーン
花粉もなにも気にしなくて
太陽の下でほせる唯一の晴れ
苦手なことも好きになれちゃう
「秋晴れ」
雲ひとつない秋の晴れた空は、
青空だけが貼り付けられたようなのです
竹やぶの輪郭がくっきり際立ち、
青い空が不自然に思えるくらい
かと思えば、白い雲がポツリポツリと浮かび、
その白が青を混ぜあわせ、
山際と違和感なく馴染むこともあるのです
今日見た青空はきれいでした
今度はいつ会えるでしょうか
夏のような
焦がす熱さのない
秋の空
だけど、
少し淋しい気もする
そう感じるのは何故か
もうすぐ来る
冬の寒さを思ってか
夏のあの生命溢れる力が
身を潜めたからか
すごしやすい季節だけれど
なんとなく
アンニュイ
お題 秋晴れ
オレンジに輝いて
深い青に塗られて
水色の世界になって
白く消える
冷たくて温かい
空気の渦が空の下
晴れを唄う
私は関東地方に住んでいます。
天気予報では午後から晴れるとの事。
秋晴れになるかな?
私は昼休みになると職場近くの公園に
行くのが楽しみなんです。
春は桜がキレイだし
今の時期は紅葉しているし…
あるサイトで公園の写真を投稿していたら
私の事を好きになってくれた人が
そこに行きたいと言ってくれました。
今年の夏に遠い所から彼は東京に
来てくれました。
いろいろあってそれきりになりましたが…
今、思うと行きたいと言ってくれるのだから
来てもらえば良かったと思いました。
だって私が彼の住む所へ行きたいと言ったら
断られました。
「見るところなんて何にもないよ」
って。
それは少し悲しかったです。
たぶん彼も同じ気持ちがしたでしょうね。
秋晴れの日に公園にひとりでいると
来てもらえばよかったと後悔だけが残ります。
そういうのって好きだと言われてるのに
「私なんて」と引き下がっているのと
同じなんだと思いました。
こういうのって難しいですね。
チャンスは一度だけなんです。
数少ない秋晴れの日を大切にお過ごし下さい。
雨が三日続いて、晴れた。
秋じゃなかったら、泣かなかったと思う。
秋晴れは
夏の空と冬の空を
足して2で割ったもの
すがすがしいけど
少し、もの悲しい
題「秋晴れ」
#秋晴れ
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
さよなら
君の声を
抱いて歩いて行く…
#楓(スピッツ)
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
青く澄んだ秋晴れの空に
この歌が吸い込まれていく…
さよなら さよなら さよなら…
優しく響く残酷な言葉に
溢れる涙がこぼれないように空を見上げた
泣くもんか 泣くもんか…
なのに
涙がボタボタ落ちてぐちゃぐちゃで
声をあげて泣いた
もっと綺麗に泣けたらよかったのに…
🌈黒猫のつぶやき🌈
スピッツの曲はどれもしみますね( ꈍᴗꈍ)
どの曲にも思い出があって
聴く度にキュンってなるのが心地良い
乾いた空。
少し冷たい風。
赤や黄色の落ち葉の絨毯。
足元の感触。
焦げ茶のブーツが嬉しそう。
これから寒くなるというのに
心はちょっと暖かい。
-秋晴れ-
「秋晴れ」
四季の中でも
特別気分がいい
わずかな時間
大切にしたい
『女心と秋の空』
今日は隣に君がいるから
私の心も秋晴れ
#秋晴れ
大気圏まで見渡せるのではないかと思うほど
透き通った秋の青空を見ていると
そういえば昔、かげおくりをしたな、と
思い出す
この時期はいつも
どこにいても金木犀の匂いがして
どこに行っても離れない
あなたを連れているように思う
いつの間にかしなくなったけれど
あなたはまだしているだろうか
かげおくり
青い空に
まだあなたと私の影が焼き付いていやしないだろうか
あなたの目に映る空にも、まだ焼き付いていないだろうか
あの頃の私たちの影は
二人並んで送った影は
そんなささいな思い出を
懐かしんでしまうほど
見事なまでに晴れた青空
あなたに会いたい
#秋晴れ
大抵「雨めんどくせー」がやっと過ぎて「やっべコート出してない」ってなるんだわ。大掛かりな衣替えしてないからシワよってたり。何となくくしゃみしたくなる。
学生の頃はさ、「今年コート何買おうかなー」みたいだったじゃん? ババアになると「トレンチ最強」ってなるからな。流行りなんて知らん。好きな色で好きな形の長く着られる服が着たいんだわ。
秋晴れの空は、きっと澄んでいて綺麗なんだと思う。
でも私はいつも下ばかり向いているから、空を見上げることはあまりない。
悩みがある時や落ち込んだ時、自然と下を向いてしまう。
だから空を見上げよう。
上を向かなければ。
『秋晴れ』
あゝ、雲ひとつない清々しい秋晴れ
思い切り深呼吸する
心のわだかまりも晴れたらいいのに
暑さ寒さも彼岸まで、とは言うが、今年はなかなか気温が下がらない。10月になっても夏日もそこそこある。
「明日は冷えるでしょう」
なんとなく付けたテレビの中で気象予報士が言う。
本当かどうか謎だ。
そう言った言葉に俺は何度騙されたことか。
朝は冷えたが昼間は25度近くあり、長袖を着た自分を何度
恨んだことか。
…それでもやっぱり10月である。
今度こそ信じよう。
俺はタンスの中の長袖を引っ張り出した。
翌朝とても晴れていた。カーテンを開けると光が目に入ってくる。
『夏の日差しじゃなさそうだな。』
その光は秋の太陽の光だ。
『秋晴れになるな。』
そう思った俺はふと過去の記憶が蘇る。
昔付き合っていた彼女がこう言っていた。
「秋晴れって“あきばれ”って読むよね。私の地元では訛って“あっぱれ”って言うんだよ〜」
「そうなの?」
「えへへ〜〜うそでした〜」
真面目に返した俺に、秒で嘘だと言いキャッキャと悪戯っぽく笑う彼女―――
『――って、なに思い出してんだよ、俺。』
俺は顔を洗い歯を磨き、準備していた長袖に腕を通した。
そしてリビングに置いてあるその後妻になった彼女の
小さな仏壇に手を合わせ
「いってきます」
と呟く。
玄関をガチャっとあけるとすうっとした空気が体を包む。
空もものすごく高くて、雲ひとつない。
訛りうんぬんは置いておいて、彼女の言ってたことは
なんとなく理解出来るな。
―――ああ、アッパレ、今日は秋晴れだ。
【秋晴れ】~完~
秋ってほかの季節に比べて色んな発見が多い季節ですよね。
春もあるけど、春は見つけたら「ワア!」って明るい気持ちになるけど、秋の発見は見つけてから
「ああ、今年も終わりだなあ」と寂しい感情になります。
いつも♡︎ありがとうございます!
あとちょっとで500!感謝しかありません🙏
紅葉が最も美しいときに散るのはね?
きっと神様が、美しいものには限りがあると伝えようとしているからだと思うの。
最も美しいときに燦爛と散れば、きっと沢山の人に覚えていてもらえるから。
もしそうならば、紅葉たちも本望じゃないかしら?
どうせ散るなら、私もそうやって散りたいわ
秋晴れの空。
私は貴女をずっと覚えていると誓った。
彼女の紅葉の話は、案外的を得ているように思う。神とやらがいるのならば、人間たちに美しいものには限りがあると忠告しているのではないか。
そして彼女はそれを身をもって証明し、願いを叶えた。
薄い死化粧でよりいっそう目立つ整った目鼻立ちに、陶器のように固くなった肌。
その姿は、青空に舞う紅葉よりも遥かに美しかったと私は記憶している。
本を閉じる。自由がきかなくなってきた左腕でカーテンを開き、しばらく拭いていない窓ガラス越しに外を見る。林にぽつりと存在する藍色の凪いだ湖面に、紅葉の葉が浮かんでいた。
秋晴れの空。
独り永い時を過ごした今、私は貴女に会いに行く。
ずっと
開けられないでいる
南向きの窓から
長い間見ていない
午前中の空を見上げた
相変わらず
全てに無関心な雲は
流れる風に乗って
ゆっくりと七変化
新しく買った靴や服
無意識に選ぶのは
オータムカラー
夏と冬の間の
北国の短い季節
この街も今日は秋晴れ
秋
寒くて寂しい冬を前に
毎年何故か物悲しくなる
私の生まれた季節
「秋晴れ」