『私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は日記が好きじゃなかったな。
でも日記を付け始めた。
あれは、家族が可笑しくなりはじめたときかな。
まず父親が家族を無視するようになった。
次に家族に痣がつくようになった。
またつぎになると血がでるようになつた
おやのしんしつはぼろぽろになつていた
よか皿が割れる音が、きこえるし
いつのまにかでんきもつかなくなつたな
ははおやには風穴がとおつたし
いもおとには、ないふが、さささる
そもそも父親はめがただしいほうにむいてなあい
わたひからもひふがほろほろおちるし
へやじゅうがあかあい
きもちちちがわああああるい
はははもういないし
ちちおやは、うまった
そんなことがかいている日記にあたしは吐あいた
そんなにっきをまどkらなげすてたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
私の日記帳
楽しかったこと、
好きなこと、
嬉しかったこと、
面白いこと、
なんでもいい、
前向きな気分やそうなれることを書いた日記帳。
たまに、どうしてもだめな時は
聞いてほしいこと、
辛かったこと、
悲しかったこと、
そんなことも書く。
けれど、日記帳の中の自分だけは否定せずに全肯定というルールがある。
現実では、
毎日毎日自分がもっと良くなるように頑張れるように
自分はだめなやつだと自分に言い聞かせてるから、
日記帳に触れているその瞬間だけは
肯定して、労りたい。
私の日記帳は、前向きになれる。
だから今日も書く。
自分を大切にするために。
私の日記には
秘密がいっぱい
読んでると
ラーメンが食べたくなる
俺の名前は、五条英雄。
私立探偵をやっている。
俺の所には、他の探偵では解決できない難事件が持ち込まれる。
それを解決するのが俺の仕事。
鮮やかに解決する様子に、街は俺の噂で持ち切りだ。
今日も、噂を聞いた依頼人に『あなたしかいない』と懇願された、家出猫の引き渡しを終えたところだ。
喜んだ依頼人から依頼料をたくさん弾んでもらったので、今日は贅沢に外食することにした。
ということで、今日は思い切ってファミレスで食べることにした。
近くにあったファミレスに入り、俺は空いていたテーブル案内される。
今日は何を食べようか?
チャーハン?
それともパスタ?
いや奮発してステーキを……
くそ、腹が空いているからどれもおいしそうに見える……
俺がメニュー表とにらめっこしていた時、不意にテーブルを挟んだ向かい合わせのソファーに誰がが座る気配がした
「相席いいですか?」
聞き覚えのある声に驚き、メニュー表から顔を上げる。
テーブルを挟んで向かい合わせの席に座っていたのは、なんと我が探偵事務所で雇っている助手であった。
今日の助手は休みのはずなのだが、なぜここに?
湧いた疑問をよそに、助手は俺に笑いかける
「先生、食事をご一緒します」
見惚れてしまいそうな美しい笑顔。
こんなのを見せられたら、どんな男もイチコロだろう。
だから、俺の助手の提案の答えは決まっていた。
「ダメだ、どっか行け」
俺はハッキリと断る。
残念だが、もう俺には助手の営業スマイルは効かんよ。
それで何度こき使われたことか……
それにだ。
モノを食べる時はね。
誰にも邪魔されず、自由で なんというか救われてなきゃあダメなんだ。
独りで静かで豊かで……
という訳で、俺は一人レストランで食事を楽しむのであった。
完
「待ってください。
私みたいな美人が食事のお誘いですよ!?
なんで断るんですか!?」
「美人って自分で言うのかよ……
まあいい。
理由だが、俺は仕事とプライベートを分ける人間だから。
以上だ」
「それは私もです」
「だったら声をかけてくんなよ」
「スイマセン、財布忘れてご飯が食べられないんです。
ごはん代貸してください」
助手が両手で拝むようにお願いしてくる。
始めからそう言えばいいのに……
「全く……
奢ってやるから、好きな物を頼め。
依頼料が入って、金があるからな」
「やった。
じゃあ期間限定パスタと鉄板焼きステーキ、サラダ、ドリンクバーに、えーとえーと、あ、デザートもいいですか?」
「奢りと分かった途端、急に調子に乗り始めたな」
「奢りですから。
それでデザートは?」
「いいよ、頼むといいさ」
俺と助手は、互いに遠慮が無い。
気を許していると言えば聞こえはいいが、ただ単に扱いが雑なだけである。
なんだかんだお互いが食べたいものを注文し、ホッと一息。
ひと段落付いて何気なく正面を見ると、助手と目が合う。
そして俺は気づいてしまった。
『これ、実質デートじゃね?』と……
油断していた。
助手を追っ払えばよかった、マジで!
言いたくはないが、俺は女性と付き合った事は無い。
なのでこいう時どうすればいいか、なにも分からん。
名探偵の俺でも、これだけはお手上げだ。
どうすればいい?
考えろ、俺!
「こうして向かい合って、ご飯を一緒に食べるのは初めてですね」
頭を高速回転をさせていると、助手が話を振って来た。
これ幸いにと俺は話に乗っかる。
意識していることがバレないよう、話を合わることにする
「そうだな。
結構長い事一緒にいるが、こうして店で一緒に食べるのは初めてだ」
俺と助手は昼飯のスタイルが違う。
俺は事務所で簡単な料理を作るかコンビニ弁当。
助手は近所の食べ物屋で食事。
中で食べる派と外で食べる派で平行線。
今日は珍しく交わったが、今後は無いだろうし、合わせる気もない。
俺はそう思っていたのだが……
「あの、先生……」
助手の歯切れが急に悪くなる。
何事かと助手の顔を見れば、頬も赤く染まっている。
体もモジモジしているし、まさかこれは……
「あの、また食べに来ませんか?」
やはり次のデートのお誘い!
まさかのモテキ到来に動揺するが、ここで答えを間違えてはいけない。
うかつな発言は火傷するだけ……
俺はゆっくりと自分の気持ちを伝える。
「俺は嫌だ。
なんか副音声で『奢れ』って聞こえたから」
「ソンナコトナイデスヨ」
「お前、探偵舐めんな。
そんくらい分かるわ」
焦ったのか、いきなりぶっこんで来たから、逆に冷静になったわ。
だが、ジワリ来られたらどうなったか分からない。
正直助かった……
助手が「くっそー」と悔しがっていると、店員が料理を持ってやってきた。
「お待たせしました。
ご注文の品です」
テーブルの上に料理が並べられる。
なお、テーブル上の料理の8割は助手の物だ。
……頼み過ぎである。
「「いただきます」」
俺たちは目の前の料理に手を付ける。
目の前のたくさんの料理を前にして、目を輝かせる助手。
今までの色っぽい雰囲気はどこへやら。
女は魔物って本当だったんだな
だがまあ……
「おいしー」
おいしそうに食べる助手の顔を見たら、俺も嬉しくなってしまう。
男もまた、単純と言うのは本当らしい。
自分のバカさ加減に呆れる。
だが、助手と食事はなかなか楽しい。
今度食事に誘うのもいいかもしれない。
そう思う、俺なのであった。
――ただし、次は奢らないがな
今日も絶えず息をする
いつか夢みた暗闇へ
黒に染まって堕ちてゆく
今日も絶えず終わりを探す
続く光を追い続け
明日はきっと永遠に
正直 日記はいつも三日坊主だ
新年に さあ書くぞ!と意気込んでみても
3日目には 毎日同じやん となってしまう
だから日記代わりという訳でもないが
その日の気分で詩を書く
なんでもない日常のこと
気になった事象のこと
忘れられないあの人のこと
毎日では無いけれど
こちらの方が私には合っている
あとは写真
作ったものや食べたもの
記念という訳ではないが
そういうものの方が記憶に残っている
日記とは言えないちょこっと記録
「私の日記帳」
《私の日記帳》
続かない
だから…書きたい時だけ書く
自由気ままに
わかば
━━━
《私の日記帳》
心がモヤモヤした時
頭の中でグルグルした時
そんな時は文字にする
”秘密“の日記帳
あおば
・私の日記帳
私の日記帳は見ちゃダメなの
だってだって、そこには理想の私の日常を書いてるから
は?内容??……特別に教えてあげる…ごにょごにょ
え?普通だって?
私にとってあなたたちの普通は理想なの
だって私、テレビの撮影で毎日忙しいからね…
私の日記帳
日記帳には、たくさんの思い出が記されている。
楽しいこと、辛いこと、笑えること
色々だ!!!!
それに、日記帳に記すと、心の整理が出来るんだぞ?
自分の気持ちを文字として記すことが出来るからな!
でもまぁ、その代わり
人に見せれる日記帳と見せられない日記帳が出来てしまう。
うーん笑
困ったものだ笑笑
日記帳。
私の日記帳は、こんな感じだ。
まぁ人によってそれの想いは違うからね。
あくまで、個人の感想だけど、君たちにもそういうものが出来たらいいなと心から願っているよ
「マジかぁ」
久しぶりに上がった隣家の2階で、思わず呟く。
自分の部屋が窓の外の向かいに見える机の前で、私はしばらく立ち尽くした。
机の上には、分厚い冊子が置かれている。
ちょっとした辞典のように立派な分厚い…。
…表紙には上段に「10年日記」下段に「私の日記帳」。
金で印刷された上段の読みにくい字に対して、下段の字は掠れた黒マジックのあの子の字。
私の部屋の真向かいにあるこの部屋にいた、私より少し年上のあの子は、魔法使いだった。
幼い頃から、あの子は私に魔法を見せてくれた。
千切れたぬいぐるみを治してくれた。
破れてよれよれの紙飛行機の羽をピンと伸ばしてくれた。
割ってしまったママのマグカップをこっそり直してくれた。
間違えて混ぜちゃった牛乳を、コーヒーから取り分けてくれた。
夕焼けの日に照らされながら彼女がステッキを振る。
魔法がかかる。
私がはしゃぐとあの子は嬉しそうに笑って、手を握ってくれた。
あの子の目は苺みたいに赤くて、白い肌と色の抜けた髪がショートケーキみたいに可愛かった。
その見た目の特異性のせいか、あの子と私が外で遊ぶことはなかった。
それでも、彼女の部屋で遊ぶのは、何より楽しかった。
お互いの窓から、紙コップと凧糸で作った電話線を張り巡らせた。
声を出したくない時は、お手紙を紙飛行機に折り変えて窓から飛ばした。
私たちはお互いがお互いに、一番の仲良しだった。
ある日からあの子の部屋に行けなくなった。
まもなくして、彼女は大勢の大人に囲まれて出ていった。
病院に行くらしかった。
自分の部屋に上がると、窓際の机に、紙飛行機が辿り着いていた。
あの子が部屋を去る時、最後に私に飛ばした紙飛行機らしかった。
紙飛行機にはあの子の字が踊っていた。
「もし私に会えなくなったら、私の日記帳をあげるから。私の日記帳には秘密があってね。全部読みきったら魔法が使えるよ!」
あの子とあの子の家族は、この街では馴染めていなかった。
そんなわけで、私は、彼女が死んで二週間も過ぎたこんな日に、あらゆるお節介な視界を掻い潜ってようやく、あの子の日記帳に辿り着いた。
辿り着いた結果がこれだ。
10年日記…!?
あの子が筆マメなのはよく知っていたけど、まさかここまでとは。
…私は文字を読むのが苦手だ。
ぎっしり並んだたくさんの文章を見るとどうしても目が滑る。頭に入ってこない。
あの子の手紙の字が踊っているように見えるのも、実のところは私が読みやすいように空白をたくさん開けているから、そう見えるのだった。
…だから正直、日記にはちょっとうんざりした。
私が魔法を使えるのはいつになるんだろうか…。
とりあえず私は日記帳を手に取った。
それをそっと持ち出した鞄に忍ばせる。
それからそうっと階段を降りる。
今日、私は引っ越す。
この街から、ママの田舎に帰るらしい。
きっと、これから私はもう二度と、あの子とあの子を知る人に会うことも、あの子に縁のある景色を見ることもないのだろう。
だからこの日記帳は大切にしよう。
大切なあの子の日記帳。あの子が書いた私のための、私の日記帳。
ぜったいに離すものか。
そうっと家路に着く。
あの子はあの大きな本の中に何を書いたのだろうか。
字を読むのは嫌いなはずなのに、日記帳を開く時が、なぜだか、とても楽しみだった。
私の日記帳
落ち着かない
イライラする
涙が止まらない
震えが止まらなくなる
苦手なことに極度に不安定
になる…拒否反応
自信ない
私の日記帳は
ネガティブだらけ
日記に優劣つけるなんて、悪しき教育残像をぶっ飛ばしてね。
夏休みは、休んでいいんだよ。
先生も休んで、どっかの生徒になってきな。
【私の日記帳】
#私の日記帳
日記を付けだしたのは1ヶ月前からだった。
長年付き合っていた恋人と不完全燃焼な形で別れ、
このモヤモヤを晴らすために付け始めたのが
きっかけだ。初めは偶然だと思っていたのだが、
日記の終わりに明日は、~な日になりますように!!と
毎回書き記していたのだ。
ある日は、『明日は、仕事が早く終わりますように』
と書いた。その日は出先からの直帰になった。
またある時は、『美味しいディナーが食べたい』と
書くと、先輩から有名店のディナーチケットを
譲ってもらった。
こんなことが続くと試してみたくなるのは、
人間のさがだろう···。
ある日の日記にこう書いた。
『明日は元恋人に不幸が!!私はそれを目撃できる。』
······しばらくながめた後、しっかり消ゴムで消した。
人の不幸を願っても、私が幸せになるわけでもないし
明日は、時間にゆとりを持って起きられますように!
あ まじ、見せてくれるの?
い うん
あ 心の中って言うか
い そだね
あ ?
い どした?
あ ここ白紙
い 描ききれなかったから
『私の日記帳』
私の日記帳
疲れたのは頑張った証
一日寝ていたのは身体を休めていたのです
家に引き篭もったのは
自分の時間を楽しんでいたということ
なにもやる気が起こらなかったら
何もしなくて大丈夫
辛いこと 悲しいことがあれば
我慢せず 泣いてください
楽しい一日だったら
思い返して余韻に浸ってください
どんな一日であっても
私はその一日を生きたことが
素晴らしいのです
私の日記帳は
私が日々生きた証です
『私の日記帳』
終焉の鐘が鳴る。
黒炎の剣は解き放たれ、この世界は浄土と化した。
遂にラグナロクの時が来たのだ。
黒雲の合間から、赤き月が笑う。
暫くして、天上の世界から次々と翼の使者たちが現れた。
彼らの使命は地上で生き残った人間たちを探すことだ。
捕えられた人々は、神々から永遠の命を与えられる代わりに、永遠の地獄を味わい続けることとなる。
もう、人類に未来はなかった。
いや、そんな結末、この私が許す筈がない。
大地を裂いた黒煙の剣を手にし、私は翼の使者達を次々と薙ぎ払った。
私が剣を振るう度、黒い鮮血が大地を濡らす。
やがて全ての使者を仕留めた私は、最後にその刃を天に振るった。
黒雲は裂かれ、とうとう赤月は姿を現した。
血で黒く染まった剣を月に向け、私は叫ぶ。
「私はお前たちを許さない。しかし、命だけは勘弁してやろう。だから、全てを元に戻せ」
という事が、前日にあったんです。
だから、赤点のことは勘弁してくれませんか、お母さん。
私の日記帳
小学2年生のときに書いた
アンネの日記に出会ってから
ずっと日記を書き続けている
喜怒哀楽の成長の日々
子供の成長を綴っていき
そして新たに終活に続いていく
私の歩んできた記録の
日記帳
【私の日記帳】
私の日記帳はいつだって後付けだ。
ことが起こったあとに、簡単な記録を残す。
なにか起こる前に書いたから、
そりゃ予定帳か予言書だ。
私の日記帳にできごとを書くことで、
できごとは記憶として確かなものになる。
後からだって、参照できる。
ほかの記憶すべてが失われても、
私の日記帳にセーブしたできごとは残る。
私がいなくなった後まで残る。
昔は日記を付けていた。
思い浮かんだことをとめどなく書いていた。
私の日記帳は普通の大学ノートで
一見日記とはわからない。
読まれるのは嫌だから、自分にしかわからないようカモフラージュしていたものだ。
今思えば、日記は若かった自分の絡まった考えを整理するためのものだった。
そんな日記を書く必要がなくなったのは
いつからだろう。
自分で言うのもなんだが、随分成長したのかもしれない。
お気に入りのシャーペンを持ち、Campusのドット罫線ノートを開く。既に何ページか消費されたところを新しいページにして、手でアイロンがけのように押して跡をつける。
今日は何を書こうか。日記と言いながら気まぐれに書いているそれは、特に何を書くか決まっている訳では無い。その日あった事でも、ふと思った事でも、小説でも、絵でも、なんでもいい。そういう自由なところが私らしいんだと思う。
「なーんて、今回は小説チックに書くか!」
私は再び筆を動かした。