『私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
他人が云う 「当たり前」
どうにも解せない それなのに
僕が押し付ける 「当たり前」
そりゃそうさ 僕もやっている事
当たり前に毎日が来る
そう思って生きられるのは幸せなことだよね
いつ何が起きるかわからない
車に轢かれるんじゃないか
病気になるんじゃないか
いつも漠然とした不安はあって
もう少し気楽に生きられたらいいのになぁ
って思う
自分の人生の8割くらいは不安でできている気がするわ
“私の当たり前”
休日の朝。私は広いダブルベッドでゴロゴロ寝返りをうちながら君が来るのを待っている。君が起こしに来てくれるまで絶対にベッドから出ない。起こしにきた君が、ベッドに浅く腰掛けてフッと緩んだ口元から仕方ないなあとでもいうように息を吐くのに、気づかないふりをする。君が背中を丸くして、狸寝入りをしている私の前髪を軽く撫ぜたら今やっと起きましたって顔で瞼を持ち上げる。
視界が朝日に照らされてキラキラしてる君の顔でいっぱいになって、思わず口が綻びそうになるのを耐えてさも無理やり起こされてご機嫌ナナメですが?って顔を作る。そうしたら君は仕方ないなあって顔のまんまあやすようなキスをおでこにするから、それで私も仕方ないなあって腕を君の首に回してやる。それを合図に、君が今度はほっぺにキスを降らせてから私の身体を起こしてくれる。
スンっと鼻から息を吸うと、美味しそうなご飯の匂いがする。仕事がある日はデリバリーや外食を使うことが多いけれど君のお休みの日は、必ず朝ごはんを作ってくれる。仕事の日よりは少し遅くに私を起こさない様にひっそり起きて、ちょっと眠そうにふわふわキッチンへ消える君の背中を見送って、それからややあってリズミカルな料理の音に聞き耳を立てながら、今日の朝ごはんはなんだろうなって考えてるなんてことはおくびにも出さないで、寝起きですって顔をする。
「おはよう」
「おはよう。朝ごはん、何?」
「なんだと思う?」
私の寝癖だらけの髪を手で梳いている君は、いつもは素直に朝ごはんを教えてくれるけどたまにこうしてはぐらかすことがある。多分法則はないと思う。強いていうのなら、ご機嫌な日が多い気がする。
じゃあ今日はご機嫌なのかな、なんて思いながら君が手渡してくれた部屋着に着替えながら何度か匂いを嗅いでみる。焼いた卵の匂いがする気がする。
オムレツかなあと呟くと、君はにっこり笑って正解と言ってまたほっぺにキスをしてくる。当てられてちょっと気分良くなったところで差し出された手を取って立ち上がる。そのままエスコートされるみたいにダイニングテーブルまで連れて行かれると、想像していた通りのふかふかのオムレツが二つ、向かい合って置かれていた。
それぞれの定位置に座って、手を合わせる。
「いただきます」
ぴったり合った言葉に笑いながらご飯を食べる。こうして、私と君の当たり前の一日が始まる。
本当に当たり前がある。学校行くなんて当たり前。仕事行くなんて当たり前。だけど辛くて学校行くのは当たり前?そんなんてない。無理にして行くことでは無い。怖かったり辛かったりして学校とか仕事を行くの当たり前では無い。休むのが当たり前の事の様に、まず自分の心と体をゆっくりにして落ち着くまでがあるよ!必ず当たり前なんて無い。だから落ち着くまで時間をゆっくりして行こ?それが出来たら学校、仕事行こ。それが当たり前。楽しく行くのが当たり前!仕事、学校を楽しく過ごしてニッコリで行くのが当たり前。そんなふうにして欲しい。
お題(私の当たり前)
私にとっては絵を描くことが当たり前。
なんの苦痛も感じないしむしろ楽しくて幸せを感じる。
でも弟はそうじゃないみたい。絵は「上手くなりたい」と思ってるみたいだけど「描きたい」とは思ってないみたい。私はなぜそう思うのか、絵を描くことをどうして楽しいと思わないのかずっと疑問に思っている。こんなに楽しいこと他にないのに。描いてる間も楽しくて、幸せで、何年か後に見返すとすごく上手くなっていると感じる。その瞬間は何にも変えられない喜びを感じる。なのにどうして弟は絵を描かないのだろう?私が絵の楽しさを教えられていないから?それとも自信が無いから?もう遅いから?そんなことどうでもいいから私と一緒に絵を描こうよ!そう言っても弟は「描かなんねぇ〜・・・」と言って一向に描こうとしない。どうしたものか・・・どうしたら弟に絵を描く楽しさを伝えられるだろうか・・・誰か教えて欲しいよ・・・
隣に居て、唯一で、触れられる距離で。
幼い頃からの変わらぬ関係。
自分の気持に嘘をついて、
「それは違う」って言い聞かせる。
無くならないで、消したくないから。
君の普通が僕であるように、保つんだ。
絶対に伝えない、僕の当たり前は。
この関係が距離が最高地点。
ー私の当たり前
「私の当たり前」
美味しいものも、素敵な景色も、
楽しい時間も、ちょっと悲しいことも、
あなたと共有したい。
「好き」
「可愛い。」
君は当たり前に言うね。
その度に私の心は熱くなる。
君の言葉は誰よりも心地よく耳に届く。
どうしてなんだろう?
思えば、初めて会ったあの日から考えてる。
気づいたら毎日連絡を取り合って
たくさん遊んで
寝る前は毎日のように君を想う。
この日常が当たり前なら、なんと幸せなのか。
「大好き」
「かっこいいね」
言いたいけれど、なんだか身構える。
きっと君は倍返ししてくるから。
ささやかな幸せが末永く続きますように。
この日常を当たり前にしてください、って欲張りかも。
あなたに出逢えた奇跡を努力で繋ぎ止める。
それが私の当たり前。
私の当たり前
テスト前に必死に勉強すること。時間をきちんと守ること。仕事を全て終わらせること。授業は寝ずに聞くこと。提出物は期限内に終わらせること。お金のやり取りは正確にすること。毎日遅刻欠席せずに学校へ行くこと。食事は残さず食べること。世の常識やマナーを守ること。相手を不快な思いにさせないこと。目上の人には敬語を使うこと。
これが僕の当たり前。けど、全部守ってたら苦しいんだよね。守ってない人、当たり前だと思わない人がいるから。期待しすぎて当たり前を求めすぎて苦しいんだ。だから自分にも他人にも完璧を求めず、80%を目指すことが必要なんだ。意識を変えることはとても難しいから、少しづつ少しづつ自分をいたわる方法を知って行けたらいいんじゃないかな。でもこれだけは忘れないで、自分のこだわりを蔑ろにしないこと。僕からの知恵です。
オワリ
私は結構完璧主義なとこがあるので、毎日80%を目指して生きてます。同じような考えの人はもっと楽に生きていいんだよって言いたい。
私は、1人が当たり前。
歌しか歌えないのが、当たり前。
何も出来ないのが、当たり前。
いつも1人が、当たり前。
ココロが無いのが、当たり前。
何をしても何も思えないのが、当たり前。
これが、私の当たり前。
私の当たり前は毎日毎日バレーボールを触ったりボールのケアをしたり、自分の管理をしたりする事が当たり前だと思う。それをサボってしまうことがある。その次の日などはいつもの倍触ったり丁寧にケアをしたりする。でもこの努力っていうのは壊れてしまったりすることだってある。人によって壊されたり自分のスランプで壊れたりする。それでも諦めたくない。頑張って当たり前を続けることで勝ちにつながっていく。頑張っていこう。
私の当たりまえ
ネコちゃんと
いること
ものすごく、ネコ好き
な理由では
ないけど
いつまで、一緒に
いれるかな~と
私の当たり前
甘い物が一番で酸味は苦手
スイーツは甘いスポンジ生クリーム
トッピングはバニラアイスに
メープルシロップ
フルーツは乗っていない方がいい
それが私の当たり前
でも世の中は
甘い物には酸味を合わせたがる
ショートケーキには苺
フルーツたくさんのタルトにパフェ
たまに見かける生クリームてんこ盛りは
何故か甘さ控えめ
それが世の中の当たり前
自分の当たり前と世間の当たり前
ずれているとやっぱり大変
だけどそれも持ち味だと
そう思っていいのかな
あま〜いクリーム、食べたいな
「私の当たり前」
私の当たり前は、今を生きる事。
ただ、それだけだ。
「三割は多いのか少ないのか」
「うちの両親、バカップルなんじゃないかって、うっすらと思ってたけど……」
ため息をついてネット記事を見つめる。
『自分の常識は他人の非常識』とは言うが、まさかこんなことでそれを実感するとは。
とあるアンケート調査によると、夫婦で一緒にお風呂に入っているのは約三十四パーセントだという。
つまり、一緒にお風呂に入っていない人たちの方が圧倒的に多いのだ。
ことの発端はクラスメイトとの会話であった。
なにげなく、両親が一緒にお風呂に入ったときに起きたハプニングの話をした。
すると、そのハプニングそのものよりも、両親が一緒にお風呂に入っていることについて驚かれたのだ。
「うう……子供抜きで二人だけでデートする、っていうのも、他の家では、あまりやってないっぽいし」
これは、ひょっとしたら挨拶のキスを日常的にしている、というのも他のご家庭ではやっていない可能性が……
「調べないことにしよう……そうしよう……」
世の中には、きっと知らなくていいことがたくさんあるのだ。
────私の当たり前
彼が笑ってくれること
彼が話しかけてくれること
彼がキスしてくれること
前の私にはあって今の私には無い当たり前
私の当たり前
起きる ご飯 授業 ご飯 部活 帰宅 ご飯 塾
でも病気になるとできることが限られる
死ぬと全て不可能に変わる
私の当たり前が
あなたの当たり前ではない
逆に
あなたの当たり前が
私の当たり前ではない
そんなの当たり前のはずなのに
何故人は分からないんだろう
私の当たり前
私の中であの人を愛することが当たり前だった
あの人が愛してくれないのを分かっていながら
ただひたすらにあの人に愛を送り続けた
送り続けて9年目
そんな時に君を見つけてしまった
あの人に当たり前のように送っていた愛を
君に送りたくなってしまう
9年もあの人を愛し続けたのに
君を愛してしまいそうになる
でも君は気づいてないだけで沢山の人から愛を貰っている
沢山の人から愛を貰っている君を愛するのと
私一人からの愛を無視し続ける君を愛するの
私はどっちを当たり前にすれば幸せになれるかな
#私の当たり前(2024/07/09/Tue)
私の当たり前はあなたには非常識
だから近頃人間関係が面倒くさくて仕方ない