『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の名前は
あかり!
明るい子に育つようにって
つけてくれたんだって!
大きくなった今、
みんなに名前そのまんまだね
って言われるの!!
お母さんたちの期待通りに
成長できてよかったぁ!!!!
名前は、親から最初に貰う
親から子供への贈り物である
自分の名前の由来は忘れたけど
果たしてその名前の通りになってるのかは
わからない
けど、少なくとも俺は俺らしく
生きていこう
私の名前/夜凪
★私の名前
私は昔から、自分の名前が嫌いだった。
小さい頃から周りに馬鹿にされてきて、その気持ちにどんどん拍車がかかっていった。
古臭くて、おばあちゃんみたいな名前。
周りの子は、皆イマドキの可愛い名前なのに、どうして私だけ、ってずっと思ってた。
名前は、一生涯付き合っていくとても大切なもの。
名前に自信が持てないのは、本当に辛い。
でも、救われたこともあった。
親しい人たちは、私を可愛いあだ名で呼んでくれた。
高校のときにできた数少ない友達は、私の名前を「きれいな名前だね」と言ってくれた。お世辞だったかもしれないけど、それでも嬉しかった。
TikTokを見ていたら、昭和の歌手アイドルが流れてきた。私と同じ名前の人がいて、その人はとっても可愛い人だった。
まあ、お前のこと、まだ正直嫌いやけど、どうせ死ぬまで一緒なんだし、これからもよろしく。
私の名前
何回か友達と名前について話したことがある。
自分の名前についてやこんな名前が良かったとか色々
私の名前は結構在り来りな方だと思う
でも嫌だなって思ったことは無いし結構気に入ってる
この名前で一生生きていきたい
僕の名前はそこまで珍しくないものだ。
好きでも嫌いでもない。
でも、意味あるもの。
これからも大切にしたい。
私の名前
昔は自分の名前が嫌いだった
由来もよくわからないし
漢字でどう書くの?って
言われると恥ずかしかった
でも今はこの名前を好きになれた
覚えてもらえるし
呼びやすいと思う
私の名前
私の名前…
子供の頃は 好きじゃなかったな
自分の名前はね…
でも 今は この名前で 良かったと
思ってるよ
簡単で 覚え易い名前でね
この名前が 私自身だからね
貴方が呼んでくれる名前。
それはとっても特別で、甘美なもの。
例え他に同名がいようが、貴方がそうやって呼んでくれるのは私だけ。
嫌いな人に呼ばれる名前。
まるで私が私じゃないように感じてしまう。
貴方が呼んでいるのは本当に私かしら。
名前が一緒なだけの他の奴じゃないかしら。
もう読んでくれなくなったその名前。
貴方の身長より遥かに小さい額縁に囲まれた貴方の笑顔を見て思い出してしまう。
貴方の顔、香り、柔い肌、私を写してくれるその綺麗な瞳。
笑顔の貴方の隣は私じゃないの。
知らない男の人。薬指にはめられた指輪は貴方の薬指にはめられている物と同じ。
私の指にははまりそうにないその鉄塊。
貴方の声はとうに忘れてしまった。
「クロ、おいで。」
その名前で呼ばないで頂戴。
私にはもっと特別な名前があるのよ。
ねぇ、もう一度呼んで頂戴よ。
____にゃあん。
悲しそうな黒猫の泣き声が、小さな額縁に染み入った。
私の名前
好きでも嫌いでもない
他と被らないと言う点では
好きかも
私は自分の名前が好きじゃない。
でも、貴方に名前を呼ばれた時、初めて好きになれた。
私の名前は。
『私の名前』
私の名前をほとんどの人が知らない
だって見立たないし、知る価値もないから
自らも積極的に名前を隠している
しかし私も人間なので悲しんだり恋したり喜んだりする。
だけど、毎回一人ぼっちだった
一人で泣いて、一人で恋して、一人で喜ぶ
複数人だったらもっとこの感情を高ぶらせることができる筈なのになぁ。
私の名前 原 彩夏 はらあやか
私の存在をみなに知らしめてやりたい。
結局思うだけで、行動には移せやしないのだ
「私の名前」はどこにでもある平凡な名前だ…
だから、本音は可愛い名前が欲しかった
ずっと昔、「私の名前の意味は?」と
両親に尋ねた事がある…
「おまえの名前は親戚のオジサンが考えたんだ」
えっ?……親戚のオジサン?
そのオジサンの事はよく知っていた
ハンサムで優しく賢い人だった…
「あ〜…あの人か」と思ったが
親じゃないんだ…とも感じた記憶がある。
両親は、3つの名前を考えてきたオジと
どれにしようか考えたようだ…
そして、今の私の名前に決めた決定打は
「おまえの名前は畳の上で死ねるんだよ」
と、自信満々で答えてくれた…
当時は、生まれたばかりの子に
「死ぬ」ってと思ったが、段々と年齢を
重ねて長い人生の流れも理解出来ると
「畳の上で死ねる」その言葉には大きな愛があったんだとわかるようになった…
家族に囲まれ穏やかに人生が終わるなら
こんなに幸せな一生はない…
両親とオジの深い考えをくみ取れる位に
私も成長出来たのかもしれない…
【私の名前】
私習字習ってるの。
六段。
字、きれいだねって言われるのが嬉しかった。
だけど、名前が平仮名だから
かっこよく見えない。
しかも習ってない奴に
平仮名いいなぁー簡単じゃん!
そう言われるのが嫌で嫌でしょうがなかった。
名前が漢字だったらなぁ。
〝私の名前〟
「ねぇ、お母さん。私の名前って」
そう言い出した娘、かりんの声が遠くなっていく感じがした。
それはきっと、自分が幼少期に名前で嫌な思いをして、それを母に言っても聞くどころか笑って流された嫌な記憶になっているから。
かりんもそうなのかと思ったら、最後の辺りを聞き逃した。
「お母さんってば、ねぇ〜」
「ごめん。もう一回言って?」
「私の名前って、どうして、かりんなの?」
洗い終えた食器をすすぎながら、どう答えたものかと頭をひねる。
まずはっきりしないといけないのは、娘が名前で嫌な思いをしたかどうか。
名前でからかわれたなら、泣きながら言うかな。今の時点でかりんからは、純粋な好奇心にも思える。
学校の宿題で聞いてきなさいとか? そうなら、宿題という言葉があってもいいよね。これは違うな。
もう素直に聞くか。「名前で嫌な事とかあった?」
するとかりんは、「どうして? なにもないよ。友達とキラキラネームの話になって、かりんのは普通だねって言われたけど。嫌じゃなかったよ」
もうっ……全て解決したわ!
「かりんが生まれたのは夏で、涼しい名前にしたかったのよ」
心が軽くなって思わず早口で言ってしまい、娘はキョトンとする。深い意味も何もない、さらっとした名付け方。
「友達からね、かりんって響きが可愛いって言われたから、この名前大好き〜」
にこーっと笑い、腰にぎゅうっと抱き着いてくる娘。
私の名前。大人になった今なら、笑い話ができる。けれど当時は泣きながら母に言った。
母と似た状況になった今、泣きながら名前について言われても、ごめんなさいしか言えない気がする。
よっぽどの事がないと、名前を変えるのは難しいと、ネットで見た覚えがある。
笑って流すのも、ひとつの答えかぁ〜。
私の名前は未だ嫌いですけど、抱き着いてくれる娘を見ると、その時の嫌な思いがあったから先手を打てた気もするから、感謝なのかしら。
きれいな名前をつけてもらった でも残念ながらそれを自分の名としてはうまく引き受けられなかった 年をとって、もうそこに葛藤はないけど、不便やなあとはいまだ思う
別姓も新姓も、苗字くらい好きにさせてほしい 下の名も、節目節目につけなおせるといい(元服とか、そんな感じやったんやろ、しらんけど)
そんなことで損なわれるつながりなら、きっと手放したっていいんやと思ってる わたしはわたしを、これからも自由に名乗るよ!
私の名前
電話で個人情報を言う際に美しいですと何百回も言ってきた。それが1番わかりやすいので変えるつもりはない。
名前に美が入っている人は何て言ってるのかな?
美術館・美味しい…ちょっと回りくどいしわかりにくいけど、ゴマンといるであろう名前に美が入っている人の中に美術館や美味しいと言っている人もいるかもね。
眠いとき私を呼ぶとまるで猫のようだね君は、ねえ、呼んで、もっと
題-私の名前
#私の名前
私の顔を見た途端、
みんなは凍りつく。
その表情は絶望感に満ちている。
本当はみんなと友達になりたいのに。
自分の姿が悪いのかな…?
鏡を見ることすらできない。
頭が重かった。
うじゃうじゃとナニかが動いている。
姿だけじゃない。
名前を言っただけで怯えられるから、
いつも私は正体を隠すの。
さて、今日の方とはお友達になれるかしら?
“こんにちは”
目を開けて、しっかりと相手を見た。
途端に相手は石化したように動かなくなる。
あぁ…また駄目なのね…。
石化する直前、
一瞬だけ合ったその目には
私の姿が映っていた。
私の名は“メデューサ”。
私の名前は〇△
私は私が大嫌い
だって性格が気に入らないの
人に好かれる性格じゃないから
殺すの
優しく可愛く元気に
着実に自分を殺していった
そうしたら好かれてきたの
もう今は人気者なんだよ!
嬉しい!はずなのに
私……私?って誰だっけ?
私の名前は―――
あれ、あれ、あれ?
わかんなくなっちゃった
私の名前は田中実。たなか みのり と読む。
親は真剣に考えてつけてくれた、けどなんか、申し訳ないけど、どこにでもいそうな、ありふれた名前だな、とぼんやり感じながら生きてきた。
そうしたら、ある日やってきた転校生の男の子。
名前が田中実。
読みは、たなか みの「る」 らしいが、漢字だけなら同姓同名。
今まで自分の考えてたこと、当たっちゃったって、その転校生の紹介の時に大笑いした。
もちろん、私の名前を知っているクラスメイトもみんなざわざわ。転校生は一瞬にしてクラスの注目を集めた。私も一番に転校生と握手をしに行った。
後で聞いたら、名前の由来も全く同じ。また大笑いしてその子の背中をバシバシ叩いた。
彼は、今では私の一番の仲良し。
兼、私の最愛の家族。
【私の名前】
_______
この話を書くにあたって、初めは日本で一番多い苗字と下の名前をくっつけようと思って調べたんですが、読みと漢字で分かれてたりしてなかなか上手く行かず。そんなところに、日本で一番多いフルネームを見つけて、「即採用!!!!」となりまして、こうなりました。
自分も、同姓同名の人がテレビにでてるのを見てびっくりした経験があります。名前って面白いですね。