『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分の名前は正直 苦手だ
よく見かける
名前ではあると思うが
自分には可愛いすぎて
そして 少し発音がしにくい
だから 自己紹介が苦手だ
文字や漢字や読みでは
自分の名前と認識しているが
名乗ることだけは
何十年生きてきたけど未だに
苦手意識がある
短過ぎるため
渾名や略して読む
みたいなことも
しにくいから厄介だ
では改名するべきか
それは今更だ
それでも私の名前なんだから
【私の名前】
自己紹介で「私の名前は」と言いたいのですが、英語ではどう言います?
フォーマルな場面での英語の自己紹介には、”My name is ○○.”(私の名前は○○です。) と言います。 名字のみを名乗ることもありますが、フルネームを名乗るとより丁寧です。
呆気なく思い入れもない25年間だったけれど、こうなると少し前の自分への恋しさがむくりと芽生えてくる。人間は結局ないものねだりをする生き物で、大きい期待と新しい生活の緊張と嬉しさ、それらの喜びの中にちょっとの後悔もあるのが現状だった。
ぐつぐつ鳴る鍋の中にパスタを入れる。早ゆでで3分、タイマーをかけて塩をひと振りする。塩なんて意味もないだろうと言われもしたけれど根付いた習慣はすぐに脱却は出来ない。
3分。
今だからっていうのもあるかもしれない。どうしてか昔を思い出す。
3分、
そういえば恋に落ちるには十分な時間だったなと思い出す。
一目惚れでは無いし、一々外見を見てどうのこうの言う訳では無いし、そもそも人に興味を持たない方で、たった3分見ただけの知らない男に恋をするなんてことは例外中の例外だった。
連れられた合同ライブ。不思議と運命は些細な事で縁を結ぶもので、もしあの時、妹が2枚もチケットをとっていなかったら今こういう事にはなってなくて、私は小さな狭い家に1人で住んでいて、その世界での私は今きっと1人でパスタを茹でているんだろう。
現代での歌手は大変で、短く収めないと聞いてもらえないんだと言っていた。ギターの悲しげな音色で始まる3分ぽっきりの失恋ソング。まあ、計略通り彼はそれで売れた。
3分で恋に落ちたあの日、ギターピックがおでこに当たって痛い思いをしたあの日、目が合って今までに無いほど大勢に睨まれたあの日、初恋をしたあの日。
タイマーがピピッと音を鳴らす。音に敏感な同居人が起きないようにすぐにタイマーを消す。3分、パスタが茹で上がった。
私は料理は得意じゃない。朝にわざわざパスタを茹でたのも、今日が特別な日だから。作りたいと思える人が出来たから。
皿に盛り混ぜるだけのパスタソースを和える。2皿分のたらこパスタ。
「朝ごはん出来たよ」
大声で言うとしばらくしてぺたぺたと足音が聞こえた。
鼻歌を口ずさむあの落ち着いた歌声は3分で恋に落ちたあの日よりもやっぱり上手くなっていた。いつも聞いているからか、ギターの伴奏も脳内で自然に再現されてくる。
『パスタ作ってくれたんだ』
「うん。好きだったでしょ?」
「頑張ったの。わたし料理嫌いだけど、今日は特別だから。」
『そっか。』
彼が薬指に嵌めた指輪をすりすりと撫でる。すぐ目の前のダイニングテーブルに2皿のパスタを置いた。椅子に座ると、彼がにこにこと私を見る。
「どうしたの?」
『いや、また嬉しくなって』
『このパスタ食べ終わったらすぐに役所行くってことでいいよね』
「うん。それで大丈夫。」
『気になるんだけどさ、後悔とかある?』
「まあ⋯ちょっとはあるよ。自分の苗字が無くなるわけなんだし」
「でも嬉しい方が大きいかな。緊張もちょっと。」
『そっか』
彼はきっと今日一日はずっと同じような笑顔だ。今日もたぶん、将来思い出すことになる大事な一日になるんだろうし、私が思い出す時にはたぶん目の前の笑顔もセットで思い出すんだろう。
私の名前は今日変わる。
私は今日、彼と入籍して家族になる。
指輪が頭上のライトに照らされて、銀色にきらきらと光った。
吾輩は(仮称)「マト」である。YouTubeでみるどっかの神みたいなのとは全くの別物で自分の名前を文字っただけである。
高校1年で女装コスプレの趣味を持つ演劇部兼軽音部の変態である。
友人に趣味の話をしたら楽しみにしてるやいつか上手くなったら見せてくれよと言ってくれて何年かかってでも出来るようになってやると決心をしたのである。
いつか女装して街を歩けるようになりたいなぁ。
演劇は自分ステージに立つこと自体嫌いで中学の時女子達に何故か祭り上げられ調子のってステージに立ったら酷い目にあって惨めな思いをしたからステージや目立つ事が嫌いになったのさ。ならなんで軽音と演劇やってんだよ。って思うかもしれないどそれはステージに立つのは嫌いだけど音楽が好きだし、演劇だと合法的に女装が出来るからなんだよね。そんなひねくれたのが僕であり私でもあるのだよ。
名前
それは親から
初めて貰う
プレゼント
あなたがあなたらしく
人生を過ごしていけるように
幸せでいられるように
願いと祈りを込めた
大切な贈り物
私の名前に深い意味はなかったらしい
ただ漢字の画数で決めたんだとか
そのおかげか毎日幸せに過ごせてる
「私の名前」
50年以上も前につけてもらったものです。
私はあまり気に入っていませんが、色々な
方から色々な愛称で呼んでもらいました。
ちゃん付けはあまり好きじゃないのですが
意外にもその呼ばれ方が多いです。
〜子と言うありきたりの名前だったので、
〜恵とか〜美とかの名前に憧れていました。
...が、今ではどうでも良くなりました。
読み方が読みにくかったり、当て字過ぎて
引かれたり今の名前は驚くものばかり。
名付ける大人を疑うような名前だけは、
避けたいものですね。
金色にきらめく星のこんぺいとう
すみれの花を砂糖につけて
/お題「私の名前」より
私の名前…
覚えてない
分からない
数日前事故で
記憶を無くした
大事な人が
思い出せない
誰か助けて
私の名前は学名で云う、ヒトです。でもちゃんとした名前もあります。同じ名前の人はいないし、可愛いから、私の名前は大好きです。
私の名前は
[私の名前]
宝石のように輝いてと願われてついた、大切な名前。
今は結婚して子供が生まれた。
今年で29歳、今が一番輝いている
どんな時も、誰に対しても、
「𓏸𓏸さんこれしといて」
「分かりました!」
いつ何を要求されたとしても、
「𓏸𓏸ちゃん、今夜だけ、な?」
「……いいですよ」
絶対に自我を出すな。そうやって生きていたら、“自我”が何か分からなくなっていた。
𓏸𓏸って奴の第一印象は自我を絶対出さない人だと思ってた。でもそうじゃなくて。もっと話したい、もっと一緒にいたい、そう思って話せば話す程どこか不安定で心配になる。
「何したい?」
「何でもいいよ!」
返ってくるのは何でもいいと言う返答ばかり。少しづつでいいから、いつか𓏸𓏸自身を全部見せて欲しい……なんて、我儘すぎるだろうか。
「だから、𓏸𓏸が俺としたい事は?って聞いてる」
「何でもいいって言ってるじゃん」
「じゃあ遊園地と水族館どっちがいい」
「××の好きな方」
「……俺は𓏸𓏸に聞いてるんだけど」
「…………どっちでもいい」
「……自分の意見、言いたくない理由は?」
「……自分が全部合わせれば、上手くいく」
「…………なるほど?」
「自分が、全部我慢すれば、……我慢、すれば……」
「𓏸𓏸」
「……何」
「俺にくらい、したい事言ってもいいじゃん。俺しかここにいないんだから」
「…………私の、したい事」
「うん。何したい?」
「私、は……」
「ゆっくりでいいから」
「…………名前」
「名前?」
「名前、いっぱい呼んで欲しい……」
「……可愛い、おいで𓏸𓏸」
「……ん」
いつか自分から我儘言える様になるまで、言える様になってからも、ずっと名前呼んでやるから。だから、
ずっと側にいて。
『私の名前』
私の名前
名前って素敵だと思う
名前ってその人をちゃんと表していて
名前で相手を呼んだ時
お互い親近感が湧く
なんか奇跡を感じる
私の名前覚えてくれてありがとう
私の名前呼んでくれてありがとう
素敵な名前を付けてくれて
お母さんありがとう
「私の名前」
名前は大事だ。
でも自分の名前は嫌いだ。
自分で選べないから仕方ない。
名前で思い出した話がある。
簡単に言うと
その人は姓と名が合わさり
とても良い名前だった。
しかし、その人は身体が
とても弱く病弱だった。
名前があまりにも良過ぎたんだ。
要するに、あまりにも良過ぎる名前で
名前まけをし寿命を持っていかれていた。
それからその人も親も
その人の本名を使わなかった。
公的書類にも。
今では本当の名前を知る者は
極僅かだ。
それでその人は生きて寿命を貰うが
それはまた別の話。
私の名前…
産まれた時にあまりにも
しわしわで貧弱な姿を見て
父親が考えてつけたらしい
中学生の時に友達の兄から
幼稚園と呼ばれていた…謎
✴️94✴️私の名前
私の名前は……あれ?
なんだっけ?
おかしいな
思い出せないや
さっきまで覚えてた気がしたのに
それに目の前の男の人って誰だろう?
なんでそんな悲しそうな顔してるの?
というかここどこ!?
びょ、病院!?
なんで!?私が?
う、、頭いったぁ
ズキズキする
あの、私ってあなたとどういう関係なんですか?
え!?恋人!まじか!
私に恋人とかいるんだ…
あの、すみません
ここに〇〇さんがいらっしゃると聞いたんですが
どこの号室にいますか?
え!数日前に退院したんですか?
でも、家にはいなかったし、それにメールも…。
あの一人で帰ったんですか?
え!一体誰と!!
彼氏と?いや、冗談やめてくださいよ、、
そんな、、
だって俺が
あいつの彼氏なのに、、、
じゃあ、あの子は誰と帰ったって言うんですか!
タイトル:私の名前
《私の名前》
さむい冬を乗り越えて目覚める
新緑の若葉色
真面目で、正直で
よく、いい子と言われるタイプ
わかば
━━━
《私の名前》
強い日差しに照らされて
若葉はほんのり日焼けする
わかばの中の、もうひとり
心に秘めた想いを隠し持つ
あおば
━━━
わかば と あおば
ふたりでひとり
どちらも わたし
違う名前で呼ばれていたように思う
この名前はあっているし普通に受け入れている
だけど何故か違和感がある
ふとした時に違うと感じる
何が違うのかわからない
ただの勘違いかもしれない
私はこれからもこの違和感を覚えつつ
今の名前を受け入れて
何事もないように生きていくのだろう
「私の名前」
私の名前
私の名前はキラキラネーム、もといDQNネームだ。
何故こんな名前なんだろう。
両親は何を思ってこの名前を付けたんだろう。
私はこれまで名前で苦労してきた。
いつも間違われ、子供の頃はからかわた。
今ではからかわれはしないが、良くない反応はされる。
両親がくれた名前に文句を言うなと言う者もいるが、その者達は名前で嫌な思いをした事がないのだろう。
近いうちに改名する予定だ。
両親には告げずに。
他人に文句を言われる筋合いはない。
文句があるならまずはお前がこの名前に改名しろ。
それでも同じ事が言えるなら聞くだけは聞いてやる。
私の名前
凄く自然に、ごく当たり前というように
君は私の名前を呼んだ。
昨日までは苗字だったのに。
でも、バレてるよ。
君の頬が赤く染まっていること。