『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
皆さんなんと100いいね突破しました泣
このアプリを始めて約1ヶ月で、こんなにも私の文章を見てくれているなんて本当に嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ここからは私のいつも通りの文を読んで、是非お気に入りに登録して下さい。
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「親からの初めてのプレゼント」
これはよく耳にする定番の言葉。
親からの初めてのプレゼント、それは 「名前」。
世界には肌の色、髪の色、性格、暮らしている場所。
全てが一人一人違う。
ただ、名前だけは全員にある。
中には古風な名前、現代的な名前もある。
名前にも個性があって、それぞれに魅力があるもの。
あなたはそんな親からの贈り物をどう考えますか。
その素敵な名前を。
“私の名前”
優子になるはずだった『私の名前』は、
生まれた朝の天候で変わったそうな。
人の名前には由来があるそう。
優しい子になるようにと“優花”だとか、勇気のある子に育ってほしいと“勇輝”とか。
でもボクはクローンだから、名前の由来というものがない。
そもそも名前で呼ばれることがほとんど無いに等しかったから、名前に対する執着もなかった。
それで悲しいと思ったこともないし、名前を呼んでほしいと願ったこともない。
でも今はちょっぴり執着しているかもしれないと思う。
皆が自分を、“飴嶋喜楽”として呼んでくれるから、呼ばれているうちは、まだここにいて良いのかなって気分になる。
「喜楽」
この瞬間が一番好き。
『なあに?』
「……何だっけ。まあ、思い出したら言うわ」
『おっけ~』
一番大好きな声で、一番大好きな人から名前を呼ばれるのは、随分と幸せな気持ちになるらしい。
仲間に呼ばれるのとはまた違う感覚。
仲間に呼ばれると胸がじんわり暖かくなるけど、この子に呼ばれると水の波紋のようにすうっと自分の中に浸透する。
ああ、好きだなぁって惚れ直す。
ボクはつくづく彼女には弱いなあと思う。
でも仕方ないよね、大好きなんだもん!
どうでもよかった自分の名前を、愛おしいものへなおしてくれた人へ。
愛してる。これからもずっと傍に居させてね。
ーお題:私の名前ー
"私の名前は○○" と歌ったお針子の彼女は、病で亡くなった
"私の名は✖✖✖"と言った複製人間は、太陽に焼かれ消滅した
"名前は◇◇◇◇" と言った淡灰色の斑入の猫は、酔って水甕に落ちて死んだ
"おれの名を■■■■■"とほざいた男は、秘孔を突かれて爆死した
"私の名は△△△△・△△・△△・△△△△"と言った分家の男は、瓦礫と共に海の藻屑となった
#17【私の名前】
普段は呼び捨てなのに
〇〇ちゃん、〇〇ちゃん
ってとくべつ甘えてくるんだ
🤔冷蔵庫の中の古くなった物を整理する。タオルや下着類を洗濯する。入院中金を金を掛けないようにしなくては。カカッテコイ病気め!負けはしないぞ!克服することに勝利はあるのだ!孤独な闘いだか.洋子や恭子、応援してくれ?洋子今頃どんな生活をしてるかな?幸せで笑いのある家庭で、あれば良いのだが、恭子はしっかり者だから
安心だが洋子だけが、
彼の名前は英数字の羅列だ
彼は特別ソレに違和感を感じたことなんて無いし感じる程の感情なんて持ち合わせていない
数ある人間と言う生き物の中で“自分”と判断出来るものを、“コレが自分である”と言うものを識別出来ればそれで良かった
だから彼は名を呼ばれれば顔を向けて相手の瞳をジッと見つめるし返事もする
「はい」
なんて味気ない一言を幼児が台本を読むように、なんの気持ちも心もなく放つ
彼は感情が無いわけではない
子供のように近寄っては引っ付く行為を行う事も出来るし、酷く感情が昂れば笑ったり泣いたりもする
感情が表に出るまでのラインが高いだけ
1つばかりしか無い彼の機械らしさが人間らしさを薄めるのだ
『いつまでも英数字の羅列で呼ぶのはめんどうだ。』
素っ気ない理由で付けられた渾名に近い呼び方を彼が飲み込むのに時間がかかった
英数字の羅列を正確に話さなければ彼が反応しないから付けられた渾名
指示を効率よく彼に飲み込ませる為に付けられた渾名
それにも関わらず今では呼ばれれば反応し、僅かながらに“喜”の感情を抱くのだ
『サイ、食事の時間だ。』
冷たく放たれる言葉が鼓膜を揺らし
紺色の瞳を相手に向ける為の合図になる
「はい、先生。」
銀色の髪をふわりと揺らして相手に足を運ぶ
細い身体を包む白衣にソッと手を伸ばし
小さく握る
表情の変わらない彼が名を呼ばれる度に“嬉しい”と言う感情を持つ事を相手は知らないだろう
だが“名前を呼ばれる”のは“嬉しい事”なのだ
それを言葉に出来ないだけ
題名:私の名前
作者:M氏
出演:🎲
【あとがき】
大前提で伝えるとM氏は自分の名前が嫌いな方です
好きと言うには名前の由来も付けてくれた人も苦手でしたので
日常生活で名前を呼ばれると不快に思う程に嫌いでした
ですが名前はあくまで個体識別番号のようなもので
当人と分かれば本名だろうが渾名だろうが蔑称だろうが敬称だろうが関係なかったりします
それに気付いたのは16歳くらいだったと思います
それなら好きな人に自分の名を呼んでもらいたいばかりです
出演してくれた彼のように
…とは言え好きな人から嫌いな単語が出る行為を好ましく思わなさ過ぎて渾名やネットの名前で呼ぶように願っていますが
一度、母に「どうして私の名前はこれなのか」と聞いたことがある。
5歳くらいの子供だった私に、母は由来を教えてくれた。
サバサバしていて格好よく、人目を惹く友人が昔いたのだそう。その人の名前の一部を取って、私に付けたと。
何よりも画数がよく収まったからさ、などと母は言った。
しばらく年月が経ったあと、12かそこらの時に、私は母にその話を持ち出した。以前聞いたはずの自分の名の由来と、その由来が今どうしているのか。
そう、聞いたんだと思う。
だが、なんだか上手く聞けないまま、あるいは思い出せないくらい小さくしか話せないまま、その話は終わった。
はぐらかされたか、実は話していなかったか、思い出してみても判断がつかない。
そして、もう一度聞こうと言う気も湧いてこなかった。
親が音楽が好きみたいで音楽系の名前
正直、割と気に入ってるんよ
音楽が好きだけは受け継がれてるんだよね
僕も音楽が好き
でも、此の名前をつけてくれた親が何処にいるのか
其れはわからない
# 69
私の名前は、どこにでもいるようなありふれた名前
だけど、私にとっては特別な名前
今はもうこの世にいない父が付けてくれた大切な名前
私が産まれた時、父が心を込めて付けてくれた
「この名前に込められた意味に恥じない生き方をしたい」
そう思い私は私を生きている。
[私のなまえ]
あなたは私を名前で呼んでた
愛おしそうに
なにかあると、、そうでなくとも
毎日何回も呼ばれていたのに
気づけばあなたは私を呼ばなくなった
前とは違って冷たく呼ぶ君に
あの頃を求めても届かないよね
自分の名前が嫌いだった。
小学校の頃、表彰状で読み間違えられたから。
自分の名前が嫌いだった。
可愛い名前が良かったから。
でも、今は好き。
貴方の声で、私の名前呼んでくれるから。
私が大好きな貴方が、貴方の声で呼んでくれるから。
もっとたくさん、これからも呼んで。
「私の名前」
その名前を呼ばれれば振り返る。
でも、あまり名前で呼ばれた事はない。
基本あだ名か、苗字かの2択だ。
だが、後輩に同じ名字の子がいるから、点呼の際は名前がついてくる。
ついこの間、いつもと違う人が点呼をとっており、名字を呼ばれた際に、「え、どっち?」とその後輩となり、その時は後輩の方だったのだが、その後その人は見事に僕の名前を読み間違えたのだ。
これに友人の1人は爆笑。
間違われるのは慣れているが、なんの戸惑いもなく呼んだのは初めてだったので凄く驚いた。
友人曰く、引っ掛け問題に綺麗に引っかかってるようだったと。
ねぇ じゃなくて
あのさ でもなくて
キミ でもなくて
お前 でもない
ねぇ、私の名前を呼んでよね
あの子は名前で呼ぶ癖に
でも、君をキミって呼んでるから
まずはうちが呼んだげる。
_ ₉₃
私の名前
小学一年生の夏、名前の意味調べなんて宿題が出されて、初めて親にその意味を訊ねた。母はあるタレントの名前を呟いた。
「私、ファンなの。かわいくて優しいしあんな子に育てばきっと、あんた、幸せになれるだろ」
そのタレントは、1年も経たないうちにテレビで見なくなった。
名前なんて、所詮は親のエゴでしかなくて。所謂キラキラネームなんてものほど、大層な意味が込められていたり。美なんて漢字が入ってる子が、ちょっと不細工だったり。名前の意味なんかより、何度も何度も言祝がれた末にその名前にどんな想いが宿るかの方がよっぽど大切なのだ。
そのタレントがインスタを始めた。整形して、アパレルブランドの社長として第2の人生を送っているらしい。誰も彼女の名前をを覚えていなかった、私以外は。
私はこの子にどんな祝福を授けられるのだろう。お腹をさすりながら考える。みんなに愛される名前がいい。そうして、その名前を誰よりもたくさん呼んであげるのだ。
お題「私の名前」
「M」という文字
とても気に入っている
どことなく野暮ったい
それでいて堅物そうな姿
私の中での色はオレンジ
昔からそう
カレンダーのひまわりがまぶしい、なつやすみ、きみはいつでもきれいなひとで、わたしはきみがきれいな理由
名前、大大吉数。
ある時変わったけど笑
最近は…
嫌がらせを受けても
職場の上司に次への連絡消されても
上司に無視されても 影でバカにされても
感化されて嘘だと知らない他のバイト仲間達が
冷たくなってきても
生きてるよ。
仕掛けたのは上司だ。
検査結果悪すぎても
右から左の先生の言葉も申し訳ないほど。
家の環境が悪くても
友達に裏切られても
自分が行う全てが人に迷惑をかけている。
だから迷惑かけまくるんだ。
他人を巻き込んだりしない。
寝返ってたヤツらはどこに飛ぶのかな?
こっちはもう戦闘後まで見据えて生きてます。
死ぬ気だから本気でかかるね。
なんて、心に詰め込んで花と一緒に植えながら
世界を旅するんだ。
夏鈴
風鈴が鳴って貴方は好きなアイドルを想う。
楓
もみじが舞って貴方は初恋を想う。
梅子
梅が凛々しく咲いて貴方は大好きだったおばあちゃんを想う。
桜
桜が舞ってもずっと一緒にいても貴方は私を想わない。
題:私の名前
私の名前が世の中を一斉に風靡している。
なんと嬉しいことだ。
自分の人生でこんな事があるとは……そう思いたかった。
私の名前が全国に轟いた理由は名誉ある授賞のためでも、功績のためでもない。
昨日起きた殺人事件の指名手配としてニュースで報道されたためだった。
違う!私じゃない!
だってあの時私は酒に酔ってて、全てがヤケクソで、
だから絡んできたチンピラがウザくて、それでカッとなって一発殴って……
それから、どうやって帰ってきたんだっけ?
慌ててスマホのロックを解除すると、待ち受け画面にいる私は誰かもわからない死体の側でピースをしながら笑っていた。