『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
title of the day 〝𝟮𝗻𝗱〟
- 私の名前 -
私の名前は滅多にいない名前で
田舎に住んでるからすぐに身バレする。
小学生の頃、自分の名前の意味や漢字の意味を
親に聞いて作文を書く、という宿題があった。
名前というのは特別で、漢字の意味も特別で。
〝名前〟というのはそれほど大切な物だと思っていたから
母親に自分の名前の意味や由来を聞くまでは
どんな思いでつけたんだろう、と楽しみにしていた。
聞いた結果は、「語尾に○をつけたくて、出産の入院中に読んだ漫画に○○○ちゃんっていう名前の子がでてきて、可愛いこの名前!ってなって、それで付けたんだよ〜」と。
私の名前は、特に意味もなく付けられた名前だった。
可愛い名前というだけで、つけられた名前だった。
当時は小学生で相当ショックだったけど必死に隠した。
友達のみんなは、「こうなってほしい」「こうゆう子になりますように」って、親のたくさんの思いが詰まった名前だった。
作文には、自分で考えた文章を書いた。
私の名前は、お父さんがくれた名前。
私が産まれる直前まで、考えてくれて
「家族を強い絆で結んでくれる
すごく大切で稀な存在であって欲しい。」
そんな想いからつけてくれた。
すごく大好きな名前。
だけど、たまにわからなくなる。
私はこの名前に相応しいのか、
家族にとってこんな存在になれているのか。
こんなに素敵な名前を貰ったのだから、
自信を持って言えるようになりたい。
遠い日の記憶の扉を開けた
むせかえるような緑の香り
大地を焦がすような陽射し
そこには古い墓があった
ああなんということだ
墓に刻まれた名前は
私のものだった
#私の名前
私の名前
親が付けてくれた、私の名前。
子供の頃は、ちゃん付けで周りの人が呼んでくれました。
大人になり母親になると、お母さんと呼ばれるようになりました。
子育てが終わって、お母さんと呼ばれる事も減りました。
夫は、わたしをお母さんと呼びますが、そしたら返事をしません。名前で呼んでくれたら、返事します。わたしもあなたを名前で呼んでますよね。
個々人として対等に暮らしたいし、名前で呼んでくださいね。
そこの処よろしくお願いします。
わたしの名前に、不満はない。
ごく普通の、いい名前だ。
世の中にはキラキラネームというのもあるらしいが、それはそれで個性がたくさんあっていいと思うんだ。
アニメのキャラの名前でもいいと思う。
「私の名前」
ひとからよばれて
それは自分のことだと想像できるもの
わたしを わたしだと決定づけるには
私の呼び名は まだ足りない
「おねえちゃん?」
「苗字?」
「なまえ?」
「ニックネーム?」
例えば今際の際に
この世から魂が旅立とうとした時
なんと呼ばれたら
私はこの世に留まろうと思える?
残念ながら、わたしの心の奥底に
隠されたほんとうの真実を
まだだれも探り当ててくれておらず
きっと誰もわたしを
きっと誰も私の魂を
この世に引き止めてくれはしない。
未練を残さず わたしは消えるだろう。
「私の名前」
わたしを わたしと決定づけるもの
それを探り当ててくれる人を探すため
わたしは まだいきねばならぬ。
「私の名前」
#29【私の名前】
私の名前は
母が漢字の画数に悩み
響きも大事にしながら考えて
たくさん書き出した候補リストから
父が選んだ。
「これでいいんじゃない?」
リストの一番目に書いてあったからという理由で
呆気なく決まった。
考える事を放棄したヤツがいう台詞
第3位だと思う。
幼少期に、おままごとで喧嘩して以来
ちょっとずつ嫌いだったけど
この話を聞いてから
また少し嫌いが増えた。
そんな感じだから、名前に由来などはない。
でも、母のこだわりは3つある。
「子」が付かないこと
なるべくシンメトリーな漢字を使うこと
誰でも間違えずに読めること
だから、私の名前はよくある名前だ。
高校生の時には
名前も誕生日も同じ子がいたくらい
ありきたりなもので
マンガやドラマには
意地悪で嫌な女として、よく出てくる名前。
それでもそれなりに気に入っている。
シンメトリー過ぎて
未だにバランスよく書けないけれど。
7/20 お題「私の名前」
私の名前はソル。―――すなわち、「太陽」。
天球を巡る、ただ一つの大いなる光。その名を戴く私の使命は、光のもとに人を導くこと。
ゆえに、人と交わってはならない。人に溺れてはならない。人に埋もれてはならない。人になってはならない。
私の名前はソル。―――すなわち、「孤独」。
(所要時間:8分)
「あ、いたいた。やっほー」
『………』
夜、公園のベンチに座っていると17歳ぐらいの女の子が話しかけてきた。
唖然とする俺を置いて、彼女は話を続ける。
「また残業してたの?相変わらずだね」
「早く帰って寝ないと。また体調崩すよ」
全く話についていけない。
そりゃそうだ。俺は彼女の事をまったく知らない。
「そういえば、おかあ……友梨は?」
『…なんで君が友梨の名前を知ってるんだ』
友梨は同じ部署で働く俺の幼馴染だ。
「…友梨の事、好きでしょ??」
『…は、はああ!?!?』
「ふふ、やっぱり。この頃から好きだったんだね」
『…君、一体誰なんだ…?』
「…私の名前?」
「……将来、貴方が友梨と一生懸命考えてくれる素敵な名前だよ」
ー私の名前ー
二文字だからさ、呼びやすいでしょ下の名前の方が。そこ照れるとこじゃないし…別に、変な思惑とかないし。
初めてあなたに下の名前を呼ばれた、あの瞬間の世界の煌めき。甘くとろけるようなその声で、簡単におちちゃう子がいるって事、忘れんなよばーか。
「私の名前」
私は、老人に拾われた。
雨が止んで、さんさんと降り注ぐ太陽の下、干からびた何かに私はなりかけていた。
そんな時に、老人に拾われた。助けられた。
飼い主に捨てられ、カラスとの戦いで痛み分けとなり、雨が体をうちつけ、今に至る。
老人は、私の顔をふいてやる。目やにがついていたが、それを綺麗にふきとってくれた。
体にもたくさんのノミやらがついていたが、薬か何かでふきとってくれた。
この人は、いい人だな、と、私は思った。
いや、油断してはいけない。いつまた捨てられるかもわからないからだ。
私は体を震わせて警戒した。
「よし、じゃあ、名前を決めましょうかねぇ」
老人は、おもむろに余り紙とペンをだす。
「チビ? いや、でも大きくなるかもしれないわよねぇ。 クロ? んー、見たまんまってのも面白くないわねぇ」
名前の候補を出しては、斜線をひいて消す。
そして、あぁ!、と、老人は思い出したかのように言う。
「雨の日に出会ったから、アメ!」
どうやら、私の名前が決まったらしい。
私の名前は、アメ。今日、アメ、という名前をもらった。
雨の日に出会ったが、窓からは暑いくらいに太陽の陽射しが差し込んでいた。
【私の名前】
私の名前は、ごくありふれた名前だ。漢字も
一般的なものだ。
わりかし気に入っている。響きがいい。
あだ名もあるけれど、これは名字をもじった
ものが多い。
今まで、あだ名や名字で呼ばれることがほとんど
だったので、私を名前で呼ぶのは、もっぱら家族だ。
逆に名字は珍しく、初めて聞いた人は、ほぼ漢字を
間違える。
なかなかのアンバランス。
まぁでもそれでいい。私を指し示す、たった1つの
名称だもの。
「私の名前」
あなたは私の名前を呼ばない
他に同じ名前の人がいたって呼んでほしい
呼んでほしいと思うけどたまにはねて飛んでくるそのあだ名をとても心待ちにしている
♯これは恋でしょうか。
私の名前
少し古臭い 、梅という名前
それでも、私は気に入っている
どんなに馬鹿にされようが、
どんなに貶されようが
大好きなおばあちゃんがつけてくれた名前だ
この名前を愛し、今日も明日も、
私は生きている。
私の名前
「……はね、宝石って意味もあるんだよ」
母が言った言葉。
両親には悪いけど、
"宝石"にはほど遠い。
自分はこの名前が気に入ってるけど。
こんな人だからさ、名前負けってやつにしか感じないんだよね。
同じ名前の、あの子はさ、宝石ってぴったりだと思うんだけど。
カスでしか、ないんだよね。
そう話した彼女。
やっぱり、素敵だと思った。
私、超能力とか、使えないんだけどね、心の声が聞こえたんよ。
それにしても、この2人、こんなにも無自覚なんだなーと。
いちお、私居ますけどーみたいな、
あの子は自覚ないみたいだけど、めっちゃ可愛いんだよね、あの子。
性格はパサパサ系に見せかけてめっちゃあったかいとことか。
実は奥手で初心なとことか。
綺麗な顔に華奢な体。
1000年に1人の王女(プリンセス)って言われてる、お姉さん : 咲妃さんと比べてるだけで、勉強も運動もトップクラス。
咲妃さんは正面から王女/姫(プリンセス)って呼ばれてるし、よく告られてるけどさ、
この子は陰で王子(プリンス)って呼ばれてるんだよ。
男女問わず人気なのってこの子くらいだし。
それに、咲妃さんは女子に一時期、嫉妬からいじめられかけてたって知らないでしょ。
それを察した私の兄である、陸が助けたんだよ。
この人達、10年以上両片想いしてたから、私が助言して、やっと付き合っただけだし。
王子(プリンス)だってさ、姫(プリンセス)に憧れてるから、宝石とは違うって思ってるみたいだけど、
王子(プリンス)って見れば、宝石の意味に納得できるよ、普通に。
嫉妬しそうーとか心の中(たまに陰で)でみんな言ってるけど、サバサバしすぎて嫉妬してもみんな実行できてないんだよ笑
その点は、咲妃さんとは真逆かもね、
いつも絡んでくる、(本人達はからかってるだけっていうけど、)幼馴染って言ってる萊都(らいと)だって完全に両片想いじゃん?
萊都が虫を寄ってこないようにしてるだけで、めちゃくちゃモテてるからね、告ろうとした奴には阻止するの、毎回手伝ってる私だからこそ言えるけど。
男女共に人気とかやばいわ相変わらず。
あの現場見た私だから言えるけど、小3で萊杜(らいりん)くんに初めて告られた(らしい)直後に私と萊都が歩いてきて、隣にいた萊杜くんが名前呼んだら持ってたもの全部落としたじゃん、あの時の萊都の表情やばかったんだよ、
夏祭りの2人の前でしたんだから、
『2人で行って来なよ
私は彼氏の健斗と行くから(イチャイチャしてこいー。)』
そろそろ付き合ってほしい。
「私の名前」
初対面の人には読みにくい名前。
外人が発音しにくい名前。
でも、大好きな名前。
私の名前
私の名前には『美しい』の『美』
が入っている。一卵性双生児の姉も
同じく『美』が入る。
いわゆるソース顔女子で、可愛いとは
言われないが、美人と言われた過去が
ある顔立ちだ。女優さんや何故か顔の
濃い俳優さんまで、似てると言われた
ことがある。とりあえず、名前負けは
していないと言っておこう。
キラキラネームでもなく平凡な名前
だが、私らしいと気に入っている。
わたしの名前。
わたしだけの素敵な名前。
わたしの名前を呼んでくれる大切な君。
君の名前を呼ぶわたし。
君の素敵な名前。
ずっと呼んでいたい。
【クイズです】
親から生まれて初めて貰えるものな〜んだ?
ケーキ?
服かな?
愛情?
愛情って何?って聞かれたら説明難しいけど今回の答えとは違います🙄
正解は…
【名前】です
生まれたら名前貰えるよね?
当たり前だけど
もし名前ないとどうなると思う?
名前がないと
学校にも通えない
携帯も買えない
保険も所得できないので怪我や病気したら大変
資格も取れないし
自動車免許も無理
もちろん家なんて買えない
そもそもお金を得る為にバイトすら出来ない
名前がないと基本的には社会的に生きていく事はこの世界では無理みたいですね。
もし名前がない=戸籍がないという事になると…
この世に存在しない人間という事になります。
戸籍のない人ばかりがいる街ににいる人間を犯罪に利用する為に教育し
犯罪関係の組織に人身売買するみたいな事を書いた小説を読んだ事はありますが…
あくまで小説の中の話なので現実ではありませんが犯罪に利用しようと思えば出来るんでしょうね?
まあ私達にはちゃんと親から頂いた名前があるので大丈夫ですね。
あなたに普通に名前を付けてくれた親もしくは名付け親に感謝ですね😁
【私の名前】
私の景色が見られるのは、
あと少し先の季節。
今では平凡な響きかもしれないけれど、
豊かさと幸福を感じる、美しい景色だと思う。
#私の名前