『私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私だけだろうか…
教える相手が焦燥感でイライラしていると…自分までもイライラしてしまう。
「 私だけ 」No.22
あなたが吐いた息を吸えるのは私だけ。
あなたが流した涙も言葉も私だけのもの。
「私だけ」
日本一やすい店
日本一うまいラーメン屋
日本一のたい焼き
これらが真実だったとしても
言い張っているだけだとしても
私には確かめようがない
日本一大きな湖
日本一長い川
これらも私は自分の足で
確かめたわけではなく
地図で見て
そう言われるのなら
そうなんだろうな と
想像するだけのこと
日本一高い山 富士山
これは自分の目で確かめられる
まことの日本一
あなたの目を見て訊ねる
「私だけ?」
「そう。きみだけ」
あなたの唇からでたその言葉も
自分の目で確かめられる
まこと であったらいいのに
「私だけ」
私だけが。私だけが。
そんな言葉を繰り返すのは、もうやめよう。
貴方は貴方だけなのだから。
自分を認めてくれて、大切にしてくれる人に出逢えるように私は祈っているから。
貴方はもう、自分を傷付けないで。
ご飯よ、とお母さんが私達を呼んだ。兄と妹と一緒に元気に返事をしてお母さんの待つテーブルへと駆け寄る。いつも私が一番乗りだ。
けれどお母さんは私の横を通り過ぎて兄と妹の前にお皿を置いた。良い匂いだけが私に届く。
「ハンバーグだ!」
「やった!」
嬉しそうな二人の声に微笑んだお母さんがやっと私を見た。ことりと目の前に置かれた皿は二人とは違うもの。いつもそうだ。いつもいつも私だけ二人やお母さん、お父さんとも違う。
私もそれがいい、とお母さんの服を引っ張った。目の前に置かれた皿を押しやり兄や妹の周りを駆け回って一緒がいいと主張する。
「どうしたどうした」
遅れてやって来たお父さんが走り回る私を見て目を丸くした。
そうだ、優しいお父さんなら自分の分を分けてくれるかもしれない。そう考えてお父さんの席に飛び乗った所で慌てた様子のお母さんに抱き上げられた。
「犬にタマネギは駄目なんだってばー!」
/私だけ
私だけ…
私だけが"特別"だって、感じたことはない?
例えば、テストでいい点数だった時…
先生に選ばれた時…
自分が"特別"だつて、感じたことはない?
私だけが"不幸"だって、感じたことはない?
なんで、自分だけって、苛立ったことはない?
自分だけが"不幸"だつて感じたことはない?
でもそれはみんなそれぞれが持っている感情…
みんなそれぞれ頑張っている…
だから、私達も頑張れるんだよ…?
え?
そんなことある?
わたしだけだなんて
そんな傲慢な
わたしより大変な人は
五万といるわけで
へこたれそうになっても
何とか立ち直ってきた
逆に
わたしだけいい思いしたら
まぁ何かしら反動がある
わたしだけって思うことは
わたしのためにはならないという
密かな教訓
-私だけ-
誰もが理解されなくとも
周りから認められなくても
納得されずとも
この苦は自分だけのもの
私だけしか分からない
理解してもらいたいとは思わない
だから、教えないし解ってもらいたいとも思わない
私だけが理解できる苦しみだから
自分のこと知ってる
なにに怒って
何が好きで
なにが嫌いか
今どんな気持ちか。
モヤモヤしてるのも
イライラしてるのも
誤魔化す。
誤魔化す。
誤魔化す。
自分のこと知ってる。
が
曖昧になる。
私いまどんな気分
知ってるはずが
分からなくなる。
感覚
鈍って
–私だけ–
あの人はどんな気持ちなんだろうか
あの人は何を見ているのだろうか
あの人はどんな景色を見てきたのだろうか
時々、想うのは私だけだろうか
昔は伝記が好きだった。
人がどのように生きて
何を見てきた人生だったのか。
まぁ絵コンテのところばかりを
読み飛ばしたいたが
誰かの生きた事を少しでも見れたのは
面白かった
時々考える
今、何を見ているか
今まで何を見て生きてきたのか
他人の目を共有、遡る
そんな目があったならと
夢をみる。
私だけ見て欲しかった
返信遅いのもやだ
他の女の人のとこ行くのもやだ
大切にしてくれてないのもやだ
ざつ扱いもやだ
好きな物買ってきてくれないのもやだ
ひとつのわがままも言えない自分もやだ
結局、気を使って何も言えない自分がやだ
私だけを、見てくれない君が1番やだ
好きな人に対して「私だけを見てよ...」
そう思った事がある人は少なくないはず。
私はそう思ったことがあるのかわからない。
もしかしたらその気持ちに気づいてないだけで実際はそう思っていたのかも知れない。
今冷静に考えると好きな人に対して
「私だけを見てよ...」とは私は思わない。
けど、もしかしたら思ってもどうにもならないから自分に理由をつけて気持ちを無視してしまっているのかも知れない。
私の気持ちは私にしか分からない。
けどその私にしか分からない気持ちが
私はわからない。
「私だけを見て...」そこまでは望まないから
せめて、「私の事 も 見て欲しい」
私だけ
みんな思ったことがあること。
私だけこんなに不幸。
私もそう思ってる。
私だけ。
みんなは笑ってるのに。
私だけ。
私は人生の半分以上引きこもりだ。
普通とか多数派の人よりは境遇は不幸だと思う。
でも不幸なのはあなただけじゃない。
って言われても
いいじゃん!
って思う。
だってそう思うんだもん。
自分が1番不幸でいいじゃん!
そう考えた方が楽な時もある。
毎日同じようなことの繰り返しで正直つまらなく感じる時もあります。
でも、小さな幸せを探してみたり、自分で幸せと思えることをやってみたり、試行錯誤して生きています。
教室にコウモリが飛び込んできた
飛び回るコウモリに
みんな焦って床にしゃがみこんでる
わーわーキャーキャー
でも私は椅子に座ったまんま
私だけ
落ち着いていた
落ち着いていたつもり!
コウモリって超音波出して飛んでんでしょ
ぜったい私にぶつかってこないよね
コウモリを信じたよ
結局コウモリはカーテンに引っ付いて
それを先生が捕まえて
外に放ったのでした
「私だけ」ってテーマ見てたら思い出したこと
私はなににでもなれる。努力すれば、叶わない夢なんてない。本気でそう思ってしまうほどには、自分の能力について自信満々だった。だが、後からこれが小中学生特有の錯覚だと知った。
だから私は人一倍努力した。自分が何者にもなれないのなら、生きた証を残すためには優秀でなくてはいけなかった。この世に何かを残す才能は努力した先で開花するものだと信じた。
大学生になっても私はすべてのことを必死にこなした。誰よりも努力してきたつもりだった。だが、どれだけ努力しても成績はすべて最高評価にはならなかったし、遊んでばかりの同級生よりもレポートの評価が悪いこともあった。
そんなことが続いていくうちに、私だけが無能であるかのように思えた。周囲の人たちはきっと将来何者かになって、誰かから愛されて、称賛されて、幸せに生きていけるのだと思った。どう頑張っても自分はその一人にはなれないのだと本気で思った。
だが、社会に出てからは変わった。唯一内定をもらえた会社で必死に働いていくうちに、営業成績はみるみる伸びていった。今まで蓄えてきた知識が年上の方と話すときの雑談のタネになった。博識な人だと勘違いされると、それだけで信用してもらえた。仕事をするのが楽しくなった。仕事が始まれば、学びの人生は終わりだと思っていたが、そうではなかった。人との接し方や、コミュニケーションの取り方は社会人になrないとわからなかった。
入社してから数年経って、多くの後輩を育てたあと社長から直々に呼び出しされた。社長からの話というのは、これから入社してくる新人研修の担当をしてもらいたいとのことだった。やっと、やっと多くの人の記憶に残る仕事ができるのだと思った。迷うことなく喜んでその仕事を引き受けた。
新人研修の担当が私に変わった途端、会社の業績はみるみる良くなっていった。きっとこれが、私だけにできる仕事なのだと初めて自分の人生を誇りに思うことができた。
私だけ
きっとこの世界を、この目で、この気持ちで見られるのは私しかいない。
どれだけ同じ場所に立ったとしても、どれだけ同じ気持ちだと言葉を使って確かめても、この世界をこうやって見れるのは私だけの特権だから。
どれだけ世界を憎んでも、どれだけ世界を愛しても、目に映る世界は人それぞれで、みんな自分だけの世界が広がっているんだ。
私だけ
私だけを
「だきしめて」
「いいわけにして」
「すくいにして」
「きらいにならいで」
私だけと
「けんかして」
「つきあって」
「こいにおちて」
「んーっていいあって」
「しりあって」
「てをつないで」
私だけ、って独占するには、君は素敵すぎるから
君の好きなことばあそびで、プロポーズしてみるんだ。
今はうまくいかなくても
私だけは君を
「あきらめずに」
「いいわけせずに」
「しなずに」
「てをつかみつづけることを」
「るーてぃんにするんだ」
何度でもどんな方法でもつたえるね。
愛してる。
とある女の日記
⚪︎月×日 天気☔️
タイトル「こんなことになってるの私だけ?」
『他にもっと俺よりも好きになれる人が現れるよw』
このフレーズに病むのは何度目だろうか。
私は、彼氏からの“おちょくり”に心底悩まされていた。どんな話をしていても、どんな返しをしても、必ずこの「俺よりいい人現れるよアピール」で会話が終結してしまう。今、私があなたを好きだという気持ちは土足で踏み躙られ、なかったことにされ、この恋は恋としてカウントされないと宣言されたようなものである。
おかしい。何かがおかしい。自分の気持ちが恋愛感情であると気づくのにかなりの時間を要し、さらに互いの気持ちを確かめることにも常人の数倍はかかったと記憶している。そんなこんなで、やっとの思いで成就させた代物だ。恋愛とは、このように片一方がもう片一方の人間に対して偏愛を寄せる営みなのか。少なくとも映画やドラマで見てイメージしていた恋愛とは程遠い恋人ライフを送っている気がする。杞憂であってほしい。
友人に言わせれば“こちらの好意を人質に取られて弄ばれているだけ”である私の恋愛。果たして幸せなゴールへと導かれるのか。見ものである。
なんで私だけと周り妬んでいると、どんどん辛くなるよ。そんな思いは捨てちゃおう。寝て起きて自分の生活に集中しているうち、きっとそんな思いは消えていって…。自分の等身大の生き方をできるようになるだろう。そう信じている。