『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"神様へ"
なあ、神様。
アイツを笑顔にしてやってくれ。
アイツが泣かなくていい世界にしてくれ。
アイツが嘘をつかない世界にしてくれ。
-消えたいなあ
アイツがそんなことをぽつりと。
窓から夕陽が優しくきらめいて。
お前の瞳は痛いくらいに冷たくて。
-死にたいなあ
ちょっぴり淋しそうな顔をして。
瞳は炭酸が抜けたみたいに。
窓からの夕陽は、心を刺してくる。
真っ黒な心は練り消しの中に閉じ込めて。
真っ白なフリしてる。
そんなお前が大嫌い。
そんなお前が愛おしい。
すき。
って言えば、お前は笑ってくれるかな。
お前はサイダーになれるかな。
-生きたいなあ
って言って、くれるかな。
勝手なお願いごとの多い人の子らですが、健やかな命灯を、どうかお見守り下さい。
煩雑化と短命ゆえの愚かさを、どうぞお裁きください。
繁栄も、衰退も、御身の糧に。
【神様へ】
神様へ
わたし ずっと 近くで見ていたんです
あのひとが 目指すところへむけて
あのひとなりの 努力を続けてきたことを
ひたむきに 誘惑にも背を向け
まっすぐに頑張ってきたことを
すべての人が
目覚す場所に 届くとは限らないのは
知っているけれど
神様 どうか どうか 辿り着かせてあげて下さい・・!
神様へ
病室は沈黙に包まれた
誰もが、ベットの横に置かれた心電図モニターに
目を向けていた
心拍数が徐々に少なくなっていく
ピッ、ピッ、ピッ……
この音が決して変わらないように
お父さん、お母さん、親戚…皆が祈った
私も制服のスカートをギュッと握りしめた
お医者さんから、おじいちゃんが
余命宣告を受けた時から
もう永くはないと分かっていた
分かっていたけど、やっぱり信じたくなかった
ピーーー
誰もが息を呑んだ
そしてお母さんが手で口を覆った
嗚咽が漏れた
お父さんは袖で涙を拭った
お医者さんは苦しそうな顔でおじいちゃんとモニターを
交互に見ている
目から涙が出た
頬を伝ってスカートに落ちた
神様…!
…お願いです、おじいちゃんと、まだ、話したいことが沢山あるんですっ!!
奇跡なんてない
分かってる
分かってるけど…!
お医者さんがおじいちゃんの目を覗こうとした
その瞬間、
奇跡が起こった
ピッ、ピッ、ピッ……
彼から呼び出されて、私は彼の家に行った。こんな夜遅くに何だろう、と思いながら呼び鈴を鳴らすと、ゆっくりとドアが開いた。
「こんな夜遅くに呼び出してしまってすみません。どうしても、あなたに渡したいものがあって」
そう言って彼は私を部屋に招き入れた。少し待っていてください、と言われたので私はリビングのソファに座って彼を待つ。
「お待たせしました。左手を出してもらえますか」
「いいけど…」
言われた通り左手を出すと、薬指にキラリと輝く指輪を通された。
「これって…?」
「俺と結婚してください。貴方を一生幸せにすると必ず誓います」
まさかのプロポーズをされた。小さい頃からの長い付き合いだった彼とは、恋人になって何年か経っていたが、結婚を前提にしてくれていたことに感動した。
「はい、もちろん。喜んで…」
神様へ。あなたが私たちを巡り会わせてくれたおかげで、今でも私たちは幸せです。これからも、一生お互いに幸せでいられるように、見守っていてください。
テーマ「神様へ」
「神様へ」
私にとっての神様は どの神様だろう
八百万の神か オンリーワンか
トイレにも神様はおられるらしいし
それとも 天に旅立った 思い出の中の人たちか
神様 もしも 私の声が聞こえたなら
私に自由を
私だけの人生をください
誰にも縛られず
心から笑える日々を取り戻す勇気と力をください
私の中にも多分 神はいる
ひっそりと 祈る
声よ届けと
鐘よ鳴り響けと
願い事が多過ぎて
欲張り
だからかな?
私の願い事は
神様へ届ける前に
「いいよ。じゃあその店で飯にしようぜ!」
神様がたった一度
"仕方ないなぁ"と融通してくれた彼氏が
叶えてくれる
#神様へ
神様へ
あなたはこの世界を作ったのですか?
もし作っていれば、叶えてください。
私の家族は、爆弾魔によって家もろとも吹き飛ばされました。
私は友達の家にいたので、無事でした。
なぜ、親は、妹は、死んだのですか?
なぜ?死ななければいけなかったのですか?
しかし、死というものはいずれ来るもの。皆平等です。
なので、生き返らせて欲しいなんて言いません。
この世界を、変えてください。
私のように苦しむ人も、犯罪をするしかなかった人も、親がダメダメで辛い思いをしている人も。
みんなが幸せな世界にしてください。
お願いします。私の命を使ってもいいですから。
そう、幼い字で書かれた手紙は、神の元へと届いた。
しかし、机の上の大量の書類に混じって消えていってしまった。
神様へ
どうしようもなく追い詰められて、
叶いもしないことを神様へ願って、
それで少しだけ、気を紛らわせる。
その願いを聞いてくれる神様も、
叶えてくれる神様も、
存在しないことくらい、
とっくに気づいているはずなのにね。
神様ヘ
普通の幸せが欲しかっただけ。
最後は幸せでいたい。
神様。
そんな存在は人が作り出した幻想?
それとも本当にいるの?
神様。
あなたが本当にいるなら、願いを叶えてくれますか ?
祈れば聞き届けてくれますか?
私はこの世というものに少し呆れています。
いや、私という存在に呆れています。
こんな私は罪深い人間なのでしょうか。
せっかく生まれてきたのに。
私は何度も何度もあの世へ行こうとしました。
でも、何故なんでしょう。
まだ、生きてます。
こうして、こんな馬鹿みたいな文章を書きながら、まだ生きてます。
不思議ですね。
あなたを何度恨んだ事でしょう。
多分、子供の頃あなたに嫉妬してました。
母と父は私よりあなたを選んでたから。
信仰というものは時に恐ろしく残酷で、体の傷は治ったけれど心はまだあの小さい頃のまま傷ついてるんだと思います。
神様。
私は辛いです。
兄妹もまだ傷を負ったまま生きてます。
でも、多少は前を向いている。
私を除いて。
置いてけぼりです。
私は。
どうしたらいいですか。
私は。
きっと自分で道を見つけないといけない。
分かってます。
昔より成長してきましたがやっぱりぽっかり空いてるんです。
昔のように泣き虫なままです。
たまに、あなたがいなければ良かったと思います。
あなたがいなければ私はこんなふうにならなかったと。
でも、きっと違う。
当てつけです。
母は母のままだったし父は父のままで。
同じような人生を送るのだと。
この家族は今のまま壊れてただろうし愛なんてなかった。
暴力も暴言もいじめも束縛も。
きっと、このまま。
このままで私は今のように育っているんでしょうね。
あなたが与えた試練はいつまで続くんでしょうか。
私は耐えられるでしょうか。
強くなれるでしょうか。
強くなろうと何度も努力しました。
でも、過去が私を縛ります。
引きちぎっても引きちぎっても私は1人じゃどうしたらいいか。
いつか、いつか、私も幸せになれるのでしょうか。
こんな私でも幸せになっていいですか。
神様へ。
あなたがいてもいなくても私はどっちでも構いません。
地獄があるかとか天国があるかとか。
私はどうでもいい。
でも、もう私はこれ以上は無理です。
過去に縛られるのも。
今の家族にも。
私自身にも。
これからどんな試練が待ってるのかが恐ろしいです。
でも、死ぬのはもっと恐ろしいと知っているからこそまだ私は生きてるんでしょう。
いつか、あの世へ行ったらあなたに説教してやりますよ。
小一時間ほど。
だから、ほんのちょびっとのあなたの祝福を私にください。
少しでも笑えるような安らぎを私にください。
努力するから。
お願いです。
私は、強くなりたい。
【⠀神様へ 】
テーマ 神様へ
「生きていなかったことにしたい...」
きれいな夜の黒にその感情は消えてゆく。死にたいんじゃない。生きる意味がないんだ。
「無理かな〜」
自分の心の中の誰かが喋る。うるさい。無理なのはわかってるんだ。
ー 昔 ー
自分は静かなやつだった。喋ったら騒がれるほど喋っていなかった。だから友達なんて一人もできたことがない。段々と喋ることをしなくなっていって、もう中学3年生には喋ることを忘れてしまった。
「...」
ポロリと涙が零れ落ちた。
神様お願いします。どうかこんな自分を救ってください。
その願いは夜空を高く昇って見えなくなった。
おわり
「神様へ」
叶わない願いがあるなら神様にお願いするのか?
結局は神頼みにすんのか?
"神様へ"
なんて優等生のいい子ちゃんぶってよ笑
そんな神様になんて頼んで結果を待つなんて...
んなもんクソ喰らえ
そんな神様なんてもん使わなくたって
俺達で頂点に立ってやるよ笑
そんな神様なんて存在すらも越えて
常識もぶち壊して行ってやるよ
神様へ
神様はいると信じて真っ直ぐな心で
生きて来ました。
でも時々ありえない苦しみもやって来て
神様を恨んだこともあります。
何故私だけ、、なんて思ったり。
でもたまにステキな幸せもやって来て
神様ありがとう!なんてね。
勝手ですね。私。
人間て都合いい生き物です。
だから神様は私を試しているのだと
思うことにしました。
辛い時は負けないで乗り越えよう。
嬉しい時は素直に喜び、でもあまり
油断しないこと、浮かれないこと。
人生が終わる時神様に感謝が言えるように。
神様へ
お願いはひとつだけです
どうか…
どうか……
#神様へ
色んな姿をお持ちですよね
時にはキリスト
時にはアマテラス
どの世界の神様も
最後は一つになるのでしょ?
【神様へ】
バベルの塔なんか建てようとしてすみませんでした。
どうか世界統一言語に戻してください、お願いします。
「神様へ」
神様が本当にいるのなら、神様へ願い事を書こうと思った。
神様へ
神様、みんな私も含め、生きづらくてしんどい人達が多いのです。
どうかみんなが生きやすい世界になってほしいです。願うのはそれだけです。
神様へ
神様へ、教えてください
私の運命の人はあの人ですか?
もし、そうなのなら次こそはずっとあの人から離れないと、結ばれなくても、ずっとあの人を想うと誓います。
神様へ、どうかお願いします
去年の夏に、今まで生きてきた中で一番幸せで、生きていて良かったと思える、あの人と過ごした時間に戻して下さい
そしたら、絶対に後悔しないよう、選択を間違えないよう、やり直したいのです。
あの人と幸せになりたいのです。
どれだけあの人が周りの人に悪く言われていても、私だけは、あの人を信じ、愛すべきだったのです。
私の目で見たあの人は、私を幸せで埋め尽くしてくれるいい人だったのに、私の何も埋め尽くしてくれなかった人達を信じ、あの人を裏切りました。
神様へ、
あの人はまだ、私を愛してくれているでしょうか?
「神様へ」
愛をください
心をください
笑顔をください
居場所をください