『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この世には神さまがいる、らしい。
そんなことを演奏者くんが言っていた。
言ってないことも、誰にも秘密にしたことも、全部全部神さまは知っているのだと、そう偉い人が言ってたのを思い出した。
その時はとんだ子供だましだと思ったけれど、どう考えてもボクより強くて、きっと権力者集団なんてひとひねりできちゃうような彼が言うと、なんだか本当じみてくる。
誰にも言ってないことまで知っているなら、ひた隠しにしてきた演奏者くんが好きという気持ちも知っているのだろうか。
ボクのそんな感情を知っている神さまはボクのことどう思ってるんだろうか。
…………聴いてみたいような、そんなことないような、そんな複雑な感情を胸に宿してしまった。
野生のやまゆり
2024/07/04㈭日記
土手に咲き乱れている。
すれ違った男性の手にやまゆり。
取ったったんだなあ、とぼんやり思う。
高齢者に多いよね、花を取るの。
「花泥棒に罪はなし」って言葉が
あるそうだけど、免罪符になるとは
思わないな。
今日はカスタマーセンターに
電話をして話しの途中で要件が
わかったんだけど、電話を終わらすのが気まずく、そのまま話しをしていたら思わぬ方向になりそうになって
慌てて「もう大丈夫です、わかりました」って言ったんだけど担当の人は
不思議そうにしていたので、また
気まずくなって、他にも質問したら
担当の人の話しがわかったような
わからないような…とりあえず
電話を切った。
後から担当の人の言っていた意味が
わかった。
ごめんね、担当の人。
たぶん「わかっていない」と
思いつつ、対応してくれたと思う。
時間差で理解が追いついた時の
哀しさ。
7月、焼き芋どうだろう?
スーパーを覗いてみれば、まだ販売していた。
僕が気づかなかっただけで今まで
年中、販売していたのかな。
今年の2月に焼き芋にハマったからなあ。
買って食べてみたら蜜がなかった。
仕方がないね。
おやすみ。
神様にだけは知られたくないことばかり。
どうぞ、私を見逃してやってください。
神様だけが知っている
僕らの本当の心のうち
知られてたまるか
思うのは勝手
思うのは勝手なんだ
忘れられない人を
今でもずっと
思っていることを
神様だけが知っている
遥か昔の記憶
大切な思い出
何年経っても色褪せない
今のわたしの一部になった出来事
そんな夢を見た
なんだか懐かしくて泣いていた
あれから何年も経って振り切ってきたのに
今更なんでこんな夢を見たのか
どうしてこんなに言葉にならない感情になるのか
わたしにはわからない
きっと
神様だけが知っている
#神様だけが知っている
(昨日のお題『この道の先に』の分です)
人を襲って無理やり血を吸うよりも理解ある方から提供してもらったほうがお互い気持ちがいいと思い、仲間と献血を始めた。不定期に献血バスを出し、当面生活できそうな量が集まったらその日の活動は終わりだ。善意で血を分けてもらっているが、もちろんただではない。協力してくれた方には日焼け止めなど、お礼の品を渡すようにしている。そのおかげか毎度そこそこの量の血を調達できていた。
しかし今回は違った。バスを停め設営を終えてから何時間か経つが、誰も来る気配がない。何かおかしいという話になり近くの様子を見に出かけた仲間が、慌てて戻って来た。数百メートル先に献血ルームができているというのだ。流行りのアニメとコラボし、協力者にはグッズを配布しているらしいとのことだった。こちらに誰も来なかったのはそのせいだ。しかしそれはあんまりではないか。先にこのあたりで献血をやっていたのはこちらなのに。何より私達の活動には生活がかかっているのだ。
私と彼は抗議しにいった。いや抗議などという物騒なものではない。ただ分かってもらおうとしただけだ。献血ルームの横には、キャラクターの絵が描かれた楽しげなのぼりが立っている。私達が献血に来たのだと思ったスタッフが車から出てきた。私は自分たちが数ヶ月前から近くで献血をやっていること、それは少数種族となった私達吸血鬼が殺人者ではなく真っ当な社会の一員として生きるための知恵であることを説明した。その間スタッフの女は、笑っているような眉をひそめているようなよくわからない顔をしていた。そして言った。あなたと私達じゃ目的が違うと。彼女たちがしているのは一人でも多くの同胞を救うために自らの体の一部を差し出す尊い行為だが、私達は結局自分が生きるために人格を持った他者を食い物にする卑しい捕食者にすぎないらしい。私は思わず女の肩を小突いた。だけのつもりだった。彼女の体は飛んでいった。
恐怖に満ちた顔が私達の目を覚まさせるのに時間はかからなかった。いかにも下等生物らしい蚊の鳴くような声が、忘れていた誇りを思い出させる。捕食者の、そして由緒ある強者の誇りだ。こいつの言う通り、私達は捕食者なのだ。そして人間は被食者である。共存など必要ない。私達に屈しようが屈しまいが、この先人間にできるのは死を待つことのみだからだ。
間の良いことに、日が落ちかけていた。世界の生まれ変わりにふさわしい空だ。気の早い盟友は、女の首に牙を突き立てている。今夜は久しぶりに街へ繰り出すのだ。昔から、吸血鬼の狩場は夜の街だと決まっている。もっとも、人目を忍んで闇に紛れる必要はもうないのだが。
人生には大きな選択をする時がある
この学校に行こうか行かないか
この人と付き合うのかつき合わないのか
どこに就職しようか
そのあとの結果は
『 神様だけが知っている 』
最近 、 よく「 死 」について 考える 。
殺 されて 死 ぬ 、 自 殺 で 死 ぬ 、 病気や 寿命で 死 ぬ 、
でも 全部 そうなるって 最初からは 分かってない 。
この運命を 、 私達は知らない 。
運命は 、 神様だけが知っている ____ 。
今日ついた嘘の数
飲み込んだ言葉
頭の中の無法地帯で
今まで殺してきた自分の数
私と神様だけが知っている
だけど
知っているだけ
助けてはくれない
あのときも
あのときも、あのときも
あのときも
いつも
いつも、いつも
いつも。
ねぇカミサマ
私がアナタを殺めたのは
今日で何回目だったかしら?
【神様だけが知っている】
はい、ここで発表ですっ!
今日で世界は終わりまーす(*´・ω・`)b
みんなぁー、今までありがとー(*ゝω・)ノ
【神様だけが知っている】
神様だけが知っているのは未来であろう。
言葉遊びとして、その理由を書いてみる。
ここでの神様は全知の神としよう。
テーマを言い換えると、
人間は知らないということ。
人間が知らないのは、
基本的に未来のことであり、
原理的に未来は知り得ない。
なぜなら未来を知ると言っても、
未来予想を現在において知るだけであり、
それは未来そのものではないからだ。
……………………
ここから結論を書くと、
神様だけが知っていることは、
未来であると言えるかもしれない。
神様だけが知っているこの秘密。
みんなは氷が溶けると何になるか知ってる?
水じゃないんだよ、
氷が溶けるとね、
僕は神様じゃないからわかんないや。
みんなは、氷が溶けると何になると思う?
(題・神様だけが知っている)
私が 今を 生きた理由 。
私が 死を選ぶ 理由 。
私が 明日を 選ぶ 理由 。
私が 私を 嫌う 理由 。
私が 完璧を 嫌う理由 。
私が 普通を 嫌う 理由 。
私が 自然を 好きな 理由 。
私が 幸せと 感じる 理由 。
私が 私を 価値のある 者と
認めれる 理由 。
此 ノ 世 の 全てを
神様は 知っている 。
「 #神様は 知っている 」
あなたなら救けてくれるんじゃないかって
あなたは優しいから
どんな小さなことでも、「みんなが笑って暮らせるように」って
全力で守ってくれる
でも
助けてくんないんだね
私…私たちのことは
知ってたよ
ただ、分かってたのにいざ突きつけられると
その事実が、とてつもなく嫌になって
なりたくてなったんじゃないのに
助けてもらう権利もない
ひどい話だよね
あなたなら、私のことも、その暖かい手で優しく包み込んでくれると
願ってたのに
信じてたのに
神様だけが知っている
適役はいつも
誰にも救われず死んでいくものなのだと
「人を助けるのがヒーローなら
………、人じゃなかったんでしょうか」
#2024.7.4.「神様だけが知っている」
無重力ちゃんと生きにくい血の適役。hrak。
ヴィランって「適役」なんですよね
あくまで敵なんです
敵でも誰かを助けることはあるでしょ?
『この道の先に』
「もう一年の半分過ぎたって?
嘘は駄目だよ、沙都子。
まだ一月だよ
一年は始まったばかり!」
「嘘じゃないわ、百合子。
今週で七月なのよ。
カレンダー見なさい」
友人の沙都子は、私をたしなめる。
お前は間違っていると……
けど私は友人の沙都子の言葉を一蹴する。
なぜなら今は一月だからだ。
「見るまでも無いよ。
今は一月、一年は始まったばかり」
「最近、最高気温が30℃を超え始めたけど」
「異常気象怖いね」
「百合子、あなたがなぜ一月と言い張るのかは知らないけれど、いい加減現実を受け入れなさい」
「ふん、沙都子はいつも私の事を騙すからね。
もう騙され――」
「面倒くさい」
沙都子はそう言うと、私をスリッパで叩き、叩かれた私の頭はいい感じの音を響かせる。
それを音を聞いて、私は『いい音だな』と他人事のように思った。
「これ以上言うと、次は花瓶で殴るわ」
沙都子は、近くにある花瓶に手を伸ばす。
「それ殺人事件になるよ!」
「安心して、完全犯罪をなして見せるわ。
ミステリ好きでしょ?」
「参加するのは嫌いだよ!」
「ふん」と沙都子が花瓶を持ったのを見て、私は慌てる。
これは本当にやるやつだ。
「分かったから、やめて」
「目が覚めたようね。
使わずに済んで良かったわ。
これ高いのよ」
沙都子は、持っていた花瓶を大事そうに置く。
そんなに大事なら、最初から使わなければいいのに……
「それで?
なんで、今月が一月っていうの?
興味ないけど、暇だから聞いてあげるわ」
沙都子は、目を輝かせて私を見る。
普通に興味津々じゃんか。
「今週で一年の半分過ぎたでしょ。
それで私、思い出しなんだ」
「何を?」
「新年の抱負」
私がそう言うと、沙都子は目をパチクリとさせた。
「あら、あなた目標なんて立てるタイプだったのね……
意外だわ」
「私の事なんだと思ってるのさ」
「過去も未来も預かり知らぬ、今だけを生きるスーパーJKでしょ?」
「なんかカッコいいように言ってるけど、バカにしてるな!
新年の抱負くらい立てるわい!」
「でもその様子じゃ、達成してないんでしょ」
「うぐ」
憐れむような目が腹立たしいが、実際達成してないので反論できない。
「それで?
あなたの新年の抱負は何?」
「サメ映画をたくさん見る事」
「聞かない方が良かったわ」
「ひどくない?
自分で言うのもなんだけど、ツッコミ所はあると思うんだ」
「私の話術では話を広げられそうにないわ」
「がんばろうよ」
「と言ってもね。
私もサメ映画の事は知らないもの」
「じゃあ、一緒に観よう!」
私が食い気味に誘うと、沙都子は怪しむような目で私を見る。
「あなた、その流れに持っていきたかっただけでしょ」
「そそそそそんなわけない」
「ホラーじゃないんだから、一人で見ればいいのに……」
「ある意味で怖い物なのです」
「聞くだけならそういう話も聞くけれど……」
むう、沙都子はあまり乗り気でないようだ。
ここは
「怖がっちゃダメ。
サメ映画の……いやサメ道の先に、輝かしい未来がある!」
「怖がっているのはあなたでしょう。
というかサメ道って何?」
「サメ映画に人生を捧げる的な?」
「なんで疑問形。
そんなのだから、今だけを生きるスーパーJKって言われるのよ」
「言ってるのは沙都子だけじゃん」
「いいじゃんか。
一緒に映画観ようよ」
「なんでそこまで頑なに……」
「沙都子と映画観たことないから、一緒に見たいと思って」
そう言うと沙都子は、味のある顔をする。
「そう言ってくれること自体は嬉しいんだけど……」
「お、沙都子は照れるの珍しい。
ツンデレ?」
「だからと言って、サメ映画を誘うのはおかしいと思うわ。
あとツンデレじゃないわ」
「サメ映画を誘ったのは合理的な理由がある」
私はカバンから、サメ映画のDVDを取り出す。
「近所の店で100円の福袋買ったら、たくさんサメ映画が入ってた」
「店の在庫処理……敗戦処理に付き合わされたわね。
十中八九つまんないわよ、それ」
「沙都子、私もう分かってるんだ。
この道の先に地獄が待っていると……」
「さっき『輝かしい未来』ってい言ってたじゃないの」
「それは忘れて。
ともかく、一緒に見よう。
私の100円のためにも」
「100円くらいなら諦めなさいよ……
まあいいわ。
暇だし付き合ってあげる」
「やった」
「でも退屈だったら、ジャンルをミステリに変えるわ」
沙都子はチラと、さっき渡しを殴ろうとした花瓶の方を見る。
……私、生きて帰れるかな?
結局、時間的に一本しか見れないということで、適当に選んで一緒に見た。
選んだ映画は、控えめに言って外れだった。
それでも、この映画を刺激的に見れたのは、沙都子がチラチラ花瓶の方を見ていたからだろう。
沙都子の方も、私のびくついた反応を見て機嫌は上々だった。
意図せずして、サメ映画に出てくる人間の気持ちわかっちゃったよ。
このサメ道の先に、一体何があるのだろうか?
映画を見終わっても虚無しか感じず、何も見通せない。
私たちはまだ、サメ道という道を歩き始めたばかりだ。
なんでこの空は青いんだろう
なんで地球は丸いんだろう
なんで人間がここにいるんだろう
それは神様だけが知っている
なら
なんで神様は明るいのが好きなんだろう
なんで二礼二拍手一礼なんだろう
なんで沢山の神様がいるのだろう
それは誰にも分からない
真実はそれぞれの心の中にしかない
もしかしたら別の世界だってあるかもしれない
もしかしたら死後の世界だってあるかもしれない
もしかしたら世界の始まりは私の起きる5分前からなのかもしれない
もしかしたら私は私では無いかもしれない
そんなことを考えてもしかたない だから
我思う故に我あり
私は、物欲センサーと相性がいい。
それがいいことかと聞かれれば、断じてノーだ。
例えばランダムのグッズ。
最近話題のあるアニメ(アマプラで見て私もだいぶ今更ながらハマった)の缶バッジを買った時のこと。
ラインナップには最推しも二推しも居て、単純計算上ならば、推しが当たる確率は2分の1だった。
察しのいい人はわかったと思うが、推しは出なかった。
開封が終わった時、思わず乾いた笑いが出た。
推し以外は嫌いなのかと聞かれれば、ほとんどが嫌いでは無い。たまに例外が居るが、主人公の周りにいるキャラは好きではあった。あくまで推しでは無いだけで。
今日は5000円近くを使って最推しのビッグタオル(名称を忘れた)を取ったけれど、神はそうなると分かっていたのだろうか。神は程々に信じているため、ガチャやランダムグッズを引く時、つい神頼みしてしまう。
最後に、わかる人は私が何のアニメを見ているのかが分かるかもしれない願い事を書かせて欲しい。結果がどうなるかは、きっと神しか分からない。けれど、少しでも幸運の女神が微笑んでくれることを願って。
7月6日からのフェアで、推し二人が当たりますように。
嫌いなキャラは居ないけれど、推しが当たった時の嬉しさは桁違いだから。もし同担拒否の人が見ていたら、ここで謝罪させて欲しい。リアルで人と関わる時は配慮できるけれど、ここでは出来ないからだ。
ちなみにだが、私の最推しの髪色は深い赤色(色の名称が答えなのでこれで許して欲しい)で、二推しは主人公だ。
お題に沿っていない話という自覚はあるが、ここまで読んでくれた人に感謝を。ガチャを引く時、ランダム系の何かを買った時、貴方の欲しいものが当たりますように。
旦那よりも先に死にたい。
自分が旦那を見送るなんて私には無理。
息子たちと自分だけな残るとか考えられない。
最期に立ち会ってほしいとは思わないけど、愛する人の死を目の当たりにする勇気は私にはない。
でも、どういう結果になるのかは…神様だけが知っている。
神様だけが知っている。
あたしは密かにひとりでやる。