『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様だけが知っている。
未来のこと。
あの人やこの人の本音。
過去の真実。
もし、神様も知らないことがあったら、面白いね。
あんなこと
こんなこと
どんなこと
みえてるの
よのなかの
うそまこと
かみさまは
そばにいて
にんげんを
みているよ
そのいろを
みているよ
しんじてる
しんじない
しんじつは
きみしだい
『神様だけが知っている』
神様だけが知っている…
神様がほんとにいるなら
何もしなくて良いです
俺は自分の思いへ向けて
最大限の努力しますので
ただそこで見ててください
ただ見ててください
お~い!
そこで金麦を飲んでる~
キミ…!
神様が見ててくれるから
キミは幸運な女神様みたいに…
俺を信じて見守っていてください!
いつか必ずキミのところへ…
約束をはたしに行くから…!
憧れたものには もう…
なれないとしても…
何度でも花が咲くように
私を生きよう!
今、世界では色んな場所で貧困や戦争が起きているがそれらはいつか無くなり、人々は手を取り合って誰もが笑って生きられる世界になると神様だけは知っているかもしれない
神様。一つだけ教えて下さい。
あの人は今、どうしていますか。
「神様だけが知っている」
度々夜になると考えることがある
なぜ私はここにいるのだろう
何のために産まれてきたのだろう
特になにかあったわけじゃない
いつも通り朝起きて
いつも通り仕事に行き
いつも通り上司に怒鳴られ
いつも通り残業し
いつも通り帰ってくる
ハラスメントが厳しくなっているこのご時世だが
会社は変わらずいつも誰かが怒鳴られている
けれどそれが入社当初から日常だったので今さら驚くこともない
それなのに夜になると考えてしまう
何故こんなに毎日仕事に行って怒鳴られているんだろう
「……疲れたな」
その一言を言ってしまった私は何科に操られているかのように窓の方へ歩いた
下を見ながら呑気に2階だけど高さはあるなと思った
さっきまで上から見ていた地面がどんどん近づいてくる
(このまま何もしなかったらどうなるんだろう)
そう考えてる間に身体に衝撃が走った
身体の感覚が遠くなっていく
(私はこのままどこへ行くんだろう…
あぁ…それを知ってるのは私じゃない)
__神様だけが知っている。
うんざりだ、と言い捨てられた。
顔を上げたらもう誰もいなかった。痺れを切らして出ていったのだろう。
何がいけなかったのか、てんでわからない。
黒髪が良い、と言われたから黒髪にした。
朝餉は必ず魚を、と言われたからいつも魚を焼いた。
隣を歩く時は手を繋いで、と言われたから手を繋いだ。
愚痴は聞きたくない、と言われたからいつも笑った。
あなたが言うことを全て守った。
それなのにどうして、みんな、いつもいなくなるのだろう。
神様だけが知っている/お題
「神様だけが知っている」
この世に神様なんて存在しない
する訳がない
人間が創った 想像を超えた幻
昔の人はそれを信じないと生きられな程 神様をすがった
信じる人もいれば
信じない人もいる
私は信じる
守られている感じがするから
神様が存在するんだと
だから神様は何でも分かってる
私がしてきた行動も
全てお見通し
だから逆らえられない
言い返しても何も答えてはくれない
ずっと見てる
それは私が思う事だけだから
子供の頃はよく月を見てた
月も私をずっと見てる
困った時は 月に何度も 助けられた気もして
今も 助けられっぱなし
だから私にとっての神様は月以外考えられない
昨日は満月
オレンジ色の大きな月
ずっとこちらを見て 何か言いたい事あったのかも
でも 全然分からない
月が何を言おうとしてたのか……
あの子を見ると、胸がドキドキします。
あの子を見ると殺意が湧いてきます。
あの子を見ると、喉の奥がキュンと締め付けられます。
あの子を見ると、辛くなります。
神様、この気持ちはなんですか?彼女は希望の光なのか、地獄の雫なのか僕には分かりません。
神様、この気持ちの正体を教えてください。
*神様だけが知っている*
この恋の行方
これからの人生
これらは神様だけが知っている。
私も神様になれたら無駄なことせず生きられるのに。
でも知らないからこそ難しくて意味があり楽しくて美しい
神様だけが知っている。
私の願い
私の過去
私の未来
私の怒り
私の悲しみ
私の喜び
私の迷い
私の…
神様は全て見ている。
全て…知っている。
私は知りたいことがある、人の優しさ、強さ。
どれがお節介になって、どれは適切で、そして聞きたいのは。なぜ未完成に近いままなのか、こんなに弱さがふとチラつくのか、本当に好きで作ったのか、これはきっと作った者にしか分からないんだと思う。だから、教えてください、神様。
未来は神様だけが知っているっていうけどずるいよ、私にも見せてよ
聞けば、与えてはならないものだと。鍛冶場の炉から、隠して持ち出したちいさな灯火を、大事に大事に抱えてあなたは降りてきた。
どうして火をくれたのですか。
焚き火に温まりながら首をかしげても、あなたは答えない。勧められるままに口にした肉は、昨日までとは比べものにならないほど熱く喉を潤した。
どうして火をくれたのですか。
互いに向け合う憎悪に焼き払われる家々。悲鳴と涙に逃げ惑い、瓦礫の町であなたに叫ぶ。信仰さえも灰にして、燃え盛るのはあなたへの怒りばかり。
どうして火をくれたのですか。
あなたは無惨にも、括り付けられた岩山の頂に。苦悶にもがく鎖を打ち鳴らし、傷つけられた脇腹を鷲に喰まれ、それでも後悔など微塵も見せずに。
山を登る。その曇りない瞳に見えるよう、松明を掲げて。雷雨の夜に、投げ落とされる稲妻も今は怖くない。飛び交う鷲を撃ち落とし、鎖を断ち切ったなら、あなたに聞きたいことがある。
どうして火をくれたのですか。
たどり着かない山の中腹で、あなたが私を見下ろした。熱を帯びた、美しい瞳で。
【神様だけが知っている】
お前は祈るどこにもいない神に
閉ざされた時の中でお前は祈り続ける
その讃美歌はその眼差しは
闇に消えていく
それでもお前は信じ続ける
虚空を見る目に光はない
ああなんて愚かな命
#神様だけが知っている
ドンっ。目の前で大きな夜の花が咲いた。
ヒューと音を立てて空高く登っていく。と言っても高さは僕の目線と変わらない。下の方から「キャー」という歓声を上げている人の声が聞こえる。
数年ぶりに着た浴衣をはだけさせて、胡座をかいて分厚い苔の生えた岩の上に座る。何も考えないまま、流れゆく景色を眺めていると背中の方で足音がした。
こんな時間にここに来るのは、決まりきっている。
アイツだ。
「よう、来たのか、元気そうだな」
トトっと軽々岩に飛び乗ってきた三毛猫に話しかける。顎の下を撫でてやると、ゴロゴロと喉を鳴らした。僕がここに来ると必ずやってくる可愛いやつだ。
ちなみに僕がいるのは、古びた神社の一画。神官もいない、参拝者もいない、忘れ去られた神社。かつては、お供物もよくあったと爺ちゃんに聞いた。巫女が舞を披露して、年越しだけじゃなくても多くの人がやってきたらしい。らしい、というのは爺ちゃんはもう死んだから。去年の秋にぽっくり逝ってしまった。それからは一人で暮らしていたが、老朽化が進んでいたのか、あっさり木造の家は壊れた。しょうがなく、神社の神殿の端のほうで小さくなって住まわせてもらっている。カミサマがいるなら、怒られそうだけど、許してもらおう。
「なぁ、いつまでこの生活が続くと思う?」
「ナァーゴ」
「だよなぁ。ケジメつけないといけねーよな」
喉は触らせてくれるのに、腹は決して撫でさせてくれない。心を許してもらえてないのかと思えば、隣で大人しく丸くなって寝ている。
ああ、そろそろ花火が終わりそうだ。
「腹括るかぁー。この花火お前と見るの、これで最後かもな」
頭上まで伸びた桃の木の枝についた熟れた実をちぎる。柔い皮をめくって食べれば、甘かった。
「これからどうなっちゃうんだろうな。これぞ、かみのみぞ知るってか?」
さみしいなぁ。
ため息と同時にドーンっと最後に大きな花が開いた。
悲しいことや辛い事
ストレスや苦しみ
…どれだけ僕を試して来るの!?
もうやめてよ!と神様に泣き付いても
無視されていると思ってた。
「ちょっと待ってよー!君、ハンカチ落としたでしょ?」
振り返ると
汗だくで走って来た彼女と夏の日。
"キラキラした光の中で一目惚れをした"
僕を試した神様は
この日のご褒美を、隠していたのかな。
#神様だけが知っている
神様だけが知っている
お母さんがいつまで生きられるのかを
お父さんが亡くなった今どこにいるのかを
僕の今まで犯してきた罪の数を
神様だけが知っている
この世の終わりの日を
この世の始まりの日を
何度も繰り返されていく
生と死
それがどうやって
この世を作り出し
壊されていくのかを
神様だけが知っている
「とりあえず、座って話そうか」
と、青ざめた顔した夫を食卓テーブルに向かわせる。
今し方閉まったばかりの玄関を見つめる。
私はキッチンへ行き夫の分だけコーヒーをいれる。
コーヒーの香りに気分が悪くなりそう。
夫がこちらを不安そうに見つめているのを背中に感じる。
1人分のコーヒーをテーブルに置いて私も座る。
こちらの様子を伺うような視線で何も言葉を発しない夫に少し苛立つ。
仕方ないからと、私から話を切り出してあげる。
時間ないし。
「で、さっきの女性と不倫してたの?」
「いや、違うんだ!そんなんじゃない!気の緩みというか…そう、酔った勢いっていうか、俺は君だけが好きなんだ!誤解しないで欲しい!」
「いやいや、誤解する前に話聞いておこうってだけよ」
「俺は君だけだ!それだけはわかって欲しい!」
「でも、彼女、妊娠してるって言ってたわよ?」
「俺の子じゃない!」
「でも、エコー写真みせてくれたから妊娠は本当なんじゃない?誰の子かは別としてもさ」
「そうかもしれないけど、俺の子じゃないから!」
「そお?本当に?最近帰りが遅いどころか日が登ってから帰宅してさっと着替えだけして出社も良くあったからさ。疑われても仕方ないと思うんだ」
「違う!本当に!酒の強い上司がいるって言っただろ?」
「私と最後に一緒に夜ご飯食べたのいつだっけ?」
「…」
「してしまった事について、とやかく言うつもりはないのよ。今後どうするか決めましょう?」
「断じて俺は浮気なんてしていない!」
「だから、そうじゃなくて、今後もこうやって彼女に突撃されても迷惑なの」
「…」
「会社に報告する?迷惑してますって」
「いやダメだ!昇給かかってるんだよ。今が踏ん張り時なんだよ!」
「…困ったわね」
「とにかく、会社に連絡だけはしないでくれ!俺が稼がないと君も困るだろ?」
「まぁ、専業主婦になったしね。」
「早く子供産んで貰って賑やかで暖かい家族になりたいんだよ。君はきっといいお母さんになるから、子供と君が金に困らないように飲みたくない酒飲んだりさ…君が妊娠すりゃ上司に断りも入れやすいんだけどなぁ。コレばかりは授かり物だから…」
「…そうねぇ。とりあえず、夜も遅いし今日はもう寝ましょ?私、なんだか体調が優れなくて…」
「…子供…?じゃないよな。最近…その…してないし」
「そうね。違うと思う。季節の変わり目だからかしらね。」
「…そうか…わかった。先にベッド行ってて、風呂入ったら俺もすぐ寝に行くから」
「うん」
ベッドに横たわり、お腹をさする。
最近の私の癖になりつつある。夫は気付きもしないだろけどね。
妊娠がわかると同時に見つかった癌。
「愛妻家だと思ってたのになぁ」
それを伝えてしまったら、子供は諦めて癌治療に専念してほしいって言われたくなくて、産むしかないって時期まで黙っておこうと思ってた。
仕事に励んでくれる夫に心配かけたくもなかった。
「困ったお父さんね。」
産まれてくるのは、この子かあの子か両方か。
神様はどんな顔してみてるかな。
神様だけが知っている
そんな人生やだなぁ
自分の意志で生きてるはずなのに
あたかも物語が決まっているかのような人生。
知っているなら教えてほしい。
未来のことばかり見ていたら現在(今)を生きれない。
自分の人生なんて…生きてるのなんて辛い、時間の無駄…早く終わってしまえ…とずーっと考えてきたけど
やっぱり誰かのものになりたくない、邪魔されたくない、
介入されたくない、そんな思いもたまに浮かんでくる。
神様のものにだってなりたくない。
生きてる意味なんかないけど、唯一、生きるという自由を与えてもらったのかもしれない。神様から。
なんか暗くなっちゃったなぁ。