『神様が舞い降りてきて、こう言った。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
テーマ「神様が舞い降りてきて、こう言った」
私に興味がないくせに
暇つぶしだとか何とか言って
会いに来る男
暇なんだなぁ、なんて思いながらも
私なんかに会いに来てくれることが
心底嬉しかったのを覚えている。
あれは
遠い日の記憶だね
長い長い眠りにつく前に
やっぱり顔くらい見ておきたかったと
少しばかり胸が痛む
もう少し
もう少しだけ
時間があったら
なんて
あの時は…
神様が舞い降りてきて、こう言った
今は今でいいじゃない
と。
たしかにそうだね
と。
自分の言葉に自分で返したのと変わらない
ただの妄想だ、こんなのは。
【神様が舞い降りてきて、こう言った。】
すごいお題だな。
信じないよ。
神なんて。
紙と同じくらい薄っぺらい。
舞台を観る
後ろから話し声がする
ここがすごいとか気づいたことを話している
内容自体は良いかもしれない
でも僕は舞台に集中したいんだ
黙ってくれ
ありがとう、名もなき柱に名をくれて。
/お題「神様が舞い降りてきて、こう言った。」より
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「あなた、不運ですねぇ〜笑」
「…は?」
私は生前、どうやら不運だったらしい。
確かに孤児院に売られてから幾数年、
いつの間にか実験体にスパイに男娼までこなし。
この世の底辺を全て見てきた。
しかし、地獄の底で
たくさんの家族ができた。
この世で一番幸せな瞬間だった。
まぁ、殺されてしまったが。
私一人になり、何十年。
老衰で私は死んだ。
ようやく人生が終わると喜んだのもつかの間、
転生の順番待ちをしていたら、
神様が降ってきた。
失礼な文言とともに。
そしてやってしまった、
神への対応とは思えない、
絶対零度の返事。
私のことを見て、
やだなぁ怒んないでくださいよ、
ちゃんと次は幸福をお届けしますんで、と、
神は続けた。
「なんてったって、あなたご家族が居たでしょう?
彼らから伝言がありまして。
「生まれ変わったら、僕たちを探してね!」
だそうです。」
「????」
「だーかーらー、
あなたのご家族の来世を人間、
全員同じ世界線にしてあげてたんです。」
「…それって、もしかして」
「そうです!あなたはご家族にまた会えるのです!」
神様が舞い降りてきて、こう言った。
神様が居るなら、今すぐ降りてきて全世界の人間がハッとするような事を言ってくれ。
例えば「哀れな人間達よ。そなたらの声に応え、気温を正常に戻しましょう」とかさ。
「佐竹、次の行から読んでくれ」
「はい」
バカみたいな事を考るのを止め、俺は教科書の文字を音読し始めた。
「――神様が舞い降りてきて、こう言った……」
日々家
「 」
_神様が舞い降りてきて、こう言った。
この街でリアルに生きているキミは
信じて良いよ輪廻転生
♯神様が舞い降りてきて、こう言った
神様が舞い降りてきて、こう言った。(7月27日)
貴方に2つの選択を与えよう
"生きる"か"タヒぬか"
この選択は貴方の人生にも
貴方と関わってきたすべての人にも
影響を与える"重要な選択"だ
しっかり考えて決めるといい
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
「ニンゲンは卑怯だ
願いを言うがお礼は言わない
さらに
ニンゲン自身からしていることなんだ
戦争も差別も
なのに困ったときにだけ神に願う。
卑怯だと思わないか?
ワタシは神になんかなりたく無かった」
我は神なるものぞ
我はこの世界を作った
ん?人間どもなぜそんな不思議そうな顔を
しておるんじゃ?
あぁ我を見るのが初めてなのか
そなたの初めてになれて光栄光栄
我がこの世界の仕組みを説明してやろう…
〚神様が舞い降りてきて、こう言った。〛
’好きに生きなさい、皆に愛されなさい’
本当に言っていたんだ。
嘘じゃないよ、沢山のエネルギーを感じた。
自分達が造れないエネルギー。
ある年のある日に書いた一つの物語。
書いてみたんだ、是非読んで欲しいな。
「myself」
生きていること。
自分がこの世にいること。
世界には色んな人がいること。
まだ知らないことがある。
それは自分自身。
自分なのに、全然知らない。
自分より他の人が自分のことを知ってる。
それは、なんでだろう。
自分が行動したくてしている。
自分が推したくて推してる。
そんな世界でも。
怒られたくて、怒られてる分けじゃない。
自分が失敗したくて、失敗してる分けじゃない。
本当でしょ?
自分がやりたくて、やる分けではないし
自分が怒られたいと想ってなんてない。
なんでこんな運命になっているのか。
自分が思っていた、考えた結果とは別。
自分の想い通りになる時も、ならない時も。
それで自分の感情や気分が変わる。
自分の人生だから、やりたいことをやる。
それでも想い通りにならないかもね。
ある曲で、こんな歌詞がある。
‘喜びと悲しみはいつも 織り混ざっ行く’
だからどんなに悲しいことがあっても。
それで人生、諦めないで。
そんなことで諦めるなんて弱虫だ。
悲しい後には、きっと嬉しいことがある。
それまで諦めないで。
諦めるなら、自分は知らない。
でもそれで終わるならまだやりたいことだってある。
だからどうしても終わりたいと想っているなら。
自分は口出さない。
だって貴方の自分の人生だから。
神様が舞い降りてきて、こう言った。
『私は神です。何か願い事を聞いてあげましょう。』
神様なら私を助けてください。
でも、助けてくれない。
神様は優しくないのかもしれない。
どんなに手を伸ばしても
祈りを叫んでも
聞く耳を持たずに閉ざしたのは
ヒトの方なんだよ
軌道修正を示す言葉すら
過去の遺物だなんて
放り投げたんだから
どんな世界になろうが
文句は言わないよね?
神様が舞い降りてきて、こう言った。
あなたはあなたのままで在ればいい
他の誰でもないのだから
明日できることは明日にして
今日を笑顔で過ごしなさい
そう言ってくれないかな
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
実は私
神様である
一応、国のお墨付き
おっと
宗教の話ではなく
伝統芸能の話
普段は普通のおっさん
いや、ややアホなおっさんだ
縁あって始めた頃は10代だったから
「若いのに立派な」と
大人たちから褒められてた
また、向いてたらしく
結構チヤホヤされたが
今や若さも失ってしまった
十八番の役どころを
初披露した時は
場の雰囲気と緊張に
ある種の心地良さを感じた
学生の時に部活動の試合で感じた緊張感
それともちょっと違う
すっかり忘れたけど
お題を見て思い出した
もしかしたら神様の声って
そういったものなのかもね
貴方の懲役はあと80年と10ヶ月と3日です。
途中で事故にあったり自殺された場合は、新しい人生が始まりますのでご注意を。
事故の場合はまた最初から。
自殺の場合は罰金として次の人生から幸福度が引かれます。
この人生で地獄から天国に帰って来られるといいですね。
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
神様は優しい
それはそれは言葉では言い表せない程
そんな神様は、死んだ人間の選別を行った
「私は医者で沢山の人を救いました」
高みにいた神様はその場でこう言った
「残念だよ」と
続いて女が言う
「私は警官で罪人を取り締まりました!」
まだ高みにいた神様はこう言った
「違う」と
最後に少年が高らかに言った
「僕は同級生を30人程殺しました!!」
その神様は降りてきた、あろう事か優しい顔で
「君か」
神様が降りてくる時はいつも決まって
地獄を見る
題 神様が舞い降りてきて、こう言った
「助けてください」
「何で?というかどういう状況」
俺はいまいち今しがた起きたことが理解できない。
つい数秒前、俺は神社の賽銭前で小銭を入れ、手を合わせ祈りを済ませた後だ。なんか面白いことがありますように、的なことをお願いしたら急に境内が光りだし、気がついたら目の前に和装の若い男が現れたのだ。
「私は神です」
「頭大丈夫か」
「貴方が呼んだんでしょう。面白いことがありますようにって」
「いや確かにお願いしたけども、何あんた俺の願いの内容が分かるんだよ。怖」
「私はここの神ですから」
「仮にあんたが神様だとしても全然面白くはないから、何なのこの状況」
「それはこちらの台詞ですよ、おとなしく学業成就とか恋愛成就とか祈っておけば良いものの」
「え?これ俺のせいなの」
「貴方以外誰もいないでしょう、この神社に人間が」
「……ちなみに学業成就を祈ったら何してくれるの」
「私が全力でカンニングします」
「シンプルに不正かよ」
「大丈夫ですよ。私は願いを唱えた人間以外見えませんから」
「そういう問題じゃねーわ!じゃあ恋愛成就は」
「私が恋人になります」
「力技過ぎるだろ」
「全く、面白いことって何ですか無茶降りが過ぎますよ」
「な、なんかわりーな…(何で俺が謝っているんだよ)」
「とにかく、貴方の願いが叶うまでは責任とってもらいますからね」
ただ小旅行で見つけた神社でお祈りをしただけなのに、どうしてこうなった。
ちなみに俺の訪れた神社の街が、リアルに神様や妖怪が「いる」ということを知るのはずっと先のことである。
【神様が舞い降りてきて、こう言った】
もう一度やり直したいか?
私は迷わず答えた。
「 」