『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰もいないこの世界で私が1人佇んでいる、、、
誰もいない、孤独感。
しかし何処か心惹かれる。
そんな時、私の瞳に一筋の光が、、、
あれ?もうこんな時間
ぐうぅぅぅ… お腹空いた
真夜中のシンデレラタイムに
食べるカップラーメン
幸福感と背徳感がせめぎあう
✴️30✴️真夜中
真夜中、
深夜、、午前零時、、、
部屋には、いつものラジオ、鳴り響いてる。
真夜中は昨日の自分を見つめ直すのにいい時間。
自分が知ってる、
ありったけのラブソング、、
好きな南国の旋律(しらべ)、、
今日も君を想い、
こっしょり奏でるw
夜が来るのか怖い。
そう思い始めたのはいつだっただろう。
…思い出せない。
でも確実にわかることといえば、真夜中が過ぎてしまうと必ず朝がやってくること。
朝が嫌いだ。
でも、夜も嫌いだ。
朝なんて来なければいいのにって思う。
夜なんて来なければいいのにとも思う。
夜の暗闇にいると、なんだか自分一人だけ置いてけぼりにされたように感じる。
1人は怖いよ。
いっそのこと…
この恋の息の根を
一思いに止めて欲しい
真夜中の暗闇に光る信号の点滅は
僕の心臓の音に重っているようで
息をすることすら苦しく感じた
君は…今
どこにいるの?
今すぐ…君に会いたい
真夜中の暗闇に溶けてしまう前に
君をこの腕に…強く抱きしめたい
#真夜中
真夜中の静まり返った雰囲気が好き
危ないことは知ってるんだけど
ふいに歩いてみたくなる
生活の匂いも時間と共に静まって
街そのものの空気が漂う
活気やエネルギーを脱ぎ去った剥き出しの真夜中
世界のほんの一部であることを
優しく思い出させてくれる
#悠と響 (BL)
Side:Hibiki Kutani
「よし、やるか…」
「…だな…」
時刻は午前1時。俺はとある計画のために相棒の悠の家に呼び出された。
俺たちがこれから男2人揃ってやろうとしているのは、決して許されない真夜中の秘め事。
「…うんっっめぇ〜…!」
「うんま…やってみるとハマるなこれ」
…という名の、深夜のジャンクフードタイムだ!
実を言うと、本当は俺はこういう計画にするつもりはなかった。
ただ…昨日ニヨニヨしながらファストフード店で爆買いしているところを悠に見られた挙句、何を思ったのか『俺も共犯者になってやろうか』なんて悠が言い出したもんだから、このド深夜に悪魔的計画を実行するに至ったというわけだ。
「カロリーも人目もガン無視でこの量を食す背徳感…たまんねぇ…!」
「響、ポテト食う?」
「おうっ、モチのロン」
「ほい、あーん」
「!?」
悠…お前なぁ…!
何「こうやって食うのが普通だろ?」みたいな顔して俺にポテト差し出してんだ!!
俺は叫ぶ代わりにキッと悠を睨んで静かに抗議した。
「…?食わねーの?」
「いやいや俺自分で食えるからな??」
「いいからあーんしなって」
「…お前なぁ〜…」
…もしこの部屋が薄暗かったら、俺の熱くなった顔を誤魔化せたのに。コノヤロウ。
俺は渋々口を開けて、悠の手からポテトを奪った。
「響、何で顔赤くなってんの?」
「オメーのせいだよこの朴念仁!」
悠が涼しい顔をしているのがそろそろムカついてきたから、俺は仕返しに悠の分のポテトを掴んでまとめてモグモグ食ってやった。
…が。
「ちょっと、それ俺の分」
「ふん、悔しかったら取り返してみろよ」
「…OK、じゃあそうする」
「…うん?」
悠は小さなため息をつくと、ポテトを咥えている俺の両肩をがしっと掴んだ。
それから何の躊躇いもなく、俺の顔に顔を近づけて…。
「!!?!?」
…もう少しで悠の唇が俺の唇に触れそうなギリギリの距離で、俺が咥えていたポテトを噛み切った。
やりやがったなこいつ…!!
「はっ!?お、おま、今…!」
「んむ…悔しかったから取り返しただけだけど、何か問題でも?」
「…~~っ!!」
悠は俺から奪い返したポテトをもぐもぐ食べながら、また涼しい顔で俺を見た。
その余裕綽々とした態度が、くっっそ腹立つ。
「もしかして、キスしてほしかったとか?」
「…んなわけあるか!」
「え、何今の間」
最初は『真夜中にジャンクフードキメたるぜイェーイ』的なノリで始めたこの計画だったのに、相棒のせいで本当に真夜中の秘め事みたいになってしまった。
悠…お前ってやつは…。
ちなみにキスするならポテトの塩味がない時がいいぞ。
いや、これを悠に言うのはやめておこう。
結局、それから俺たちは爆買いしたジャンクフードを約2時間かけて完食し、そのままぶっ倒れるように寝落ちした。
【お題:真夜中】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・宮前 悠 (みやまえ はるか) 攻め 高2
・久谷 響 (くたに ひびき) 受け 高2
『真夜中』
小さい頃、夜が怖かった。
誰かに見られてる恐怖感
布団の中に、何か潜んでいるんじゃないかと想像して
闇の世界に引きずり込まれたらどうしようと
嫌な妄想ばかりが頭に浮かぶ
私は2階の子供部屋で一人
1階に寝ている両親に助けを求めてみようか、考える。
いやでも、
『そんなのいるわけないじゃない!』
と怒られるかもしれない
それも怖い…………
どうしたものか…………
子供ながらに必死に考える。
あ、そうだ
布団を頭まで被ったら
背中、腕、足、頭、とにかく全身を使って
布団の中で四方を押さえ込もう
誰も入ってこられないようにする事で得る安心感は
今でも忘れない
ふと、目が覚めた
周りはまだ暗闇の中
さっきまでの
夢の続きが見たくて
私はまた
そっと目を閉じた
真夜中
今日は夜更かししようかな。
頑張って働いた自分へのご褒美。
真夜中のお菓子、ラーメン、残ったラーメンの汁へ白飯をドボン。
真夜中に食べるという罪悪感が、食欲を増す。
満腹になれば、「来週も頑張ろう」
と、寝たら忘れてしまう意気込みを心の中で唱える。
真夜中
寝付けなさに布団からはい出る
外は未だ真っ暗で夜明けは遠い
とりあえずお手洗いに行って
冷蔵庫から水を出してコップに注ぐ
明日も普通に仕事だが
とても眠れそうにない
ダラダラとスマホをいじっているのも
なんだかもったいない気がする
本棚の前に積んである本を手にとって開く
そういえば毎日忙しくて
趣味の読書も買うばかりで
読んでいなかった
もう明日のことなんて考えるのはやめた
せっかくできた贅沢な時間
せめて有効に使ってやろう
真夜中に考え事はするな
真夜中に現れるその悪魔は
お前の内側に入り込み
あることないこと言いふらす
そして必ず判断を誤るであろう
考え事は太陽の登った清々しい風が吹く日に
若草のもとに寝そべって
気楽にするのが丁度よいのだ。
真夜中
「たまには良いよね真夜中に星を見上げる日があっても」と、友だちが言った。「そうだね」私は星を見上げながら言った。私は友達の家で星空の観測をしている。「綺麗だね」私が言うと「あっ、見て!ふたご座流星群だよ、ねぇ!」友達が興奮したようにはしゃいだ声で言った。「どこ?」「ほらあそこ!」友達が指差す方を見るとふたご座流星群が輝いたていた。「ホントだ、綺麗だね」あまりの美しさに思わず見とれた
また真夜中に星空観察が出来ると良いな
真夜中
夜中まで眠れない、あの時間が嫌い。
世界に誰もいなくなったような静けさと暗さ。
誰しもの心を弱らせるような空気。
理由もなく明日が怖くなって、
意味もなくただ涙が出そうになる。
脳が眠らせてくれなくてあれこれ考えていれば、
いつの間にかに“明日”が来る。
そんな暗いだけの孤独が嫌い。
鐘の音よ
玻璃の靴から解かれて
素足で翔る
魔法はいらない
/お題「真夜中」より
真夜中に独り歩き出す。
コツコツと靴の音が辺りに響く。
心地よい風を感じながら、特別感に浸る真夜中3時
月を目指して今日も彷徨う。
真夜中の道を見ているとなにかが通った気がした
不思議に思い少し離れたところから見てみるとそれは鏡に写った自分だった
なんだ…とホッとした、が
なんで道の真ん中に自分に向けて鏡が…?
目があった
深夜十二時
真夜中に目が覚めた。
外は真っ暗。
私以外の家族は、全員寝ている。
起き上がって、また、布団に潜り込んだ。
寝れない、寝れない、寝れない………
体は疲れているはずなのに、
なぜか目が冴えて、
寝ようと思えば思うほど、
眠れなくなった。
寝るのを諦めて、ゴロゴロしていると、
意識がだんだん、遠ざ…かっ…て………
【真夜中】#6
ある日の真夜中僕は何も出来なかった
あの人は最期にこう言ってくれた
『貴方が悪いんじゃない。だから大丈夫よ。』
って。
僕を罪悪感から解き放とうとしてくれた。
でも、でも、本当のことなんだ。
僕が悪いんだ。僕があれを頼んだから…。
僕が叔父さんに鍋の買い出しを頼まなければ。
叔父さんがあの人を恨んでるなんて知らなかった。いつも仲が良かったのに。
なんで…なんで…2人の大事な人達を一気に奪うんだろう。
みんなからすれば叔父さんは加害者であの人は被害者だ。
でも僕は違うんだ。あの人は憧れであり、好きな人だった。
叔父さんは虐待を受けていた僕を救い出して今まで育ててくれた恩人だ。
あの人は真夜中に死ぬべき人じゃなかった。
叔父さんはこんなことで犯罪者になるべき人じゃなかった。
僕はどこに行けばいいんだろう。
僕も真夜中にあの人と一緒に消えてしまおうか
僕も真夜中に叔父さんと一緒に行ってしまおうか
そうだ。全て真夜中なのが悪いんだ。叔父さんだって暖かい昼だったらあの人を殺すなんて事はしなかったはず。
どうしてどうして叔父さんはあの人を恨んでいるのだろう。
僕は決めた。
【真夜中】
幼い私はいつも「早く寝なさい」と両親に言われ
日付が変わる前にはもう夢の中
だけど、家族旅行の時だけは違った
「今日だけ特別ね」
そう言われ眠い目をこすりながら
晩酌に混ざってお菓子を少しだけつまんだ
普段見られないテレビを見た
旅行中に撮った写真を見返した
お土産に買ったものを眺めたりした
私にとってかけがえのない時間だった
旅行先で遊んだり、美味しいものを食べたり、
全部楽しみだったし楽しかったけど
この時間もまた、楽しみの1つだった
特別な、真夜中だった