『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
真夜中。
真夜中は
いつも考える。
ゆうがいいなぁ。
真夜中に
考えてるのを
言うと
嬉しそうだから。
消えたいね1時5分のツイートはダークブルーの海にまみれて
真夜中____
真夜中に目覚めちゃった
なぜか泣いてしまった
優しい夢を見た
心まで溶けていくの
その熱が残るような
あなたの夢だった
怒ってよ
振り向いてよ
嘘を付かないで傷付けてよ
ここに並んで眠ってた
あれも、これも、そのどれもが
幻みたいになっていくんだね
恐ろしいぐらいに冷めていたね
「もしもあの時泣いてたらどうしてた?」
そう言えば もう朝だ
鏡の前でボーッとしていて
昨日見た夢のことずっと思い出してる
あの日みたいに笑ってた
あの時みたいに話してた
でも最後には取り乱してしまった
「じゃあどうしたら良かったの?
なんでなんにも言わないの?
わかってあげれなくてごめんね、
でも最後ぐらいちゃんとしたかったよ」
一人で眠っている 二人の痕が残っている
悲しみや疎ましささえ
美しく化けてしまったね
「でも、もしもあの日に戻れたら」
ちゃんとわかってあげるから
ベランダで揺れてた
白い花枯れてた
あの日のまま貼られたカレンダー
捲れないでいた
指輪に気付いてくれなかったね
そして 目を瞑るだけ
幻みたいになってたのに
なぜか前より優しいから
「もしもあの時泣いてたら」
そんなこと言えなくて
こうして二人でいるとさ
時間が戻っていくみたいだね
「もしもあなたが嫌じゃなきゃもう一度」
そう言うと笑ってた
ねぇまさか また夢だ
真夜中
真夜中、静かな空間に1人でいると、何か無性に悲しい気持ちになって心配になる。
自分は今誰かから必要とされる存在なのか。
もし、突然いなくなっても誰からも必要とされないのではないか。
将来自分はどうなってるのか。
もし、明日学校でずっと仲良かった友達が急に冷たくなったらどうしよう。
明日、誰かともめたらどうしよう。
色々なことを考えて眠りについて朝になる。
不安だった1日1日を向かえる。
それの繰り返しだ。
また、1日が終わったら真夜中を向かえる。
真夜中は不安になったり心配したりするけど、やっぱり一日を向かえて毎日向かえる自分を見つめ直している時間は大切だと感じる。
毎日、毎日、自分のことで精一杯だ。
でも、毎日当たり前にくる日を大切に大切に思い出として刻んでいきたい。
ゴミ収集車が、外でゴミを回収している。
わたしはそれを聞きながら、そっと息を吐いた。今日燃えるゴミに出したあのひとへの手紙は、もう無事に持っていかれたのだろうか。
ラジオの中では昭和の名曲が流れていて、外は車の行き来と風の音。静かだと思っていた夜は、起きてみれば存外に騒々しい。
ようやく決心がついた。ペンを動かす。
幸せそうな結婚式への招待状。出席へ丸をつける。
大好きだったあなたの顔は、見たことないくらいに可愛らしく笑っていて。ああ、純白のウェディングドレスがよく似合う。
枯れたと思った涙が、また溢れ出した。
真夜中
誰もがいちばん活発になる時
外に出るのに最も責任がある時
毎日が真夜中で
全てが活発なひと区域
真夜中を嫌うより、真夜中を作った朝を嫌う人の方が多い区域
俗称、やばい人しかいないその区域は、至って不便なく暮らせる快適なゾーンとなっている
外面にまで曝け出している人しかいない区域は
内面に秘めた人のいる区域よりずっと安全だ
真夜中も、朝も
変わりない一日
至って、平等に危険だ
ぼーん、ぼーん…
振り子時計が真夜中を告げる
ぼーん…
静まりかえる辺り
ぼーん…ぼーん…
日にちがあと7回で変わる
ぼーん…ぼーん…ぼーん…─
何回目だっけ…
お題
真夜中 より
─真夜中─
真夜中の23:00。
外は黒色のような紺色のような、
曖昧な色に染まっている時間。
私は家族に気付かれないよう、
音をできるだけ鳴らさないようにして、家から抜け出した。
信号や街頭の明かりが目立つこの闇のような街並みは、
私を包み込んでくれる。
それが気持ちよくて、同時に悲しくて。
夜は孤独感が押し寄せて、死にたくなる。
それでもこの夜が好き。
誰にも気を使わなくていいから。楽だから。
そんな夜が、ずっと続いてほしい。
題名【大好きな時間】
真夜中の空
真夜中の道
真夜中の小さい公園
真夜中の少し明るい海
真夜中のポツポツあるお店
真夜中のベランダ
嗚呼
ともいい真夜中だ
冬の真夜中はとても暗い
そして
冷たい風たちが浴びせられる
よい夜を
眠る前には、自己嫌悪をして。眠っている時は、あの日の悪夢を見る。そして、夜夜中に目を覚ます。
「はぁ…………」
何故、まともな両親が行方不明になり、不良債権のオレはのうのうと生きているのか?
生きる意味なんてなかった。おまえがいなきゃ、ここに立ち続けることすら出来ない。
オレの抱えているものを、おまえはすぐに見付けてしまうから、そういう役割を押し付けている。
名探偵のおまえは、犯人のオレをゆるしてしまうから、祟られている。
いつか、違う配役になったなら、オレはおまえに何を伝えよう?
お題 真夜中
叶わない恋に落ちてしまって
真夜中に一人ですすり泣いている
恋の傷は時間が解決してくれると
みんな言うけれどそれが一番辛いから
あなたに恋してる時みたいに
早く時が流れて欲しい
真夜中
昨日、盛岡に出張して、飲み会に臨んだ。
居酒屋行って、スナック行ってと大騒ぎした。
結果のみすぎて真夜中にリバース。
「気持ち悪い」を連呼して、トイレとベットをなん往復したことか…
飲み過ぎ良くないって分かってるのに繰り返す。
俺って、馬鹿なのか。
早く改めたい。
真夜中にインターホンが鳴る。君かと思って外に出ようと思ったんだ。だけどそこで目が覚めちゃったよ。夢の中と同じように真夜中だった。本当に君が帰ってきたのならどれだけ嬉しいだろう。しおれた花をゴミ箱に捨てた。その花は君の好きな花だった。
真夜中というものは大人の時間だと思っていた。よる9時になれば「はやく寝なさい」と言われていたし、明日の朝起きられないでしょと言われたら言い返せなかった。
大人になっても自分はまだ早く寝ている。子どもの頃からの習慣ではない。毎朝はやくにジョギングをしているあの人のことを見たいからだった。
真夜中は、まだ自分の時間ではない。
真夜中
泣いて疲れて、そのまま眠って
真夜中に目が覚める。
失った現実が変わっていない事に気がついて
冷静になる。
助けを探してみるけど、答えは見つからない。
はやく、私を見つけて。
街は静寂に包まれていて
世界に自分一人しかいないように思わせる空気
優越感に浸りながらも
何か、どこか恐ろしく感じる
それでも少し心が躍るような
そんな時間
*真夜中
5月3日
家族と久々に電車に乗って出かけた
色々買い物とかカフェで休んだりしたら
1日あっという間だった
みんな楽しそうでよかった
君にLINEをするか迷う。
ドキドキしながらどうしようか迷う。
でも、私は弱虫だから送れないんだ
君に迷惑をかけるからとか言って
かまって欲しい最低な女なんだ。
あーこんな自分が嫌になる
真夜中
たくさんの窓
ひとつだけ明かりのついた窓
一人気持ちよさそうに踊る君を見つけた
そんな君を攫って
タクシーひろって
運転手さん、月の裏側まで
真夜中
孤独を照らす月
もう怖くないよ
舞華