『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目が覚めるまでに、あなたのキスを必要とした。
硝子の棺で、眠っていたお姫様は、百年の呪いのくびきから放たれた。
私は私。私の名前は黒曜。
王子様の名前は翡翠。
黒い伏し目がちなまつ毛と、翠色の虹彩、そして天然のプラチナブロンドの艶やかな髪。
緑の衣装を纏ったあなたはこう言った。
「やっと逢えた。もう、二年も前から、君のことを夢に見ている。現実とは思えない」
翡翠の目には、熱い情熱の涙が浮かんでいた。
私は彼の手を取って言った。
「ようこそいらっしゃいました、王子様。もう眠り疲れてしまいましたわ。ふぁあ〜あ」
それを見て、翡翠は驚いたように目をまん丸にしていた。
「どうしたのかしら、私なにか失礼なことでも?」
「私は間違っていなかった!」
彼の顔は歓喜に震えていた。
「侍従たちと、相談をしていたのです。私はなんてあなたのことを、ズボラな姫だろうと思っていた。けれど、それは違った。あなたのそれは、多大な魔力放出のせいなのですねっ!?」
「ああ、えーっと。それがなにか?」
「なにかではありません。私はずっとお会いしたかった! 黒曜、あなたは、始まりの魔女だったのだ!」
頭が痛くて
眠れない。
処方された
解熱鎮痛剤は
残り僅かだ。
ニュースでは
自宅療養中に
亡くなる人がいる
と報じられてる。
明日は我が身
かもしれない。
このまま
寝てる間に
急変することだって
有り得る。
そしたら
わたしの人生
終わるのか。
この歳で
死ぬのか―――
生きる
って
幸運なんだな。
#目が覚めるまでに
お題 目が覚めるまでに
街の灯りが少しづつ消えてく度に
今日が終わるんだなと感じて
ふとあなたの事を考えてしまう
目が覚めるまでに迎えに来てよ
あの頃のようにはしゃぎあおうよ
目が覚めるまでにメールが返ってきていると信じて毎日送っても既読だけがついて何もかえってこない。君が言い始めたのにね、メールを毎日返すって。
目が覚めるまでに君が家に帰ってきますように。
小さい頃は暗闇のなかで煌々と照るイルミネーションが好きだった。
目が覚めるまでに、私は寝た振りをする
そうすれば、自分も相手も傷つかない
そんなのとってもステキじゃない?
そうやって今日も明日も光を隠す。
ただ自分の世界にこもりたいだけ、否定なんてしないで、私だけを見て、そんなわがままが積もりに積もって作られた世界。
だから朝なんて来ないでよ、
こんな私には暗いところがお似合いなのよ?
目が覚めるまでに幸せになりたい。
中途半端に終わらせたくない。
ラストシーンまで見せて欲しい。
それが夢。
『目が覚めるまでに』、あなたが心が穏やかに、しがらみの無い気持ちになりますように。
目が覚めるまでにも、何も、
貴方達が計画して実行してきた結果が現在に在る。
私が行動したから、私が思っていたから、私が考えていたから、では、なく、
貴方達が、勝手に思い、実行してきた結果。
この、携帯を通して、では、全くない。
私が言ったから実行するの?
私がいいね。を押したから実行するの?
私が何か書いたから実行するの?
そんなの貴方達が勝手に思い、勝手に行なってきたからでしょ?
そんな貴方達に言いたい。
私が取り戻したい、あの時、あの場所、あの想い、
を返して。
そうしたら実行してくれる?
二度と戻らない形に、もう、なっているでしょう?
目が覚めたら、君はそこにいる?
目を覚ましたら、君は好きと言ってくれる?
僕が生きてたら、君にまた会えたら笑ってくれる?
そんな不安がどんどん積もって、最後の夜は眠れなかった。
目が覚める前に
おまえが急に、夢から醒めるように、オレを嫌ったらどうしよう?
泣きわめく? すがり付く?
目の前で死んでやる。呪いをかけてやる。
そんな日が来るまで、オレはこの幸せを咀嚼し続けるんだ。
「目が覚める前に」
目が覚めてしまったら、この夢が終わってしまう。
目が覚めてしまったら、幸せな時間が終わってしまう。
目が覚めてしまったら、もうあの人に会えなくなる。
目が覚める前に、そうなる前にもう少しだけ我儘を言ってもいいかな。
「目が覚めるまでに」
目が覚めるまでに色んな幻想を見るでしょう
目が覚めるまでに色んな事を考えるでしょう
目が覚めるまでに色んな事があるでしょう
中二女子
寝てても
起きてても
夢見てる
好きなあの人に
夢見てる
何がキッカケで目が覚めるかなんて
今は分からない
けど
寝てても
起きてても
いつかは夢から覚めるんだ
それなら私は
夢を見ているうちに
やりたいことをしよう
人様に迷惑かけない
最大限を
いつ目が覚めても
後悔のないように──
(2023.08.03目が覚めるまでに)
君の目が覚めるまでに、終えないといけないことがある。
このミッションをクリアする為に絶対に必要なこと――。
散らかった部屋を慌てて片付ける。真っ赤に染まってしまったテーブルクロスも急いで洗濯機へ。何事もなかったかのように、極めて冷静に。落ち着け。まだ間に合う。
納得がいくまで部屋をぴかぴかにし、新しく出したテーブルクロスを敷いて、この時の為に準備したものを台所から運ぶ。見渡す範囲、ちゃんと綺麗に飾り付けた。今度は失敗せず、必要なものは全て用意した。
あと必要なものは――
カチャリと音を立てて扉が開く。
――そう、あと必要なものは、君だけ。
寝ぼけ眼をこする君と、対して完全に目が冴えてしまっている僕。
高鳴る鼓動を抑え、背中に隠した花束と小さな箱をぎゅっと握った。
『目が覚めるまでに』
お題 「目が覚めるまでに」
目が覚めるまでに死ぬかもしれない。
目が覚めるまで夢を見る
いい夢か、悪い夢かはわからない
目が覚めれば夢の記憶が無いことが多い。
ずっと同じ夢を目が覚めるまでに何度も
見ていたい
【目が覚めるまで】
目が覚めるまで寝たい。爆睡をかましたい
明日目が覚めるまでに、全てが変わって新しい一日にしたい。明日目が覚める頃には、新しい一日がいい。
#SnowManえぐいえぐい
目が覚めるまで
目が覚めるまで…
色んな事件・事故が起きていると思うと怖い
LINEって使いやすいけれど、
寝てる間に話が決まって、
朝起きたら、もう決まってるみたいなの
めっちゃ嫌だ…
なったことないけれど、
本当に、本当に、危なくて、怖いと思う
最近情報化が進んでるから、
本当に怖い
目が覚めるまでにぼくは、君をここから連れ出したい
君との場所に行きたい
二人きりの場所に、
だけど、あと一歩のところで、周りは明るくなってしまった。