『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
理想郷 )
「ユートピア、ってなんだと思う?」
委員会活動の時、友人がそう問いかけてきた。
「…知らない。調べたら?」
ユートピアなんか、本を漁ったらでてくるだろう。と、思いそこらへんの本を手に取る。
「違う、夏美が思うユートピア。」
私が思うユートピア?考えれば考えるほどよくわからない。
図書第二室には、エアコンが無く、じわりと汗が浮き出てくる。
「なにも考えないで、楽して生きれる社会、とか?」
そんな社会、あったらいいのに。
「俺はー、俺はね、なんなんだろうなユートピアって。」
浮き出てきた汗を手の甲で、拭き取り本を片付ける。
「ユートピアとかどうでもいいから、早く片付けてよ。」
ユートピア、ね。ユートピア、か。
ユートピアって、なんなんだろう
「エルドラド」「それは黄金郷」
「房のある瞼を持つ王の意故に」「哀れここはドリームランド」
「1984」「ディストピア」
「探せそこに全てを置いてきた」「ラフテル」
「スウィフトが!」「行ったかのように見せたのはジパング!」
パシーン!ベルトを机に叩きつける音がしてソフトサディストの家庭教師、恵さんがキレ散らかした。
「アンタは!いつになったら理想郷の別名が脳から出てくるの!」
「令和の学生に理想郷という概念はありませんよ…」
「架空の概念でいいのよあんたら放課後いつも話してるでしょ一回死んで生まれ変わった先が別天地ですみたいなアニメの話!」
「あれは学校とヒエラルキーがないだけで理想郷じゃないですし縛りも大きいんですよ生まれとか特殊能力とかクラスが決められてるとか…」
「放課後までクラスの話してんじゃねえよ!ファンタジーくらい夢に遊べや!」
イライラと恵先生は話題を畳みだした。メタ発言をすると文章小窓が狭くて限界があるからだ。
「ね、誠くん。最後に聞くけど理想郷の別の言い方は?」
うーんと考え込んで誠は答えた。
「アキバですかね」
パシーン!恵先生が机を人叩きして叫んだ。
「内容が無いようで!」
「あ、先生それ僕が言いたかったなあ…」
了
#理想郷 -50-
理想郷であるイデアは人の欲望の形をしていると思う
現実を説明し尽くしたいという人の欲望がイデアを創った
そして現実の否定である非現実に真理があるとした
人の欲望の原理として否定性は常に潜んでいる
望むということは現状のままではいられないことを指す
そのように欲望の裏返しとして現実の否定性がある
では現実を肯定する為の完全なる理論はどこにあるのか?
そのような欲望が無自覚にイデアを創り出していった
理想郷を絵空事と嗤うのに
理想と違う現実を否定する
そうして否定した現実が
誰かの理想だったとしたら
あなたの理想を肯定する理由が
一つ潰えるというのに
/お題「理想郷」より
理想郷
時間に追われることなんてなく。
試験や仕事なんてなく。
「勉強しなさい」 「仕事しなさい」とうるさく言われず。
自分の好きなものだけたくさんあって。
好きな時に食べて、寝て、好きなことを堪能する。
そして、自分の他に誰もいない。
そんな理想郷があったらいいのに。
ーあなたの理想郷は、どんなところですか?
お題『理想郷』
主様から……その、愛の告白を告げられて、俺は悩んでいる。
主様は13歳という微妙なお年頃、お断りするにしても慎重にならなくてはならない。受け入れてはいけないと思っているのには理由がある。俺は執事として、主様を赤ちゃんの頃からお世話してきた。つまりはオムツ交換を日常的にしてきたし、トイレトレーニングにもお付き合いしてきた。そのようなデリケートな面を多々知っているだけに、主様の想いを受け入れてはいけないと思っている。
しかし一方で、前の主様、つまりは主様のお母様に外見のみならず立ち居振る舞いまで似てきているのを見るにつけ、他の男に渡したくないという独占欲が沸いてくる。
俺のこの胸の内の落とし所はどこなのか……理想郷は今夜も見つかりそうにない……。
〚理想郷〛
理想の世界に行けたとして、必ずしも幸せになるとは限らない
推しに出会えたとして、自分の思い描いていた理想像と全く同じであるとは限らない
こうなりたい、ああなりたい、誰しもが様々な理想を抱いているのではないか
でもその理想は無知ゆえに生まれるものだと思う
理想を想像する時、都合の良いことばかりに酔いしれて、辛さや苦しさからは無意識に目を背けている
だから、理想が叶ったとき人は絶望する
#理想郷
追い求めても
近づいても
また遠ざかる
それでも追い求め続ける事が
心のエナジー
満たされそうで満たされない
そのジレンマの先に
見えてくる世界
しずかに穏やかな微笑みをたたえて…
いつか見えるだろうか
果てしなく辿り着けそうでつけない
私への愛が満ちた世界
もう何百年も生きてきた。
いろんなモノにも触れてきた。
『始まり』にも『終わり』にも。
だからもう、楽しいことも悲しいこともないんだと思ってた。
ーもう、生きている意味も無いと
でも、君と出逢った。
優しい緑と蒼の瞳を持つ君に。
人と関わるのはやっぱりまだ平気じゃない。おいてかれるのは凄く怖い。
いま
でも、君といる現在はー
「シーマ、どうかしましたか?」
「………なんでもないよ♪リース♪」
シーマにとっての理想郷だ。
ー理想郷ー
シーマ•ガーベレル
理想郷
自分だけの理想郷欲しい?
なんでそう思うの?
だって自分だけの理想郷
あったら、
幸せになれるんだよ?
いらないよ
そんな理想郷
なんでいらないの?
欲しいでしょ?
自分だけの、自分が望んだら
自分のしたいことが
出来るんだよ?
欲しいよ。そりゃぁ
だけど、
今の世界があってこそ
僕が居るんだからさ
ふぅん
だから君......いや
《理想郷》君自体は
世界の誰もが欲しがる
でも
皆で造る《理想郷》
が1番いいだろ?
〚理想郷〛
理想郷。
それは私たちが許されるものではない。
神が自分のために使うものだ。
私たちはお気に召すように作るだけ。
ただ、それだけ。
dislike
私の好きは、好きと言ってはいけない。好きとも想っちゃっいけない。
ライトなら、明るく砕けて言えるのにな〜🤔
所謂、恋だ(笑)
悲恋100%なのだ。
神さまは、好きという感情を、どうして私にお与えになったの??
ハンディーがあるのにな〜(´;ω;`)
アドさんがの『ギラギラ』という歌詞で、一丁前に好きという感情はある。と、書いてあるの。ホントですネ。(苦笑)
ちょっと、優しくしてもらえただけ、ちょっと地くなっただけ、ちょっと君が歌を歌ってくれただけでうわあ~(*´∀`*)、なんて夢みています。
可愛くなりたいな〜。何が足りない??足りないところだらけwww
もっと、しなきゃいけないこといっぱいあるよネ。
と、お叱りを受けそう。
でも、今日は、どんな姿形のお化けも、主役になれるんだ。
マスクを取り、大きなおクチで、笑いましょう👄
私だって、主役のうちなんだから、ネ♥♫
今宵、闇が手招きありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡
ギーーと、重たい扉が開いた。
みんな個性がキラキラ光っています✨
此処では、偽らなくても、私らしく笑えます♥
ドラキュラが、『笑顔が素敵だネ、マドマゼル』と、紅い眼で私を口説く。
私は、たじろいで、しまった。
やっぱり、恋には、免疫がない私です‥‥。ドキドキ💗私の頬が紅く染まります。
『Happyhalloween🎃👻』
終わり
理想郷……。
理想郷は、決まっている。
人生を台無しにしたあのゲス女を、思い切り懲らしめる。それが出来るところ。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
理想郷……。
そこへは、どうしたら行ける?
新幹線に乗って、広島へ。
鯉想郷。失礼……。
【理想郷】
ここは楽しいユートピア
自由に生きれる理想郷
貴方の理想になれる場所
みんな笑顔で踊り出す
ユートピア最高!ユートピア最高!
教祖様万歳!教祖様万歳!
ここは楽しいユートピア
貴方も来てみてくださいね
いつでもご入会を、待っています
※全くのフィクションです
実際にそんな団体ありません
ある日、私は大好きな彼と理想郷とはなにか話していた。
「好きなように生きれるところじゃない?」
と言う君と、
「確かに」
って言いながらも、内心は君のいる場所かな、なんて考えてる私。
私は共感能力が高いから、色んな考えを尊重するよ、でもね。「君のいる場所が理想郷」って言う考えは、意地でも通したいな。だって私にとっての理想郷は貴方と言っても過言じゃないもの。
桃の木を植えよう。
天女を舞わせて、芳しい香りを纏わせよう。
全ての生き物に食物を。飢えも争いもなくし、
いつも穏やかに笑いあおう。
ここに招けるのは誰だ?
理想郷を許されるのは、理想の人間しかいない。
「Evening 」
濃い霧を抜けると、水平線の奥まで広がる水面が、鏡面が如く淡い光を反射する。足の甲が浸かるほどの深さの水の中で歩みを進めれば、揺れた鏡面が反射する白い光を散らす。
空を見上げれば、まるで薄い雲の上で、空全体が自ら光を放つかのように、たまご色に輝いている。
後ろを振り向いても帰る道はない。同じ穏やかな水たまりが、水平線を描いているのみである。
下を見下ろせば、水面の下に広がる世界が映し出される。斜陽に照らされただいだい色の絨毯を駆ける、千差万別の生命。頭に美しいツノを携えたものもいれば、大きく鋭い牙に涎を垂らして獲物を見つめるものもいる。
少し進めば水面下に新たな景色が現れる。迷路のように大小の植物が茂るここにも、美しい生命が飛び回る。極彩色の翼をあざやかに操り空を翔けるもの、他よりも遥かに高い知能を持った手足の長い器用なもの。
進めば異なる景色、さらに進めばまた異なる景色。あらゆる生命の源、ただ自然の摂理に従うだけ、全てににおいて調和のとれた、誰の意志にも支配されない生命の果て。
これこそユートピア。僕が生まれ、そして抜け出してきた世界。
ユートピアの先にあるのは、世界を分かつ鏡面と淡い光だけが存在する、無の世界。
神の意志にのみ従う下の世界は、僕にはうるさすぎた。本能のままに、自然がつける順番に従ってただ生命が奪われ、そして生命が誕生する、その繰り返し。
悪意に満たされたユートピアは僕の心を壊してしまった。
果てを抜け出して、無の中に在る僕はユートピアから持ち出した一粒の種を鏡面に植える。しばらくしてそこから現れるのは、幹から美しく伸びた枝に、たった一つだけぶらさがるこがね色の果実。
僕の背後から、鏡面に揺れる波が現れた。振り返るとそこにはもう1人の"ヒト"。
僕にはわかる。夕焼けのような赤い光を背負った彼女は生命の上澄み。
僕らが在る、この無にとって、金色の果実を得た僕ら2人は、新しい世界の"始まり"。
何も無い満ち足りた白に足音が
私が消えて理想郷になる
(理想郷)
私の理想郷は『自由に生きること』っと言いたいけど、そうは言えない
誰かに縛られないで生きると言うことは
大体無理なこと
社会に出れば沢山の法律とやらに縛られる
まだ社会に出てないから分からないけど
きっとそうなんだろうなぁ
だから私の理想郷は『楽しく生きる』っと言うこと
縛られながらも楽しく生きる
自分のしたいことをできる範囲でやり
楽しく生きる
それが私の理想郷だ