『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「理想郷」
自分のイメージがすぐまとまり、ものごとがスムーズに流れていく世界。
…来るんじゃなかった。こんなところ。
⟬理想郷⟭なんて、響きが良くとも実際行くとなると地獄だ。もちろん初めは全て上手くいって楽しかったし、天国だった。ただ、だんだん何をしても許されるからか1人の仲間が壊れた。
――人を、殺したんだ―――
そこから俺たちの関係は崩れ、闇に手を染めた仲間も多く現れた。あぁ、もう終わりだと俺が悟った時くすっと笑い声が聞こえた。興味本位で声の方を除くと幼女が笑っていた。
「ねぇねぇおにーさん、人ってねー…」
―――簡単に壊れちゃうんだよぉ―――
なんだ?何を知っているんだ?
「っ…お前は、だ、れだ…」
「ねぇねぇおにーさん、快楽はお酒とタバコと一緒1回覚えたらほとんどの人は止められなくなっちゃうんだよ。おにーさんはそのほとんどに入らなかった人。おにーさん」
コノジゴク
―――あなたは、理想郷から逃げられる?―――
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▶︎先生と私が付き合えて幸せな家庭を築ける世界
一人暮らしを悠々自適に満喫できる世界
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楽しみだなぁ~
欲にまみれた理想郷。
今の生活が幸せなことに気づけないまま……
理想卿
理想と夢…
想うこと
奇跡に近いから…
叶うとこわいきもちに
なるの…
わたしは臆病で
こわがりだから…
変化も苦手…
でも
理想卿は夢の中で…
車の排気ガスの香り、ガラスがきらめく高いビルの森、食べ物が溢れかえり、多種多様を持つために衝突を避けるべく他人に関心の無い人々。まだまだ柿の美味しい季節だというのに、外はクリスマスのモノに彩られていく。嫌いだからと残された白いプレートの上の野菜たち。ダイエットだからとネタだけ剥ぎ取られた可哀想なシャリや揚げ物の衣。それを人それぞれと許容する社会。
あぁ帰りたい。
風に運ばれる土の香り。黄・赤・緑と雑木が茂る森。新米だ新米だとそれだけで笑顔になる食卓。庭の柿をサルと競争するようにもぐ。外は晩秋に彩られ、食べ物を大切にしなさいと叱る親。あぁ帰りたい私の故郷。
題「理想郷」
誰かの理想郷は誰かの地獄になり得る。
誰にも見せず自分の内に籠もり、妄想に溺れる。
それが近いのかもしれない
[理想郷]
「理想郷」
私の大好きな親友がいて
私の大好きなあの人がいて
私の嫌いなものは何一つない
あの人は私の事だけを見てくれるし
差別もいじめもない
みんなで笑って暮らしてる
そう見えて実際は
全てが偽りだということだけが
そこにはある
本当にこれが、私の理想なのかな
『 理想郷』
この世界は、
善だけでは成り立たないのだろう
この世界は、
嘘が散りばめられてるのだろう
それでも、
理想郷はみな一緒なのだろうか
理想郷
理想郷に行ったら行ったで
「もとの世界に戻りたい」
そう言う未来がなんとなく見える
#理想郷
生きるのがどうしようもなく下手くそで
不器用な私に
それでも一緒に歩いてくれる人達がいる。
誰かの人生を背負えるほど
私は大きな存在ではないから
せめて大切な人達に笑っていて欲しいと
あわよくばその中に自分がいたら
それは何より素敵な事だと思った。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第四十二話」
「今度は、私達が戦って良い!?由里のピンチだし」
「そうですわね。パズルの皆さんから留守番を頼まれてますし」
志那と梨々華は、フリーとの戦いに挑みました。
「侵入者、覚悟!」
「ちょっとー、コッチは親切で道案内しただけなのに犯罪者扱いされなきゃイケないワケー?」
「何でも良いや、勝負だー!」
フリーは、志那と梨々華に攻撃をし始めました。
「クリムゾンリボン!」
「グラビティレイン!」
リボンとタイの繰り出す炎と雨の竜巻に志那と梨々華は太刀打ち出来ませんでした。
「向こうの方が、攻撃が早いし、強い…!」
「防御しか出来ませんわね…」
「防御ばかりの敵にトドメを刺しますか…アイスムーンシャフト…」
ムースは、三日月状の氷を志那達に向かって地面から突き出す様に出現させました。
「キャッ…」
「所詮は一般人。我々の敵ではありません…」
志那と梨々華は倒れてしまいました。
「志那ー、パズル達居ないから自由だけど、暴れ過ぎだぞ」
「何々?どうした?新手の技考えてるの?」
「カインド、スモーク…悲鳴が聞こえてるから侵入者かもよ?」
カインド達は、様子がおかしいと志那達の所へ来ました。
「なっ…」
「志那達、大丈夫?!」
「酷いな…」
周辺に倒れ込む志那達を見たカインド達は、フリーを睨み付けました。
「零也…あの三人、詐欺師でメッチャ強いから気ィ付けて…」
「由里、俺はカインドだけどな」
由里は、それだけ言うと意識を失いました。
「少しは骨のある挑戦者が来たようですね…」
「一般人の方が、一撃でやっつけられるから楽なんだけどなー」
「面白そうだな。勝負だ!」
フリーとフロンティアウォーカーの戦いが始まりました。
「ウォータージェット!」
ロードは、タイの繰り出す灼熱の岩に高圧水流をぶつけました。
「何の!もっと技や術を繰り出せば良いだけだ!」
タイもロードに反撃し始めました。
「ロックマグマブラスト!」
「へー、君も岩使いなんだね。僕と戦ってみようよ。凝固術!」
スモークは、タイの溶岩を石化させました。
「面白い…キミに念術はいかがかな?メガグラビティ」
ムースは、溶岩の重力を変えて浮かせた後、スモークに向かって溶岩を投げ付けました。
「僕の術、凝固術だけじゃないんだ。ロックガード!」
スモークは、自分の前に岩の壁を出現させました。
「済まない、スモーク!」
「ふーん、男ってゴリ押しの技の奴、多いねー。フェアリーフィールド」
リボンは、戦闘エリア全体に妖精を出現させました。
「コレで邪魔すれば良いだけの話だしー」
妖精達は、フロンティアウォーカー達の手足を掴んで邪魔をし始めました。
「状態を戻さないとな。ダークミスト」
カインドは、黒い霧を出現させて妖精達の動きを止めました。
「今のうちに攻撃だ!ロックマグマブラスト!」
「ウォータージェット!」
「…互角って所か」
薄いベージュの肌、黒のツリ目、青っぽい黒のストレートロングヘア、痩せ型で右手の薬指に指輪をしていて、クールなファッションの厳しそうな女子大生は、カインド達の戦いの様子を見ていました。
「ん?何だ、あの女?」
タイは、上空にいる女子大生を見つけました。
「…ケイだ!」
カインドもケイの方を見ました。
「今のうち!フェアリーフィールド…」
リボンは術を放とうとすると、ケイは異空間を出現させて、フリー全員の動きを止めました。
「何ー?!メッチャ強いじゃん!」
「あの女、何者だ…!?」
「お前ら如きの無名の配信者、私にすれば簡単に倒せる」
ケイは、アビスソードを振りかざし、その剣圧でフリーを攻撃して一撃で倒しました。
「強ぇーじゃん!」
「ココは退散した方が良いよ!」
「金品を頂戴しようと思いましたが、残念ですね…」
フリーは、逃げて行きました。
「ケイ!助かったぜ。ありがとな」
「私は、剣を振りかざしただけ。あんなの戦ったのうちには入らない」
カインドは、ケイを尊敬の眼差しで見ていました。
「カインドは本当にケイが好きだねー」
「スモーク、口調があのオカマになってるぞ」
「一般人達を救護しないとな」
ケイは、気絶している志那達に回復術を掛けました。
「…ん?!」
「志那、目が覚めたか」
「私達、助かりましたの?」
「ケイがやっつけてくれたよ」
スモークは、ケイの方を見ました。
「私は、この辺で帰らせてもらう」
ケイは、そう言うと姿を消しました。
「ケイって、カッコいいな。強いし、憧れるぜ!」
カインドは、キラキラした笑顔を見せました。
「カインドと零也って、本当に別人…?言ってる事、二人共同じなんだけど」
志那は、カインドの方を見ていました。
「……」
章司は、志那の方を見ていました。
お題 理想郷
長いため息の後にあなたが言った言葉
涙に変わって
これから見つける理想郷
誰にも渡さない
流れる雲に身を任せれば
記憶も薄れていく
理想郷って何かと問われた。
少し考えて、よくわかんないと返事をした。
「お前、理想ないのか」
「え?」
友達に呆れられた。
あっ、落ち葉が落ちてきたよ
ここでも、あそこでもいっぱい落ちてきたよ
でもなんで、木が生えてないのに落ちてくるんだろう?
ねえ…パパ?
なんで上を見ながら悲しい顔しているの?
りそーきょー?叶えられなかった人達?
うーん…僕にはわからないよ
空から落ち葉が落ちてくるのも
パパがなんでそんな顔するのかも
人を傷付けて手に入れた理想郷は
本当に良い物なのかも
全然わからないや
理想郷
自分にとっての「理想郷」は、どこにあるのか?
そして、それは、どのようなところなのか?
少なくとも、生きていては辿り着けないような気がする。
そして、死んだとしても、辿り着けるか、分からない。
ならば、生きている内は、探し続けよう。
どこかにある理想郷を、夢見る。
理想郷
暖かい部屋で
私達は笑ってる
貴方も笑ってる
幸せそう
明日もその先も続くのでしょう
そんな理想を思い描きながら
真っ暗な日々を過ごす日常が
理想郷
理想郷って
「ここは理想郷だ!」って
感じるのかな
最高だ、と思っていても
慣れてくると不満は出る気が
するし
そしたら一気に色褪せるのかな
それとも
あの時いた場所は理想郷だったなと
思い返すのだろうか
私は寝る前に「今日は何事もなく、
家族が元気で自分も元気。いい一日
だった」と思って眠るようにしている
ということはわたしが眠りに落ちる
瞬間が理想郷になるのかな
かなで
理想郷
永遠の幸せな日常を送る日々。誰も苦しまないで、笑顔で居られる世界。
もし、そんな理想郷があったとしても、それはただの夢のような世界
夢はいつか覚めてしまう、永遠なんてそう続かない。
自分の嫌いなところがぜんぶ無くなればきっと
「幸せにしてあげる」
とある新婚夫婦が海外旅行に行っていました。
旅行先で新婦は手違いで捕まってしまいました。
新婦はそのショックで精神病になりました。
新婦は面会で姉妹に会いました。
姉妹は心配そうでした。
刑務所では、
検査では
新婦は裸にされて体中の穴と言う穴全部を調べられ、
檻の中では他の囚人から酷いイジメを
受けていました。
刑務所の日々はそんな感じでした。
ある日、新婦は支援者に寄って無実が証明されて
刑務所の外に出る事が出来ました。
無事に祖国に帰った新婦でしたが、
夫に「離婚して欲しい」と言われ、
実家の家族とは絶縁され、
新婦は全てを失いました。
新婦はそんな時、
売れに売れて幸せな毎日を送っている
大金持ちのアイドルの存在を知ります。
「何で同じ女なのにこうも人生が違うの…?
そうだわ。この女も私と同じ不幸の人生を
味わえば良いのよ!」
新婦は占い師になり、アイドルに近づきました。
アイドルは最近登場した若いアイドルに
人気が追い抜かれてしまった事を悩んでいて、
その事を占い師に相談しました。
占い師は「辛かったでしょう」と親身になって
アイドルの悩みを聞き、アドバイスをしました。
アイドルは占い師のアドバイス通りにすると、
良い出来事が立て続けに起こりました。
「あなたのおかげです!ありがとうございます」
と、アイドルは占い師にお礼を言うと、占い師は
「旦那さんとは離婚しなさい。そして、
子供達の親権は旦那さんにあげなさい。
そうすればもっと幸せになれるわ」
と、アイドルに言いました。
アイドルは
「いつまで経っても売れない旦那との愛は
冷めているしね」
と、思っていたので、
なんの躊躇もなく旦那と離婚し、親権もあげました。
すると、アイドルの人気は絶頂期の頃の様に
凄まじいものとなりました。
占い師は、今度は
「今より良い住処に住まわせてあげるわ。
そこに住めばもっと幸せになれるわよ」
と、アイドルに言いました。
なんの疑いもなくアイドルは、
占い師が用意した高級な住処に住みました。
その途端、アイドルの人気は急落し、
運のツキが無くなってしまいました。
仕事を無くし、困ったアイドルは
占い師に泣きつくと、
「家賃は払ってもらうわよ。
さぁ、風俗で働いて稼ぎなさい」
と、言われて、
アイドルの財産の全てを占い師に取られてしまいました。
アイドルは風俗で奴隷の様に働き、
その稼ぎは全て占い師に取られてしまう…
そんな日々を送る羽目になってしまいました。
後に占い師はアイドルから取った財産は
全てアイドルに返却しますが、
アイドルの元に残ったのはお金のみで、
生涯孤独の人生を送ることになってしまいました。