『現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
悲しい 苦しい 辛い イライラ
ネガティブな俺
男の純度100%
今すぐ可愛い君を
奪いに行く
早く君の全部
見たいよ…
人生は果てない逃避行だ。
いつだって目の前の現実を認めたくない時、人は遠くへ行きたいと夢を見る。
けれど、もし。
遠かった夢が、目の前の現実と同じくらいの距離にまで近付いたら。
それは認めたくなかった現実から、逃げ切ったってことにならないだろうか。
【現実逃避】
#44 『現実逃避』
あの方のように
醜い顔で
太っていて
ダサい服を着て
誰からも愛されない
そんな風になってみたい
…という現実逃避をする
美しい顔で
スタイルがよく
何を着ても似合い
みんなから愛されて困っている
人
になってみたい
《現実逃避》
現実から逃げたとしても。
逃げ切れるか?
いつも
孫悟空のように
どんなに遠くに行けたとしても
所詮、お釈迦さまの手の届く範囲で・・・。
この逸話を思い出す。
でもね
現実からは逃げることができないとしても
逃げている間、
「突破してやる」
「逃げ切ってやる」
溢れる気持ちと高揚感。
この高揚感こそが、現実逃避。
やめられないのよ。
だから、繰り返すのよ。
現実に
戻ってこれるうちが華なのよ。
戻ってくることができなくなったら?
そうね、夢で会いましょう。
現実逃避
火曜日の朝は目玉焼きとウィンナーで決まっている。
曜日感覚のためや、決まったご飯にすることで節約になったりならなかったり。
いつもどおり目玉焼きを焼いてウィンナーを焼いて皿に盛る。フライパンはいつも通りシンクに、お湯を浸しておく。
上手く焼けた今日は、仕事が忙しくなるとわかっていても、ちょっと気分が上がる。るんるんにお弁当のおかずを詰めて蓋をして終わり♪なんて思いながら手を伸ばしたその先の蓋が滑り落ちた。お湯を浸したフライパンの中に…。
上がった気分が一気にズーンと落ちていく。見たくない…認めたくない…さっきまでのるんるんを返せ!!!心の中で悪態を着くも現実に起こった事に現実逃避なんて叶うはずもなくはぁ〜と大きいため息だけを口から零してスポンジを持った。
私の何もかもを否定されて、
何もかもが嫌になって…死んでしまえたら良いのに。
現実ではそう上手くいかない。
結局明日も生きないとダメか…。
現実逃避して良いのなら疾うの昔にもう死んでいる
【現実逃避】
現実逃避しても苦しみは追いかけてくる。
苦しみから現実逃避してはいけない。
今を見て、何が出来るかを考えてやらねばならぬ。
現実逃避
スマホを見ながら、ベットに横たわった。
女は、ゴミだらけの屋敷で生きているのではない。幸いにも、ある程度のことはできるようだ。
だが、ある現実から目を背けてる時点で普通ではない。
涙を流して濡れた枕。
しわしわになった布団。
散乱した服と感情だけがある。
眉間にしわを寄せて覗き見る家族たちを、どう思う。
女は、「どうでもいい」とだけ呟いた。
あの子は、あれ以来冷たい子になってしまったんです。
え?そんなことないって?おかしいですね。
ええ、はい。そうですね。
箱の準備をしなければなりません。
そうだ。あの子にお花を見せましょう。そうしたら暖かくなるはずです。
母親はそう言うと、花屋に駆け込んだ。
嫌なことが続いたり、辛い思いをうけ続けたり、
でもそれが人生なんだ、人生の醍醐味だ
なんて言う人もいるが、
そうは思わない。
不幸なことや嫌なことはない方がいいし、
全部自分の思うようになればいいのにって
僕は思う。
時にはその場から逃げてもいい、投げ出してもいい。
自分を大事にしよう。
自分を守るのは自分だから。
あいしている。
だいすき。
いっしょうそばにいたい。
わたしからはなれないで。
わたしだけをみてほしい。
……なんて、たくさんワガママ言って甘えたい。
でも、そんなこと、現実では上手くいかないから、
妄想働かせて何とかしてるんだ。
いっつも暗い顔して、振り向いてもらうんだ。
〜現実逃避〜
殺人事件が起きた。
しかもその死んでしまった人は、僕にとって大切なひとだった。
なんでも、犯人は「あの女が、俺の女にならなかったから。」とか言っている。
信じられない。
僕は激しい怒りと、戻って来てほしい、生き返ってほしいという強い思いを抱えていた。
どんなに大切なものでも、死んでしまったら
もう、生き返ることなんてできない。
彼女がいない世界に、未練なんてない。
僕はただ一緒の場所に居たかった。
"いく"方法なんて、あれしかない
「待ってて。今一緒の所に行くからね。」
それが僕の人生で最後に言った、言葉だった
現実逃避
可愛くて綺麗でみんなに愛されて勉強できる理想の私と
カッコよくてイケメンでみんなの人気者で頭のいい
理想的な相手とのラブストーリーを考えてしまうほどに
私は現実逃避をしていた。
─────将来何になりたいの?
─────何か目指してることとかないの?
─────なんでこんなことも出来ないの?
親,先生からの言葉が辛い
私だって知りたいのに。
私が何になりたくて何をやりたいのか。
こんなに悩んでいるのも知らずに
追い打ちをかけて欲しくない。
私だってしっかり考えてる。
だから今だけは
現実から目を背けさせて
─────『現実逃避』
ずっと夢をみていたい
楽しくて幸せで
このまま時がとまってしまえばいい
そう思えるくらいの夢をずっとみていたい
現実は残酷だ
だから夢をみていたいんだ
それが現実逃避であったとしても
影傷
切り裂いた
色情狂
私の中に
犯された
私の色
全ては影に
廻り堕ちて
深く堕ちて
ずっと 深く…
目覚めない夢ならば
強く抱きしめていたい
遮る記憶の狭間から
射す閃光に刻まれてく
「罪ト影ト 傷ミト黒…」
切り裂いた
色情狂
私の中に
犯された
私の色
全ては影に
廻り堕ちて
深く堕ちて
ずっと 深く…
勉強がすごくできて、運動神経抜群で。
誰にでも平等に優しくて、カリスマ性もある。
実は魔法が1人だけ使えて、世界を救ってる。
それをひた隠しながら教室の隅で笑ってる。
「「………………っていう夢」」
『現実逃避』
何もかも嫌になった。なので逃げることにした。
机に積まれた大量の書類に『A君』『Bさん』『Cさん』『D君』と担当できそうな人の名前を書いたメモを貼り付ける。明日の予定も、まぁ、なんとかなるだろう。
そうしてスーツを脱ぐとパスポートとサイフだけを持って逃げ出した。
「なぁ新人。お前んとこの国の王様、まだ見つかってないんだっけ?」
「あぁ、そうみたいですねぇ」
「大変だったらしいなぁ」
「まぁ、国で一番えらい人ですからねぇ」
「けど、1ヶ月も経てば普通に国が回り出すって言うんだから、国の王様っていったって所詮は俺たちとおんなじ代わりのいる人間なんだなぁって、なんだか虚しくなったわ」
「それはそれは。他人事ではありますが。大変だったのでしょうねぇ」
『現実逃避』
「現実逃避してたって、意味ないでしょ。」
疲れからか顔色が悪い彼女に気分転換を申し出た。
「そんなことないと思うけどな。」
「どうして?」
心底不思議そうな顔をしていた。どうやらほんとうに思いもよらなかったらしい。
「一旦心を休めたら、頭を切り替えられる気がしない?私はいつもどうしようもなくなったら、そうしてる。」
「わたしとあなたは違うわ。」
確かに、彼女には意味はないかもしれない。しかしその表情は寂しそうに見えた。
「……そうだね。」
「でも、ただ同じことを考え続けるよりは、一旦止めたほうが効率はいいかもね。」
意外だった。頑なな彼女だから私の提案には乗らないだろうと思っていた。それでも気に掛けていたいのだけれど。
「うん、じゃあ電車に乗って少し遠くへ行かない?」
きっと、ひとりより誰かといたほうが嫌なことは忘れられるだろうと思う。
「そうね、たまにはそういうのも悪くないかもしれないわ。」
一緒に、少しだけ非日常へ向かう。帰ってくるために。
しんどい時は逃げたらいい
そんなの他人事だから言えること
逃げた先は一時の快楽。
麻薬と一緒。
覚めたらもっと耐えられなくなるだけ。
現実逃避は責任を負えるもののみに許される。
借金と一緒。
(あくまで個人の考え)
今日はもう寝ていたい
何もしたくない
またそうやって
現実逃避ばかりして
ダメだなぁ…
もう叱ってくれる人もいない
慰めてくれるあなたも…
もういないんだから