『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ここは何処だろう?
暗い空間に意識があった
周りには何も無い
あるのは正面にあるモニターのようなもの
いつもと変わらない情景が写っている
友人と話し笑っている
いつもの道を歩いている
「私」は「日常」を過ごしていた
ならここに居る私は・・・
はっきりしない意識のまま
「日常」を眺めている
ふと鏡に映る私と目が合う
「私」はフッと笑い鏡の前から身を移した
ああ そうか
私は放棄したんだった
暗い空間で身を縮め
手放してしまった事を後悔する
「狭い部屋」
「狭い部屋」
狭いと窮屈だと思う人がいる
せまいと居心地が良いという人がいる
狭いと暑苦しいと思う人がいる
せまいと温かいと思う人がいる
狭いと情報量が多くなると思う人がいる
せまいと新しい発見をしやすいと思う人がいる
狭いと…せまいと…狭いと…せまいと…………
人それぞれ感じ方は変わってくる。他人の部屋の壁を壊して広く立て直すと、お金も時間も労力もかかる。それに人間関係も悪くなる。だから、自分が変わることが大切。
最悪、部屋の扉から外に出るのも良し。それが良い方向へ進むかもしれないからね。でも、一つ気をつけてほしいのは、距離を取るときには背中を向けて急いで逃げてはだめ。熊から逃げるのと同じ感じで、目を見て安心させながらゆっくりと後ずさりする。そうすればいい距離を保ちながら、自分を守れる。
題【狭い部屋】
ここは、とても暗くて狭くて怖い。
「どこだろう?」
「どうしよう?」
「このまま一生閉じ込められるのかな?」
一気に不安が溢れてくる。
足になにかが触れた!
でも暗くてよく見えないよ。身動きも上手く取れない。
「はぁ はぁ はぁ」
もう、今にも泣き出しそうだ。
そして諦めかけていたそのとき、私に向かってさしのべられた手が!
「あれ?」
「明るい?」
気がつくと私は一人、下校時刻がとっくにすぎた夕方の教室の机に座っていた。
私たちの家は小さく、部屋も二人で住むには少し狭い。それでも、私たちは何も不自由なく暮らしている。
「あなたは、いつか二人で大きい家に住みたいと思う?」
「確かに、夢のマイホームを建てるのもいいとは思いますが、今のままでも俺は充分ですよ」
そんな話をしているこの家は、ほぼワンルームの広さなのだ。だからリビングの他には、二人で共有している寝室しかない。それでも、彼は充分と言ってくれたのだ。
「何で?私はともかく、あなたにとっては窮屈だと思うけど」
「こうして、二人で居られる時間が増えるじゃないですか。一緒にご飯を食べて、一緒に寝て…」
「ふふ、確かに家にいたら私たちずっとそばに居るよね」
「そういう事です。貴方と抱き合って眠るのはとても幸せですから…」
流石に寝室のベッドはダブルベッドで広く使えるのだが、心配性な彼は私をベッドから落ちないようにぎゅっと抱き寄せるので、ほぼ真ん中に寄っていて端っこがかなり余るのだ。狭い部屋に対して広いベッドなのに、これだけくっついているのだから、無理に大きい家を買う必要はなさそうだな、と改めて思った。
テーマ「狭い部屋」
閉鎖された、真っ暗な世界
一番安心できる、唯一の居場所で
頬を濡らして、けれど声は殺して
膝を抱えて、俯いて
「死にたい」気持ちに、想いを馳せる。
---二作目---
「それじゃあ、おやすみ」
「......」
「?どうしたの?」
「いや...狭いよな...って。...すまん」
「...ふふ、謝る事ないよ。寧ろ、僕はこっちの方が良いから」
「は?なんで?身体はみ出すし寝心地悪いだろ」
「んー、だってさ?」
ギュッ
「!?!?///」
「こうやって抱き締められる口実になるでしょ♪」
「えぁ、だっだが...///」
「あ、もしかして...嫌だった?」
「うぐ、...い、嫌じゃ...ねぇけど///」
「ふふ、ならよかったよ♪それじゃあ、改めておやすみ、いい夢を」
「ん、やすみ///」
#狭い部屋
319作目
一周年記念まで...あと45日
#狭い部屋
膝を抱えていた
うつむいたままで
広すぎる世界の中に
身動きも出来ないほどの部屋を
つくってしまった
自分を愛せず自分を許せないままに
それを世間のせいにして
扉のあることを忘れて
空が広がっていることに
気づこうともしないで
狭い部屋…
誰かが扉を叩いてる
見上げてみて
雲は空を流れ光りは色を変えていた
ほんの少しだけの勇気が
世界を広げたあの日
「狭い部屋」※フィクション
窮屈だって思うかもしれない。
だけど、この狭い部屋が一番落ち着く。
自分だけの世界が広がった部屋
世界一好きな私だけの部屋
「狭い部屋」
「狭い部屋」に閉じ籠もっている…ように見えるだけ。
そこからどこへアクセスしてるかは、知らないでしょ?
目を、心を、塞がれるように感じるのは、「狭い部屋」のせいじゃない。
目を、心を、塞がれたまま自動的に外へ繰り出す奴だって、いるからね。
…知らないのか?鎖にジャラジャラ巻きつかれて身動き出来ない人ほど、心は旅をするってこと…。
ほら、旅に病んで夢は枯野をかけ廻る…って歌った奴がいるだろう。…誰だったけかな?そんな感じでさ…
…鎖を断ち切ってもやれないのに、「狭い部屋」なんて言うのは、ちょっと残酷かなって思う。
残酷でもいいなら……そうだね、
君のその「狭い部屋」のなかに、いつまでも閉じ籠もっていればいいんじゃないかなw
(狭い部屋。)🦜
あのね。
僕の家は・・ね。
近くの、おじさんが
作って、くれた
巣箱、なんだよ。🦜
(猫や蛇の来ない、
北向きの
涼しい、
とても、いいお家なんだ。)🦜
でもね。
「お部屋が狭くて
僕が入るのが
精いっぱいで
娘雀しゃん、と
一緒に入れ
無いんだよ。」🦜
小さい頃,私はお金をお母さんの財布から取った
もちろんバレてしまった
盗んだのはたったの100円…
とても怒られた
殴られ蹴られ怒鳴られた
そして真っ暗な狭い何も無い部屋に3時間,閉じ込められた…
ドアの開け方も分からない私……
今でもはっきり覚えてる顔にはそのアザが……
「狭い部屋」
ワンルームで肩を並べているとき、
まるで世界に二人だけみたい、なんて夢見てたよ。
貴女は、本当に狭い部屋で暮らした経験はありませんね。
ご実家も、留学していた時の寮も、今の家など言うまでもなく、十分な広さがあって、暮らしやすい部屋ばかりでした。
貴女は恵まれています。回りの人に愛され、大切にされ、可愛がられて育ちました。最近は、甘やかされすぎて碌な大人になれなかったと落ち込んでもいらっしゃるようですが、そんなことは考えなくても良いのですよ。
けれど、覚えておいた方が良いのは、貴女は多くの人の経験する不幸や絶望を知らないということです。部屋のこと一つ取っても、貴女は何一つ不自由のない暮らししか経験したことがありません。それは誇ることでも恥じることでもありませんが、只、世間一般には共感されないことの方が多いことなのです。
貴女には貴女なりの不幸と絶望があります。
人と比べて「私のは本物の絶望じゃない」「大した不幸じゃない」などと言うのは、おかしなことです。それでも、やはり、現実的な環境は、人より圧倒的に恵まれているということは忘れないでください。
幸福になれ、とは言いません。
けれど、貴女は考え方を変えさえすれば、いつでも幸福になれるのですよ。
狭い部屋でいいんだぁ
雨、風しのげたら
狭い部屋でいいんだぁ
何してても姿が見える‥
そんな部屋でいい‥
狭い部屋
自分の部屋は
広い部屋がいいな
今のところは
広すぎず
狭い部屋でもなく
丁度いい
なな🐶
2024年6月4日1415
絶対、元気な子が狭い部屋に入ったら第一声は「せんまっ」だと思う。
狭い部屋
前の家よりも狭いけど、ずっとずっと広くて自由で安心できる部屋
12日目
起床
出勤
仕事
帰宅
あぁこの部屋こそが僕の逃げ場だ、唯一の居場所だ
別に外が嫌いなわけではない
かといって好きなわけでもない
賞賛されることもあれば叱責されることもある
僕は賞賛など要らなかった
その代わり叱責などされたくなかった
刺激のない部屋でただ漫然と過ごしたかった
この狭い世界で生きていければそれだけでよかったのに
『 怖い、、狭い、、助け、、 』
そこでふと、目が覚める。
小さい頃の記憶。狭く暗い部屋にいる。
なぜそこにいるのか、その後どうなったのか
前後の記憶がぼくにはない。
ただ、かすかに覚えているのは
どこの誰か分からない黒い影が
『 大丈夫。 』
と言ったということ。
男か女か分からないが、とても落ち着いた声。
それが誰かは気になるが、
この記憶を振り返ろうとはしたくない。
どこか、思い出しては行けないような
そんな気がする。
あなたには思い出せない、思い出したくない
そんな思い出はありますか?
狭い部屋
好きなものだけ
同じものだけ
ガラクタだけ
集めた…
自分だけの世界の住人
その世界に惹かれて
訪れる人々との時間は
たのしい…
狭い部屋地下牢のごと夏帽子
狭い部屋3LDK月見草